703号室からのおねがいです

※ブログ連続更新中 下の記事もぜひご覧ください。

 

 

私には代わりにブログを更新してくれる人がいません(稀にチチが更新しますが)。

 

私には代わりに運転してくれたり荷物を運んでくれる人がいません(稀にチチが)。

 

私にはポリシーがあり、譲渡会をしません(譲渡会を否定しているわけではないので誤解のないようお願いします)。よって一気に多くのご縁が決まることはありません。ひとつひとつアポを取り、ゆっくり人間関係を築くところからはじめます。

 

 

レギュラーメンバーのケアも含め、保護、通院、希望者さんとのやり取り、譲渡、アフターケアを原則ひとりでこなしています。実は意外とたいへんです。

 

 

コツコツやってきました。だから卒業生の数がじわじわ増えています。個人で300は超えています。仲介などを入れたらもっとたくさんの譲渡に関わっています。

 

 

私は基本、ポケットマネーで活動しています。医療費の一部または全部の負担を里親さんにお願いしていますが、犬猫の保護は「医療費」だけでは済みません。

 

 

すべて私が勝手にやっていることです。自己責任です。楽しいし後悔もありません。

 

 

自分の力で自分がベストだと思える譲渡をする。これ以上の幸せがあるでしょうか? しかし最近私は、ちょっと無理をしています。

 

 

体が少しだけ調子悪いです。時間はいくらあっても足りません。けれどこんなときだからこそ、笑顔で円滑にいろいろこなせるようになりたいです。

 

 

サクサクとね。

 

 

そこで私から皆さまへの厚かましいお願いがあります。

 

 

もし私の生き方に肯定的な感情を持ってくださる方は、どうか私の家族募集や703ブログの宣伝を応援してください。私がいちばんほしいものは「良縁」です。

 

 

次の子を保護するために、今も寒空の下で震えている子を保護するために、私に力をください。出せばまた保護できるのです。出せばまた保護できる。

 

 

先ほど新たに1匹の茶白猫をスカウトしました。ツイッターをご覧の皆さまはご存知ですよね? 私は彼女もシンデレラに変身させたいのです。そしてあと変身させたい子が少なくても外に2匹います。彼らを家に入れるためには、うちにいる保護猫たちを里子に出さなければなりません。キャパがオーバーしてしまいますから。

 

 

そこで保護猫ポテチと並行し、子猫秀多の家族募集をさっそく開始します。

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秀多は甘えん坊でやさしく、どの猫とも仲よく暮らせます。犬もOK!

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抱っこすると喉をゴロゴロ鳴らして喜びます。人間が大大大好きです。

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先にうちを巣立った妹のトロンとふたりで寄り添っていたところを保護されました。母猫はそばにいませんでした。人間に捨てられたのかもしれません。

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写真を撮ろうとすると動きが速くてついていけないけれど……

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みいさんががんばっていい写真を撮ってくれました。みいさんありがとう。

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食欲旺盛、おもちゃ遊びが得意。健康状態は万全(ウイルス検査-)。

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はじめて会うみいさんにもこのようにクッタリ体を預けます。

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703号室での様子。ほほと並んで。胸の白毛のポイントが最高に素敵!

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妹猫トロン同様秀多も終の棲家を求めています。ほんとうに飼いやすい子です。

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どうか秀多に目を留めてくださる方が増えるよう、皆さまのお力を秀多と私にお貸しくださいませんか? ポテチ、椿、本日保護の茶白猫、レギュラーメンバーの日々もお送りしていきます。ブログ更新のスピードをあげていけるよう努力します。

 

 

703号室はポテチ(推定3歳)と秀多(2か月)を家族募集しています。

 

 

よろしくお願いします。

 

 

※秀多の写真はほぼみいさんより

 

 

LOVE!

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

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ハハの鼻歌 ポテチより

「みなさまこんばんは。703号室保護猫ポテチです。家族募集中です。(ペットのおうちに)デビューを果たしたものの、ぼくにはひとつもお問い合わせがきません」

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「まあそんな早く家族が決まるとも思ってないからいいのですけど、本音はやっぱりさびしいです。703号室はまあまあ快適だよ。でも仮の家だからぼく自分の家と自分の家族がほしいのです。ぼくにもいつかきっと見つかりますよね?」

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「ハハが夜、ぼくの部屋でぼくを撫でている間、リビングで音がしたので行ってみたらこうだったそうです。あれ? イスの位置、向き……」

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「おそらく老犬ナナちゃんがなぎ倒したんだろうと予想したハハ。

 

ほら、ナナちゃん写真の奥に写ってるでしょ? ほとんど自力では立ち上がれないけれど、いったん立つとパワフルな女性に変身するのです」

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「ちょうどこのとき、ちび黒猫“秀多とみじゅ”のきょうだいの放牧タイムでもありました。だけどふたりとも体重が800gしかないミニチュア猫だから重いイスを倒すのはムリっぽいよね……まあ、ナナちゃんでまちがいなさそうです」

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「秀多とみじゅは地味に追いかけっこしたりかくれんぼしたり、楽しそう」

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イスは元の場所に戻せばいいだけ。それよりポテチ、音にびっくりしなかった? だいじょうぶ? 

 

 

ポテチは強い男の子だから平気だよね♪

 

 

 

「はい。ぼく地獄みたいな場所で生き延びてきたんですよ。音くらいじゃビクともしません。いや実はちょっとはビクっとしましたけど、大したことありません」

 

 

 

「ハハは今日すごく笑って帰ってきました。ニコニコニコニコ。ハハにはナイショですが、目じわがいちだんと深かったです。いいことがあったらしいです。“秀多か、みじゅか”……自作の鼻歌と交互でこの言葉を繰り返していました」

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「ぼくにはなんのことやらさっぱりです。でもハハがうれしそうならそれでいいです。ぼくもなんだかうれしくなりました。ぼくに家族が決まったら、ハハは鼻歌を歌いながら“ポテチ! おめでとう”とぼくに言ってくれるでしょうか?」

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「ぼくもハハもその日を信じて待ちますね。ひきつづき応援してください」

 

 

 

LOVE♥

 

 

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今はまだ薄味のポテチだけど

昨夜は2種類の睡眠薬&耳栓をもってしても落ち着かないナナが気になり、合計2時間程度しか寝れませんでした。さっき1時間半寝て気分スッキリ!

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老犬介護はほんとうに体力気力を消耗します。

 

 

でも私は老犬コロ、ゴンタ、SALAそしてべべを見送ってきました。皆さまのアドバイスを受け自分でも試行錯誤をしながら、できることはすべてやりました。

 

 

だからなのか不思議なことに、私、ぜんぜんナナにイライラしないのです。

 

 

むしろナナがなにをしても「ただただかわいい」としか思えなくて、こんな自分が正常か心配です。

 

 

疲れることはあっても、常に私の心は豊かです。

 

 

ナナが生きていてくれている。それでいいじゃん、と(にっこり)。

 

 

コロ、ゴンタ、SALA、べべ、ありがとう。

 

 

午後はみいさんと保護猫椿に会いにemi-goの病院へ

 

 

みいさんが写真をレタッチ中なので、病院で撮った椿の写真は後日にします。

 

 

emi-goの病院にいるとき、一本の電話がかかってきたのです。

 

 

電話を切ったあと、私は爆発しそうでした。

 

 

興奮が止まらず、そばにいたみいさんに心の内を語りまくり。

 

 

みいさんは涙を流しながらいっしょに喜んでくれたのです。

 

 

私、譲渡活動が好きです。断言したよ! やってきてよかった。辛いことも数えきれないほどたくさん経験してきたけれど、細々とでもつづけてきてよかった。

 

 

継続は力なり。継続は絆なり。

 

 

近々、これが実り、皆さまにも詳細をお伝えできるよう全力で取り組んでいます。先に話しておきますが、大きなプロジェクトや目立つ内容ではありません。ほかの人から見れば、取るに足らないような小さなできごとです。

 

 

しかし私の保護譲渡活動歴約16年分の重みがのっています。

 

 

保護譲渡活動にはさまざまな形があります。

 

 

たとえをいくつか挙げてみますね。

 

自走のビジネスと保護活動の両立をめざす「猫カフェ(など)」

 

ひとりをピラミッドの頂点とし、みんなでその方を応援する形

 

上下関係がほぼ同等の少数のグループ

 

きめ細やかな役割があり規則のある団体

 

完全なる個人

 

 

どれも日本に実在します。分類するなら私は「完全なる個人」。

 

 

捕獲、保護、医療、広報、譲渡、アフターフォローの全過程をひとりでこなせます。

 

 

友人らとのコラボも稀にありますが、だいたいの場合は私だけで完結します。

 

 

そうしているのにはいくつかの理由があります。

 

①大きくなりすぎず、身近な姉ちゃん(おばちゃん?)でありつづけ、「アンニイさんレベルなら私にもできるっしょ?」と多くの方に思ってもらう魂胆。

 

②譲渡に際しては超ワンマン。責任を人に投げたくない。むしろ責任を負いたい。私という人間は日本の美学である「協調性」に欠けているのです。

 

③自分でスケジュールを組み、自分のペースでものごとを考え、すすめたい。

 

④だれが自分の前から去ったとしても、不都合が出ないよう全部自分で管理したい。

 

 

きっと私みたいなタイプはいるんです。保護譲渡活動をしたい。だけど、人付き合いがうまくない、連携が得意ではない、あるいは人と意見がぶつかることを恐れている、一匹狼タイプの方が。そんな方に伝えたいのは、ひとりでもできることがあるということ。

 

 

そして私はその中で幸せを得ているということ。

 

 

私の生活がマイナスに映っている方にはおススメしませんが、私の生活を「お? 別に悪くないじゃん!」風に捉えてくれる方はノウハウさえあれば保護譲渡活動ができます。私はいっさい自己犠牲の精神を持っていません。清貧でもなければ、善人でもない。でもなんとかなっています(笑)。

 

 

もちろん、やりたくない方に無理強いはしません。

 

 

興味がある方のみ、サラッと読んでくださったらいいのです。

 

 

「キラキラの電話」のおかげで私は薄味のポテチのキャラを濃いめに変える力を得ました。今年はいろいろあり、私の力が及ばず、卒業生としてポテチを紹介することができませんでした。来年はめいいっぱいポテチを見てもらえるよう努力します。皆さまに応援してもらえたら本望です。

 

 

「ぼくポテチ ちゅーるが大好き てへ」

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「うおおおおおお キターーーーーー」

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「手からもらうときは ぜったいにハハの指を噛まないよう気をつけてます」

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「ぼくの性格は温厚 ちょっと怖がり 体形はぽっちゃり 食べるの好き」

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「ハハのネイルをまねてぼくも同系色のマフラーでオシャレをたのしんでます」

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※ ウソ。首飾りすぐとっちゃうくせに! 首飾りはマイ太郎さんからのプレゼント

 

 

以後ポテチが卒業するまでブログを更新するたびになるべくポテチの写真をUPしていきますので、皆さま今さらですが、保護猫ポテチをお見知りおきください。

 

 

皆さまにもいいことがいっぱいいっぱい起きますように!

 

 

LOVE

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椿の生唾

※ブログ連続投稿中です。お時間のある方はどうぞスクロールしてくださいね。

 

 

迷いに迷った末、限界値に到達。自身の精神衛生上これ以上は黒白猫を外で見かけたくないと決めたみいさんは、さっそく保護のための準備にかかりました。

 

 

保護譲渡にあたっては、みいさんと私が譲渡責任者(各50%ずつ)で決着!

 

 

 

だから私も息をのむような気持ちで椿(黒白猫)の保護を見守っていたのです。

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スイッチが入ると動きの速さが半端じゃないのがみいさんの特徴。仕事と自分ちの子たちのケアの合間に餌やりさんや近所の方に聞き込み、概要を得ました。

 

 

黒白猫椿はメス。風邪でグチュグチュだけど、若そうだとのこと。

 

 

椿は外で出産経験あり。5匹の子猫を産みました。命を削って育んだ子猫たちのうち、4匹は交通事故死。近所の方が直接目撃しています。残る1匹の子猫は餌やりさん(70代の方)が自分で引き取って室内で育てています。

 

 

母猫椿は、子育て時代、ガリガリに痩せていたにも関わらず、餌やりさんがササミ1本を与えるとその場で手をつけませんでした。口を大きく開きササミをくわえ、子猫たちのいる(どこかの)巣穴に運んで行ったようです。

 

 

その情景を瞼に浮かべるだけで、私はもういてもたってもいられません。

 

 

1本のササミのごちそうを母子みんなでわけあったんですね。

 

 

きっと運んでいる間、そのままササミを食べてしまいたい衝動に駆られたことでしょう。飢えていて痩せているんだもの。生唾を飲みながら大きな道路を渡る椿。子のもとへ急ぐ母猫の華奢な背中は、子たちにとっては広かったにちがいありません。不憫ですね。そうやって育ててきた子たちが4匹が無残に果てたのですから。

 

 

餌やりさんが協力してくれたので、椿は比較的楽に保護できた模様です。

 

 

知らせを受け、私は自宅でみいさんと椿を待ちました。

 

 

みいさんがうちの下に着いたというので急いでみいさんの車へ。それぞれが車を出し病院で待ち合わせたほうが早いのですが、2台分の駐車場料金をケチった私たち(笑)。みいさんと椿を乗せ、みいさんの車を私が運転してGO!

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ふふ。これで駐車場代は1台分のみでOK! やったね^^

 

 

 

私が貸した捕獲箱ではなく、キャリーで保護した椿。厳重に縛ってありました。

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はじめまして。あなたが椿ね。写真よりうんときれい♪

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なんかキャリー内からいろんなゴミが出てきた。なんなんだろ?

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中島先生よろしくお願いします。

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慣れた手つきで椿を洗濯ネットの中に入れる中島先生

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体重は3.1キロ(みいさんのブログには3.2って書いてあったけど3.1です)

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この時点でFIV、FeLVは共にマイナス

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診察中

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おとなしくしていてくれました。えらいね!

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ネットに入れたまま爪切り。年齢を当てるヒントとして歯を診てもらってます。

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「う~ん……まだ若いんじゃないかな? 歯石は少しだけついてますけど、みる限りだと2~3歳いってるかどうか……」

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みいさんはやさしい声を出し椿をあやしていました。いい子いい子、いい子いい子。

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不妊手術やワクチンや追加の医療ケアは先生とemi-goの都合に任せます。

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「わたししばらくここにいるの?」

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そうだよ。必ずいいお家を見つけるからみいさんと私を信じてね。

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これでようやくスタートが切れました。お騒がせして申しわけありません。

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椿の未来のためにみいさんと連携しがんばっていきますね。

 

 

 

最後に最近の703号室の写真を数枚添えて

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ナナちゃんの認知症度合いが増しています。けどかわゆい……❤

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椿もですが、椿を家族募集サイトに掲載する前に、703号室保護猫ポテチを掲載します。これは皆さまへのぜったいの約束! 来年早々みいさんにポテチの家族募集サイトへの掲載用写真を撮ってもらいます。イケメンに撮れるかな?

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では皆さまよい年末をお過ごしください。

 

 

明日みいさんと私は椿に会ってきます。(みいさんが)写真撮ってきますね。

 

 

Smile!

 

 

 

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それぞれのストーリー2 みいさんの贖罪

※本日2度目の更新です。

 

 

先日私はemi-goの病院へ行きました。

 

 

彼女の病院には絶えず保護猫がいます。私なりに手伝えることがあるのではないかと思い、忙しいemi-goにかわり保護猫の写真を撮ってみることにしたのです。

 

 

ついでに慢性腎不全トリオの自宅点滴(補液)に使う道具も買いたかったし

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慢性腎不全トリオのあまぱんとさぶは703号室のレギュラーメンバー

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食べるときもいっしょの仲よしコンビ

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同じく慢性腎不全のナナも腎臓のケアをしていますよー!

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病院へ行く前みいさんから電話が。

 

 

「アンちゃん、emi-goちゃんの保護猫私が撮ろうか?」

 

 

みいさんが手を挙げてくれるなら私の出番はナシ。せめて運転手程度ですね。

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みいカメラマンを助手席に乗せ、emi-goの病院へ

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みいさんとemi-goは知らない仲ではありません。

 

 

おぼえている方もいるかもしれませんが、みいさんの妹ちゃこさんは703号室卒業猫ニコ&ピースの里親になってくれたのです。姉のみいさんが妹のちゃこさんに私の保護猫たちをゴリ押しですすめてくれました。その節はどうも^^

 

 

私が譲渡した2匹のうちの1匹「ピース」を保護したのはemi-go。だからピースとニコのお届けはみいさん、emi-go、私の3人で行ったんですよ。

 

 

みいさんの妹ちゃこさんも登場の幸せすぎるお届け記事↓↓↓

 

ぼくとニコ、ぼくとピース2/幸せの703号室

 

 

あれから2年以上か……

 

 

703号室卒業生のニコ&ピースはみいさんの妹ちゃこさんちでお坊ちゃまライフを満喫中。いただいた2匹の近況写真を添えておきますね。ふふ♪

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さあ、emi-goの病院へ到着。

 

 

ですが予想に反し現在は保護猫1匹のみ。この子は人慣れがいまいちゆえ、家族募集はもっと先になりそう。イカ耳の1枚が撮れただけでした。

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でも保護されてよかったね。外はキツい寒さだもん。

 

 

せっかく来たので「なら病院の写真を撮ろう」となり、中島先生、emi-go、元保護老犬(前の飼い主さんは他界)のシーズーのタロウ、スタッフさんをパチ!

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大師前どうぶつ病院です。どうぞごひいきに。だけど病院に犬猫を捨てたり、犬猫を手放したいという「引き取れ」系の相談は安易にしないでね!

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目に入れても痛くない存在だから抱っこしちゃうっ!!

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みいさんと私も撮ってもらいました。

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病院からの帰り道、みいさんがつぶやきました。

 

 

「保護猫さんあまりいなかったね。今日実はさあ、罪滅ぼしに来たの」

 

 

ん? なんじゃそれ?

 

 

意味がわからなかったので、みいさんを近くのファミレスに連行し、ドリンクバーのコーヒーを片手に事情聴取。みいさん、いったいなんの贖罪?

 

 

「アンちゃん私さあ、気になってしょうがない子(猫)がいるんだよね。私の通勤路でよく見かける黒白さんで、その子が大きな道路を渡る姿も見ているし、餌やりさんはまちがいなくいるんだけど……なにかしらはもらっているんだろうけど……ひもじそうで。ここんところ、寒いでしょ?

その子汚れてて、目も鼻もグチュグチュなの。

でも私、気力ないよ。マーくんやほかの子たちの闘病があって、前とちがって気力がないの。ぜんぜん(保護する)気力がわかない……」

 

 

みいさんちにはみいさんが保護した猫たちが7匹います。みんなシニアになり、腎臓病の子も増えました。みいさんがいちばん心を砕いているのは生まれつき腎臓に大きな障害を抱えている若猫「マーくん」。マーくんはみいさんの生き甲斐そのものです。ずっと一緒に支え合っていたご主人も長期転勤となり、保護譲渡活動をがんばっていたかつてのみいさんと今のみいさんは生活状況が一変。

 

 

数年前までみいさんちには途切れることなく保護猫がいました。私は変化前のみいさんと変化後のみいさんの事情も心情もすべてを知っています。

 

 

そうか。みいさんはカメラを持って、黒白猫さんに償いに来たのか。

 

 

そもそもなぜみいさんが償わなければならないのかわからないけど、みいさんは保護したくても気力がわかない黒白猫に謝りながらemi-goの病院へ行ったのか。

 

 

事情聴取終わり。

 

 

私はみいさんの言葉とみいさんという人間を完全に咀嚼してから返しました。

 

 

「みいさん、ふたりでやろうよ。ふたりの合同の卒業生にしようよ。保護しちゃおうよ。みいさんは私に背中を押してほしかったんでしょ? だから私にその子の話をしたんだよね? みいさんはやりたいんだよね? 毎日黒白猫の姿を見かけるから余計に辛いんでしょ?」

 

 

車内で罪滅ぼしに来たと語ったみいさんの横顔はたとえようのないほど悲しげで、私が話し終わったときのみいさんの表情は別人みたいにイキイキしていました。

 

 

「じゃあさあ、アンちゃん……悪いけど近々捕獲箱貸して?」

 

 

にっこり笑ったみいさん。そういうところ好きだわ(笑)。

 

 

しかし方向性と希望が定まっただけで、その日すぐに黒白猫を保護したわけではなく、みいさんの中でじゃっかんの葛藤はつづいていたようです。

 

 

ファミレスで見せてもらった黒白猫の写真

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みいさんが椿(つばき)と名づけました。

 

 

椿の話は次回!

 

 

Smile!

 

 

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