さぶ流慢性腎不全との闘い方

猫の死因の第一位「慢性腎不全」。私のまわりでも慢性腎不全で猫を亡くした方は多いです。

 

 

 

うちも約5年前、保護猫まーもを天国へ見送りました。保護した時点で白血病慢性腎不全のステージ4だったまーもですが、4カ月以上もがんばってくれたんですよ。

1t (8)

 

 

 

屈強で触れなかったまーもに点滴をするのは至難でしたが、徐々に心を開いてくれるようになり、最後は私の家族としてこの世を旅立ちました。いつかまたまーもに会いたいです。

 

 

 

まーもにはあらゆる治療を受けさせました。貧血がはじまったあとは「造血ホルモン注射」をなんと自宅で1日おきに打っていたのです。私が^^;

 

 

ホルモン注射は高価で1本約5,000円。だけど効果覿面だったのをよく覚えています。貧血がみるみる改善され、QOLが上がり、まーもは何度も703号室で奇跡を起こしてくれました。

02 (3)

 

 

 

右上の「検索バー」で【まーも】と入力すれば関連記事が見られます。造血ホルモンに関する記事をひとつだけ貼りつけておきますね。

 

 

「まーもから“ありがとう”/幸せの703号室」

 

 

 

まーもが逝った1年半後、私はまーもを保護した近所でさぶを保護しました。

2014118 (2)

 

 

 

 

2014年1月18日。この日からさぶは私の家族になってくれたのです。

2014118 (11)

 

 

 

 

冬だったのに、さぶノミだらけでびっくりしたよ。たいへんな暮らしだったもんね。

2014118 (3)

 

 

 

さぶは外にいた時点ですでに慢性腎不全のステージ3でした。

 

 

 

かわいくて仕方がなくなったのと、まーもにしてやれなかったことをさぶにさせてもらいたい気持ちがあわさって、私はさぶを703号室のレギュラーメンバーに加えました。さぶは長くて1~2年かな? 不謹慎ですが、そのときはふとそんな風に考えていたのです。

 

 

 

でもさぶは裏切り者です。もちろん、いい意味で!

 

 

 

昨日さぶは大巻先生の病院へ。慢性腎不全と闘うにはモニタリングが非常に重要です。

2014118 (4)

 

 

 

東レから出た新薬「ラプロス」をはじめるのか、このままセミントラをつづけるのか先生と相談。

 

 

 

話し合ってもなかなか答えが出ず、血液検査の結果を見て方向性を決めることにしました。

2014118 (5)

 

 

 

「おれ これ苦手なんだよな」

2014118 (6)

 

 

 

人間みたいな表情のさぶ

2014118 (7)

 

 

 

 

お疲れさま。結果待ち中。クールガイに見えて実はガクガク震えているという(笑)。

2014118 (9)

 

 

 

10分後、結果を聞いて飛び跳ねました。

 

 

 

CREA 2月17日 3.1→5月9日 2.9

BUN 2月17日 30→5月9日 27

 

 

体重は100g増!

 

 

やった!!

 

 

再生不可能とされていた腎臓ですが、数値上悪化していないどころかじゃっかん改善すらしているではありませんか。約3年半前の数値と比べても現在の方がいいなんて!

 

 

 

うれしいね。さぶ、ありがとう。

 

 

 

さぶに噛まれたあともだいぶ治りました。歯が刺さって痛かったのですが、もう全然♪

2014118 (8)

 

 

 

 

たまにさぶたちの闘病の方法についてご質問を受けるのですが、私のやり方はちょっと偏っているので、皆さまの主治医と相談するのがいちばんだと思います。

 

 

 

あくまでもさぶの場合ですが、私は食事制限をしていません。

 

 

 

もともとさぶは食が細く、食べものを「腎臓食」に限定すると食べないので栄養不良に陥ります。だから私は、腎臓食ももちろん与えますが、さぶが食べてくれるなら基本的にはなんでもOKとしています。ただ、市販されているものを自ら買う場合には「シニア用」を選んでいます。

 

 

 

どうしても食欲が出ないときはべべのクリニケアをシリンジで飲ませたり、食欲増進剤ペリアクチンを投与しています。さぶにはこの薬が効いています。

IMG_2909

 

 

 

