ワクチンがんばった(ジャック)

皆さまこんばんは。おととい、保護猫ジャックを連れて病院へ行きました。

 

 

前回の通院時は熱を出していたのでワクチンを見送ったのですが、卒業を控えているのでそろそろ打たねば、と。たかがワクチンと思われるかもしれませんが、接種後にぐったりされることがあるので体調が万全のときじゃないと心配です。

 

 

爪切りや耳掃除もお願いしました。体重が増え、いい感じのコンディションです。

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emi-go写真撮ってくれてありがとう!

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診察中のジャック

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歯がしっかりしていてキレイです。

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「中島先生 ぼく どこも悪くありません 早く帰りたいです」

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ちなみにワクチンは「後ろ足に打つのが正解」です。

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ジャックのワクチン以外にも、病院にはいろんな用事がありました。

 

①emi-goが注文してくれたノラスタ(ノラ猫あがりのスターたち)の納品

②さぶの補液グッズのまとめ買い

③卒業生ミミ玉を保護してくれた「お友だち」と待ち合わせて、ミミ玉の里親さんから預かったミミ玉の医療費(お友だちが負担してくださった分)を渡す。

④保護猫明のバトンを受け取る。保護猫明の診察など。

 

 

そして合間に病院のアイドルたち(元保護犬、または保護犬)と戯れるのも楽しみです。

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ボボボカメラ目線かわいいね♡

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気になっているお子にも会えました。ふふ。毛艶がよくなったね♪

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ジャックは9月下旬に703号室を巣立ちます。

 

 

さぶとの相性が悪いため、ほぼ保護部屋ゾーンにいるジャックですが、保護猫牛丸とは仲よくやっているし、来たときよりだいぶ環境になれてくれました。甘えたり食べたりお腹出して眠ったり……ジャック自身はずっと我が家にいるものだと信じて疑っていない風です。そんなジャックを新居にお届けするのはうれしい反面、正直胸がチクっと痛みます。

 

 

保護犬猫たちを引率するには自分のメンタルを鍛えないとダメですね。私は何年経ってももろい部分があるから、感情を抑え、理性を前面に出す訓練をつづけていきたいです。

 

 

LOVE

 

 

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さぶくんお疲れさま♡

イクラさんのお宅から大量のフード類のプレゼントが届きました。

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イクラさんのお宅のみなさん、どうもありがとうございました。703号室で使い切れない分は保護譲渡活動をしている友人たちと分けさせていただきますね。

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さて、先日さぶの呼吸がはやい気がして焦った私。さぶは命に関わるレベルの膿胸を過去に2回も患っているので、迷った挙句病院へ連れて行くことにしたのです。

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うちでゆっくりイチャイチャしようねって約束したにも関わらず、さぶの大嫌いな「通院」をさせてしまったのが申し訳ない。でも、本当に心配だったのです。

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ひがしちゃんに文句を垂れるさぶ

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聴診触診問題なし。体温38.1度、体重4.75キロ。ちょっと太ってた! うれしい♡

 

 

エコー検査、血液検査(広範囲)、レントゲン検査のフルセットをお願いしました。

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エコー検査がんばったねえ……

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中島先生が丁寧に診てくださった結果、腎臓がほかの猫より(平均)1cm程度萎縮しているのがわかりました。残っている腎機能を大切にしないといけないね。

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いろんな臓器もチェック

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胸水はなく、大きな異常も見つからず、ホッとした次第です。

 

 

自分の画像をチェックするさぶ

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「だいたい だいじょうぶだな」

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血液検査の結果も総じて悪くありませんでした。腎臓の数値はむしろ3か月前の東大病院での検査結果より改善されていたのです。ああ、よかった。さぶありがとう!

 

 

検査中のさぶを待つ間、大好きなお子と戯れて幸せのひととき。うっ……スカウトしたい欲望に駆られてしまう。健気に人間を信じる姿に心打たれます。すばらしい子ですよ。

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……診察、エコー、血液検査、と「がまん」を積み重ねてきたさぶですが、最後のレントゲン検査で一気に爆発。本気でキレてしまったのです。そういえば東大病院でもさぶは毎回ブチ切れていて、前田先生や岡本先生にご迷惑をおかけしています。みなさんごめんなさい^^;

 

 

音声の一部のみですが、どうぞ(苦笑)

 

 

 

「ひがしちゃん おれで遊ばないでくれる?」

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ちなみに、レントゲンでも胸水は確認されず。膿胸はなさそうで力が抜けました。

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中島先生ありがとうございました。

 

 

病院へ行くべきかどうか判断のつかないときは、なるべく「行く」ようにしています。

 

 

過度の医療は犬猫たちに負担をかけるかもしれませんが、私は決してやりすぎのほうだとは思っていません。もし異常があるなら、早めに手を打ちたいです。

 

 

さぶは目のふちが若干赤いので、通常のケアに目薬をプラスして様子を見ています。

 

 

1日でも長くそれなりに健やかな状態で私のそばにいてもらいたい。さぶがさびしがらないよう、予定を調整しながらベタベタと甘やかせていきたいです。

 

 

心配をしてくださった皆さまありがとうございました。

 

 

次回は保護猫ミミ玉の卒業記事をUPします。

 

 

LOVE

 

 

 

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ミミ玉とジャックの通院

皆さまこんにちは。昨日は深夜まで仕事だったのでブログ更新を断念してしまいました。

 

 

ジャックに素敵なプレゼントが届きました。じゃーん! 爪とぎソファ!

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やさしいジャックはケージ内の爪とぎソファをミミ玉や牛丸に取られてしまうので、これは念願の「自分用」です。卒業生星太郎のママさん、ありがとうございました。

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黒猫コンビの星太郎(と黒糖ちゃん)のママさんは、ミミ玉にオシャレな首飾りや私にかわいいマスクやマスク入れのプレゼントも送ってくださいました。

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さて、7月28日に保護猫ミミ玉とジャックを病院に連れて行ったのです。

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ミミ玉→卒業前検診(血液検査、エコー)

ジャック→発熱、食欲不振、下痢、嘔吐の診察

 

 

病院は激混みで、帰るまでに3時間半かかってしまいました。いい病院は患者さんが溢れていますよね。仕方のないことだけど、体力が目減りした私には重労働でした^^;

 

 

でもうれしい再会も!

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2月にミミ玉を外で保護した「お友だち」が、ミミ玉とジャックに会いに来てくれたのです。

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お菓子、猫のおやつ、私への(痛い)リンパマッサージ券、ジャックへのお見舞い、お手紙をいただいてしまいました。ありがとうございます。お気遣いに恐縮です。

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ミミ玉の採血シーン

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腹部エコー(暴れてしまったので腎臓まわりだけをチェックしてもらいました)

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結果、血液検査、エコー、ともに特段異常が見られずホッとした次第です。

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耳掃除もお願いしました。少し汚れているものの、耳ダニはナシ。耳と鼻の傷はかわいそうですがこれ以上は治らないでしょう。けれどこれがミミ玉の「丸ごと」です。

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私はむしろ好きだなあ。ミミ玉の勲章だからミミ玉の持ち物はぜーんぶ好き!

 

 

つづいてジャックの番です。

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今までの疲れが出ちゃったのかな?

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エコー検査(異常なし)、CBC検査(結果、パルボが否定)、ウイルス検査(マイナス)、体温39.7度(発熱あり)。まずは胃腸炎疑いで治療をしてもらうことにしたのです。

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がんばれ!

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注射と点滴をして終わり!

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ミミ玉もジャックもよくがんばりました。お疲れさま。地元でノラ猫たちのために奔走しているミミ玉のお友だちさんともいろいろお話して有意義なひとときでした。

 

 

「わたし もう病院行かない」

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「ハハ ごはんちょうだい」

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はいはい。ミミ玉、元気でいてくれてありがとうね。生きていてくれてありがとう。

 

 

ジャックは数日様子を見ていますが、今朝も嘔吐せずにごはんを消化しています。

 

 

保護猫たちが健康だとそれだけで百万力を得た気持ちになります。

 

 

LOVE

 

 

 

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旅支度をしていることに私が気づかないほどの自然体で

さぶを膝に抱いて意気消沈しています。あまぱんに会いたいです。

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自分の思いやあまぱんとのできごと(歴史)を整理してつづることが救いになると信じてブログに放出しています。悲嘆と向き合うには日記を書くと楽になるらしいので同じような意味合いですよね。

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いやぁ、しかしあまぱんはずっとうるさくおしゃべりしすぎた。あまりにもしゃべりまくっていたあまぱんがいなくなって呆然としています。困るね。

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あまぱんへの未練が強くなる一方ですが、保護猫ミミ玉のご縁探しもがんばりたいです。

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せっかく皆さまにミミ玉の存在をアピールしはじめたのに、尻切れトンボじゃかわいそう……

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ミミ玉はいいオンナですよ♡ 内面の美しさが表情に出ています。

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カメラを向けると少しシャイになるけれど、それでもミミ玉はすごい勇気の持ち主です。長年外でひっそりと生きてきたんだもの。今、人とじょうずに暮らせてえらいですよ。

 

 

さて、本日はあまぱんが亡くなる2日前の様子をお伝えします。

 

 

6月25日木曜日の朝8時半頃に旅立ったあまぱんですが、その週の火曜日も総じて元気でした。

 

 

命のギリギリまであまぱんは朗らかでした。

 

 

あまぱんとさぶを連れてMIHOさんといっしょに東大病院へ

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あまぱんとさぶを検査に出している間、雨上がりの東大農学部を散策

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ハチ公像の前にて

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渋谷のハチ公像よりも東大農学部のハチ公像のほうが断然好きです。上野さんに会えたハチの表情が胸に迫るのです。ハチの笑顔には犬と人間の信頼関係が如実に表れていますね。

 

 

待ち時間を経て、前田先生に呼ばれました。

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慢性腎不全のさぶは数値が横ばいです。過去に2度突発的に膿胸になっているので怖くて診てもらったのですが、胸の音は正常とのことでホッとしました。

 

 

あまぱんの数値はズタボロ。肝臓は大丈夫でしたが、腎臓がメチャクチャでした。貧血もまたすすんでしまいました。できることはぜーーーんぶやっているのに!

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新たな問題としては(リンパ球胆管炎と闘っていたときに1か月ほど服用した)ステロイドのせいで、ただでさえ低かった免疫力がさらに下がり、カビが膀胱内に増殖

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ふう。

 

 

あまぱんはいつ何が起きてもおかしくない状況がつづいていたため、特段驚きませんでした。先生方と「今後」を相談し合い、薬を追加して診察を終えたのです。

 

 

MIHOさん写真ありがとう。みんなマスク姿だけどいい記念になったよ。

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私は心の中で「あまぱんが生きていたら3日後に再々度輸血をする」と決めてあまぱんとさぶを連れて帰りました。よっしゃー! こっからはお楽しみの時間です。

 

 

あまぱん、通院お疲れさま。なんでも自由にしていいよ。

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さぶもお疲れさま。ゆっくり休んでね^^

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あまぱんは保護猫ミミ玉と牛丸のいる保護部屋がお気に入りで入り浸っていました。

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牛丸も

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ミミ玉もあまぱんを受け入れてくれています。みんなお友だちだよね。

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MIHOさんがちゅーるをあげたら2本も食べた♡ やりますねえ!

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数年前のあまぱんとMIHOさん。いっぱいかわいがってもらったね♪

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あまぱんはのほほんと自由で、本当にのびのびと旅支度をしていました。

 

 

旅支度をしていることに私が気づかないほどの自然体で……

 

 

その日の夜。亡くなる1日半前のあまぱんです。

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いつものお世話をさせてくれてありがとうね。

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さぶもシリンジごはん食べています。

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ちょっとこぼしちゃったけれど……

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リルもいい顔

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リラックスしているね!

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最後の通院となったこの日も、あまぱんは辛がるでも苦しがるでもなく、身体はしんどかったかもしれないけれど、やっぱりあまぱんらしく、軽やかで明るかったです。

 

 

だから私は前に書いた「あまぱんが死神にさらわれる」を撤回します。

 

 

あまぱんは死神にさらわれていません。

 

 

精いっぱい生きて、生きて、生きたのです。

 

 

人間の私とはそもそも最初から「寿命の長さ」がちがっていただけで、あまぱんは猫としてのハードを見事なくらいに使い切って逝ったのだと気づきました。

 

 

死んで負けた、ではなく、立派に生きた。

 

 

あまぱんを褒めて褒めて抱きしめたい。

 

 

私はあまぱんという愛する対象を得られて幸せ者です。今は失ったものの大きさに胸が潰れる日々ですが、この気持ちを含めてあまぱんと出会えてよかったです。

 

 

LOVE

 

 

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あまぱんが逝きました

我が家に灯っていた明かりが、昨日の朝消えてしまいました。

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Twitterよりblogで報告したかったのですが、どうしても気力が出なかったです。

 

 

また、悲しみに打ちひしがれてネガティブなことだけを書いてしまいそうで怖かったので今ごろのお知らせになってしまい、ごめんなさい。萎んだ風船のような自分がいます。

 

 

あまぱんの生前は多くの方に気にかけていただき、かわいがっていただきありがとうございました。

 

 

あまぱんは病魔と闘いぬいて、静かに息を引き取りました。

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「病魔」と書いているのは、私の憎き相手に対してだからですが、当のあまぱんは、どんなにつらくても飄々と病気と向き合っていた気がします。うちの平和親善大使は「病魔」ともお友だちだったのかもしれません。ゆったりボーイの底力。見上げた根性です。

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火曜日の東大病院でめちゃくちゃな数値を出したにもかかわらず、帰宅後はちゅーるを2本食べたり不自由な身体であちこちに行きたがったり最後まで明るく元気だったあまぱん。水曜日の夕方あたりから容体が急変し、呼吸数が早くなり、おしっこが出なくなりました。よって、水曜日の夜はシリンジごはんや皮下補液をストップし、深夜まで前田先生や中島先生と連絡を取り、もし生きていたら木曜日の朝いちばんに中島先生の病院へ連れて行く手はずを整えていたのです。

 

 

木曜日の朝、病院へ運ぶ車内にて

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このあとあまぱんはスッと逝ってしまいました。

 

 

そのまま病院へ行き、あまぱんの死亡を確認してもらい、体内に残っていたわずかなおしっこを出してもらいました。あまぱんの膀胱はよくがんばった。

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遺体の写真を載せるのは迷いましたが、私にとってこれは汚らわしいものでもかわいそうなものでもないので、皆さまにお察しいただければありがたいです。

 

 

気分が悪くなる方はどうかスルーしてくださいね。

 

 

シリンジごはんや粗相でベトベトのあまぱんをトリマーさんがきれいに洗ってくれました。私の自慢のハンサム王子をピカピカにしてあちらに送りたかったのです。

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帰宅後、チチが買ってきたドライアイスを下に敷いてみんなのいる場所へ

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まるでただ寝ているみたいでしょ?

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驚くほどおだやかな顔をしていますよ。

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みんなでダラダラしようね。

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机の上を整理してクスッと笑えたあまぱんの薬の袋。あまたなのに「アタマ」って……

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あまぱん、いつも笑わせてくれてありがとう。場を和ませてくれてありがとう。

 

 

あまぱんは先代かつに似た猫を探していた私がインターネットの家族募集掲示板で一目ぼれしたまんまるの成猫。保護譲渡活動をしていた私が例外的に里親になったのです。703号室にお婿入りしてくれたのは2008年の1月。以後は家族として12年年半、私の横で保護犬猫たちを共に育ててくれた頼りになる同志でした。もしよかったらあまぱんが来てくれたいきさつを読んでくださいね。

 

 

「外猫カン太くん/幸せの703号室」

 

 

年齢不詳でやってきたあまぱんは推定16~18歳と先生方に言われています。

 

 

来た当時の性格の落ち着き方、犬歯の下がり具合、病気の発症時期、白髪の生え方や衰え方からして、私は間を取って、17歳以上くらいかな? と推測しています。

 

 

先代かつの写真

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こうして並べてみると、あまぱんと似ているような、似ていないような。

 

 

若かりし日のあまぱん

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重い水頭症を患っていた「年下の先輩猫ほほ」をたいせつに守ってくれたよね。

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↑ この一枚は、703号室に来て2か月後に撮ったものですよ。お婿入り道具に持たせてもらったお気に入りのベージュのベッドの中にほほを宝物のように入れて抱きかかえていたあまぱん。

 

 

自分も完全に環境に馴れていない頃なのに、やさしいね。

 

 

ほほが先に旅立ったあとも、粘り強くお母さんのそばにいてくれました。

 

 

首の後ろが針山になるほど毎日毎日点滴の針を刺したけれど、あまぱんは一回も鳴かなかった。抵抗もしなかったし、逃げもしなかった。あっぱれの雄姿です。

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点滴が終わって膨れたあまぱんを見て、アマザウルスってからかってごめんね。

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本当はとても誇りに思っているよ。

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あまぱんは約6年間いろいろな闘病をつづけています。4年前から本格的に慢性腎不全と闘ってきました。老体になってからは不治の病の肝アミロイドーシスを患い、その影響でほかの病気もたくさん併発しました。ああもうダメか今度こそお別れかと覚悟をするたびに不死鳥のごとく死の淵からよみがえり、私に希望と勇気を与えてくれました。あまぱんにもらったものの多さを私は忘れません。

 

 

あまぱんは不屈の精神で「猫の入れ物」をいっぱいいっぱいに使い果たしてくれました。

 

 

あまぱんの「いい細胞さんたち」の見事な闘いぶりを讃えたいです。

 

 

あまぱんの闘病の中に私は「家族の在り方」を学ばせてもらいました。

 

 

やりきった感があり、思い残すことは少ないです。

 

 

けれど、あまぱんの存在感があまりにも、あまりにも、あまりにも自分の中で大きくて、どんどんどんどん膨れ上がって、もう抱えきれないほどに膨れ上がって、皆さまにご心配をおかけするでしょうけれど私は生きているのがしんどくなりました。

 

 

生きたくても生きられない方からしたらとんでもない発言ですが、本音が許されるなら、リルとさぶを見送ったら一刻も早くすぐにべべ、ナナ、ほほ、あまぱん、かつ、(私が見送ってきた)ユキ、まーも、SALA、ゴンタ、コロ、高菜の元へ急ぎたいほどです。

 

 

私の人生を彩ってくれた分身たちと離れている時間が苦しいです。

 

 

感情的なことを書いて皆さまを困らせて申し訳ありません。言いたいのはそれ位愛おしいってこと。命あるものに「永遠」はないのでしょう。わかっています。私の嘆きをうちの子たちが望んでいないことも。でも、私は身がちぎれそうに痛いです。そしてむなしい。

 

 

グチグチとみっともないことを失礼しました。お目汚しの極致ですね。反省します。

 

 

あまぱんと暮らせてただただ幸せをもらった12年半でした。

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また必ず出会えると信じてあまぱんに一度だけさようならをします。

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次出会ったら離さない。

 

 

あまぱんに伝えたありがとうが、あまぱんに届いていますように。

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