あったかいポテチの卒業前検診

鼻水が滝のように出てきます。うっとおしい。

 

 

さて、茶トラの保護から1夜明け、本日またemi-goの病院へ。

 

 

偽善者のように聞こえるかもしれませんが、私は自分の体調がすぐれないときによく外猫のことを考えます。私は布団に潜っていてもつらいのに、裸の彼らはどんなにしんどいか。心痛が増すのです。

 

 

そして痛みが行動を発する。

 

 

自分の病気が原動力の一端になるのです。マゾとしか説明できない。

 

 

寝込んではいるものの、捕獲箱を前に昨夜はたいへんな幸せを感じていました。あと1匹保護できれば言うことなしですね。しかし前回も言ったとおり、入れてばかりだと今うちにいるすべての子たちのQOLが低下します。だから適宜出さないといけません。

 

 

「入れて出す」

 

 

保護動物を家に入れ新しいお宅に出す。言葉にするとたったひと言ですが、簡単でないことは皆さまにも伝わっているのでは? と自負しています。「出す先」はどこでもいいわけじゃないから。

 

 

加えて私は、透明感を重要視します。

 

 

ごまかそうとすればとことんごまかしの利くこの世界で、いえ、この世界だからこそ私は透明感を意識します。完全に自己満足の域ですが、レベルの高い譲渡というのはこういうことだと思います。透明感は読者の皆さまに対してだけではありません。里親希望者さんにも透明感を味わってほしいと考えています。私は保護譲渡に関していっさい「盛り」ません。たいせつな部分を言葉巧みにごまかしません。隠しません。

 

 

誠実さからゆるぎない信頼関係が生まれるのを知っているのです。

 

 

本日はご縁の決まっている保護猫ポテチのスクリーニング検査(血液検査)に里親さんが同行してくれました。いわゆる「卒業前検診」です。

IMG_9303

 

 

 

ポテチは見た目健康なのと、シャイな性格もあり、昨年6月の保護以来、病院のお世話になりませんでした。けれど卒業を控え、私が血液検査を里親さんに提案。ご縁が決まっているとはいえ、万が一大きな病気が見つかったら、いつでも縁談を白紙に戻してもらう覚悟でのぞみました。

 

 

その旨は里親さんにもお話しています。

 

 

さあポテチ、がんばろう!

IMG_9299

 

 

 

お見合いのとき、インフルエンザで来れなかったご主人が来てくれました。

IMG_9282

 

 

 

病院がめちゃくちゃ混んでいたので、一同はオペ室にて待機。中島先生の手が少しでも空いたときにオペ室で診てもらう手はずを整えました。

IMG_9304

 

 

 

里親さんはポテチにつきっきり

IMG_9291

 

 

 

体重測定(5.9キロ)、聴診、診察、検温(37.6度)、爪切り、血液検査を実施

IMG_9279

 

 

 

話をすればするほど、ほんとうに懐の深く、雰囲気のいいご夫婦です。

 

 

 

ところで、写真の右下に写ってる茶トラ、見覚えありません? 昨日私が保護した子ですよ。明日迎えに行く予定です。予想通り男の子でした。

IMG_9297

 

 

 

もうひと晩辛抱してね。早くおまいさんの名を決めないと……

IMG_9296

 

 

 

ご主人はずっとポテチを撫でてくれました。名前はポテチのままいくそうです。「ポテチはもうポテチにしか見えない」んですって(笑)。

IMG_9306

 

 

 

里親さんはポテチ一族にくわしく、ポテチは娘の「リリ」に似ているとの感想をお持ちでした。似てるよね。ポテチとリリは瓜二つなんですよ。

IMG_9287

 

 

 

血液検査の結果が出ました。里親さんは以前腎不全で愛猫さんを亡くしているので腎臓の数値が気になるところですがクレアチニン1.0で腎臓はまったく問題なし。ほかにも異常が見あたらず、ポテチは総じて健康との診断。よかった!!

