皆さまこんにちは。本日は仕事と仕事の合間が長いので、ブログを更新することにしました。
そういえば、ブログでは、発表していなかったですね。
保護猫ちゃみを、我が家の末娘にすることに決めたのです。
ちゃみと出会ったのは、昨年の11月9日
私の(シッティングで伺っているお宅の)お客さんが、ちゃみを保護したのです。
保護したはいいけれど、用事があってケアができないとの連絡がきて、行ってみると、超絶ひどいことになっていて驚きました。仕方なく、深夜までシャンプーしたのです。
身体にくっついているベトベトや、小枝やゴミとの格闘……
小麦粉とサラダ油をかけて拭く、を無限に繰り返したのち、シャンプーとドライヤー
数日後、7割程度キレイになったちゃみを、703号室に移動させ、私の保護猫となったのですが……
少し経つと、今度は「てんかん発作」を、よく起こすようになったのです。
当時は、「てんかん」と断定できず、脳腫瘍やFIPなどの恐ろしい病気の可能性がありました。
年明けに、東大病院でMRI検査をし、「てんかん」の確定診断をもらうまでどれだけ心配したか……。その頃は、さぶもひどい膿胸で入院していたので、私の心は、割れそうでした。
長期のむずかしい仕事も抱えていた時期だったので、改めて振り返っても、我ながらよく乗り切ったなあと思います。そして、できることなら、もう、二度と経験したくないです^^;
どなたかがXに書いていらっしゃったのですが、てんかん発作は、まるで「爆竹」です。
はじめて見る方にとっては、かなり衝撃的でしょう。
私もそうでした。なんていうか、制御不能なので、見ていると辛くなるのです。
脳になにかしらの問題があるので、不妊手術も慎重になり、時間がかかりました。
その間の、ちゃみの発情は、尋常じゃないほどの叫び声でした。チチも私も、日常生活が送れず、ついに我慢の限界を迎えて、「発情を抑える注射」を病院で打ってもらったという。懐かしいなあ。
ちなみに今は、不妊手術済です。
気がつくと、自分の暮らしの中で、ちゃみの存在がだんだんと大きくなっていきました。
それでも、ちゃみにはご縁の話があったので、天からの預かりものだと考えて接していたのです。
けれど、ご縁の話が消えて、私はそのときはじめて、ちゃみを「かわいそう」だと感じました。
ちゃみは、私がたいせつにしているので、そんなふうに思うのは、ちゃみだけでなく、お世話をしている自分にも失礼ですが、ちゃみが「かわいそう」でたまらない気持ちになったのです。
日々の投薬などを通じて、情もわいているので、できれば、私の手元に残したいけれど、同時に、同じ位の大きな迷いも抱えていました。多頭のここの環境が、まだ若いちゃみの未来を奪うような気がしたし、私自身の将来の行動にも、一定の制限が生まれるのではないかと悩んだのです。
老後、私は台湾の親戚たちと、台湾でちょくちょく会う約束をしています。
円高になったら、アメリカに住むおじの元も訪ねてみたい。
私は、これまで、自由に旅をしたことがありませんでした。行けて、せいぜい1泊です。
だから、いつかはやってみたいことだらけ。その部分は、後悔が残りそうです。
しかし、ふと、どうしてもどこかに行きたくなったら、「有能なペットシッターさんに、ちゃみたちのお世話をお願いすればいいのでは?」という結論がおりてきました。
私はペットシッターですし、私を信頼してくださるお客さまのように、私もだれかを信頼してお任せすればいい。自分にとって、信頼できるシッターさんを探すのも一興、だと。
そんなわけで、ちゃみは田辺家に加わりました。
もちろん、すぐに台湾だのアメリカだの行ける余裕はないので、長期お留守番の件は、当分先の話です。まずは、毎日、ちゃみと丁寧に向かい合い、珠のように育てますね。
ちゃみを私の娘にすると報告したら、保護したお客さんも喜んでくれました。
我が家にちゃみに会いにきてくれたときの写真
今後もたまに、ちゃみに会いに来るそうです(笑)。
自分の子にする、というのは、覚悟が要りますね。
保護犬猫の里親になろうとする方々を、尊敬せずにはいられません。
経済面や、私の健康寿命を鑑みたら、若い個体では、ちゃみが「最後の猫」です。
皆さま、さぶ、すずらん、笑平、ちゃみを、これからも、どうぞよろしくお願いします。
LOVE
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、
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