心がどこにあるかで

※ブログを連続更新中。遡ってお読みください。

 

 

保護猫たわしが昨夜不妊手術を終えて703号室に戻ってきました。

 

 

元気そのもので、ご飯をモリモリ食べています。

 

 

迎えに行ったときのたわし。ピンクの術後服がめちゃくちゃ似合っています。

87e (3)

 

 

emi-go「はあ、かわいい。うちが飼いたい」を連発(本当ですよ)

87e (2)

 

 

病院ではみなさんによくしてもらいました。たわしのキャラに一同は萌えまくり♡

87e (6)

 

 

たわしの「お友だち」さんも来てくださったのです。うれしかったなあ^^

87e (4)

 

 

お友だちさん、マスク越しですが、美しく、おやさしい方でした。

87e (5)

 

 

たわしははじめっからベタベタあまあまモード。言葉を話すことはできないけれど、リラックスした様子や喉の鳴らし方でたわしがお友だちさんを覚えているのが伝わってきます。

 

 

お友だちさん、お子たちにちゅーるのおみやげをありがとうございました。

87e (7)

 

 

そしてノラスタノラ猫あがりのスターたち)を計3冊もお買い上げくださり感無量です。

 

 

病院では卒業生まうにも会ったのですが、まうの写真は近日中にUPします♪

 

 

帰宅後、ネットニュースでセルジオロッシの訃報を知り、なんとなく下駄箱から出した思い出の一足。20年前のパリ旅行で一目惚れして買ったのです。

87e (9)

 

 

ラインストーンがまだめずらしい時代にスワロフスキーを大胆にあしらったこの靴のデザインに見とれ、ウインドーの前で生唾を飲んで突っ立っていた私。

 

 

セルジオロッシはこれしか持っていませんが、若かりし日のいい思い出です。

 

 

才能、経済、営み、平安……

 

改めて、コロナという病魔が奪うのは命に限らないのだと痛感しました。

 

 

「ハグやKISSは必須だよな」

87e (8)

 

 

そうね。ハグやKISSが大切だよね。早く元通りになればいいのに……。

 

 

でも私は、落ち込んでいると負の感情がお子たちに伝染する気がするのです。

 

 

犬猫たちは敏感に「人の内側」を察知するじゃないですか。

 

 

こちらの言語化できない漠然とした不安までもが、彼らにはお見通しですよね。

 

 

だから私は家の中でお子たちに話しかけ、極力笑うようにしています。

 

 

そして「何ができなくなった。何を失った」を数えずに、「何ができた。何をした」に着目しています。そうすると、室内であっても、宇宙規模の発見に繋がることも。

 

 

今日は風が強かったけれどあたたかかった。だから窓を開けてマットレスを窓辺に干した。マットレスがポカポカと日光浴している姿は夜の安眠を想像させてくれた。

87e (10)

 

 

掃除機を丹念にかけた。ハウスダストアレルギーが改善され、鼻が通った。

 

 

冷蔵庫の野菜で「居酒屋風」レシピを考えた。

 

 

にんじんやブロッコリーをたくさん食べる予定。

 

 

こんなにだらしない格好だけど、こんなにだらしない格好でも勉強をした。

87e (11)

 

 

心理学の勉強を2時間程度。(20年前にパリでセルジオロッシを買った人間と同一人物とは思えないけれど)モコモコパジャマとスッピンでいられてありがたい。

87e (12)

 

 

失うばかりの人はいない。求める限り、諦めなければ人は必ず得る。

87e (1)

 

 

丁寧に積んできた積み木をひと払いで崩されても、積み木までが壊されたわけじゃない。また一から積み上げていけば、いつかは理想の形に近づく。私はそう信じたい。

 

 

呪文のようにポジティブな言葉を繰り返して、お子たちに波及させていきたいです。

 

 

結局、幸せも不幸せも、心がどこにあるか、で決まるのではないでしょうか。

 

 

皆さまにもいいことがいっぱい起きますように。

 

 

お目汚しを失礼しました。

 

 

LOVE

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


空腹の池を泳ぐお魚ちゃんたち

※ブログを連続更新中。遡ってお読みくださいね♡

 

 

「わたし 昨日みいさんちでモデルやったのよ」

maeha (11)

 

 

家族募集中のたわしの写真をみいさんが撮ってくれました。近々自慢します。

 

 

皆さまこんにちは。外出自粛とのことで私は家に引きこもっています。世間ではテレワークが主流となっているそうですね。収入に繋がるものではないのですが、私も今夜はじめて活動でテレワークに挑戦します。ああ。テレワークで仕事をこなせる方々がうらやましい。

 

 

母の店もどうなることやら。同じような状況の方々に心より同情します。

 

 

さて、気を取り直して今日は先々週から計4回シッティングさせてもらったマイ太郎さんちの写真をUPします。家族募集中の輪くんへの応援を込めて♡

 

 

1回目

maeha (2)

 

 

空腹を訴えるボーイズ&輪くん

maeha (3)

 

 

マイ太郎さんちには毎回1時間半滞在しています。長めですが、ごはん2~3回、投薬など、やることが多いのであっという間に時間が経つのです。

 

 

ふふ。私が載せていいのかわかりませんが部屋の片隅に美しいシュシュを見つけました。

maeha (4)

 

 

2回目

maeha (5)

 

 

完全に「私=ごはんの人」だと認識していますね。足元にクネクネと絡みついてくる様子はまるで池の中の鯉。お魚ちゃんたち、お腹減ったかい?

maeha (6)

 

 

食べたあとは出す、が健康優良児たちの鉄板です。

maeha (7)

 

 

この日は都内での打ち合わせを終えて駆けつけたので、みんなの顔を見るまでドキドキでした。遅くなってごめん。輪くんはおるすばんじょうずにできたね。

maeha (8)

 

 

食後のワンショット。マイ兄のポーズがめちゃくちゃツボにハマる。

maeha (9)

 

 

3回目

maeha (10)

 

 

iPhoneの電池が微妙だったため写真が少なめです。行くたびに輪くんに目薬をさしているので私を見ると逃げるようになってしまいました。(すぐ捕まるけど^^;)

 

 

4回目

maeha (12)

 

 

私の大好きなごはんシーン。ボーイズの後頭部に萌えています。

maeha (1)

 

 

引くとこんな感じ

maeha (17)

 

 

推定15~16歳のマイ兄は常に食欲一等賞でえらいです。

maeha (14)

 

 

つやつやのはっちゃんも元気にしていてくれてなにより♪

maeha (15)

 

 

テーブルの上に私がオーダーしたサテンのシュシュが置いてありました。そしてプレゼントが……

maeha (13)

 

 

キャー! 驚きました。あまりにも繊細かつ手が込んでいて……縫い目のひとつひとつまで丁寧です。デザインも素敵。花びらのようです。まるでオートクチュール……

maeha (16)

 

 

猫に首飾りをつけることに抵抗をおぼえる方もいるでしょうけれど、私は保護猫の写真撮影のときにマイ太郎さんのシュシュを愛用させてもらっています。

 

 

昔ね、人馴れが完全じゃないFIVキャリアの成猫(卒業生はなまる:旧ひかるくん)の里親さんに聞いたのですが、あまたいる保護猫たちの中からはなまるに問い合わせをくれたのは、みいさんの写真とはなまるが首につけていた(マイ太郎さんの作ったネクタイ風の)シュシュが目に留まったからなんだそうです。ネクタイシュシュのおかげではなまるはいいご縁が決まったのですよ。

 

 

703号室スターたちをキラキラに輝かせてくれています。感謝!