 

 

脱走防止対策を終えるのがあと1週間程度とのことですので、ポテチは次の3連休に703号室を巣立ちます。FIVキャリアであること、環境変化に戸惑うタイプであること、繊細でビビりなところ、すべて理解してくれています。

 

 

そしてまるごと受け入れると約束してくれました。最高のご縁に感謝します。

IMG_9312

 

 

 

誠心誠意活動すれば必ずいい出会いが訪れます。言いづらいこと、話しにくいこと、お願いしたいこと、心配な点……ぜんぶをきちんと投げ、受け取り、丁寧に会話を積み重ねていけばその先には良縁が待っていると信じています。

 

 

私は「忙しい」と「時間がない」を極力免罪符にしません。

 

 

もともと自分が責任を持てる数だけを細々と手掛けているだけですし。

 

 

でも一本一本が太いんです。

 

 

それが私の自慢です。

 

 

ポテチ、間もなくだね。ドキドキするけど、とにかくうれしい。

 

 

風邪をとっとと治して笑顔の卒業式にしたいです♪

 

 

LOVE!

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


境界線に位置する者

年賀状、SNS、手紙、電話、ライン、メール……毎日のように私が卒業させた犬猫たちの近況に触れます。手前味噌ですが、どの子もほんとうに幸せそう。

 

 

自分専用の家族と出会い、ぬくぬくあたたかい終の棲家で暮らしています。

 

 

いっぽう、寒空の下、裸足で、一食分の備蓄すら持たずにさまよう猫たちがいます。

 

 

迷惑だと罵られ、敷地内へ入ったら容赦なく追っ払われてしまう子たち。

 

 

明日の保証がぜんぜんない中で、萎縮し、震え、もがきながら命を繋いでいくしか術のない子たち。

 

 

私は二者の「境界線」を知っています。

 

 

私自身が、私そのものが境界線だと思うのです。

 

 

境界線に長くいると、ときどき息が詰まってしまう。焦ってしまう。

 

 

あっちからこっちへ連れてきたい。

 

 

そして希望に満ちた未来へ送り出したい。

 

 

境界線に位置する者として、すべきことをしたい。

 

 

 

百香、ローズにつづき、本日また新たに猫をスカウトしてきました。

 

 

いじめっ子ではありません。いじめっ子と並んで最近現れた4匹目の子です。

 

 

いじめっ子を家に入れるために、いじめっ子の姿を探し、会えるとコソコソごはんをあげる日々。いじめっ子の保護が目的ですが、実は数日間見ていません。

 

 

チチと私は「茶トラかいじめっ子のどっちかが次(捕獲箱に)入ればいいね」と願っていました。その2匹のうちの1匹を保護できたのです。素直にうれしい。

 

 

 

さっき、スカウトしたての茶トラを病院へ連れていきました。

 

 

 

車内はすごいカツオ臭が漂っています^^;

IMG_9265

 

 

 

手術が終わったら迎えに来るからしばらく病院のお世話になるんだよ?

IMG_9266

 

 

 

女の子かな? 男の子かな? まだ若そうだね。

IMG_9269

 

 

 

大丈夫。怖くないよ。

IMG_9272

 

 

 

来てくれてありがとう。私が必ずいいところへ連れて行ってあげる。

IMG_9273

 

 

 

ふー。あと1匹!(のはず)

 

 

 

神出鬼没のいじめっ子は未だどこにいるのかはわかりませんが、チャンスに恵まれたら保護します。そして保護ばかりだとお子たち、保護猫たちのQOLが下がるので、1匹ずつ縁探しのほうもがんばっていきます。小さい事務所ですが、心を込めて。

 

 

 

明日は保護猫ポテチの卒業前検診

IMG_9189

 

 

 

里親さんとポテチの卒業日の相談をしなくては。里親さんはポテチのお迎えの準備を進めています。脱走防止対策が整い次第、ポテチは703号室を巣立ちます。

 

 

 

実は私、ちょっと風邪をひいてしまったようなので、家事をサボり、ナナリルといっしょにダラダラのんびりさせてもらっています。12時間位寝ちゃった(笑)。

IMG_9275

 

 

 

厚着をしても底冷えする毎日。外にいる猫たちはどんなに生きづらいだろうと考えると胸が痛みますが、自分にできることを一歩一歩確実に歩んでいけば、いつか自分の理想的な社会に到達すると信じています。理想的な社会は与えられるのではなく、自らが築いていくべきなのかもしれません。

 

 

ふんばりどころですね。

 

 

 

Smile!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


チャイとラテの卒業式

べべへ。お母さんはべべのいない世界を生きています。

 

 

最近いろいろありました。苦しかった。でも、瞬間瞬間いい人、犬、猫に恵まれ心が和むこともあります。浮き沈みがあり、全体的に気力体力が落ちています。

 

 

べべが生きている頃よりお母さんは、弱虫になってしまいました。

 

 

べべの姿が見たいです。ほんとうに会いたいです。

 

 

そう願えば願うほど、叶わないと知り、叶わないと知ると、今度は悲しみが襲ってきます。しかしお母さんにはナナ、リル、ほほ、あまぱん、さぶがいます。

 

 

守るべき保護猫ポテチと十香がいます。

 

 

多くの卒業生がいます。

 

 

お母さんは今、ナナをどうにかしたいです。

 

 

べべとずっと生きてきたナナはめっきり変わりました。だけど、まだこっちでがんばっています。お母さんはお母さんとしてできるすべてをしたい。

 

 

べべね、お母さんいいことあったの。

 

 

ふさぎ込んでいたらかわいいプレゼントが届いたのです。

beea (5)

 

 

 

チャトミラブさんからのプレゼント。お手紙も。じゃーん!!

beea (6)

 

 

 

べべの顔の布のチャーム。うれしかった。開けてびっくりです。

 

 

チャトミラブさんも愛猫を失ったばかりなのに、なぜこんなにやさしくしてくれるのでしょう。お母さんは早速、べべのお骨につけてみました。

beea (7)

 

 

 

べべ、宇宙でいちばんべべが好きです。

 

 

べべが宇宙の中でいちばん好きです。そうじゃなくしたくても、できない。

 

 

べべはお母さんにとって、唯一無二の存在。べべはお母さんの救世主。

 

 

チャトミラブさんありがとうございました。胸に沁みた。べべグッズLOVE。

 

 

素敵な贈り物で元気をもらったお母さんは、今日ひとりで出かけてみました。

beea (4)

 

 

 

これまでなんでもなかった車の運転が、少々怖い。

 

 

けれど安全には気をつけているつもりです。向かった先はマイ太郎さん

beea (8)

 

 

 

これから卒業生リリのきょうだいチャイ&ラテのお引越し。マイ太郎さんの車に乗り換え、新居をめざします。チャイ&ラテのお見合いにはお母さん起き上がれず、行けませんでした。チャイ&ラテの卒業式にはぜったい行きたい。

 

 

新居到着。築浅で広く、安全対策ばっちりです。

beea (2)

 

 

チャイ&ラテは十香の子どもです。

 

 

べべがまだ生きている頃にお母さんが保護した子たちですが、マイ太郎さんが引き受けてくれたのでマイ太郎さんの卒業生になります。ここでは簡単な紹介だけにし、詳しくはマイ太郎さんのブログをお読みください。

beea (1)

 

 

 

私が保護したときの倍の体重になっていました。ふたりとも超ハンサム♪

 

 

里親さんにごあいさつさせていただきました。里親けやこ。さん、マイ太郎さん、このたびはありがとうございました。

 

 

マイ太郎さんからはシナモンティと十香へのシュシュ、けやこ。さんからもおみやげをありがとうございました。チャイ&ラテをどうぞよろしくお願いします。

beea (9)

 

 

 

これ飲んで体をあたためます。

beea (11)

 

 

 

これであのとき保護した子猫たちはみんな幸せになりました。

w (18)

 

 

 

気にかけてくださった皆さまにも感謝です。

 

 

チャイ&ラテの面倒を見てくれたマイケル兄と

beea (3)

 

 

 

はっちゃんにもありがとうを♪

beea (10)

 

 

 

マイ太郎さんちから703号室まで無事に戻れました。車内でチャイ&ラテの未来を祝福し、喜びをかみしめ、かみしめたあとはべべのことばかりを考えました。べべの仕草、べべの声、べべの走り方、べべのべべのべべの……

 

 

外は大雨。雷も轟いています。

 

 

天気は人の内側によく似ているなあと思いました。

 

 

帰宅後、寒気を感じたので冬支度でゴロゴロ

beea (12)

 

 

 

べべのお母さんはまだまだやることがあります。

 

 

べべに会うのは、やるべきことがなくなった頃でしょう。

 

 

そのときべべがお母さんをめがけ、全力疾走で走ってきてください。

 

 

お母さんはかがんでべべを抱き上げ

 

 

くるっと前を向かせていっしょに歩きます。

 

 

いつもそうだったみたいに。

 

 

チャイ&ラテ、おめでとう。

 

 

愛いっぱいの一生をエンジョイしてください。

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


リリへ

頭の中を整理できず、だいぶ遅くなってしまいました。

 

 

今日はリリ(エリーゼ)へお手紙を書いてみます。それならできる。

IMG_5242

 

 

 

ほほの誕生日でもある7月7日七夕の夜、あなたたちは突如私の前に現れましたね。あなたが母猫十香、きょうだいたちとゴミ置き場デビューを果たしたその日、なんと鰻の弁当が2つも手つかずの状態で捨てられていたのです。唖然。もったいない。いったい誰があんなことをしたのでしょう。

 

 

まあ誰でもいいです。考えても意味がないことは考えてもしょうがない。

 

 

とにかく私は、あなたたちが鰻の弁当に群がるのを恐れ、捨ててあった鰻の弁当を速攻で隠してしまいました。ごめんね。

 

 

なぜそうしたかというと、あなたたちが満腹になってしまうと、私の捕獲箱に入ってくれないからです。あなたたちを保護しないと、困る。私が困る。

 

 

次々と子猫たちを捕まえる私を、母猫十香は傍観していました。

 

 

十香は静かな佇まいだったけど、心中はどうだったのでしょう?

 

 

自分が産み、育み、血や熱をわけ合った子どもです。

 

 

私は十香の様子を見て、十香を絶対に連れて帰ろうと決めたのです。全員逃さない。十香の「これまで」を無駄にしない。しない。

 

 

リリ、あなたには多くの守護神がいてくれましたね。

 

 

その守護神たちを、私に紹介させてください。

 

 

「わたしは十香 リリ わたしの乳首はまだ腫れているの いっぱい吸って成長して わたしそっくりの美しい娘になったわね 行ってらっしゃい 未来へ」

FullSizeRender (1)

 

 

 

「ぼくポテチ ハハが “茶白捕まえる!!” って躍起で ぼくが囮になったんだよ だってハハが捕まえようとしたのは十香で 十香がハハに捕まるとリリたちがひっそりと死んでしまうもん

リリ ぼくたち703号室で同じ部屋にいたね ハハはぼくとリリのケージをわけていたのに リリが自分のケージをすり抜け ぼくのケージに入ってきたよね

ぼくにスリスリしてくれた ぼくは黙ってじっとしてた リリ ありがとう」

IMG_5197

 

 

 

「リリ ぼくだよぼく おぼえてる? きょうだいのチャイ ぼくはラテとマイ太郎さんちにいてね ぼくたちも 家族ができて 間もなくおひっこし」

IMG_0059

 

 

 

「リリ ラテでーす ごらんのとおり元気にしてます チャイに聞いた? ぼくシャイなチャイを引率してふたりごと受け止めてくれるおうちにいくんだ」

IMG_0088

 

 

 

リリは703号室混乱期にやってきた子。ちゃんとお構いができなかったのを反省しています。でも明るいリリは、ほほやあまぱんやさぶ、それに保護猫サク(楽)を発見すると “遊んで遊んで~♪” のおねだりが上手で感心。

 

 

ヨタヨタのべべにもあいさつしてくれて、リリはおりこうさん。

 

 

サークルから脱走するのもうまい。どこどこ? 探したら、椅子の上から私をドヤ顔で見下ろしていたね。ホッとしてかわいくて、抱いたらあたたかかった。

IMG_5043

 