さぶグッズはこんな感じ。水分がだいじなので点滴セット(週4~1回120ml)、毎日必ず欠かさずセミントラ、免疫力の維持のためDフラクションプレミアム、(食べてくれるときは)腎臓食

IMG_2905

 

 

 

腎臓病の子は多尿ゆえトイレの片づけがキツい。うちはさぶ、あまぱん、ナナが腎臓病なのでトイレ用品を驚きのスピードで消費します。でも、先生方いわく、この時期が長ければ長いほどいいそうなので、これからもいっぱいおしっこしてもらえるよう添え木役を果たしたいです。

2014118 (10)

 

 

 

余談ですが、水頭症の治療で利尿剤を朝晩飲んでいるほほも多尿気味(汗)。よって家にいると私は1日中トイレ掃除に追われます。

 

 

 

ということで、風邪でギブ寸前ですが、トイレシーツを買う必要に迫られ先ほどスーパーへ

IMG_2908

 

 

 

 

鼻水が滝のように溢れるのでもったいないのですがパソコンの横はティッシュの山

IMG_2902

 

 

 

見苦しくてすみません。

 

 

 

まあ、鼻が利かないのでマーキング臭に気づかず気分よく過ごせていますけど。

 

 

 

最近チチがマヌカハニーを送ってきました。身体にいいらしいですね。

2014118

 

 

 

これを飲んで早めに寝ます。

 

 

 

さぶの数値を見てすごくホッとしました。2週間後はあまぱんを病院へ連れて行きます。

 

 

 

欲ばりだけど、1分でも長く家族のそばにいたいです。

 

 

 

ああ、まーもに会いたくなっちゃった。

ai (11)

 

 

 

 

GOOD NIGHT!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


セスの楽園へ

さて、昨日のつづきです。セスのご家族紹介をさせてくださいね。

 

 

ご家族は、セスを迎えるにあたり、いろんなことを話し合い、大掃除し(笑)、たくさんの猫グッズを用意してくださいました。連日届くメッセージには慌ただしくも楽しみにしている様子が垣間見れて、読んでいる私もウキウキモード。

 

 

そして調子の悪かったべべを気遣い、ご主人がセスを迎えに来ることもご提案いただきました。「アンニイさんはうちの環境をお知りになりたいと思うのですが、落ち着いたら遊びに来てもらえればいいですし」と。さりげないやさしさが弱っていた心に響きました。

 

結局、チチがセスと私を乗せて里親さん宅へ送り、私たちをおろしてすぐ703号室に戻ることにしたので、一件落着。おかげで私はセスの卒業式にのんびりと参加することができたのです。

 

 

 

※お姉さんと私が撮った写真をごちゃ混ぜに使います↓

 

 

 

「セスくん いらっしゃい」

sesu2 (22)

 

 

 

 

「今日からよろしくな」

sesu2 (21)

 

 

 

「緊張してるよね? ふふ かわいい~」

sesu2 (16)

 

 

 

 

「どこですか?」

sesu2 (20)

 

 

 

 

オドオド中のセス

sesu2 (18)

 

 

 

 

マイ太郎さんがプレゼントしてくれたリバーシブルシュシュでキメています。

sesu2 (10)

 

 

 

黄色とブルー両方楽しめていいですね。

 

 

 

自分のベッドで固まっていたセスですが、食べる余裕はぜんぜんあり^^;

sesu2 (15)

 

 

 

セスのために大量のちゅーるを購入した里親さん(写真はほんの一部です)

sesu2 (30)

 

 

 

安全重視のキャリーバッグや爪とぎやおもちゃ

sesu2 (24)

 

 

 

キュートな隠れ家まで・・・・・・

sesu2 (26)

 

 

 

ブログに載せきれないほどいっぱい「ぼくのもの」が・・・・・・。

 

 

 

ご家族で意見を出し合い、ひとつひとつ揃えていく情景が目に浮かぶようです。

 

 

 

うらやましいくらい仲がよく、常に笑顔の里親さんファミリー

sesu2 (23)

 

 

 

セスが加わったら、セスは幸せになれると確信しています。はじめて猫と暮らすからこそ、真剣に慎重にあれこれ考えてくださっています。セスのケアのことで質問を受けた際、私の回答を聞いて「なるほど。子育てと同じですね」と仰っていたのが印象的でした。

 

 

つまりセスを「子どもとして育てる」という意味なのです。なんかすっごいうれしかったなあ。

 

 

 

姉妹、妻、娘と、女性ばかりの環境だったご主人はいい意味で女性なれしていて、話がおもしろく、なにごともていねいでキメ細やかな方。チチもこんな風だったらよかったのに(苦笑)。

 

 

そして家の中に男子(セス)が増えることをたいへん喜んでくださいました。

 

 

 

サクのことも気にかけ、話にちょくちょくサクが出てきます。ただ、各々の住環境やキャパシティの問題があるので、今の段階ではセスをかわいがってもらう方向でお願いすることに。

 

 

サクは逃げグセが抜けないので、いずれにせよもう少し私の手元に置こうと考えています。

 

 

 

お姉さんが撮ってくれた1枚。表情が萌える♪

sesu2 (14)

 

 

 

写真じょうずだなあ

sesu2 (13)

 

 

 

猫じゃらしで気を引きながらシャッターを切る一同

sesu2 (29)

 

 

 

もともとお姉さんの、「猫と暮らすなら保護猫にしよう」の一語がきっかけとなり、セスはこのたびの良縁を得ました。高校生の頃の自分だったら、そんなこと思いつきもしなかったはず。お姉さんは勉強ができて、部活やバイトもこなす根性のある女性。年齢関係なく尊敬しています。

 

 

もちろん、こういうお嬢さんに育て上げたご両親も。(ご家族の話し方も大好き^^)

 

 

お世辞抜きに703号室の里親さんたちの息子さん娘さんは素敵な方が多いんですよね。

 

 

 

「ハハはそこに自分の卒業生を紛れこませる魂胆ですよね?」

sesu2 (3)

 

 

 

正解です。セスよくわかったわね。

 

 

 

しじみの里親りょうちゃんが作ってくれた赤いネクタイが憎らしいほどピッタリ!

sesu2 (35)

 

 

 

 

鼻血級のかわいさ

sesu2 (34)

 

 

 

黒いからなんでも似合っちゃう。おめめクリクリだからなんでも似合っちゃう。セス得だね。

 

 

 

色黒で派手なネクタイを締めてる姿は、遊び人風の会社員にも見えません?

sesu2 (33)

 

 

 

 

あ、そうそう。換気で開ける掃き出し窓にはガッチリの脱走防止柵をつけてくださいました。

sesu2 (2)

 

 

 

セス家は分譲マンションですが、めずらしい造り。玄関を開けるとすぐまた扉があるのです。要は二重扉のイメージ。セスのいる空間には3つのお部屋があり、いずれも写真左の扉を閉めていれば問題がないので玄関から飛び出す心配はありません。

sesu2 (27)

 

 

 

安全対策についても、何度も話し合いました。私の過去ブログも読んでくださっています。

 

 

安心してお渡しできるというのは、ただただありがたいです。

 

 

 

おいしい和菓子とお茶をいただいたのですが、和菓子の写真がなーい(涙)。私が長居したばかりに、2次会? には紅茶と洋菓子まで。すみません。ごちそうさまでした。

sesu2 (28)

 

 

 

 

壁にさぶ発見! 裏は私からのお手紙です。

sesu2 (31)

 

 

 

 

セス、最初は心細いかもしれないけれど、馴れたら楽園だから、がんばれっ!

sesu2 (7)

 

 

 

セス家は自然体で居心地がよく、つい時間を忘れてしまいました。電車で帰る際も駅まで送っていただいて、女性陣でペチャクチャおしゃべり。ひさびさに楽しいひとときを過ごしました。

sesu2 (11)

 

 

 

ご主人の提案「ケージを囲んでの記念撮影」

sesu2 (32)

 

 

 

白い城の中で、セスは殿さまだなあ!

sesu2 (6)

 

 

 

べべへのちゅーるやごはん、上品な甘さの和菓子、セスにかかった医療費を過分にお預かりしました。あたたかいプレゼント、どうもありがとうございました。

sesu2

 

 

 

 

以下が↓ 里親さんから届いたセスの近況写真です。ハンサムでしょ?

sesu2 (4)

 

 

 

初日からごはんをペロッと平らげまわりを驚かせたセス。たまにシャーが出ることもあるみたいですが、私の想像よりだいぶ馴れるスピードがはやいです。

 

 

 

お姉さんの足元にくつろぐセス

sesu2 (5)

 

 

 

セス、あなた届いたばかりのあたらしいソファにガリガリしたらしいわね? カーテンも。

 

 

 

「え? なんのことですか?」

FullSizeRender (2)

 

 

 

「ぼく 覚えがありません」

FullSizeRender

 

 

 

おもちゃを追いまわして夜な夜な運動会をしているセス坊。もちろん、甘えたりもしています。

FullSizeRender (1)

 

 

「ぬーん」

FullSizeRender (3)

 

 

 

被写体が近くに寄りすぎてブレています。それだけ、距離が縮まっている証ですね。

 

 

 

「家族は一日にしてならず」ですから、長い時間を経てさらにベッタベタになるでしょう。

 

 

その道程もまた一興かもしれませんね。道ばたで出会った一匹のホームレス猫があたたかい家族の一員になれたことをなによりうれしく思います。セス、おめでとう!!!

 

 

多くの犬猫たちが終の棲家を得られますように。

 

 

 

謝謝!

 

 

 

かつくん「x247セス卒業おめでとう。ママさんいわく、パパさんはお姉さんが小さい頃、おむつのお世話が苦手だったとのことですが、今ではセスのウンチを毎朝片づけているそうです。それ聞いてハハが笑い転げていました。ぼくも、なんかいいなあと思います。セス、幸せにね!」

1-3483

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


超、ダイアモンド以上

まだ厚手のコートを着なければならなかった2月27日、私はサクとセスに出会いました。

 

 

その日のことは「サクとセス/幸せの703号室」をご覧ください。

 

 

私も先ほど読み返し、ひとり感慨深さに浸っていました。

 

 

あの日私が先に見つけたのは黒白のサクのほう。いちばんに保護できたのもサク。

 

 

サクとセスの「間」、私の鼓動は鳴りっぱなしでした。「間」とは、サクだけを連れて帰り、セスが外に残されていた時間のことです。

 

 

あのときの心中を書いたら、きっと皆さまは大げさだと笑うかもしれませんが、私のすべてがかかっていたんだと思います。私はときどき、「ある瞬間」に全力を注ぐのです。

 

 

勝負、っていえば近いのかな?

 

 

負けが許されない勝負だった気がするのです。

 

 

セスの保護は、最近のできごとの中で、もっとも自分の心に深く残っています。

 

 

 

連れて帰りたかった。私は超、本気でした。

IMG_0490

 

 

 

ほんとうにサクもセスも大きな道路に面した極端にあぶない場所にいたのです。だから捕獲箱が閉まる音を聞いたとき、全身を鳥肌が駆けめぐりました。うれしくて踊りたい気分。

 

 

 

保護直後の動画(emi-goの動物病院にて)

 

 

 

703号室に移動して数日後(チチの出血はセスではなくサクにやられました)

 

 

 

 

「そうだったんですか? そんなにぼくを連れて帰りたかったのですか?」

1sesu (17)

 

 

 

 

「ぼくはハハにとって 黒くひかるダイアモンドのような存在だったんですね?」

1sesu (18)

 

 

 

 

いいえ。ちがいます。

 

 

 

セスは私にとって、憧れのダイアモンドがカスに見えてしまうほど、たいせつな存在です。

1sesu (21)

 

 

 

 

「ほう」

1sesu (11)

 

 

 

 

サクとセスは仲よし

1sesu (10)

 

 

 

ケージもシェアしていたから、だいたいいっしょだったよね。

1sesu (8)

 

 

 

怖がりのセスよりさらに怖がりのサクを

1sesu (4)

 

 

 

セスは小さい体で守ってくれた。

1sesu (3)

 

 

 

サクがほんのちょっとやわらかくなったのは

1sesu (6)

 

 

 

まちがいなくセスのおかげだと思う。

1sesu (5)

 

 

 

立派なおにいちゃんでいてくれてありがとう。

1sesu (7)

 

 

 

 

でも、セスは繊細だってこと、ちゃんとわかってるよ。去勢手術の際、病院へ行っただけで片目がショボショボになってしまうんだもん。退院後、飲み薬も目薬もがんばったよね^^

1sesu (9)

 

 

 

いたずら坊主の一面も

1sesu (14)

 

 

 

 

こらー!

1sesu (12)

 

 

 

「ぼくじゃありませんよ」

1sesu (13)

 

 

 

「ぼくたちは知りません」

1sesu (15)

 

 

 

アクティブなセスのおかげでたのしい毎日だったよ。

1sesu (16)

 

 

 

きょうだいのサクはもちろんのこと

1sesu (2)

 

 

 

セスはほかのメンバーたちのことも慕ってくれて

1sesu (26)

 

 

 

媚びるのもじょうず、甘えるのもじょうず、距離を保つのもじょうず

1sesu (24)

 

 

 

遊ぶのもじょうず

1sesu (23)

 

 

 

そして

1sesu (22)

 

 

 

横取りもじょうず(笑)。

1sesu (25)

 

 

 

「食べたいときは食べたほうが得ですから」

1sesu (27)

 

 

 

まあたしかにそうだよね。

 

 

 

「でしょ?」

1sesu

 

 

 

要領がいいのは才能だね♪

 

 

 

セスに限らないのですが、うちにいる保護動物たちを見ていると、ときどき切なくなります。

 

 

あたらしい環境で、また、一からがんばらせるのがふびんになります。

 

 

 

ああ。昼寝していたセスをキャリーに入れ・・・・・・出発!

1sesu (19)

 

 

 

セスの未来に向かっています。

1sesu (20)

 

 

 

私はセスに自分の家族と同じように接してきました。家族と同じように、ではないですね。終の棲家に旅立つまでは、セスは私の家族そのものです。「卒業」を機に、サクと別れさせるのもなんとなく辛い。そんなわけで毎回胸がチクチクするのですが・・・・・・けれど私は、セスは近い将来、自分が幸せになれたことを実感すると信じて譲渡しています。

 

 

今夜セス家から届いた近況写真を眺めて思いました。「幸せ」って家族の数だけいろんな形があるんですね。元気にはしゃぐセス、カメラに寄りすぎのセスの姿にほっこりです。

 

 

そして卒業記事は、里親さんへの感謝、保護動物へのお祝い、皆さまへのご報告として書いているだけでなく、自分の心を整理する意味もこもっているのかな、と今、改めて。

 

 

以前ご紹介したように、セスの里親さんとは素敵な縁で繋がっています。なにごとにもていねいで、やさしく、常に笑顔で接してくださいました。

 

 

 

次回は、近況写真を織り交ぜて、あたたかいセス家へご案内しますね。お楽しみに♪

 

 

 

LOVE!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


カロリー稼ぎ

※ブログ連続更新中です。よかったら下の記事もお読みください。メールがまだ見れません。来週あたりに復旧する見込みです。すみません。

 

 

 

べべ公、ごはんですよ。一日に何回も起こしてごめん。

kokodesika (7)

 

 

 

 

一度に食べられる量が少ないから、しょうがないね。

kokodesika (6)

 

 

 

 

「ん? ハハ ごはんですか?」        「ごはんちょーだい」

kokodesika (5)

 

 

 

べべ公の体重維持に必要なエネルギーは250キロカロリー/日。シリンジ25本飲まなければ足りませんが、25本って、飲むほうも飲ませるほうも意外とたいへん。そしてクリニケア(液体)ばかりだと、どうしてもウンチがやわらなくなってしまう。そこでお母さんは考えました!

kokodesika (2)

 

 

 

ドライフードをコーヒーミルで粉砕し、クリニケアに混ぜる作戦。シリンジとコーヒーミルは以前我が家の保護子猫へのプレゼントとして字幕翻訳家の松浦美奈さんが送ってくださったもの。

 

 

 

ジャーン、できた!

kokodesika (3)

 

 

 

 

これで「カロリー稼ぎ」をします。ウンチも固まるといいね。

kokodesika (8)

 

 

 

 

さあ、食べよう。3本くらいいけるかな?

kokodesika (9)

 

 

 

 

「一本くれいっっっ」

kokodesika (19)

 

 

 

「おなかすいたーーー」

kokodesika (20)

 

 

 

1本食べ終わった直後、べべ公がジタバタしたので自由にしてみたところ、キッチンの端っこで(べべにしては硬めの♪)ウンチをしてしまいました^^; えー! そこトイレじゃないよ。

kokodesika (10)

 

 

 

しかもあろうことか、ウンチの上をペタペタ歩く(号泣)。これ、最近の日常茶飯事です。

 

 

 

「べべちゃんキッチンはトイレじゃないよ?」

kokodesika (24)

 

 

 

「ぼくはねえ トイレ完ぺきじょうずにできます」

kokodesika (23)

 

 

 

べべもちゃんとできてたよ。驚くほど賢い犬だったから。子犬の頃から失敗なく、ずっと。

 

 

 

でも今、べべは解き放たれたんだと思う。もういろんなことから解き放たれていいんだと思う。

 

 

 

だけどクサいのは困るから、キレイキレイしよう。

kokodesika (11)

 

 

 

お話ししながらゴシゴシ洗いました。

kokodesika (12)

 

 

 

タオルドライ

kokodesika (13)

 

 

 

やさしい703号室の某里親さんがべべにエネルギーちゅーるを送ってくれたよ。猫用だけど、そんなの関係ないよ。通常のちゅーるの2倍のカロリーだから、カロリー稼ぎできる。やったね!

kokodesika (15)

 

 

 

「ハハ~ ぼくらにはないんでしょうか?」

kokodesika (4)

 

 

 

「じっと待っていれば」

kokodesika (17)

 

 

 

「なんか出てくるだろ」

kokodesika (16)

 

 

 

「ふぁぁぁ~ おそいでち」

kokodesika (18)

 

 

 

ほほの大あくび(笑)。ありますよ。みんなの分も。

 

 

 

ぶうこさんがいっぱい送ってくださいました。ありがとうございます。いただきます。

kokodesika (14)
 

 

小僧(サクとセス)たちはドタバタ走りまわり、ほほ、あまぱん、さぶは低位置でおねだり。

 

 

 

ナナとリルは長いお昼寝をしています。

kokodesika (22)

 

 

 

リル、今夜リルの大好きなお父さん帰ってくるよ。

kokodesika (21)

 

 

 

私はスーパーで戦利品(セール品)を求め徘徊。今日はあんまり安いもの売ってなかったな。

kokodesika (25)

 

 

 

あじのお刺身を狙うさぶ。決してお皿には手を出しません。ひとくち分与えると、邪魔にならない場所で静かにおすそわけを食べるのです。

kokodesika
 

 

家族に愛と感謝を感じています。

 

 

 

そして、家族をリスペクトしています。

 

 

 

人だろうが犬だろうが猫だろうが、家族はえらい。みんな尊いです。

 

 

 

LOVE!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


もも と さくら

さて、昨日のつづきです。関連記事は前回の記事にリンクしてあるのでご覧くださいね♪

 

 

 

さくら(かえ)のお届け前日、私は母と車をトレード。私の車はカーナビが古かったので無事にたどりつけるか心配だったのです。母の車にさくら用のレンタルケージとお嫁入り道具を積む。

 

 

 

意外と重労働。こんなとき、ふと、「個人」とか「ひとり」の虚しさ感じることがあります。

 

 

 

翌日、さくらを乗せ女ふたり(さくらと私)の2時間弱のドライブ。

 

 

 

到着!

IMG_2969

 

 

 

 

里親さんご夫婦が笑顔で待っていてくださいました。どう? さくら、素敵なお家でしょ?

IMG_2968

 

 

 

みんなで仲よくケージ、お嫁入り道具、さくらをお部屋まで運び、着くなりご主人は私が持参したケージをすばやくササッと組み立てたのです。うらやましいなあ。うちではあり得ない光景。

IMG_2960

 

 

 

距離を保ったところからスタートさせたほうがいいので、さくらのケージは主寝室に設置

IMG_2961

 

 

 

 

「いらっしゃい~」

IMG_2976

 

 

 

ケージの中にいるさくらをコネコネしています。早く緊張がほぐれるといいね。

IMG_2978

 

 

 

 

「ここ どこですか?」

IMG_2972

 

 

 

さくらがドームベッドにおさまったところで、一同はリビングへ移動

IMG_2948

 

 

 

 

日当たりがよくて清潔で快適な空間です。

IMG_2950

 

 

 

愛うさぎさんと暮らしていた里親さん

IMG_2963

 

 

 

お部屋のあちこちにキュートなオブジェや絵が飾られています。

IMG_3008

 

 

 

あ、これはうさぎじゃなかった(笑)。

IMG_3006

 

 

 

先住もも(海子)の卒業記事の際にご紹介したので今回は簡単に。掃きだし窓の脱走防止!

IMG_2951

 

 

 

あれ? ところでももちゃんどこでしょう? 姿が見えませんね。

 

 

 

と思ったら、キッチンの電子レンジの裏に隠れていました^^;

IMG_2954

 

 

 

はいはい。ももちゃんにとって、もはや私は異物ですわね。

 

 

忘れられても、ぜんぜんショックじゃないのでご安心ください。これは健全なリアクションです。

 

 

 

「ねえねえ きょう おうちの中 なんか変なニオイがするの」

IMG_2986

 

 

 

「なんかいるっ! ぜったいあやしいっ」 (この写真のももとても気に入ってます)

IMG_3001

 

 

 

あまっている部分にちょこんと腰掛けるご主人が気の毒です。

IMG_3002

 

 

 

ももちゃん、里親さんに愛されてるなあ♪

IMG_3003

 

 

 

ご夫婦と仲よくさせてもらっているので、会うとお互いに超長居してしまいます(笑)。

IMG_3000

 

 

 

ついついおしゃべりに花が咲くんです。お菓子やお茶、ごちそうさまでした。

 

 

 

定期的にさくらの様子を見に行くご主人

IMG_2979

 

 

 

さくら、ここでならだいじょうぶね?

IMG_2970

 

 

 

「わたしなりに精いっぱいやってみます」

IMG_2971

 

 

 

先住もも姉にさくらのことをお願い中

IMG_2989

 

 

 

無害だよ、無害だよ、約束する。さくらは元気で素直なやさしい妹分になるよ

IMG_2990

 

 

 

ももちゃんがドッシリと重くてちょっとウルウル。改めて、もも、幸せになったねえ。うれしい。

IMG_2991

 

 

 

トライアルがうまくいくことを祈りつつ、里親さん宅をあとにし、帰宅。カード、猫フード、おやつ、さくらの医療費の一部をありがとうございました。素敵なカードを読んで心がほっこり。

IMG_3010

 

 

 

はじめの3週間弱はさくらが一定距離まで近づくと怒っていた先住もも姉ですが、ある日を境にふたりの距離がグンと縮まったらしいです。さくらがほんとうにいっしょうけんめいだったと、里親さんはさくらを誉めていました。さくらを受け入れたもも姉もおりこうだと思います。

 

 

 

さくらはけなげな面ばかりでなく、若い女子らしい活発さやお調子者さものぞかせています。

 

 

 

おもちゃで遊んだり、家中を飛びまわったり、イタズラしたり。猫らしく自由に生きています。

 

 

 

以下が里親さんからいただいた近況写真の一部↓

 

 

 

「もも姉のごはんだ! いただきますっ」

kaake (8)

 

 

 

 

「もも姉のごはん おいしいね」

kaake (16)

 

 

 

「あ ほとんどなくなっちゃった・・・・・・」

kaake (2)

 

 

 

さくら、自分はたっぷり食べたあとなのに、もも姉のごはんも平らげてしまったようです。

 

 

 

「お水でがまん」

kaake (37)

 

 

 

懐の深い一面を見せてくれたももちゃんです。

 

 

 

「ももちゃんだいすき」

kaake (42)

 

 

 

「ももちゃん い~れ~て~♪」

kaake (7)

 

 

 

 

「ああ きもちいい~」

kaake (15)

 

 

 

「ももちゃん ねちゃった」

kaake (38)

 

 

 

 

「ハハ~ 見ていますか?」

kaake (23)

 

 

 

「いまわたし にっこりの毎日」

kaake (26)

 

 

 

 

「もも さくら・・・・・・うちには春がいっぱい」

kaake (35)

 

 

 

 

「ポカポカと あたたかいです」

kaake (31)

 

 

 

 

さくら、よかったね。心から、おめでとう。

 

 

 

 

 

かつくん「x245さくらおめでとう。さくらは儚い雰囲気もあるけれど、とても幸せそうな表情をする女の子だよね。みんなにモテモテの理由がよーくわかります。家族といっしょにこれからも年中春を満喫してね。ハハがまた会いに行くって張りきっています。

がんばってもも姉のハートを掴んだ努力家のさくらに703号室から愛と尊敬を込めて」

1-3483

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク