大木の幹

きみはよく、右手で身体の左側をかばうポーズをしますね。

IMG_1997

 

 

 

たくましいなあ。生き物としての本能を尊敬します。

IMG_1996

 

 

 

「そう?」

IMG_1994

 

 

 

「ハハ ぼくたまに変則もありますけど?」

IMG_1991

 

 

 

あ、本当だ。失礼しました。

 

 

一本の手で猫じゃらしを追う。

 

 

一本の手で顔を洗う。

 

 

一本の手で椅子に飛ぶ。

 

 

一本の手でまあると取っ組み合う。

 

 

きみは手を右側でもなく左側でもなく、真ん中につけるんだよね。

IMG_2242

 

 

 

ハットリくん、そのせいかな? 私はきみの手が右手にも左手にも感じます。

IMG_2241

 

 

 

そして日々鍛えられるその太い手が、凛々しい大木の幹にも見えるのです。

IMG_2240

 

 

 

「なにを失ったか」より、「どう補っていく」か、なんだね。

 

 

ハットリくん、いいことを教えてくれてありがとう。

 

 

ちゅーるおいしいかい?

 

 

ハットリくん、きみはえらいっ!!

 

 

 

LOVE♡

IMG_2130

 

 

 

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


ローズ&ローズ

私が保護し、マイ太郎さんが譲渡を担当のチャイ&ラテの里親けやこ。さん(Twitterアカウント:@sinonomeroom)より保護猫ローズへの快気祝いのプレゼントが母経由で届きました。

 

 

きれ~~~い!! ローズ! まんまだ(笑)。

IMG_0512

 

 

 

けやこ。さん、どうもありがとうございました。

 

 

ローズにはいろんな意味で贖罪を感じています。

 

 

気分が落ち込むこともしばしば。だから余計うれしかったのかも。

IMG_0493

 

 

 

ローズにローズを添えて

IMG_1575

 

 

 

いっぱい写真を撮りましたよ。

IMG_0496

 

 

 

ローズ笑っているみたいじゃないですか?

IMG_0495

 

 

 

後ろに背後霊のさぶ兄がいますね。

IMG_1577

 

 

 

ローズも心なしか穏やかな表情を浮かべていました。

IMG_1574

 

 

 

ローズは私が必ず大スターにしてみせます。

IMG_0511

 

 

 

罪滅ぼしの方法はそれしかない。

IMG_0506

 

 

 

抜糸が終わり、剃られている毛が少し生えてきたらみいさんに撮影をお願いしましょう。みいさん見てる? 見ていたらどうか「SAY YES!」。

IMG_0507

 

 

 

保護猫ローズは美しい。キャラが際立っている。そして私がさらに際立たせる。

 

 

もっともっともっともっともっと!!!!!

 

 

 

「あのねわたし 舌がわたしのよこに置かれていたバラとおなじ色なのよ 見たい? 見たいならちろっと見せてあげる ピンクなの どう? なかなかでしょ?」

IMG_0508

 

 

 

 

LOVE

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


さようなら ナナ 

現在私はいろんな意味で人生の岐路に立たされています。

 

 

ブログに書けることはブログに書き、書けないことは書いていません。

 

 

とにかく非常に強いエネルギーを消耗する事態が増えています。

 

 

けれどだからこそ応援してくださる皆さまのおかげで日々をそれなりに楽しく過ごしているのも事実です。皆さまへの感謝の気持ちでいっぱいです。謝謝。

 

 

さて、ローズの様子を気にしている方が多いことは知っていますが、本日は私の愛娘ナナとの「お別れ」について出させてください。(前回はこちら)

ghaora (14)

 

 

 

密葬に近い状態を私は好みます。ゆっくりナナと過ごしたいのです。

 

 

 

たとえ空箱であったとしても、ナナが存在しているうちに抱きしめたい。

IMG_0591

 

 

 

出会いから16年。土手から保護できたのはナナが1歳8か月の頃でしたので、14年以上私はナナのお母さんでいさせてもらうことができました。ナナは私のはじめての保護犬。ペットショップで買ったべべとはその辺の次元がちがいます。

IMG_0616

 

 

 

チチに寝室を借り、最後の夜を共にしました。ナナ、ずっと多頭でごめんね。

IMG_0619

 

 

 

夜が明け、チチと私はナナがはじめてお世話になるところへ向かいます。

IMG_0670

 

 

 

チチは運転席

IMG_0671

 

 

 

私とナナは後部座席に乗っています。

IMG_0673

 

 

 

ナナをキンキンに冷やすのはやめました。ドライアイスはもう必要ない。

IMG_0687

 

 

 

桜が見事ですね。

ghaora (13)

 

 

 

ここはいつ来ても厳かで静かで悲しい場所

ghaora (12)

 

 

 

大げさでなく、粗末でもない。私たちにピッタリの「さようなら」をさせてもらえます。早めに到着し、別れの儀式に備えます。見上げると桃色の花が咲き誇っていました。

ghaora (11)

 

 

 

まずナナを寝かせました。

IMG_0689

 

 

 

次に持参した花で「花かご」作り。そしてナナの毛をチョキチョキ切り、用意してきた小箱にしまうのです。ナナ、毛をちょっとだけお母さんにちょうだいね。

IMG_0700

 

 

 

ほんとうにたいせつな娘です。

faifo (2)

 

 

 

チチからもさようならのキスを

IMG_0701

 

 

 

できれば別れたくない。別れたくない。できれば、できれば、できるなら。

IMG_0691

 

 

 

あと5分しかない。

faifo (1)

 

 

 

最後に家族写真を撮ってもらいました。

IMG_0697

 

 

 

べべのときは私があまりにも取り乱していたので、ナナはぜんぶ残したいと思ったのです。お父さんもお母さんも親として成長していかなければなりません。

IMG_0692

 

 

 

花かごから花を取り出し、ナナを花姫に変身させました。

ghaora (5)

 

 

 

ナナは、ナナは、ナナはぜったいに天国へ行ける気がします。

ghaora (6)

 

 

 

比喩しがたいほどのいい犬だから。私のすばらしい娘だから。

ghaora (7)

 

 

 

ナナ、愛しているよ。ナナが想像している以上に、お母さんはあなたを。

ghaora (9)

 

 

 

この扉が開けば、すぐにきょうだいのコロンJがエスコートに来て、ナナはべべたちと合流できる。そう信じるしか私には術がありません。ナナ、行ってらっしゃい!

ghaora (10)

 

 

 

チチと私はナナの写真を見せ合ったりしながらナナを待ちました。

 

 

 

お帰りなさいナナ。天の川をイメージした赤の骨壺カバーが似合っています。

IMG_0728

 

 

 

べべと並んでこうして玄関で出迎えてくれるのよね。ありがとうね。

IMG_0724

 

 

 

かつをはじめ、ほかの子たちの骨壺はリビングにあるからうちはにぎやかです。

 

 

 

ナナを見送った私は、自分の中でなにかに一区切りをつけました。

 

 

「なに」ってうまく言葉にできない。

 

 

しかし確実に、私は変化しています。

 

 

私は自分の人生を生きたい。人生をまっとうしたあとは、ナナたちのそばに行きたい。探して探して探して探してあああああああああああああああああ!!

 

 

ごめんなさい。

 

 

 

よく散歩へ行った公園にて。センターは美しいナナ。おーいべべ公こっち向け!

IMG_1175

 

 

 

私が「幸せの703号室」というブログを開設したとき、レギュラーメンバーはこの3頭でした。

katu (18)

 

 

 

べべ、ナナ、かつ。猫のかつはたったの3歳3か月、べべは16歳半、最後まで粘ってくれたナナは16歳でこの世を去りました。

 

 

 

犬と猫は失うと筆舌に尽くしがたい痛みを私に遺していきます。

 

 

どんなに珠のように育てても、結局命を分けてやることができない。

 

 

どんどん先に年を取ってしまう。どんどん進んでいってしまう。

 

 

彼らの時間の流れの速さが私とはちがう。ほかはぜんぶ同じなのに。

 

 

だから今、私は正直な心、「里親になるってただただ楽しいですよ」とストレートには言えません。楽しいだけじゃないのを痛感しているから。

 

 

けれど生き場のない子たちが日本にいる限り、いえ、この星にいる限り、私は「勇気を持って里親になってくれる方」の必要性を同時に感じています。

 

 

でなければ、家族を得なければ、理不尽に死んでしまう子が仰山いるから。

 

 

 

矛盾していますよね。解きがたい矛盾です。

 

 

私は家族を失った母親です。

 

 

一方で、私は野良猫たちの住処を探す立場です。

 

 

いつか苦しみが癒え、ほんのり自分の中で消化できる日がきたら、また声を大にして、「犬猫と暮らすことは最高です! ぜひ!」とお伝えしたいです。

 

 

皆さまは私に言われるまでもないでしょうが、こんな私からひとつだけ。

 

 

「永遠」はありません。

 

 

 

あなたの横でくつろぐ犬猫たちに、「だいじだいじ」と囁いてみてください。

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


わが家の繊細娘

「ローズさん がんばって!!」

IMG_0422

 

 

 

「きっと戻ってくるわね」    「そうだよな おれも戻ってきたからな」

ghaora (24)

 

 

 

「ちょ……さぶ兄重いっ わたしを枕にしないで!!」

ghaora (23)

 

 

 

ブログを書き終えたらローズのお見舞いに行きます。

 

 

さあ、本日の主役はこのお方。愛娘リル14歳半です。

ghaora (3)

 

 

 

リルをドッグランに連れて行った2日後、今度は大巻先生の病院へ

ghaora (18)

 

 

 

リルを半日預け、徹底的に調べてもらいました。体の隅から隅までできるかぎり全部。いわゆるドッグドッグのさらに踏み込んだバージョンです。

ghaora (17)

 

 

 

夕方お迎えに行き、チチと説明を聞きました。書くと長くなるので、今回は割愛。いくつか経過観察しなければならないところはありますが、今のところ総じて大きな問題はないとのこと。けれど外注検査に出しているものもあるため、この時点では100%ハッキリ断言できないものも……。

 

 

 

大巻先生は非常に頭脳明晰。きちんと説明してくれるのですが、私の頭がついていけるか心配で、双方でメモを取りながらリルの状態を記録していきます。

ghaora (16)

 

 

 

リルの身体を知ることは、私たちの未来に関わります。

 

 

末娘には安楽な老後を過ごしてほしいのです。

 

 

明細がこちら。検査にしては結構いきましたね(笑)。しかし大巻先生の病院が高いってことではないので誤解のないよう捕捉しておきます。私が依頼した内容が多岐に渡っているのです。だからもちろん納得してお支払いしています。

ghaora (19)

 

 

 

大巻先生の奥さまからナナへ美しいお花のアレンジメントをいただきました。

ghaora (20)

 

 

 

うれしかったなあ。べべのときも届いたんですよ。素敵なホームドクターです。

 

 

ナナからも大巻先生&奥さま&スタッフのみなさんにありがとう!

ghaora (2)

 

 

 

 

で、ここで終わらないのがうちのリルちゃんっ!

 

 

 

なんと半日入院のあと、血尿を頻発してチチと私を驚かせました。

 

 

ドッグドッグの一環で検尿したばかりなのに、なんで血尿が?

 

 

膀胱炎だとすぐにわかったのですが、理由がわかりません。

 

 

 

そして再び、大巻先生のもとへ……

ghaora (22)

 

 

 

膀胱炎の原因は「半日入院(実際には数時間)によるストレス」とのこと。

 

 

はあ。

 

 

これがそのときの明細です。もー、どこまで繊細なの?

IMG_1198

 

 

 

結局2回病院のお世話になり、お母さんの財布はさびしいですよ。次の給料日が待ち遠しい。諭吉さんたち、早く私の懐に入ってきてね。

 

 

 

でも私は決めているのです。多頭だからと言って、だれかを諦めたりしないと。

 

 

保護動物も含め、そのときどきで優先順位が変わることはあるでしょう。

 

 

だけど私は、703号室にいる全員を愛しているのです。

 

 

Smile!

