色男さぶ、闘病のあれこれ

皆さま、昨日はいいことがあって、ひさびさに心が躍っています。

 

 

我が家の色男が、定期検診でいい結果を出したのです。

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かれこれ10年近く通っている東京大学動物医療センター

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うちのレギュラーメンバーたち(天国組のべべ、ほほ、あまぱん、ナナ)が生きている頃からのおつき合いですが、末っ子のさぶも、6年前からお世話になっています。

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ちなみに、べべ(犬)は胃がん、ほほ(猫)は重度の水頭症、あまぱん(猫)は慢性腎不全と難病肝アミロイドーシス、ナナ(犬)は慢性腎不全で、東大に通っていました。

 

 

さぶは慢性腎不全と膿胸ですね。

 

 

余談ですが、さぶは2017年に入院先の東大病院で危篤になり、死にかかったことがあるのです。

 

 

……と、軽く書いていますが、あのときは本当にまずい状況でした。

 

 

当時のさぶの様子と勇姿を貼りつけておくので、写真で確認してみてください↓

 

「無機質な箱の中で/幸せの703号室」

 

 

いかがですか?

 

 

すごくないですか? よく今生きていると思いませんか?

 

 

まあ、話を昨日に戻して……

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さぶ、がんばってね!

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近くで待っているよ。

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終わったらすぐに迎えに来るね。

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今回は腎臓のみならず、広範囲を診てもらうことにしました。いわゆる「キャットドッグ」です。

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さぶを病院に預けたあとは、東大のカフェでブランチを♪

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コーヒーつきで780円の野菜たっぷりのお弁当をゆっくり堪能しました。

 

 

食後は車内に戻り、Youtubeで興味あることを勉強。待ち時間の有効活用ですね。

 

 

さぶのケアは毎日欠かさずにしています。さぶの腎臓は、とっくに4分の3が機能していない状態なので、残りの4分の1を、とにかくたいせつにしていくしかありません。

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先に旅立ったお友だちたちから、お下がりのプレゼントをいただくこともあります。

 

 

イヌネコくん家より森乳キドナ

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なみ平さん家、様々なグッズをありがとうございました。シュウマイもお菓子もおいしかったです。

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さて、肝心のさぶの検査結果ですが……

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なんと! 腎臓の数値(CREA)が、さらによくなっていました。体重は200g増え、リンも正常値内に。範囲を広げてエコーやレントゲン検査もしたのですが、ほかの病気も見つかりませんでした。

 

 

ネガティブなものがひとつもなかったという。うれしい♡

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前田先生、ありがとうございました。次は5月末にお会いしましょう♪

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会計は、目薬1本の処方を含めて診察代が29,470円で、駐車場は900円でした。

 

 

所要時間は、自宅から病院まで往復1時間20分。診察+待ち時間で2時間でした。

 

 

診察室に飾られていたかわいい猫さんの絵を添えて♪

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さぶの生命力に万歳三唱でございます。

 

 

LOVE

 

 

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松ケン、その存在だけで

朝から訃報がつづいて、本当に参りました。

 

 

松ケンの状態も、いつどうなるかわからないのが、正直なところです。

 

 

横目に酸素室の松ケンを眺めながら、心を落ち着かせたいので、ブログでも書こうと思います。

 

 

経口での薬の投与はやめて、1か月以上前から薬を皮下補液に入れて流しています。

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後ろ足がむくんでいるので、補液の量は半分になりました。これは今日の分です。

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明日も明後日もできますように。できますように。

 

 

昨日、松ケンを囲んで、たぁちゃん、はるくん、チチ、私でランチをしたのです。

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おいしいお弁当を差し入れてくれてありがとう。ごちそうさまでした。

 

 

松ケンは、シリンジご飯を食べたり、歩いたり、おしっこをしたり、松ケンなりの元気さを披露。私は松ケンの小さな行動が、いちいち、どうしようもなく誇らしかったです。

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松ケンは生きているだけで、とてつもない価値のあるお子です。

