遺産

皆さまメリークリスマス♡

 

 

いかがお過ごしですか? 私は仕事をしていました。ケーキもごちそうも食べていません。

 

 

クリスマスらしいことをしたかったのですが、今年は断念。大掃除もパスするし、お正月のお出かけもしないです。ブログにも本年中にごあいさつや締めの記事などをいろいろ書きたかったのですが、年をまたぐかもしれません。楽しみにしてくださっている方がいたらごめんなさい。

 

 

コロナの影響で行事をやめるというよりは、おかげさまでお仕事もいただいているため、空いている時間はお子たちとのんびりしたいのです。じゃないと本気で忘れられる気がする^^;

 

 

そして、ますます日常を楽しみたくなりました。好きだった読書をしたり、DVDを観たり、1年ほど前から(自分比で)割と本格的に政治の勉強もはじめています。

 

 

2020年は、国にとっても個人にとっても苦難の連続でしたよね。仮に自分は潤っていても、周りを見渡すと困っている方、大変な思いをした方はいるはずですし。

 

 

コロナ以外にも、私は2回胸がえぐれる気持ちを味わいました。

 

 

12年半、我が家で共に暮らしたあまぱん(推定16~17歳)と、赤ちゃん犬の頃から関わっていて、15歳で家族に加わった高菜(16歳)との別れがあったからです。両方とも私にはキツかった。

 

 

高菜についてはこの記事でまとめています。お読みいただければうれしいです。

 

 

「高菜/幸せの703号室」

 

 

高菜とは2月にさようならしました。

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高菜はうちのリルの実の兄なので、生きていれば今17歳です。

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猫トイレ内にハマってしまった一枚。不憫ですがかわいくてパシャリ

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リルを見るたびに、心の中で高菜がよみがえります。

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高菜とあまぱんを失ったあとにつづいているこの人生が、つまらないものだと感じることがあります。痛いです。傷がズキズキ疼く日もあれば、激痛の瞬間も……。

 

 

でも、痛みを含めたすべての感覚は、高菜やあまぱんが私に残してくれた貴重な遺産かもしれません。だんだんとそう考えられるようになってきました。少しずつ、少しずつ。

 

 

連日自宅で補液をしていたね。何年も何年も針を刺してごめんね。

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あまぱんも痛かったよね。でも、いつも無抵抗で本当に立派だった。

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ふふ。首の後ろが膨れてちがう生き物に……

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あまぱんとは6月にさようならしました。

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姿が見えなくて淋しいです。

 

 

私の腕枕で寝ていたあまぱんが恋しい。あまぱんがいないと寒いですよ。

 

 

あまぱんも高菜も私にはもったいないほど素晴らしいお子たちでした。

 

 

改めて、出会えたことに感謝しています。

 

 

皆さまも皆さまを頼りにしているお子たちと濃密なひとときをお過ごしください。

 

 

LOVE

 

 

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家族ロスと向き合う

“家族ロス”というのは、すごくキツいですよね。

 

 

どうせ別れるなら納得のできる別れ方をしたいと思い、自分のお子と向き合ってきました。

 

 

多くの犬猫たちを見送ってきましたが、中でも、レギュラーメンバーのべべ、ナナ、ほほ、あまぱんが私に与えた巨大なインパクトは、なんとも言い難いものがあります。

 

 

あまりにも好きな気持ちって、どうしたらいいのでしょうね?

 

 

あまりにも好きな気持ちを、私はときどき持て余しています。

 

 

あまりにも好きな気持ちは、重石のように自分を潰し疲弊させ、まるで重いものを持ちながら歩いているような不自由さを痛感させます。もちろん、べべ、ナナ、ほほ、あまぱんが悪いのではなく、私自身がダラダラともがいているだけの話ですが……。

 

 

それでも、長年寄り添ってくれているリルやさぶのおかげで幾分か前向きにはなっています。リルやさぶは手がかかるので、物理的にふさぎ込んでいる時間はありません。

 

 

元気そうに見えるさぶも、自宅での投薬や補液のみならず、シリンジごはんを食べさせながら命を繋いでいます。リルも自力では食べないので、あれこれ必死。

 

 

みーちゃんを含め、次はだれとどういうタイミングでお別れをするのか、正直怖くてたまらないです。17歳のリルと、慢性腎不全と7年闘っているさぶ、そして儚げなみーちゃん。言い方は悪いけれど、時限爆弾を抱えている心境になることすらあります。

 

 

でも一方では、失ってもなお、ここまで未練がましく思いつづけられる存在に出会えたことこそが、素敵なことなのかもしれないとも考えるようになりました。そして、絶対に忘れずにいたい、と。

 

 

ほほの写真を自慢させてください。

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重度の水頭症でありながら11年4月生きてくれた奇跡の猫です。

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ほほの毛触りも抱いた感触も、私が生きている限り、一生私の腕に残ります。

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ほほ、と呼ぶとヨチヨチと近づいてくる姿も、好物のしらすをほおばる姿も私の宝

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ほほは強い意志を持って、最後まで生き抜いた立派な家族です。

 

 

仲よしのあまぱんと

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ほんとうに長い時間、ほほとあまぱんが703号室を切り盛りしてくれて、盛り上げてくれて、私はその中で、息を吸ったり吐いたり、泣いたり笑ったりさせてもらいました。ほほとあまぱんが、私の手の届く場所にいてくれたことがありがたいです。

 

 

今年の冬は、毎晩いっしょに寝てくれたあまぱんがいなくて寒いです。

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これからも、天国組の存在と不在に戸惑いながら、けれども丁寧に、後悔の少ないように、隣にいてくれる家族たちに自分の持っているすべてを還元していきたいです。

 

 

(ああ、会いてえ……)

 

 

Smile!

 

 

 

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私の土台

みいさんとMIHOさんより天国に住むあまぱんの素敵なオブジェが届きました。

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本当にうれしい。ありがとう。沁みた。

 

 

あまぱんがいつもいた場所(キッチンの背面棚)に飾って大切にします。

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今、私は心が晴れません。辛いです。

 

 

自分はもっと軽やかにやれているつもりだったけれど、気のせいでした。

 

 

保護猫明がごはんを食べないのが心配でどうしようもありません。メンタル弱いなあ……

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私が元気にしていられるのも、お子たちの「健康」が土台にあってこそだと痛感しています。

 

 

月曜の夜にやってきた明。初日はほとんど食べませんでした。

 

 

移動がつづいたからしょうがない。環境が変わったんだもんね。

 

 

火曜の夕方から少しずつ食べるようになり、水曜あたりは、(保護に関わった方に)「大食漢」といわれていたのがうっすらとわかって来たほどでした。なのに木曜(昨日)の夕方以降は、また出したものをことごとくプイ。一回食べるようになったのに、どうして?

 

 

ちなみにおしっこしている姿を目撃しているので、排尿はOKのはず

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お砂かきかきしてえらかったね!

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ああ。はじめての保護猫でもないのに、オロオロする私。情けない限りです。

 

 

でも、食べてくれないと不安が爆発しそう。

 

 

じっと見ていられないので、消化にいいid缶をシリンジで与えることに。まずは10ミリ。1時間経って吐かないようなら追加で10ミリ。念のため体温もはかってみました。(結果、平熱)

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遊ぶ気力があるのか試してみたところ、猫じゃらしに反応してくれました。

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明、今夜はちょっとにしておこう。

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ふつうに食べるようになったらたくさん遊ぼう!

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出会って間もないのに、明が大好きで仕方がないです。

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もし悪いところがあったら絶対に治したい。3時間寝て朝起きてみると、明のケージに入れっぱなしにしていたフード類が手つかずの状態でした。水っぽいものを吐いた形跡も発見……

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emi-goに連絡。東京大学の前田先生のサロンにも相談。私の頭の中は明のことでいっぱいです。

 

 

中島先生が診てくださるというので、朝病院へ行ってきました。休診日なのにごめんなさい。

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ちゅーるを一口舐めれたね。

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病院でも熱はなく(38.1)、少しホッとしました。

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セレニアや胃薬を入れてもらった皮下補液を50ml

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がんばったね。通院させるのは不憫でしたが、中島先生がサッと診てくれたおかげで早く家に帰れたので、明にかかるストレスは最小限だったと思います。お世話になりました。

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ケージを私の寝床のすぐ横に持ってきました。

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20分前の明です。

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先ほどシッターのお仕事から戻ってきたのですが、排泄ナシ。食欲ナシ。

 

 

シリンジでidを夕方20ミリ(済)、夜20ミリあげる予定です。

 

 

明日はシッターのお仕事が2つとシッターのお仕事の打ち合わせが1つ入っていますが、合間に帰宅して明の様子をチェックします。神さま、どうか703号室のお子たちをお守りください。

 

 

ここにいる間は、どの子も自分の分身です。

 

 

 

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なんかその辺にいそう、感

今日は溶けた脳みそをかき集めて難しい試験に挑みました。

 

 

合格できているかは来月の下旬にならないとわからないのですが、何か月も勉強をしてきたので絶対に受かりたいです。もし落ちたらわたくしめを笑ってやってください。

 

 

ほしい資格を取るためにお金も時間も投じてきました。自分への投資ですね。

 

 

学びはじめたとき、うちにはあまぱんがいました。

 

 

あまぱんはよくテキストの上に寝っ転がってお母さんの邪魔をしました。

 

 

ずっといっしょにいたけれど、「いっしょ」って当たり前じゃないし、永遠にはつづかないのですよね。キリっとした目であまぱんが私を見て鳴く姿が恋しいです。

 

 

会いたさは日に日に募っていきます。

 

 

まともに考えたらきっと気が狂ってしまうので、現実を正視しすぎずに、「なんかその辺にいそう」くらいの感覚にとどめています。べべもナナもほほも高菜もあまぱんも、その前に見送ってきたお子たちも、「気配を感じられる場所にいそう」、「その辺にいそう」と。

 

 

昨年12月の写真。このときは膝取り合戦でさぶに負けてしまったよね。

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なにげない日常の一コマが、今となっては本当に奇跡のようで、振り返ってみると、私は奇跡の中でなんて贅沢に暮らしていたんだろうと感じるのです。

 

 

どんなにお金を積んでも、どんなに切望しても、時間は戻せません。

 

 

だからやっぱり一瞬一瞬を大切に生きるほかないですよね。

 

 

広い星の下、「家族」と呼べる相手はそうそう多くない。ならば家族とはとことん深くつき合っていきたいです。磁石のN極とS極のように互いを強く引き合いながら……

 

 

Smile

 

 

 

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次はきみの番(の予定)だ!

卒業生さんくん(あおたん)のお宅から大大大好きなシャインマスカットが届きました!

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どうもありがとうございました。おいしすぎてペロッと平らげてしまいました。

 

 

さんちゃんは先住りお兄とこんなふうに暮らしています。

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幸せだねえ、さんちゃん

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ふふ。妹が「買ったはいいがサイズが合わない」と言ってくれたTシャツ

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私の好きなブランドで得した気分です。猫の目がアイスブルー色だし、字体も文字の色もカッコいい。アバンギャルドでいいっしょ? ああ……明日も着よ♪

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猫を着て猫と戯れて猫のことばかりを考える人生(笑)。

 

 

これでいいのかねえ?

 

 

考えるといえば、このお方の家族探しに向けそろそろ真剣に取り組まないと……

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春に近所でスカウトした保護猫牛丸に運命の赤い糸を繋げたいです。

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人馴れがねえ~

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本当にあと一歩のところまで来ているのですよ。うっしー惜しい感じなのです。

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足が汚れているのはビビりおしっこを漏らしてしまったから^^;

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「ぼく 足で頬杖つくことができるのです」

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ほーう。そりゃすごいねえうっしー。やるじゃん!

 

 

「(ドヤ顔)」

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突然触ろうとするとまだ野生のシャーが出るものの、牛丸のペースで少しずつ軟化してくれています。後輩ジャックに卒業を追い越されてしまいますが、次こそは牛丸を家族募集のステージにあげたいのです。空きスペースができた分、ほかの猫を保護することもできるのですが、それじゃいつまで経っても牛丸の番が回ってこない気がして不憫なので、ジャックが巣立ったら牛丸にスポットライトを当てていきますね。皆さまも牛丸の変化を一緒に見守っていただければうれしいです。

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「おやつほしい」

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牛丸は天国へ旅立ったあまぱんを心から慕っていました。

 

 

牛丸はさぶ、ミミ玉、すずらん、ジャックとも共に暮らしていますが、あまぱんに見せた態度とはぜんぜんちがいます。あまぱんも体力の許す限り牛丸のそばに寄り添っていてくれました。

 

 

ふたりがくっついているシーンが忘れられません。

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あまぱんに改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

あまぱんに会いたいです。うっしーも同じかな?

 

 

皆さま、うっしーをどうぞお見知りおきくださいね。今後ともよろしくお願いします。

 

 

LOVE

 

 

 

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