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


ナナ ラストナイト

保護猫ローズの件でツイッターでご心配をおかけしていますが、次回頭をまとめてご報告します。ローズは今入院し、金曜日に手術を受けることになりました。

 

 

さて、我が家の花姫の話はあと2回だけです。どうかおつき合いください。

 

 

 

703号室卒業生のちゃま之介家より「七本」のバラのアレンジが届きました。

75q (6)

 

 

 

すっごくきれい。ナナだから7本なのね。どうもありがとうございました。

 

 

ちゃま之介は乳歯から永久歯に生え変わり去勢手術も終えましたよ。

75q (5)

 

 

 

先住ぶー太郎さんとパチッ♪ (ちゃま之介の卒業記事はここをクリック)

75q (4)

 

 

 

非常にユニークで印象的なお宅でしたよね。ふふ。

 

 

 

ナナが姿あるままで私といられるのはあと1日だけになり、私はもとから入っていた外食の約束をキャンセル。にゃん太さんが東京に来るとあって、前から母の店でいっしょにごはんを食べることになっていたのです。

 

 

そのかわり、「せっかくにゃん太さんが遠路はるばるいらっしゃるのですから、ぜひ703号室へ寄りナナの顔を見に来ませんか?」とお誘いをした次第です。

 

 

にゃん太さんマイ太郎さん、マイ太郎さんのお母さまの3人でいらしてくれました。マイ太郎さんはナナをかわいがってくれていたので、ナナもにっこりでしょう。お三方はナナにゴージャスなお花をプレゼント。なんとこの花はカスミソウを猫が齧ってもだいじょうぶとのこと。

75q (3)

 

 

 

だいぶ日にちが経った今も凛と咲いています。ありがとうございました。

 

 

 

「ありがとう」

75q (1)

 

 

 

にゃん太さんは地方の産物を、マイママさんは手づくりのマーマレードをおみやげにくださいました。いろいろすみません。遠慮なくいただきます。IMG_0795

 

 

 

ナナコーナーをちょこっと作ってみました。

75q (8)

 

 

 

起き上がらないナナ。ずっとねんねのままです。

75q (16)

 

 

 

でもしっかりと目は開いているんですよ。閉じようとしたのに閉じず、不思議。

75q (15)

 

 

 

マイ太郎さん、にゃん太さん、マイママさんに撫でられるナナ

75q (11)

 

 

 

「あらナナちゃんかわいいじゃない♪ よーくがんばったわね」

75q (10)

 

 

 

ナナに声をかけてくださるマイママさん。ナナは少女の表情で聞いていました。

 

 

 

にゃん太さんがにゃん太さん目線で感じたわが家の全部を書いてくれています。

 

 

読んでしんみり……にゃん太さんありがとう。そんな風に見えているんですね。

 

 

にゃっ展会場探し&幸せの703号室への旅

 

 

皆さまもよかったらお読みくださいね。私の日々の生活ぶりが一部載ってます。

 

 

 

お茶しながらおしゃべりのひと時

75q (13)

 

 

 

ふいに妹もやってきました。明日でナナの肉体とはお別れだからかな?

75q (14)

 

 

 

リビングの一コマ。だけどべべが絵になっていて、ナナは静かに眠ったまま

75q (12)

 

 

 

さびしくないはずがありません。時間を巻き戻したい。戻したいです。

 

 

 

余談ですがチチは昼間、ナナへのお花のアレンジを買いに出かけました。

75q (9)

 

 

 

うーん……昭和の香りが漂う仕上がりですね。まあ、派手に行きましょう。

 

 

 

「お父さんありがとう」

75q (7)

 

 

 

私は花姫をいつまでも手放そうとせず、横に寝かせてその曲線を目に焼きつけていました。私が長年愛したボディ。ナナのラインは色っぽいんですよ。

75q (2)

 

 

 

まだまだお肉が残っているのに、ガリガリじゃないのに、もったいない。

75q (17)

 

 

 

じきにお別れがやってきます。いっそ時間が止まればいいのにね。

 

 

 

I LOVE NANA

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク