5年前の1月20日、我が家に大きな男の子がやってきました。
一見シャイなのに、実はとても大胆。
外暮らしに疲れ、なんと自ら保護を求めたらしいのです。保護主ぷくぷくさんの自宅マンションの玄関先まで侵入し、連日、ぼくをお家に入れてよ! の大騒ぎ
外出先から戻るぷくぷくさんを、根気よく待ちつづけ、数百メート先からストーキング行為(笑)。あまりにも大きな声で自己主張するので、ぷくぷくさんは困り果て、仕方なく保護したとか。
厳冬の日も、ぷくぷくさんちの近くの駐車場奥の茂みの一角が、あまたの定位置。
そこだけべっこりあまたの形に凹んでいたそうです。
寒い中、がんばって耐えたねえ。
保護するまでのいきさつをぷくぷくさんに聞き、私はますますあまたが愛おしくなりました。
好きで外にいたんじゃないよね。
捨てられて、行く場所がなかったんだもんね。
根負けしたぷくぷくさんが、この子を保護してくれて、よかった。
その頃の私はと言いますと……
愛猫かつを亡くし、失意のどん底にいました。
かつはたったの3年しか生きられなかったけれど、その存在の大きさを、なににたとえたらいいのか。とにかく、喪失感に押しつぶされてしまいそうな、ぐっちゃぐちゃの心理状況。
かつの死の3日前に保護した水頭症のほほを手元に残したけれど、短命と言われたほほをいつ失ってしまうのか、ビクビクする毎日でもありました。
猫は2頭飼育が理想とされています。いい意味でお互いを刺激し合い、長生きする傾向にあると仰る獣医もいるくらいです。かつの時は、かつだけだったので、 後悔が残りました。当時の私の活動のメインは保護犬。だからかつのお友だちは犬ばかり。保護猫が来てもすぐに巣立ってしまうため、かつは猫のお友だちがい ませんでした。
犬を連れて遊びに行く時、かつはいつもひとりでお留守番。
その姿を思い出すたびに、また胸が痛くなる。
だから、ほほにお友だちを、と。
私自身がさびしかったのが、まあ一番の理由ですけど。
自分でも猫の保護をしていたので、変な話、猫には困りませんでしたが(笑)、偶然、里親サイトであまたを見つけてからは、あまたが気になってしょうがなくなり、なぜだか自分でもよくわからないんですけど、あまたを我が家に迎えたいと思ったのです。
保護活動をしている私が里親になる。
へんてこな話ですね。
たぶん、もう二度とないと思いますが。
ぷくぷくさんにお問い合わせのメールを出し、1度はお断りされましたが、その後縁あって、あまたはぷくぷくさんに連れられ、我が家へ。
お届けの日に見たぷくぷくさんの涙を、私は忘れないでしょう。
特殊な環境の我が家ですから、当然心配もされたはずです。
あまたを保護してくださった保護主さんのためにも、あまたを一生大切にしていこうと心に誓いました。
ごはん命のあまぱん太郎
お行儀よくおすわりして、1日に20回くらい、おねだりします
ほほの食器のチェックも忘れませんっ!
体が大きすぎるのか? はたまたお顔が小さすぎるのか?
推定8歳の平和主義者あまたんは、年下のほほ(でもあまたより先住)をたて、仲良くしてくれています。ほほにいじわるされても、あまたはほほが大好き
お母さんともラブラブです
あまた、703号室に笑いと癒しを運んできてくれてありがとう。あまたのおかげで、お母さんはかつくんを失った悲しみから解放されました。あまたんと家族になれたことが、すごくすごくラッキーです。
今までも、これからも、ずっと大好き!
★一つ下の記事も読んでくださいね~! ゴンタと福多朗の動画が^^
かつくん「ハハははじめ、ぼくの代わりをさがしていたんだろうね。だけど、あまたはぼくには似てないんだよね。特に性格は全然ちがう。あまたはぼくじゃな いから、ちがっているからこそ、ハハは立ち直ったんだと思う。ぼくの代わりをさがしていた割には、矛盾する話だけど、実際、そうなんです。
ハハ曰く、かわいすぎるあまたは、もっといい家に行けたはずだから、703号室で申し訳ないんだけど、うちにはあまたが必要です。
いつもあたたかく、やわらかなオーラを放ちながら、ここにいてくれてありがとう。
ぼくからも、一応お礼を」
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、
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