1日分の写真

皆さまこんばんは。

 

今日は「1日に撮った写真」を並べてブログ更新してみようと思います。

 

2019年12月8日にパチパチした分です。

 

おはようおりこうさん♡ 野犬の仔犬なのにトイレシーツの上でトイレが完ぺきにできるとは、おぬしなかなかやるよのう。ほんとうにえらい子です。

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ブログしか読んでいない方には唐突な登場でしたね。実は703号室に新たな保護犬が加わりました。仮名は「まう」です。男の子なので「まうくん」と呼んであげてくださいね。「舞う」が由来です。「舞い」や「踊り」はポジティブで楽しいイメージがある気がするのです。まうの未来が弾むように明るいといいなあ、と。まうの保護経緯は次回改めて詳しく書きますね。少しお時間ください。

 

 

※回虫の閲覧注意画像が出ます。

 

 

 

 

キャー! まるでパスタ(苦笑)。

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一泊したemi-goの病院でも驚く量の回虫が出たらしい。お尻からだけでなく、回虫を口から吐くほどうじゃうじゃ……。もちろん駆虫薬を飲ませているのでご安心を。念のため、あと1~2回は飲ませますし検便も数回行います。夜したうんちにも回虫がいました。量は減ったけれど。

 

 

人間の庇護を受けずに生きる犬猫たちはしんどいですね。

 

 

朝のお子たちのお世話を淡辺さん(チチ)と協力し合い、パパっと身支度してフォスターアカデミーベーシックプログラム犬座学の講義会場(DEAR PET)へ

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フォスターアカデミーを応援してくださっています。

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肉球の足跡見っけ!

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「あ! 足跡!」

 

と声に出したらスタッフの方が笑っていました。

 

「そうなんですよ。最近足跡をつけてみたんです」

 

だそうです。おお。ますますキュートであったかい雰囲気になっています^^

 

 

2Fの講義室は白を基調とした清潔感溢れるお部屋

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ここで2時間みっちり話をさせてもらっています。講師も座っていいのですが、私は熱がこもると立つ癖があるのでほとんど立っていた記憶しかありません。

 

 

多くの質疑応答も交わしました。有意義ですばらしい時間をありがとうございました。

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ノラスタ(ノラ猫あがりのスターたち)が6冊売れたのです! そして受講生のみなさんに「もふもふ譲渡祭」チラシを配りまくるというあざとさ周到さ♪

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私の誘いに快く応じてくださり、来てくださる方が増える予感大です。

 

 

事務局の松原さんも「もふもふトーク」を楽しみにしているおひとり。当日は立ち見の参加になるので申し訳ないけれど、ぜひ東京大学動物医療センターの前田先生の話が聞きたいのと、大師前どうぶつ病院の中島院長を私に紹介してほしいとのこと。

 

 

正直、言い出しっぺのくせにアレですが、もふもふ疲労度がピークに達しています(汗)。

 

 

私だけではなく、みんないっぱいいっぱい。ですが自分の言葉に責任を持ちたいので、最後まで笑顔で誘いつづけようと心に誓っています。そして自分ができることをなんでも率先してやっていこうと決めています。しばらく「もふもふもふもふ」うるさいですが、寛大なお心でお許しください。

 

 

講義終了後の1時間はひとりで「街ブラ」が自分の恒例行事となっています。

 

 

大好きな青山、表参道、原宿、明治神宮前あたりをウロウロするのです。セレブぶっているわけじゃないですよ。高校、短大が渋谷区だった私にとって、その辺りは青春の思い出の地そのもの。

 

 

主にインテリアショップをまわっています。

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ビンテージやアンティークを扱うショップでほしいものを発見。値札は必ずチェックしていますが、決して高価ではありません。なのに「買う」決断ができる状況にないのがただただ恨めしく、脳内で妄想ばかりが広がっていきます。とりあえずは「目の保養」で折り合いをつけたいです。

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あああ……

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電車に乗る直前に「閉店セール全品70%引き」の文言に引き寄せられ入ったAmericaneagle(日本撤退ですって)。肌着が3枚で900円台で売られていたので思わず購入。やっと古いのを容赦なくポイできる♪ お得すぎでした。

 

店の中はすでにだいぶ品薄で閑散としており、これまでAmericaneagleで働いてきたマネキンたちが次の職場を求めて集会を開いているようでなんとなくしんみり。マネキン相手に「お疲れさまでした」と言葉を掛けてやりたい心境です。

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うんうん仕事ほしいよね。私もほしい。困っちゃうよね。気持ちわかる。

 

 

帰宅後、あまぱんやさぶの点滴とお子たちの世話を済ませ、シッターのお仕事へ

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愛猫2匹、庭猫2匹(TNR済)、保護猫1匹のお宅で計5匹のお世話を担当中。保護猫ふぅちゃんはもふもふ譲渡祭に出場しますのでよろしくお願いします。

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ふぅちゃん宅は数回のご依頼を受けているので明日も行きます。

 

 

すべてを終え、703号室へ。みんなとのラブラブ時間を堪能するのが私の生き甲斐です。

 

 

私のたいせつな家族を守るためには仕事などで外に出なければならない矛盾をうちのお子たちは理解してくれるのか、ときどき不安になります。

 

 

飼育面では淡辺さん(チチ)と力を合わせているので留守番時間は短いですが、できることならお母さんの私がお子たちともっといっしょにいたいです。

 

 

まあそういう意味でもシフトに融通の利くシッターの仕事は私に向いていますよね。「なにか」と「なにか」の合間に一度家に戻れるのはありがたい。フルタイムだと譲渡活動しながら老猫老犬たちと暮らすのはかなり厳しいかもしれません。

 

 

この日撮った最後の写真。冒頭に登場したまうくんがどこに隠れているかわかりますか?

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フリーにしてもらってもまだ隅っこが落ち着くようです。かわいいね♥

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次回はまうくんたちのことを紹介しますね。

 

 

読んでくださりありがとうございます。明日も皆さまにとっていい1日でありますように。

 

 

LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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もったいない 詠吉巣立つまでの4分の3

※blogを連続更新しています。遡ってお読みくださいね。

 

 

4回にわたって卒業レポートを書く予定のえい吉改め詠吉ですが、先日体調不良になり、里親きちこさん、ヒスさんとの通院がつづいたのです。熱発と食欲不振が見られたため、FIPの外注検査もしました。私は心配で気が気じゃなかったのですが、結果が出てFIPの可能性が否定され、詠吉のコンディションも徐々に戻りつつあるというのでつづきをUPします。よかった……。

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詠吉とのおよそ2か月の日々の中で私が無数に口にした言葉があります。

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「もったいない」

 

 

 

この一語は、何百、何千回も頭の中に強く浮かびました。

 

 

もし詠吉の命が保健所で消えていたら、その先に私たちが過ごした蜜のような時間はなかった。それは詠吉にとっても、私にとっても、詠吉に関わったすべての方、応援してくれた方を含め、「もったいない」ことだと思ったのです。

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(イラスト:山路さん)

 

 

病院にいた頃からまなちゃんは詠吉に会いに来てくれていました。

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お世話になったemi-goの病院を出て703号室に移動した日の詠吉

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キャリーに入れるの大変だったんですよ(笑)。

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わが家のケージにて

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よろしくね♪

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かたいつぼみだった詠吉は、徐々に自分を咲かせていきました。

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ふふ。一輪の花のように大きく開花していったよね。

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怒る、戸惑う、怯える、前へ出ようとしては後ろへ下がる。

 

 

振り返れば詠吉の取ってきた態度や行動にムダはひとつもありませんでした。ぜんぶ詠吉にも私にも必要なことばかりだったのです。

 

 

詠吉が私を試すときは私が詠吉に気持ちを伝えるチャンス。詠吉と仲よしになりたかった私は、ありったけでぶつかっていきました。不思議と怖くはなかったです。

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人間と正しくつき合うための過渡期にいた詠吉。気がつくと詠吉に拒絶され殴られる回数が減り、次第に詠吉は私に期待の眼差しを向けてくれるようになりました。

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一筋縄ではいかなかったけれど、うれしかったな。

 

 

言葉が通じない相手に心が通じる、これ以上の喜びを私は知りません。

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私が安堵したのは言うまでもないけれど、実は詠吉が一番ホッとしたのかもしれないね。

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肩に力を入れて生きるのはしんどいもんね。

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誤解が解けたあとの、やさしい詠吉

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近くでそっと見守ってくれる詠吉

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がんばり屋さんの詠吉

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外耳炎の通院

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この日は偶然にも私の誕生日で病院でみんなにお祝いしてもらって幸せでした。

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emi-goケーキありがとう。犬用のお皿とお箸でケーキをいただきます^^;

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みいさんは山口県から殺処分を逃れてやってきた子犬たちの撮影中でした。

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ほほが亡くなったあと、保健所の殺処分のリストにいた詠吉の写真に目を留めた山路さんからのメッセージにはこう書かれていました。

 

「ほほちゃんのように病気や障がいを持ちながらも飼い主さんに一生けんめい看てもらえる猫がいるいっぽうで、健康な体を持っていながらも、殺処分のカウントダウンに乗る子がいるのは理不尽です。なんとかして助けてやれないものですかね?」

 

 

勝手ながら私は山路さんも「もったいない」と感じていらっしゃったのかなと解釈しました。

 

 

だってそうでしょう?

 

 

命の終わりを決めるのは自分自身であってよそから強制終了させられるものではないですよ。

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(イラスト:山路さん)

 

 

人も犬も猫も生きるために生まれてくるのです。

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生きるために痛いことや苦しいことを我慢するのです。

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生きるという本能が、私たちを強く逞しくし、生き物として磨き上げるのです。

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私は生きたくても生きられなかった病気の犬猫たちをたくさん見てきました。

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だから生きられる子には生きてほしいです。それが自然の摂理です。

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生きている子たちの安住の地を増やしていきたいですね。

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詠吉ともいのご対面♡

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ふたりともちょっと緊張?

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詠吉は身体を張って私に教えてくれました。

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バチあたりにもったいないことをしてはいけない、と。

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詠吉に誓って私はこれからも、命を粗末にしないひとりでいる所存です。

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詠吉ありがとう。

 

 

詠吉のお宅の紹介は次回以降にします。お楽しみに♪

 

 

LOVE

 

 

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楽しく譲渡活動をする

※blogを連続更新中。遡ってお読みください。

 

 

皆さまこんにちは。3月30日へタイムスリップします。

 

 

この日私はまなちゃんと三郷のIKEAで行われた保護犬猫の譲渡会へお邪魔しました。

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いやはや……毎度大盛況のすごい人数です。

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保護犬猫の存在を知らない方への啓発に繋がりますね。実際譲渡会が開催されていることを知らなかった方々が足を止めて見入っていました。IKEA、島忠などの大型商業施設での譲渡会開催を可能にしたのが市議の佐々木さん。ご本人もTNR活動、譲渡活動を積極的に行っています。

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参加していた犬猫たちはみんな素敵でした。

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個体の紹介カードが沁みる。

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「ぞうさん」だって(笑)。おめかししてキュートね!

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子犬や成犬もいます。

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写真での参加もありました。一頭でも良縁に恵まれるといいな。

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ごほうびガム♪ うれしいね^^

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ふふ。私はタイプの男性を見つけてしまったのです。写真を眺めてニヤニヤ中

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キャベ太くーん! 最高に萌える!

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キャベ太くんがツボにハマってしまいました。もし私なら、キャベ太くんに猛アタックするでしょう。聡明な顔立ちと控え目な佇まいが愛おしい♥

 

 

さまざまな保護主さんがいらっしゃるので統一のポリシーがあると円滑ですね。小学生が譲渡会のスタッフとして活躍していたのも印象的でした。次世代への浸透はおっきな希望に繋がります。

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佐々木さん、梅田さん、お疲れさまでした。「情熱大陸」の撮影班もいたのでTVで放送されるかもしれません。保護犬猫を家族として迎え入れたい方はぜひ次回のIKEAに足を運んでください。運命の出会いがあったりして?

 

 

なんも買わなかったけれどIKEAを30分ほどブラブラしランチタイム

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あまりの安さにまなちゃんも私も欲張りすぎて胃もたれするという……

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703号室に帰宅後、まなちゃんには2時間お昼寝をしてもらいました。

 

 

朝早かったし、まなちゃんはアレルギーの薬を飲んでいるので「眠気」がかわいそうで。その間私はもいへお問い合わせをくださった方々にメールを送っていたのです。

 

 

夕方、起きてきたまなちゃんとふたりで703号室卒業生ポテチとコテツの里親きーやんさんちまでドライブ。原稿をチェックしてくれたきーやんさんから原稿を手渡してもらう約束をしていたのです。常に予定がパンパンで忙しない^^;

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やあポテチ。相変わらず内弁慶だね……

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コテツ元気? ずいぶんおりこうになったらしいね。

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きーやんさんが保護した三男のヤマト坊のお顔も見れました。

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まなちゃんが猫たちと遊んでいる間、私はきーやんさんちの別室で野島さんと電話での打ち合わせを。終了後、みんなできーやんさんちの近所の定食屋でごはんを食べて別れました。我ながら目の回るような一日です(苦笑)。

 

 

はい。次はまなちゃんががんばる番。保護猫しゅうまいを里親サイトへ掲載するための文章を真剣に考えています。私は別室でボーッとiPhoneを眺めていました。

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もいが付き添ってくれたんだよね。

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あれ? 眠くなっちゃったの?

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まなちゃんはしゅうまいの掲載を完了。しゅうまいには数件のお問い合わせが来て無事にご縁が決まったようです。文章と写真を考えた甲斐があったね♥

 

 

まなちゃんは703号室に一泊。翌日メルカリで買ったはいいけれど似合わない気がして着れないというワンピースを私にプレゼントとして置いて去りました。

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動物にやさしいステラマッカートニーのもの。かっこいい。私は着倒しますよ。

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まなちゃんありがとう。

 

 

ワイワイ楽しく、でもまじめに譲渡活動をしています。苦しみながらだとイライラしてしまう、愚痴ばかりになってしまう……だからニコニコを心掛けています。まあたまにネガティブな発言が飛び出すこともあるけれど、極力その割合を減らしていきたいです。周りの笑顔に感謝ですね。

 

 

LOVE

 

 

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1まずは私の猫にする(えん)

漁師のような生活をしていてもなかなかブログに到達できず。遅くなって申し訳ありません。本日より2回に分けて「えみ」改め「えん」の卒業記事をUPします。

 

こちらではきちんと出会いのいきさつを紹介していなかったのですが、えみを保護したのは想定外で、1月31日、実は私、ほかの猫のスカウトへ行ったのです。

 

その少し前にFさんから「同区内でひどい場所がある」と聞かされ、私は大量保護を念頭に置いて猫を預かれるお家を探していました。私の呼びかけでマイねー、マイママ、まなちゃんが名乗りを挙げてくれたし、私自身も数匹家に置くつもりでした。

 

 

ところがいざスカウトに向かうと、地域猫の老猫(三毛)がいるだけで、たしかに風邪をひいている風ではあったのですが、正直外暮らしがそこまでキツそうには感じません。三毛専用の真新しいピンクのドームベッドやトイレがあり、工場の隣の戸建ての方が熱心に面倒を見ていたのです。その家の方は私以上に三毛の体調を気にして最近2度保護にトライしています。そして三毛については、今後も自分たちが関わっていきたいとのことでした。なら無駄足か……

 

 

帰る間際に、一連を知る向かいの団地に住む男性に声をかけられたのです。

 

 

「なつっこい茶白猫持っていく?」

 

 

男性のいう茶白猫が「えん」でした。

 

 

えんは工場の作業員たちがかわいがっているノラ猫。1歳になるかならないかの女の子。なんとえんは生後1か月の赤ちゃんの頃からひとり自力でごはんをねだりにきて作業員たちに甘えまくって育ったそう。作業員の中年男性が教えてくれました。数百グラムの小さい猫が一生けんめい人間に媚びを売りながら生きる姿を想像するだけでたまらない気持ちになります。よくがんばったね。

 

 

「連れて行っていいなら、幸せにしますから、私に託してください」

 

 

私は即スカウトを決め、男性らが奥から連れてきたえんをキャリーに入れemi-goの病院へ急いだのです。保護時の写真はtwitterでご覧くださった方もいますよね?

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ほんとうに真っ黒に汚れていました。

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ノミがいたので自前のレボリューションをつけ病院の保護猫専用の猫舎に隔離

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朝の忙しい時間帯だったにもかかわらず、診察と診察の合間に中島先生がサッとえんの脚から血を抜きウイルス検査してくれました。

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結果、1月31日時点ではFIV、FeLVは共にマイナス

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それにしてもえんちゃんあなた……

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きちゃないわね^^;

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少しずつきれいになっていこう♡

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えんは医療ケアと不妊手術のためしばし入院です。

 

 

レボリューション代を節約したつもりだったのに、駐車場代が(お正月価格とやらで)やたら高かったのが記憶に残っています。やだ。困るね。

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私の帰宅後、えんの“腰をかばうような歩行”に違和感をおぼえたemi-goと中島先生がレントゲン検査をしてくれました。見てください。骨折の形跡があります。

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つまりなにかの事故に遭い、骨盤が折れてしまった。

 

 

治療をしなかったから歪な形で骨がくっついた。よって歩行しづらく、将来的に排泄障がいのリスクもある、ということなんです。この状態の猫をみなさんは外に放せますか?

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私にはムリ。えんをリリースするなどできません。

 

 

にもかかわらず里子に出すことを喜んでくれたはずの団地の男性がえんを連れ帰った日の夜に「やっぱり茶白猫を返せ」と喚いたのです。テメエ、おれへのあいさつがねえ、ふざけんじゃねー、許さねえからな、猫持ってこい、うんぬん……

 

 

今でこそ俯瞰していますが、当時は血気盛んな男性の迫力と威圧ぶりにビビりました。Fさんは「返したい」と弱音を吐く始末。しかし私には到底できない。

 

 

深夜私はemi-goに電話し、私以外の人がえんを引き取りにきてもぜったいにだれにも渡さないでとお願いし、その晩一睡もせずに退治対峙の方法を考えたのです。

 

翌日私は団地の男性にえんの医療費を請求することに決めました。

 

無職の男性ではなく、男性の内縁の妻の職場にえんの治療費を請求する旨を伝えたのです。えんを返すんだから、他人の猫の医療費を私が払う必要などない。団地の男性がえんを返せと言っているのだから、団地の男性の家庭が払うのは当然ですよね?

 

さて、男性はえんの治療費を払ってくれるのでしょうか? えんを持っていっていいと言われたのでえんは私の猫になるはずでした。自分の猫に私はさまざまな検査を依頼したのです。いくらになるかわかりません。うわ、たいへんだ……。

 

 

その旨を伝えると男性は一変。晴れやかにえんの未来を祝福し、私にえんを手渡すとハッキリ約束してくれました。いろいろ驚きです。ノラ猫えんの面倒を見ていたのは工場の男性従業員たちであって、団地の男性ではないのに、ここまで親身かつ主体的立場に立って話してくれるとは……。

 

 

紆余曲折を経て、えんは私の保護猫になりました(笑)。

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えんちゃん、よろしくね。

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二度と痛い事故に遭わせないよ。

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「一件落着か」           「そ、そうみたいですね」

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お見舞いに行ったときの写真

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愛嬌を振りまくりのえんにみんなメロメロ

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703号室にて

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ブログを書いていると顔をちょこんと出して邪魔してきます。

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萌える♡♡♡

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悩殺ポーズも得意です♪

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ソファーがお気に入り。スヤスヤおやすみなさい♥

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えんは703号室卒業生のいるお宅にスッとお輿入れが決まりました。

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卒業生と里親さんの紹介などは次回をお楽しみに!

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長くなりましたが、読んでくださりありがとうございました。

 

 

その節はご心配をおかけしてごめんなさい。一拍置いてからご報告したかったのです。

 

 

えんは新居で幸せに暮らしていますのでご安心くださいね。

 

 

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エロかわいいもいとふくよかリリ

※blogを連続更新しています。遡ってお読みくださいね。

 

 

章ごとの細かい内容を知らないデザイナーの李さんに章の概要と各章で使う写真の候補を1通1通メールで送っています。これが意外に大変で2日間四苦八苦しながらようやく6章分を送り終えたところです。あと9章残ってる。どうしようね^^;

 

 

さて、3月3日は亡きナナの17歳の誕生日でした。ナナのきょうだいゴクウがまだ生きています。ゴクウが私の心の支えになっています。ゴクウがんばれ!

 

 

在りし日のナナ

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ナナと過ごした16年はお母さんの宝です。また絶対に会おうね。

 

 

昨日(土曜)はフォスターアカデミーベーシックプログラム犬座学の講義でした。集合写真を撮りそびれちゃったよ。参加者のみなさんありがとうございました。

 

 

会場は外苑前のDEARPETさん

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洗練された雰囲気です。

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単発のセミナーや猫座学も含め、第一回目の開催時よりずっと講師をやらせていただいてます。本気で犬猫保護を学ぶ方を心から応援しています。

 

 

私の前の二限目の授業は獣医師の九鬼先生のお話でした。勉強になります。

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三限目ともなるとみなさん疲れてくるのでいかに退屈な気持ちにさせずに話をするか、一応考えています。自虐ネタも時おり混ぜたりしてね(苦笑)。

 

 

帰りにちょこっと街ブラ。好きな感じのオーダー家具店を見つけました。

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丁寧につくりこまれた重厚感とスタイリッシュさがたまらない。微妙に大正時代の美しさも漂っています。いいな。もちろん見るだけ、ですが刺激になりました。

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おっと。ヤバい。早く都内の端に戻って保護猫もいを迎えに行かなくては!

 

 

「おそいっちゃ」

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うおーーーピンクの術後着がエロかわいい♥ なんじゃこりゃ……

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ほんっとうにキラキラですよ。もいのあまりのキュートさにemi-goたちも大騒ぎ……

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もいは天使じゃないかな? 殺処分のカウントダウンがかかる山口の保健所の出身ですよ? 信じられない。持ち込んだ人間は頭が狂っているとしか思えないです。

 

 

病院の保護犬ハイくんも現在家族募集中。ハイくんも元山口県民です。

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担当はかなちゃん。ハイくんに合う家庭を一生けんめい考えながらやっています。

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ワラワラ犬だらけ

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この中からいちばんふくよかな女性を選んで診察室へ連行しました。

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重いっ(笑)。

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どれどれリリさん、体重は減ったかな?

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「わたし 体重を公開されるのはイヤ」

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そかそかうんうん。

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でもごめん。暴露しちゃうね。ミニチュアダックスでありながら13.4キロ

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これでも1キロ減ったのです。もとは14キロ以上ありました(汗)。

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健康に悪いからダイエットしようね。骨格からして目標は8キロ位でしょうか?

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ブラックタンのリリは13歳。クリームのルナは5歳程度。同じ飼い主さんが飼っていたのですが、ご病気で他界。残った犬たちは終の棲家を失ってしまったのです。天国の飼い主さんはさぞ無念だったでしょう。特に13歳まで育ててきたリリと離れるのはお辛かったと思います。

 

 

そこで私がリリの赤い糸担当になりました。

 

 

同郷のルナもやろうか迷い中ですが、まずは年齢的に譲渡のハードルの高いリリを引き受けます。ルナもぽっちゃりですが、リリのほうが断然デカい。リリ、ルナを潰さないでくださいね。来週リリを病院に迎えに行きますのでみなさまお楽しみに!

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あんたドライフードを食べないそうじゃないの。703号室はビシッと行きますからね。

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ということでひさびさの保護犬も仲間に加わります。キャパと睨めっこしながら微々たる活動に取り組んでいきますのでご安心ください。そしてどうか応援をお願いします。

 

 

LOVE

 

 

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