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ほんの少しだけ、気晴らしに近所の公園へ行きました。

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松ケンのひとり目のお母さん、かおりんの息子はるくんと

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はるくんと、はるくんのおじのたぁちゃんと

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5分ほど公園にいて、さあ帰ろうか、となったところで、松ケンが急変

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慌てて松ケンを抱いて、みんなで即、703号室に戻りました。

 

 

酸素室内で寝かせていると、夜、起き上がって「出たい出たいアピール」。外に出すと自分で水を飲み、おしっこと、立派なうんちをチチと私に見せてくれました。どれだけホッとしたことか。

 

 

けれど、今また、調子が不安定になっています。私はソワソワが止まりません。

 

 

はるくんとたぁちゃんは、前にも一度、我が家に来ました。

 

 

その日の写真をUPしそびれていたので、載せておきますね。

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昨年12月の初旬です。

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松ケン、楽しそうだったなあ……

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はるくんと

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たぁちゃんと

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雑誌、「いぬのきもち」の取材をしていただきました。

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だから、うちにはたくさん人がいて、松ケンは注目の的だったのです。

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さぶもうれしそう^^

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カメラマンさんとさぶとすずらん

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松ケンと私のツーショット

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「いぬのきもち」3月号の特集に、松ケンが載っています。

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もなちゃんの素敵な文章と、松ケンがかわいいので、ぜひ見てやってくださいね。

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15歳8か月で私の家族となった松ケンですが、私たちには数えきれないほどの思い出があります。

 

 

松ケンを幸せにしたい、私は少しはできているのでしょうか?

 

 

胸が苦しくなるほどに、松ケンが好きです。

 

 

 

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琴線に触れるひと言

※ブログを連続更新中。遡ってお読みいただければ幸いです。

 

 

2022年もさぶの腎臓はよく働いてくれました。

 

 

先日、東京大学付属動物医療センターへ、今年最後のモニタリング(定期検査)へ行ったのです。

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毎年この時期の東大病院、好きだなあ♡

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はい。診察するから出ておいで!

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あれ? イヤなお顔で抗議していますね^^;

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無理やり診察台にのせられてしまいました。

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まずは研修医の篠原先生によるチェック

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(篠原先生は東大の大学院生だった昔、私と共に保護猫2匹の譲渡をしたことがあるのですよ♪)

 

 

さぶ、体重は少し減ってしまいましたが、シリンジご飯の量を調整しながらがんばります。

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なんとかさぶと自分の写真を撮りたかったのですが、むずかしいですね。

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目線がおかしいし、頭が切れてしまいました。でも、たいせつなさぶとの2ショットです。

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問診の際に、篠原先生がかけてくれたひと言が、どうしようもないほど私の琴線に触れました。

 

 

「毎日、シリンジでごはんをあげて、皮下補液をして……長年、大変なことをなさっていますね」

 

 

ほめてほしくてやっているわけではないのに、どうしてでしょう。

 

 

自分でも訳がわかりませんが、胸がじんわりとあたたかくなって、とてもうれしかったです。

 

 

慢性腎不全(ステージ1~ステージ3)との闘いは、地道にコツコツと当てていくイメージです。

 

 

残った腎臓の機能をどれだけ守れるか――。

 

 

そして、闘病のためのコストもかかります。

 

 

時間、手間、お金……一週間や二週間の話ではないので、とにかく根気が必要です。

 

 

さぶは2014.2に保護したときから慢性腎不全なので、8年と10か月、闘いつづけているのですよ。

 

 

猫に人工透析や腎臓の移植は現実的ではないので、できることは限られています。

 

 

けれど、「できることの最大値をする」をめざしながら、私はさぶと生きています。

 

 

さぶに補ってやれるものは、なんでも補うつもりです。

 

 

さぶのためならなにも惜しくない。

 

 

そう思える存在が私にいることが、ただただありがたいです。

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ドリンクつきで700円のボリューム弁当をテラスでいただきながら待つこと40分

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検査を終えたさぶと、主治医の前田先生が颯爽と登場しました。

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長年のつき合いなので、前田先生の表情だけで結果の方向性が私にはわかってしまうのです。

 

 

ドアを開けた瞬間、前田先生の目がニコニコしていたので、心底ホッとしました。

 

 

さぶは前回の通院時より、さらに腎臓の数値が下がって、いい調子を保っています。

 

 

東京大学の前田先生、大師前どうぶつ病院の中島先生、ときおりお世話になるMOMOペットクリニックの大巻先生など、すばらしい病院と、先生方にも感謝!

 

 

LOVE

 

 

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さぶの通院日のことと、今の気持ち

下に、午前中に下書きしていた内容をお送りします。

 

 

安倍晋三さんのご冥福を謹んでお祈りいたします。胸が苦しくてたまりません。

 

 

安倍晋三さんが台湾にしてくださったことを私は絶対に忘れません。中国に蹴られた台湾パイナップルを、「では日本が」と、懸命に宣伝して応援してくださったお姿が脳裏に残っています。李登輝総統を見上げてくださったことにも、台湾出身者として深く感謝しています。ちなみに断っておきますが、私は政治的なイデオロギーを持っているものの、決して安倍信者ではありません。

 

 

台湾の親戚、友だち、知り合い、台湾のお客さまたちからも悲しみの声しか聞こえません。みんな安倍さんのいない日本を憂い、心から嘆いています。それがインド太平洋地域の真の安定を願った安倍さんの功績だと私は思います。功績は正しく評価されなければなりません。外にいる方々は、逆によく見ています。内側にいる人間よりも俯瞰して物事を見て考えます。

 

 

視野が広く、思考が深く、そして注視する問題も多岐に渡っていて、文字通り、国際的です。世界の人々は、世界全体を見渡しているので、私も見習って生きていきたいです。

 

 

↓↓↓

 

 

私は最近、さぶの様子を注意深く観察しています。

 

 

仕事や用事で出かけることも多いですが、家に戻れる時間を作って、さぶと向き合っています。

 

 

さぶは前回の東大通院で、ちょっと問題が起きました。

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計3回測定してもらったのですが、リンの値が異常に「低い」のです。

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慢性腎不全なので、リンが「高い」ならわかります。

 

 

しかし低すぎるというのが解せません。

 

 

なにかをした覚えもないのですが、とりあえずリンを下げるために1日2回飲ませていた「カリナールコンボ」を中止し、来週また東大病院へ連れて行くことにしました。

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ウーウーシャーシャー怒りながらも、長時間、本当にがんばったねえ……

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さぶ、お疲れさまでした。

 

 

待っている間に仲よしになったロクくん

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ロクくんは同居犬ハチちゃんの付き添いで東大に来ていたのですが、私の膝の上で数時間この状態だったのです。同世代の素敵な飼い主さんとすっかり話し込んでしまいました。

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そしてこちらがハチちゃん

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難病と闘いながらもニコニコと明るいのが印象的です。

 

 

飼い主さんが「ティッシュみたいでしょ?」っていうので笑ってしまいました。

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たしかに! 闘病のために着ているお洋服からはみ出た白い毛が、ティッシュみたいですね^^

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東大農学部のカフェにも寄りました。コーヒー付の700円のお弁当がおいしいです。

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主治医前田先生と

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天国組のほほ、あまぱん、ナナ……そしてさぶがお世話になっています。

 

 

さぶと一日でも永く暮らせるように、さぶの体調管理をしっかりとやっていかないと、ですね。

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さぶ、生きていてくれてありがとう。

 

 

LOVE

 

 

 

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さぶとゆげとミニスター

皆さまこんにちは。ここ数日、体調不良に悩まされていたのですが、8時間半たっぷりと眠ったら、気分がだいぶよくなってきました。ほんと、寝るって大事ですよね。

 

 

ミニスターたちは元気に過ごしています。

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リビングで遊ぶのが楽しいようで、1日に何回も「リビング行く!」と鳴いて訴えてきます。

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昨日から、ミケわんの片目がショボショボしはじめたので、チチにお願いして病院で目薬を処方してもらいました。毎日4回ほど、ミケわんに目薬をさしています。

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これは数日前の写真。目がきれいなミケわんなので、早く治してあげたいです。

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さて、昨日はさぶの2か月ぶりの検診でした。

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お世話になったのは東京大学動物医療センター

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行きつけの大師前どうぶつ病院も混んでいるけれど、東大も半端じゃなかったです^^;

 

 

研修医の篠ちゃん(篠原先生)にさぶを預けて私は散策へ

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さぶ、体重が300gも減って焦りました。

 

 

一度派手に吐いたから、ご飯の量を調整して様子を見ていたのです。

 

 

いったん、少なめにして徐々に増やす、という作戦の最中だったので、多少は痩せているだろうと予想していました。しかし「-300g」はさすがにショック。心の中に不安が広がり、慢性腎不全のモニタリングのみならず、広範囲の検診をお願いすることにしたのです。

 

 

さぶ、検査がんばってね……

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合計3時間弱の待ち時間は、東大農学部の敷地内をブラブラしたり

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700円で飲み物もついてくるお弁当を黙々と食べたり

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車内で政治経済系のYouTubeを観て過ごしていました。

 

 

そろそろかな? と病院に戻ってしばらくしたら、主治医前田先生の登場です。

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いつもは先生の表情で結果を瞬時に読もうとするクセがはたらくのですが、お互いにマスク姿ではそれがむずかしい。だから、開口一番、「悪いですか?」と聞いてみたのです。

 

 

「あ、いえいえ」

 

 

あああ。先生の答えを聞いて、気持ちに余裕が持てました。ありがとう。

 

 

腎臓の数値はリンも含めて完ぺきに維持ができています。

 

 

広範囲で調べてもらった血液検査も異常なしで、尿は血尿などもなく、(さぶなりに)正常!

 

 

胸部レントゲン、異常なし

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慢性腎不全ゆえ、エコーでは二つの腎臓の萎縮が確認されますが、状態は以前と変わらないレベルで、心臓や肝臓といったほかの臓器も異常なし。「異常がない」、「この数値は前よりじゃっかんよくなった」のオンパレードで、喜びのあまり、診察室で飛び跳ねそうになった私

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「このまま維持できれば、さぶは年単位で生きられますよね?」

 

 

「はい。このままの数値なら大丈夫ですよ(ニコニコ)」

 

 

「やったー! がんばります」

 

 

前田先生、お世話になりました。

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たまに大学病院の医療費についてご質問を受けるので、見積書を載せておきますね。パーキング代をあわせると、35,000円程度。CT、MRI、手術、入院、輸血……となれば額は当然上がりますが、今回は血液検査、尿検査、エコー、レントゲンだけだったので、こんな感じです。うちはペット保険に入っていませんが、将来的に犬猫に高次元の医療を受けさせたい方は保険に入ることも検討してもいいかもしれませんね。私ももし、次に若いお子を家族として迎え入れるときは保険に入ります。

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帰ろうとしたら背後から「アンニイさん!」と声をかけられ驚きました。

 

 

ゆちゃんだ!

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偶然東大で会うとは♡

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愛猫のゆげの診察に来ていました。

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ゆちゃんが自分で保護したFIVキャリアの成猫ゆげは、現在、世界でも類を例を見ない難病と闘っています。ペット保険にも入っていないし、決してお金持ちではない、(私と同じ)労働者のゆちゃん(失礼!)が、ゆげの治療に使っている医療費の額を聞いたら卒倒するレベルです。

 

 

ちまたで高額だと話題になっている、猫のFIP治療が何匹分できるか……。

 

 

そして、ゆちゃんは自分だけの力で乗り越えようとしています。

 

 

ゆげのために働き方を変え、ゆげ以外の支出を切り詰め、ゆげとの時間をなにより大事にしているゆちゃん。当のゆげは不必要にいじりまわされている風ではなく、適切な治療を受け、家の中ではのびのびと猫らしく生きています。私もゆちゃんみたいになりたいなあ。目標であり、尊敬しますよ。

 

 

私もさぶに必要なことは、なんでもしてあげたい。さぶの後ろにいるお嬢さんにも(笑)。

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私の意志で、私が外から保護したお子たちですから。

 

 

ツラツラと長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました。

 

 

そんなわけで、さぶはまだまだ元気に暮らしていきます。

 

 

LOVE

 

 

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