 

 

そのマイ太郎さんちに保護されている輪くんを最後に紹介させてください。

IMG_1356

 

 

お世話でお邪魔した私から見て、輪くんの暮らしぶりは豊かです。輪くんにはやさしいふたりの先輩がいて、輪くんと遊び、輪くんに寄り添っています。保護主のマイ太郎さんとにーたんは仕事が忙しい日もあるけれど、投薬、食事の管理が徹底しています。そして保護猫に愛情深く接しています。

 

 

輪くんは広々としたリビングにいます。衛生的でヒーターつきのあたたかい場所に。

 

 

外猫だった輪くんは今、充実した保護猫生活を送っています。

 

 

もし、保護猫を迎えようと考える方がいましたら、ぜひ、輪くんをおススメしたいです。一頭一頭を保護譲渡する「個人」には、声高々の苦労話、悲壮感、かわいそうストーリー……つまりは「私こんなにやっています感」の大きな華がないのかもしれない。

 

 

しかし、保護猫に家族と同じだけの時間をかけて向き合っています。

 

 

輪くんが良縁に恵まれますように。

 

 

LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


まめ福を囲む会

※ブログを連続更新中。遡ってお読みくださいね。

 

 

「どんな話題でも703号室のブログは わたしの写真からはじまります」

90_atari

 

 

※たわしの写真はカメラマン筒井さんより

 

 

さび猫たわしは家族募集中です。どうかお心ある方の目に留まりますように。

 

 

さて、日曜は妹宅にて「老犬まめと老猫福を囲う会」でした。

eimame (15)

 

 

まめは17年前に私が草加警察で保護した成犬。当時行方不明になった保護犬を探していた私は、日々入ってくる「迷子犬の情報」にあちこち駆けずり回っていました。私が探していた犬に似ている子がいるという情報を聞いて、草加警察へ見に行ったのです。

 

 

結局、まめは私が探している犬ではありませんでした。

 

 

その日はいったんまめを置いて帰宅したのですが、会社にいても気になって仕事が手につきません。

 

 

たまらず翌日草加警察へ電話をかけると、まめはセンター送りにするしかないとのこと。

 

 

居ても立ってもいられなくなり、改めて迎えに行ったのが出会いのいきさつです。(ちなみに探していた犬ユキはその1か月後に無事に見つかりました)

 

 

17年前すでに成犬だったまめは、最低で見積もっても18歳以上ですよね?

eimame (5)

 

 

本当によく生きてくれているなあと感心します。

 

 

まめはひとり暮らしの大学生だった妹が里親になり、以後いっしょに暮らしています。

Inkedeimame (14)_LI

 

 

たこ焼きパーティ

eimame (2)

 

 

おいしそうなランチ♥

eimame (6)

 

 

メンバーは妹夫妻と母と私

eimame (1)

 

 

母はなんとこの日のためにしまむらで新しいワンピースを買ったらしい(笑)。

 

 

ほげほげしながらもごきげんのまめ

eimame (4)

 

 

生きている姿が神々しい。

eimame (3)

 

 

私は、朝、仕事先付近のカフェで買ったケーキをおみやげに持っていきました。

eimame (12)

 

 

ティータイムを満喫

eimame (13)

 

 

猫の福もいます。福も私が15年位前に保護した成猫ですよ。

eimame (10)

 

 

まめも福もいつの間にかすっかりおばあちゃんになってしまいました。

eimame (11)

 

 

でも、安全かつ清潔な環境で甘やかされています。

eimame (9)

 

 

まめのごはんタイム

eimame (8)

 

 

おむつ替え

eimame (16)

 

 

この日、私は夕方も仕事だったので1時間半で帰りましたが、まめと福の顔が見れてうれしかったです。17年前に保護した犬と15年前に保護した猫と過ごすひとときは感慨深い。

 

 

まめも福もできるだけ永くこちらの世界にいてね。

eimame (17)

 

 

若かりし日、よく703号室に遊びに来ていたまんまるのまめと天国のべべ公を添えて

1azuki (5)

 

 

LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


青い手袋

皆さまこんばんは。ブログまでなかなか到達しない日がつづきましたが、ようやくふうちゃん改め風雅くんの譲渡レポをUPします。ぜひ写真を見てくださいね。

 

 

外猫から保護猫になった風雅くんに、友人は欠かさず排泄の回数をつけていたのです。便秘で苦しんだ風雅くんにとって、QOLを維持するたいせつな記録。机の上に置いてあったカレンダーの裏紙に涙が止まりませんでした。

5a4 (2)

 

 

自分(友人)が辛いときに他者(風雅くん)のためにコツコツと……すごい。

 

 

友人が入院してから、風雅くんのお世話はご主人がしていました。

5a4 (14)

 

 

開放的な部屋で「長いひとり時間」を送らせるのがふびんだと仰っていたのが印象的です。

5a4 (9)

 

 

キャパシティーの問題で、飼いつづけるのはむずかしい。しかしできる限りのことを風雅くんにしてあげたいという厚い思いがヒシヒシと私にも伝わってくるのです。

5a4 (10)

 

 

風雅くんは恵まれた幸せな保護猫時代を送ったよね。

5a4 (6)

 

 

運のいい王子さまです。

5a4 (5)

 

 

私とも仲よくしてくれてありがとう♡

5a4 (23)

 

 

もふもふ譲渡祭への参加にあたって、ご主人は夜な夜な「風雅くんを持ち運びのできるケージに入れる練習」をし、よくラインで状況を知らせてくださいました。

 

 

食いしん坊の風雅くんが自発的にケージに入るよう、食べ物で誘導する作戦です。

5a4 (11)

 

 

おかげで無事にもふもふ譲渡祭への参加を果たした風雅くん

5a4 (1)

 

 

※風雅くんの送迎を手伝ってくださったわらひよさん、ありがとうございました。

 

 

里親さんと運命の出会いをした有意義な1日となりました。

5a4 (8)

 

 

がんばったねお疲れさま♪

5a4 (12)

 

 

風雅くんのお引っ越し前、ご主人が風雅くんにポチったプレゼントが届いたのです。

5a4 (22)

 

 

ふふ。マッサージ用の青い手袋^^

5a4 (19)

 

 

風雅くんはこれが本当に好きで、目を細めて喜ぶのです。

5a4 (20)

 

 

気持ちいいね~!

5a4 (21)

 

 

ごほうびウエットタイム

5a4 (17)

 

 

こねこねつき

5a4 (18)

 

 

風雅くんの譲渡に関するいっさいは私が担当。お渡しも私ひとりで行ったのです。その際、風雅くんのいたケージから自分のキャリーバッグに移しかえるのが超難航。わかりづらいかもしれませんが、上段に避難した風雅くんをケージの小さな扉から出せずに汗をかきました。

 

 

今となってはいい思い出ですけど……

5a4 (24)

 

 

猫用のケージじゃないので、仕方ないですよね。でもちょっとした武勇伝です。

5a4 (25)

 

 

風雅くんの保護譲渡を通じて、私はいろいろなものを学びました。

 

 

友人の底力、家族のサポート、そして月並みですが、「愛」の一語を

5a4 (13)

 

 

友人の風雅くんへの愛であったり、ご主人の友人への愛であったり、里親さんの風雅くんへの愛であったり……。風雅くんを取り巻く世界が感じさせてくれた「静かなる愛」にたびたび胸を締めつけられ、たびたび私自身が奮い立たされました。

 

 

友人は以前、「アンニイさんの譲渡を信じている」と言ってくれたことがあります。「もしものときはアンニイさんにふうちゃんを任せたい」と。風雅くんの里親探しの一連で迷いが生じたとき、私は友人がかけてくれた言葉を頭の中で反芻したのです。

 

 

そして何度も「友人ならどう考えるか」を想像して取り組みました。

 

 

自分の意思だけで保護した犬猫とは比べようのないプレッシャーを感じながら。

 

 

だからこそ、風雅くんに良縁を結ぶことができてうれしいです。

 

 

一匹の元外猫風雅くんが結びつけてくれた人間同士の太い縁を私は忘れません。

5a4 (15)

 

 

風雅くん、おめでとう。この結果をだれより喜んでいるのは友人だと思います。

5a4 (7)

 

 

次回は風雅くんの新居を簡単にご紹介しますね。

 

 

LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


まうへの魔法の言葉

※ブログを連続更新中。遡ってお読みくださいね。

 

 

リビングの隅に置かれた猫用ベッドが保護犬まうの定位置

anata (1)

 

 

私がリビングに入ると、まうは地味にパタパタと尻尾を振る。

 

 

オドオド(キョロキョロ)の一辺倒だった目が最近やさしくなってきた。

anata (3)

 

 

期待をにじませながらどっしりと輝いている。

anata (2)

 

 

「まう」

 

 

名を呼ぶと、キラキラがいっそう増す。

anata (5)

 

 

きれいだねえ。神さまはなんて美しい犬をこの世に創り出したのでしょう。

anata (4)

 

 

まうの本能レベルの“咄嗟の逃げ”に対して、先日私なりに有効的な対策方法を発見した。

 

 

犬のトレーニングの専門家には笑われてしまうかもしれない。

 

 

しかし私は、これでまうと不毛な追いかけっこをせずに済むようになった。

 

 

寝室だと大胆に甘えてくれるまうが、リビングだとなぜか私から逃げ惑う。

 

 

子犬だとはいえ、元野犬の運動能力の高さは侮れない。

 

 

とてつもないスピードでリビングを駆けまわる。

 

 

同じ家にいるのにさわりたいときにさわれないさびしさ、焦り……。

 

 

まうもきっと不必要な距離感に苛まれ、生きづらかったと思う。

 

 

まうと私はそれらを一蹴する魔法の言葉に出会った。

 

 

「抱っこ!」

 

 

外を歩くのを怖がるまうは、私に抱かれるのを地面で震えながら待っている。

 

 

けれど、ただ抱きあげるだけだとまうが言葉を覚えない。

 

 

言葉を覚えなければ応用が利かない。

 

 

よって私は自分の行動をまうに短い言葉で説明している。

 

 

まうを抱きあげるたびに「抱っこ」と声をかけるようにしてきた。

 

 

まうは鳥が飛ぶだけでも、風が吹くだけでも、危険を察知してパニックに陥る。

 

 

そのたびに私は「抱っこ」と声を発し、まうを胸にしまった。

 

 

まうにとって「抱っこ」の一語は、ほんのり安心の結末を彷彿とさせる。

 

 

だからリビングでも「抱っこ」が通じるようになった。

 

 

動画のまうはフリーズぎみだけど、私は素直に進歩を喜びたい。

 

 

怖いな、どうしよう、あ! 今抱っこっていわれた、止まってみようかな、信じてみようかな、どうしよう、やっぱり逃げようかな、どうしよう、どうしよう……

 

 

迷いなく逃げる、から、逃げるかどうかを迷う、に変わってきたのが私にはわかる。

 

 

信頼関係がうっすらできてきたのを感じる。

 

 

まうはときどき私に依存し、ときどき私を頼り、ときどき私を信じる。

 

 

まずは「ときどき」を「たびたび」にしていきたい。

 

 

まうも私も、一歩一歩しか進めない。数段飛ばしもワープもできない。

 

 

だからこそ小さな願いが実った瞬間に感じるのは、その一歩が確実で豊かであったこと。

 

 

魔法は日常の延長上にあることをまうは私に教えてくれた。

 

 

まう、愛しているよ。

anata

 

 

 

LOVE

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク