プリンセス実葉2

さて、つづきを書くのが遅くなってしまいましたが実葉家にご案内します。

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※今「i」はちゃんとひっくり返されています(笑)。

 

 

 

あ、りんちゃんだ。よろしくお願いしますね。

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りんちゃんゾーンは、女の子らしく飾られていました。

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「実葉ちゃんにボロボロにされてもぜんぜんだいじょうぶ。このソファ実葉ちゃんにあげます」と言ってくださったソファ。フカフカで気持ちよさそう。

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でもできれば実葉、こっちで爪とぎしてね!

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猫型ベッド

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実葉専用マンション。マイママさんちにあるのと同じタイプですが、実葉家のは「隠れ家」つき!

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実葉を迎えると決めてから、実葉が暮らしやすいよう、実葉中心に気を配ってくださったみかぞさん。準備のひとつひとつに実葉をたいせつに思ってくださっているのが伝わってきます。

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ご主人の力作「掃き出し窓の脱走防止柵」は木枠をつけて強化

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実際とてもじょうぶでした。

 

 

 

後日送られてきた写真

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女性陣が話している間、ご主人と息子さんはかわるがわる実葉を静かに見守っていました。

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ふと目が合ったご主人。ふふ。上品にオネエ座りをしていたところをパチッ♪

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玄関最高! (このほかリビングに入る扉もついています)

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両面鍵つきのアルミの柵が備わっているという。りんちゃん時代からあったんです。

 

 

 

脱走不可能ですね。もうかなり万全なのに、実葉がまちがって外に出てしまわぬよう、ご主人はさらに靴箱付近に柵をつけることも検討しているんだそうです。ありがたい。

 

 

 

息子さんも私に約束してくれました。

 

 

「外に出ないよう、必ず気をつけます」

 

 

 

お届け数日後、みかぞさんと電話の際、みかぞさんが「息子に妹ができた」「息子が言うことを聞いてくれるようになった」「息子がよくお世話をしている」と話していたのが印象的でした。

 

 

 

息子さんはりんちゃんが旅立ったあと猫と暮らしたかったのですが、みかぞさんの気持ちの整理ができるまで、無理にねだるようなこともせず、ご主人とともに、じっと待っていたのです。

 

 

 

若い方の「一拍を置く」は私たちオトナよりもたいへんだったはず。立派ですね。

 

 

マイママさんも感心、安心、です。

 

 

 

素敵なダイニングでお茶をいただきました。

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どれもおいしそう!

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私は息子さんの横に座ってキャラメル味のケーキをごちそうになりました。

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実葉もおやつタイム

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「おいしい~」

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お嫁入り道具もしっかり渡しましたよ!

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皆さまからお預かりした分それぞれに「素敵!」とか「いいですね~」などの感想を述べ、「たいせつにつかいます」と頭をペコッと下げていたみかぞさん。

 

 

 

棚の上に飾られた私の書いたお手紙

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きっといろんなプレッシャーがあったと思うのです。だけど常に爽やかな笑顔で実葉や実葉へのまわりの期待、応援を包み込み、先まわりして物事を考えてくださいました。

 

 

 

実葉と暮らすようになって生活にハリが出てきたらしいですよ?

 

 

 

実葉が横を向いちゃったけど、家族写真(顔出しOKもらってます)

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女性陣の記念写真(実葉カメラ目線)

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息子さんがいいカメラで撮って、すぐに私に送ってくれたのです。ありがとう!

 

 

 

マイママさんと私に心温まるプレゼントも。私の分はべべのクリニケア、スイーツ、手作りのエコタワシ(ああ富士山いいねえ)など。それとお手紙! みかぞさんと息子さんが書いてくれたのです。ありがとうございました。医療費は実葉の不妊手術分の実費をお預かりしました。

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息子さん、達筆。文章もムダに長く生きている私よりずっとじょうず。中身は私への感謝、実葉への思い、そして決意がつづられていました。お手紙大事にします。

 

 

 

以下はみかぞさんが送ってくださった写真

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実葉あなた、プリンセスだねまさに!

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「タナベさん わたし 自分でもおどろくほど そっこうでなじみました」

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「わたし専用のソファでくつろいでいます お兄さんが わたしの枕役」

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「ふわふわで 寝ごこちいいです」

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「マイママさん 見ていますか? わたし 珠のように愛されていますよ」

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「応援してくださったみなさん ありがとう わたし 外にいた頃から お兄さんと仲よくしたかったの 今 お父さん お母さん お兄さんと毎日たのしく 暮らしています 親戚もいっぱいいます 運動会しても ねんねしても おねだりしても わたしの家族は ニコッと笑ってくれます わたしをそっとしておいてくれたりもします

わたしの運転手と秘書役のタナベさんから お世話になったみなさんに 個別にお礼ができなくてごめんなさい わたしの麗しさに免じてゆるしてね

わたし また走れるようになりました そして幸せになりました 実葉より」

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終の棲家を得られる犬猫たちが1頭でも多く増えることを願っています。

 

 

 

かつくん「x246実葉おめでとう。長い道のりだったね。ハハの実葉の第一印象は“体がまっ黒に汚れてるなあ”だったのですが、シンデレラみたいにピカピカになったよね。外や動物愛護センターには多くのシンデレラ候補がいます。ぼくはみなさんの力で“本物のシンデレラ”に変えられると思います。人間の力は無限だから。ハハにできることはだれにでもできること!」

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LOVE!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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プリンセス実葉1

「みなさま こんばんは ようやくタナベさん わたしの家族を紹介します」

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遅くなってごめんなさい。すでにツイッターでご存じの方も多いですよね。実葉の里親「みかぞ」さんとのなれそめについてお送りします。長くなるかもしれません。

 

 

 

【出会い】

 

 

先代猫りんちゃんと暮らしていたみかぞさん(犬と暮らした経験もおありです)は、りんちゃんを慢性腎不全で失ってからの2年間、保護猫の家族サイトを眺めては閉じ、眺めては閉じの日々でした。重い「家族ロス」。なかなか立ち直れず、ご主人や息子さんも心配するほど。

 

 

 

でも、りんちゃんは幸せだったと思うのです。22歳ですよ? 22年生きたんです。

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りんちゃんの生前、約2年半前ですが、みかぞさんはある日「ミノムシ」を保護

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乳飲み子を育て上げる労力がどんなにたいへんかおわかりの方もいらっしゃいますよね?

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ミノムシは「はなちゃん」と名づけられ、スクスク育ちました。

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悩んだあげく、老齢のりんちゃんを気遣い、はなちゃんを手放す選択をしたみかぞさん。

 

 

 

はなちゃんはお嫁に行くことになりました。

 

 

行った先はなんと! 同じマンションの別の階に住む、おばさまのお家(笑)。余談ですが、大規模マンションにはみかぞさんのご親族が4組暮らしているんです。聞いてびっくり・・・・・・。

 

 

 

おばさまファミリーの愛を受け立派なレディになったはなちゃん。現在2歳半!

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おばさまが留守にするときは、みかぞさんやご主人や息子さんが面倒を見に行っています。

 

 

 

「じゃあタナベさん 仮にうちの家族がでかけるときは 同じマンションに住むおばさまや いとこさんたちが わたしの面倒を見に来てくれるってことですか?」

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実葉、正解です。すでにおばさまたちはみかぞさんちに実葉に会いに行ったそうです。

 

 

 

とは言ってもまあ、みかぞさんは専業主婦なので、実葉はお留守番がほとんどありません。

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りんちゃんが旅立ったあと、みかぞさんはりんちゃんを一途に偲び、まわりに「新しい子」をすすめられても踏み切れませんでした。そんなみかぞさんが、なにげなく「ペットのおうち」を眺めていたところ、実葉のページを見つけ気持ちが一変。

 

 

いつもはリンク先のブログまで飛ばずにサラッと流すだけだったのですが、実葉のページにいたっては隅々まで読んでくださったとのこと。うれしい。ありがとうございます。

 

 

私は自分なりに保護猫たちのプロデュースに力を入れているつもりですので、こういうお言葉は糧になります。(今は無理だけど)またがんばろう! と思えます^^

 

 

 

みかぞさんは私へ問い合わせメッセージをくださいました。

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こうして私たちは出会ったのです。

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【お茶会】

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「タナベさん わたし ちょっとドキドキします」

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メールでやり取りを重ねていたのは私なので、私はみかぞさんのお人柄がわかっていました。住環境についてもある程度想像できました。みかぞさんは中古で購入したリノベーション済みのマンションに住んでいて、家族構成はご主人と中学生の息子さんの3人。

 

 

 

けれどマイママさんはみかぞさんファミリーと直接お話したことがなかったので、みかぞさんはご自宅の写真をプリントアウトし、お茶会に持ってきたのです。

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みかぞさんの印象は、凛と自分を持っていらっしゃる方、決めたことを変えない方、だれにでも心配りのできる方、人の話を肯定的に聞いてくださる方、情緒が非常に安定している方。そしてご主人と息子さんをいい意味で完全にコントロールしている方(笑)。

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ご主人も息子さんもやさしくて紳士的。猫とずっと暮らしてきたので扱いもじょうずです。

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おやつをもらってご満悦の実葉

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実葉は男の子に腕の骨を折られたため、正直不安がなかったわけではありませんが、お茶会の日、実葉自身が「お兄さん」に甘えまくりだったのです。

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お兄さんの醸し出す雰囲気、ご主人の静かであたたかいまなざしにふれ、一同安心!

 

 

 

「マイねーも お兄さんを大絶賛 わたしのお兄さんはスポーツマン 剣道やってるの」

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そうだよね。私のお願いもきちんと聞いてくださって、礼儀正しい立派な方なんだよね。

 

 

 

お茶会には実葉をずっと気にかけてくれていたマイ太郎さんも参加!

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ほかにも、みかぞさんちとマイ太郎さんちがご近所であること、マイママさんちからも比較的近いことなどもあり、マイママさんはみかぞさんファミリーにご縁を感じた模様。お茶会のあと、マイママさんが作ってくださったおいしい夕飯をいただきながらみんなで話し合いました。

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みかぞさん、おみやげ人数分ありがとうございました。実葉にもおやつを買ってきてくださって♪

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エコタワシ、みかぞさんの自作ですよ? 手先が器用でうらやましい。

 

 

 

マイママさん、お芋のお菓子おいしかったです。ありがとうございました。

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実葉もおやつ三昧でテンションが高かった気がします。

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写真はみいさんが前に撮ってくれたのを使っているけど、終始こんなイメージ

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実葉も自分をアピールしていたのかな?

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「きらわれないように キレイキレイしなくっちゃ」

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きらわれませんよ。どんな実葉もかわいいってよ? いいねえ!

 

 

 

実葉はキラキラですが、ハンデがないわけではありません。FIVキャリア、片腎、(あとから出てきた)白血球の低さ、将来的に骨折の後遺症が起きないとも断言できません。慢性腎不全でりんちゃんを亡くしたみかぞさんは、さぞ強い意志と覚悟で実葉に会いに来たんだと思うのです。

 

 

「なにがあっても構いません」

 

 

「全力で守ります」

 

 

そんな風に言ってもらえて、実葉最高だよね。

 

 

 

【嫁入り道具やあれこれ】

 

 

大人気の実葉。私の遠い過去のモテ期をかき集めても実葉の足元にも及びません。

 

 

 

皆さまから精神的に、そして物理的に応援していただきました。ありがとうございました。

 

 

 

プレゼントはぜんぶみかぞさんに渡しました。みかぞさんはツイッターでお礼の動画をUPしています。よかったらご覧くださいね。マイ太郎さん、忙しい中リバーシブルシュシュと

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お花の首飾りを作ってくれました。

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しじみの里親りょうちゃんからは姫飾り、そらまめさんはクッション

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ほかにもフード、食器、ベッド、写真たてなど・・・・・・。

 

 

 

嫁入りの際の私の車はこんな感じに(汗)。マイママさんはトンネルを実葉にプレゼント。私は免疫維持のためのDフラクションプレミアムと人間用のおやつを!

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そしてお世話になったマイママさんにも私から心ばかりのプレゼントをいくつか

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メインは私とおそろいのフォトフレーム。マイママさんのお気に入りの1枚を入れてもらおうと、みいさんが撮ってくれた実葉の写真をプリントアウトしました。

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マイママさんに実葉を預ける際、皆さまのご支援を実葉の生活に充ててもらうことにしたのですが、マイママさんは残金といっしょにつかった分の領収書を封筒に保管

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手書きの明細までつけて私に戻してくださいました。

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残金をどうするかはまだ考えていませんが、私が譲渡活動をお休みするならまずはこの分を地元でTNR活動している方に寄付しようかな。

 

 

 

あ、話が逸れましたね。失礼しました。

 

 

とにかく、実葉のモテぶりはすごかったです。願わくば実葉だけでなく、(きちんとした)終の棲家を得られる保護犬猫たちが増えるといいですね。

 

 

 

【嫁入り本番】

 

 

はりきって朝6時に起床!

 

 

703号室を出発→2時間かけ千葉のマイママさん宅に実葉とマイママさんを迎えに行く→里親みかぞさん宅に実葉をお届け→マイママさんをマイ太郎さん宅に送り→703号室に帰宅、というハードなスケジュールだったのです。

 

 

チチ不在のため、お子たちのお留守番時間を計算して行動しなくてはならないので、内心焦りまくっていました。今、べべの体調が悪くて。

 

 

 

「タナベさん 迎えにきたんですか?」

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はい。そうです。

 

 

 

キャリーに入れる間際の実葉

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ふとマイママさんのパソコン画面を見ると実葉の写真が・・・・・・

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ああ。「心」っていいなあ。

 

 

さて、実葉とマイママさんを乗せ、未来に向かって出発しますか。

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※手持ちのキャリーを忘れ、このキャリーに実葉を入れましたが、脆いのでオススメしません。

 

 

 

【ひと言】

 

 

お会いしたとき、みかぞさんに私はこう話しました。

 

 

「私たちは私たちなりに実葉をいい状態に戻そうと力を尽くしてきたつもりです。実葉も辛い治療に耐えよくがんばりました。生命力の強い子だと思います。

ですが、実葉にどれほど時間があるのかはだれにもわからないです。

10年、20年生きるかもしれないし、1年しか生きないかもしれない。私にはそこまでわからないし、実際多少のハンディキャップもあるので、私は(長生きを)約束できないです。

実葉が20年でも1年でも・・・・・・もし、“実葉を家族に”ということでしたら、実葉の丸ごとをそのまま受け止めてもらっても・・・・・・だいじょうぶですか?」

 

 

うまく説明できないのですが、先代りんちゃんを失い2年も深く悲しんだみかぞさんに、ちゃんとお聞きしたかったのです。もしも万が一にもみかぞさんの描くものと現実がかけ離れていたら申し訳ない気がして。みかぞさんは顔色一つ変えずに即答。

 

 

「はい。20年でも1年でもだいじょうぶです。気持ちは変わりません」

 

 

 

おお。実葉、おめでとう!

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次回はみかぞさんちにご案内します。

 

 

 

お読みくださってありがとうございました。

 

 

 

LOVE!

 

 

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miha

本日私は保護猫実葉を千葉のマイママさん宅に迎えに行き、マイママさんとともに新居へ連れて行きました。その足でマイママさんを次女のマイ太郎さんの自宅に送り、帰宅。

 

 

(中古だけど)新しい車をはじめて運転したのでエンジンのかけ方すらわからなくてオロオロ。

 

 

道まちがえ、ぐるぐるまわるという失態。実葉はキャリーの中で大抗議。ごめんね。

 

 

マイ太郎さんは最近とても忙しくて、マイママさんは心配していたのです。マイママさんはマイ太郎さんちに泊まりでお手伝いに行きたかったはず。でも、実葉がいるからそうもいかない。

 

 

もちろんひと言も私にはそう言わなかったけれど、うらやましいほど仲のいい母子ですので、マイママさんのお心が(勝手に)少しわかるような気がしました。(勝手に)申し訳なくて・・・・・・。改めてマイママさんの慈悲深さに感謝の気持ちです。ありがとうございました。

 

 

 

腕と骨盤の骨折、FIVキャリア、片腎などのハンデを負った実葉ですが、負ったハンデの数十倍、数百倍の善意をまとい、キラキラの旅立ちを果たしました。私もホッとしています。

 

 

この記事を書くにあたり、前のを読み返してみました。

 

 

「ミルフィーユみたいに/幸せの703号室」

 

 

 

譲渡は蓋を開けてみないとわからないのに、私ってビックマウスだなあと^^;

 

 

 

「幸せの上にまた幸せを上塗りしてあげる」

 

 

 

こんなこと、できるかどうかなんてわからなかったんですよ。ぜんぜんわからなかったんです。

 

 

 

しかし言い切ってしまうことにしたのです。

 

 

言い切ったら逃れられないから、先に言い切ってしまうのがいちばん。

 

 

近年はそうやって活動しています。

 

 

先に結論を出す。

 

 

自分に圧をかける効果的な方法です。

 

 

自信に満ち溢れたフリをすることで、自分の尻を叩き、行動を追いつかせるのです。

 

 

 

だから願いどおりになったというよりは、裏で超必死だったという種明かし(笑)。

 

 

 

へへ。いろいろ、苦しかった。

 

 

 

だからこそ、すごく、すごく満足です。見て見て~! かわいすぎるよお♪

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里親さん宅にあったオブジェ(ツイッターでiが反対では? とのツッコミをいただきましたが)

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これを見たとき、私がつけた「実葉」という仮の名が、実葉の名になって、広がって、ついにゴールにたどり着いた、としみじみ。言い表すことのむずかしい心境です。うううっ。

 

 

 

サクとセスを保護した日、emi-goがサクとセスに話しかけていたのを聞いてしまったのです。

 

 

「よかったね。保護してくれたのが田辺さんで。田辺さんでよかった。運がいいよ」と。

 

 

 

emi-goから少し離れた場所にいた私は、平常心を保った風、聞いていなかった風を装っていたのですが、実は耳をダンボにしていたのです。

 

 

そんな風に言ってもらえてうれしい。だけど反面、強いプレッシャーを実感。

 

 

「やれるかな? ・・・・・・やらないと」

 

 

703号室もまた、幸せを1枚ずつ重ねていく、ミルフィーユでありたいものです。

 

 

実葉、おめでとう。

 

 

ご縁になったいきさつなどを添えて、近日中に卒業記事をUPします。

 

 

そして、サクとセスをメインに登場させて、ピカピカの卒業生に変身させます。

 

 

あ、出た出た。大口叩いてしもうた(苦笑)。

 

 

 

おやすみなさい~!

 

 

 

LOVE LOVE LOVE!

 

 

 

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もも と さくら

さて、昨日のつづきです。関連記事は前回の記事にリンクしてあるのでご覧くださいね♪

 

 

 

さくら(かえ)のお届け前日、私は母と車をトレード。私の車はカーナビが古かったので無事にたどりつけるか心配だったのです。母の車にさくら用のレンタルケージとお嫁入り道具を積む。

 

 

 

意外と重労働。こんなとき、ふと、「個人」とか「ひとり」の虚しさ感じることがあります。

 

 

 

翌日、さくらを乗せ女ふたり(さくらと私)の2時間弱のドライブ。

 

 

 

到着!

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里親さんご夫婦が笑顔で待っていてくださいました。どう? さくら、素敵なお家でしょ?

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みんなで仲よくケージ、お嫁入り道具、さくらをお部屋まで運び、着くなりご主人は私が持参したケージをすばやくササッと組み立てたのです。うらやましいなあ。うちではあり得ない光景。

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距離を保ったところからスタートさせたほうがいいので、さくらのケージは主寝室に設置

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「いらっしゃい~」

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ケージの中にいるさくらをコネコネしています。早く緊張がほぐれるといいね。

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「ここ どこですか?」

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さくらがドームベッドにおさまったところで、一同はリビングへ移動

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日当たりがよくて清潔で快適な空間です。

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愛うさぎさんと暮らしていた里親さん

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お部屋のあちこちにキュートなオブジェや絵が飾られています。

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あ、これはうさぎじゃなかった(笑)。

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先住もも(海子)の卒業記事の際にご紹介したので今回は簡単に。掃きだし窓の脱走防止!

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あれ? ところでももちゃんどこでしょう? 姿が見えませんね。

 

 

 

と思ったら、キッチンの電子レンジの裏に隠れていました^^;

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はいはい。ももちゃんにとって、もはや私は異物ですわね。

 

 

忘れられても、ぜんぜんショックじゃないのでご安心ください。これは健全なリアクションです。

 

 

 

「ねえねえ きょう おうちの中 なんか変なニオイがするの」

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「なんかいるっ! ぜったいあやしいっ」 (この写真のももとても気に入ってます)

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あまっている部分にちょこんと腰掛けるご主人が気の毒です。

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ももちゃん、里親さんに愛されてるなあ♪

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ご夫婦と仲よくさせてもらっているので、会うとお互いに超長居してしまいます(笑)。

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ついついおしゃべりに花が咲くんです。お菓子やお茶、ごちそうさまでした。

 

 

 

定期的にさくらの様子を見に行くご主人

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さくら、ここでならだいじょうぶね?

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「わたしなりに精いっぱいやってみます」

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先住もも姉にさくらのことをお願い中

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無害だよ、無害だよ、約束する。さくらは元気で素直なやさしい妹分になるよ

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ももちゃんがドッシリと重くてちょっとウルウル。改めて、もも、幸せになったねえ。うれしい。

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トライアルがうまくいくことを祈りつつ、里親さん宅をあとにし、帰宅。カード、猫フード、おやつ、さくらの医療費の一部をありがとうございました。素敵なカードを読んで心がほっこり。

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はじめの3週間弱はさくらが一定距離まで近づくと怒っていた先住もも姉ですが、ある日を境にふたりの距離がグンと縮まったらしいです。さくらがほんとうにいっしょうけんめいだったと、里親さんはさくらを誉めていました。さくらを受け入れたもも姉もおりこうだと思います。

 

 

 

さくらはけなげな面ばかりでなく、若い女子らしい活発さやお調子者さものぞかせています。

 

 

 

おもちゃで遊んだり、家中を飛びまわったり、イタズラしたり。猫らしく自由に生きています。

 

 

 

以下が里親さんからいただいた近況写真の一部↓

 

 

 

「もも姉のごはんだ! いただきますっ」

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「もも姉のごはん おいしいね」

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「あ ほとんどなくなっちゃった・・・・・・」

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さくら、自分はたっぷり食べたあとなのに、もも姉のごはんも平らげてしまったようです。

 

 

 

「お水でがまん」

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懐の深い一面を見せてくれたももちゃんです。

 

 

 

「ももちゃんだいすき」

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「ももちゃん い~れ~て~♪」

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「ああ きもちいい~」

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「ももちゃん ねちゃった」

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「ハハ~ 見ていますか?」

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「いまわたし にっこりの毎日」

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「もも さくら・・・・・・うちには春がいっぱい」

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「ポカポカと あたたかいです」

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さくら、よかったね。心から、おめでとう。

 

 

 

 

 

かつくん「x245さくらおめでとう。さくらは儚い雰囲気もあるけれど、とても幸せそうな表情をする女の子だよね。みんなにモテモテの理由がよーくわかります。家族といっしょにこれからも年中春を満喫してね。ハハがまた会いに行くって張りきっています。

がんばってもも姉のハートを掴んだ努力家のさくらに703号室から愛と尊敬を込めて」

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胸きゅんガール

今日から2度にわけ、悶絶必至の女性をご紹介します。

 

 

祝! さくら正式譲渡!

 

 

 

さくらはご存じ「花枝(かえ)」の旧名で703号室に華を添えてくれた私の保護猫です。

 

 

2月15日より卒業生もも(海子)宅へトライアルに。がんばって自分の居場所を確保したのです。ほんとうにえらい。少しずつもも姉に近寄るさくらのけなげさが愛おしくてたまりません。

 

 

 

うちでも保護猫たち(満天メル)やお子たちと仲よくしてくれたし、ありがたい存在でした。

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甘えじょうずのさくらに

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「おれら男性陣は」

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「本気で」

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「超メロメロっす!!」

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「うふ♪」

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ウインク

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スマイル

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かわいいっ!!

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あまりの可憐さになぜかうちの妹までもが夢中に^^;

 

 

 

実は妹は「ももちゃんちとのトライアルがダメだったらうちが家族にする」と言っていたのです。

 

 

 

顔も性格もいいさくらはみんなを虜にするのよね。

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でも、野良猫時代は苦労の連続でした。

 

 

 

姉妹のなつこ(つぼみ)と肩を寄せ合い生きていたさくら。

 

 

もともと実葉の保護に関わったFさんからのSOSで、私が外猫2匹(なつこさくら)の不妊手術費用を負担することになったのですが、実葉だけを保護し、ほかの子たちをリリースするのが精神的に苦痛で、結局全員の家族募集をすることに決めたのがいきさつです。

 

 

 

当時の心情をつづった記事はこちらに

 

 

 

ブログでは触れていませんでしたが、悔しかったです。なぜなら、さくらとなつこに餌やりをしていたのはとある動物病院だったのです。あり得ないでしょ?

 

 

動物病院なんだから、餌やりをするんだったらまず不妊手術をしてくださいよ(苦笑)。

 

 

そこの病院を開業している獣医(息子)は精神疾患でオペが不可能になってしまったとのこと。近々病院をたたんで引っ越しをするので、外猫の存在が重荷になったらしい。

 

 

まさか個人の私が動物病院の尻ぬぐいに駆り出されるとは。

 

 

いろんなことが起きるんですね。日々勉強です。

 

 

 

さくらはなつこよりだいぶ遅れての保護成功。Fさんの粘り勝ち!

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しばらくFさんちにステイしたのち、703号室に移動

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ごはんをもらいすぎだったのか? 保護後、しばらくひどい大腸炎を起こしたさくら。Fさんちでカラーをつけていなかったので不妊手術の傷跡が膿んでしまうというアクシデントも・・・・・・

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傷の洗浄など、通院に耐えました。小さな体だけど、強い女の子です。

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外猫時代は出産の経験も。Fさんたちがさくらの子猫を近所に里子に出したそうです。

 

 

飲み込もうにも、どうにもうまくいかず、まるで砕けない石を口に含んでいるような状況がたびたび起きます。吐く場所はないし、石は重いし、邪魔なので、無理に飲もうとするけれど、飲んだあと喉に詰まって、今度は息が苦しい。胃に沈めたとしても、胸やけが止まらないです。

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だけど、こんな清らかな目を向けられると私はつい、ねえ・・・・・・

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「ふっ それが狙いです」

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「単細胞はあつかいやすい」

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「ううんっ わたし」

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「なにも言ってません」

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小悪魔め!!

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けれど、うまく帳尻が合うようになっているんだと思うのです。

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現に私は、やっぱりさくらを保護してよかったと心底喜んでいます。

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一度その子に関わると、深く知ると、余計に強く感じますね。

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家の中に生きる猫は

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無防備でのんきに見えるから。

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さくらの里親さんは、さくらが私のブログに登場したときからさくらを迎えることを考えてくれていました。ただ、すっかりわがままなひとりっ子になってしまった先住ももとの相性が心配だったのです。ももは肝臓の数値がじゃっかん高いので、余計に不安も大きかったのでしょう。

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私は保護活動に於いてはあらゆる面で楽観視をしないタイプなので、さくらの性格をもってしても、うまくいくという保証はできませんでした。でもなんとなく、さくらのあたたかさがももに伝わる気がしていたのです。さくらが無害だと知れば、ももはリラックスできるかも。

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ももは外でひたむきに生きていた子。出産し、母猫となり、わが子たちを育て上げてきた立派な女性。703号室時代はほかの仲間と支え合い譲り合い、いっしょに暮らしました

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だから、きっとだいじょうぶ!

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時間はかかるかもしれないけど。

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健康で手のかからないさくら。一般募集もしなかったため、ほかの保護猫たちに比べ、いい写真が少なかったです。卒業の前にやっと叶った検診でも、私の具合が急に悪くなって、ちゃんとしたご報告ができないままでした。このときもいい子でしたよ。

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目に入れても痛くない存在ですね。

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さくらが幸せになるよう、毎日祈っていました。

 

 

 

私は祈るだけしかできませんでしたが、私が祈っている間、さくらは幸せを掴むために、弛まぬ努力をつづけました。里親さんもあたたかくさくらともも姉を見守り、しっかりと支えました。

 

 

 

トライアルってひと言で片づけると、なんか軽いんだけど、そうじゃないんだよね。

 

 

 

さくら、おめでとう。

 

 

 

次回はさくらのお届け日の様子と近況写真をお送りします。

 

 

 

LOVE!

 

 

 

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