 

動画もはりつけておきますね。

 

 

リリたちを保護したはいいんだけど、あの頃私、たいへんだったのです。

 

 

苦しくて苦しくて、助けが必要な状態。

 

 

具体的には、保護猫を減らす助けが必要な状態。

 

 

マイ太郎さんがチャイとラテを担当すると言ってくれたときは嬉しかったな。

 

 

それでもなお、私は保護猫を減らさなければならず、リリ、誤解してほしくないんだけど、あなたが邪魔なのではなく、べべの具合が悪すぎたのと、もともとの私のキャパシティが小さいのです。

 

 

しかし誰でもいいわけではありません。

 

 

「どっかに適当にやってしまおう」などできません。

 

 

リリ、それは信じてくれますよね?

 

 

ぼんやりと私は6月10日のできごとを思い出しましたちゃた幸がうちを巣立った夜、私は晩御飯を作るのが億劫で母の店へふらっと寄ったのです。

 

 

そのとき店で突然声をかけていただいたchikakoさんご夫妻

IMG_3832

 

 

私のブログを読んでくださっている方で、記念写真も撮ったんです。

 

 

愛猫レオくんとランボーくんとの暮らし。ランボーくんが天へ旅立ったお話。ランボーくんがいなくなってからレオくんが淋しげに過ごしている風に感じると。だから2匹目を考えていることも……。

 

 

chikakoさんは女の子の成猫を希望していたのを知っていたのですが、母猫十香は気が立っている頃で紹介できない。ならリリは? リリはどうかな?

 

 

子猫だけど、あっという間に成猫になるし、リリは? リリはどうかな?

 

 

シニア組のほほ、あまぱん、さぶと問題なくやっているし、リリはレオくんと仲よくなれる気がしたの。リリ、あなたは私の自慢の保護猫ですもの。

 

 

ダメもとで聞いてみたところ、翌日、なんと前向きなお返事が。

 

 

最高の気持ち。リリ、リリ、リリお茶会決まったよ!!

 

 

いきさつのすべてを里親chikakoさんが自身のブログにつづっています。

 

 

私とは違う視点から→「仔猫が家族に加わりました」(ぜひ読んでください)

 

 

chikakoさんのツイッターのアカウント→ chikako  @pekoparis

 

 

 

「ねえねえ どしてわたしを箱にいれるの?」

IMG_5085

 

 

 

輸血を受けさせるためべべを病院に預けた私は、いったん帰宅しリリを連れて出発。お茶会だけのつもりですが、念のためお嫁入り道具も車に積みました。

 

 

もし双方がご縁を感じたら、リリを置いて行ってもいいかも。

 

 

私にしては大胆な発想。けれどリリ、リリを軽んじたわけじゃない。リリをよりいい環境へ早く送り出したいと願っていたんです。

 

 

「こわい~~~」

IMG_4088

 

 

 

「やだやだやだ」

IMG_4086

 

 

 

「わたしどこいくの?」

IMG_4085

 

 

 

大渋滞を抜け、リリを終の棲家へ案内。(遅刻してごめんなさい)

 

 

ちんまり不安げなリリでいいそうです。リリがいいそうです。リリと家族になりたいそうです。よかったねリリ。おめでとう。

 

 

バトンタッチ

IMG_5095

 

 

 

chikakoさんがリリの里親になってくれたこと、忘れません。

 

 

助けてくれた恩人です。

 

 

リリ、守り神たちの紹介はどうでしたか?

 

 

私も一応メンバーに入っていますが、私のことは即忘れていいからね(笑)。

 

 

次回は皆さまをリリのお城へ案内します。

 

 

親愛なるリリへ

 

 

Good luck

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


有限の中の最大値

2010年にうちを巣立ったメロンが8歳になりました(卒業記事はこちら)。毎年プレゼントとメロンの写真を送ってくださいます。ありがとう。

wagako (13)

 

 

 

中年FIVキャリア元シャー猫2匹「じゅん&めい」を家族に迎えてくださった里親さんからは十香が使っているケージとお菓子のプレゼントが。

wagako (12)

 

 

ありがとうございます。こちらが素敵な703卒業生じゅん&めいです。

wagako (11)

 

 

 

森絵都さんからはあったかいお手紙と体にいいプレゼントが届きました。森さんの手紙の一文を読んでほんとうに救われた。ありがとうございました。

wagako (11)

 

 

ほかにもべべへのお手紙や美しいお花などが届いたのですが、またの機会に自慢させてください。実は今もべべの話はちょっと無理で、現実逃避中です。

 

 

昨日は最悪。体調も気分も。保護活動のたいせつな約束が入っていたのですが、起き上がることすらできず、キャンセル。最低ですね。

 

 

私は行けなかったのですが、マイ太郎さんが十香の息子チャイ&ラテのご縁を決めました。詳しくはマイ太郎さんがUPします。チャイ&ラテおめでとう! 行けなくてごめんなさい。

wagako

 

 

 

その前の日(土曜日)はがんばったんですよ。サク改め楽のお届けでした。

wagako (12)

 

 

 

楽はすごいスピードで新居に溶け込んでいます。里親さんからの動画を見て仰天。まずは里親さんのツイッターだけ書いておきますね。@Tyrannosiamese

 

 

サク(楽)が、よくべべに甘えて体当たりでスリスリしていたのです。痩せて体力のないべべはサクの体を受け止めきれず、よろけたり転んだり。

 

 

およ? の顔をするサクと、のっそり起き上がるべべ。

 

 

ふたりともかわいくて何度も笑わせてもらいました。

 

 

べべがこの世から消えて、サクは輝く未来へのお引越し。

 

 

さすがにサク不在のリビングはキツかった。あのシーンの主役たちが丸ごといなくなってしまったのですから。私の大好きな一コマだったので。

 

 

「だからわたしを保護部屋からリビングへ連れてきたのね?」

wagako (2)

 

 

 

うーん。それもあるかもしれない。まあでも十香がリビングへ移動すれば、遠慮がちのポテチがもっと保護部屋を謳歌できる気がしたの。ポテチと十香がつかうにはやっぱりあそこは狭いから。

 

 

「ふーん じゃあそういうことにしてあげよう」

wagako (7)

 

 

ということで、十香がリビングに加わり、恥ずかしがり屋のポテチは保護部屋でのんびり過ごすことに。私に気力が出次第、十香の家族掲載をはじめます。

 

 

その際はどうぞお力添えください。よろしくお願いします。

 

 

最後にうちのお子たちの写真を

wagako (3)

 

 

起き上がれずチチが借りてきたDVDをぼんやり眺めているとき

wagako (4)

 

 

あまぱんはそっと寄り添ってくれました。

wagako (5)

 

 

 

冷たいほほ。私が抱っこしてほほに甘えさせてもらっています。

wagako (6)

 

 

 

チチの本妻リルもたまに横へ来てくれたりします。愛おしい。

wagako (1)

 

 

 

いちばん心配なのはナナ

wagako (8)

 

 

 

15歳のナナは現在3つの問題を抱えています。どれも深刻です。

 

①命にかかわる慢性腎不全(食欲が減少)

②吠えたり忘れたり噛んだりする症状が顕著の認知症

③後ろ足が弱く立ったり歩いたりできないことが多い

 

 

私はこの世でナナと一秒でも長く生きていたいです。

wagako (10)

 

 

 

昨夜、投函すべきものがあり、ナナとリルを連れて200m先のポストをめざしたのですが、ナナの「歩けなさ」に正直、私の心は完全に折れそうになりました。

 

 

ナナも私も、うまく歩けない。

 

 

けれど、私たちは一歩一歩ポストへ向かい、そして無事に戻れました。

 

 

帰り、ナナがマンションのエレベーターに乗った後ろ姿を見て、安堵とともに、なぜだか涙が止まりませんでした。

 

 

ナナが生きています。私はすべきことをやり遂げるお母さんでいたい。

wagako (9)

 

 

 

有限の中の最大値を常に考え、求めていきたいです。

 

 

皆さまにとっていい一日でありますように。

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク