咀嚼1 天音とほたるの家を訪ねて

ナナの容体が悪化する4日前の3月17日に話は遡りますが、私は兼ねてより約束していた卒業生天音&ほたるのお宅を訪問しました。

 

 

天音の預かりをしてくれたマイママさん、娘のマイ太郎さんもいっしょ。(マイ太郎さんの記事

 

 

今日は天音という猫を咀嚼してみたいので、皆さまおつき合いください。

 

 

せっかくなので2回にわけてみますね。

 

 

2回分を読み終えたときに、天音に焦点を当てて書いた私の真意が皆さまに届いていることを願いつつ。連続投稿しますのでよろしくお願いします。

 

 

 

この日はナナの急変前ですので、私も穏やかな気持ちで向かいました。

IMG_0260

 

 

 

じゃーん、推定18歳以上の天音です。

IMG_0258

 

 

 

天音も70代に見えないマイママさんも若々しいですね~♪

IMG_0257

 

 

 

天音はちゃんとお接待をしてくれるのです。さすが「元家猫」

IMG_0254

 

 

 

正確な年齢はわかりませんが、3年前の譲渡時は推定15歳前後だったのかな?

IMG_0238

 

 

 

黒い部分の毛が真っ白になっています。

IMG_0237

 

 

 

カナダ出身の先住くろ子さんも顔を見せてくれました。

IMG_0235

 

 

 

シニア齢のくろ子さんですが、超シニアの天音よりはだいぶ年下です。でも、天音家ではくろ子さんがいちばんはじめからいるので、「先住の位置」。

IMG_0219

 

 

 

そんなくろ子さんを後輩天音がいじめるというありさま^^; 保護主としてまことに面目ない限りです。しかし里親さんは微塵も気にしません。

IMG_0164

 

 

 

相性が悪そうなときはそれぞれを別の部屋へ、そうでもないときは同じ室内で共存させる。あくまでも猫たちのペースを見守るに徹し、ほんのり手助けしているのです。これむずかしいですよね。だからトライアルから出戻る子が多いのです。

 

 

 

そこにいい意味で緩和剤として703号室卒業生のほたるも加わりました。

IMG_0228

 

 

 

ほたるのおかげで天音とくろ子さんの距離が微妙に変わってきているそうです。

IMG_02811

 

 

 

ほたるはすごいなあ。えらいえらい。

IMG_0222

 

 

 

ちゃんと家を照らしているんだもんね。明るくしているんだもの。

IMG_0160

 

 

 

全盲のほたるはあちこち走りまわり忙しい身です。

IMG_0234

 

 

 

階段の昇り降りも余裕でクリア。教えてあげたのはくろ子さんです。

IMG_0227

 

 

 

天音城はもちろん、安全対策が完ぺき

IMG_0236

 

 

 

さあさあ、ランチの前に記念写真を。仲よしのマイ太郎さん母子♪

IMG_0242

 

 

 

マイママさんは私とも親子のように接してくれます。たまにしつけが入ることも。「アンちゃん、トイレの蓋はかならずしめてちょうだい!」とかね(笑)。

IMG_0239

 

 

 

マイママさんの猫を撫でるときのやさしいまなざしや

IMG_0207

 

 

 

おっちょこちょいの私が服につけたシミをいっしょうけんめい取る仕草に

IMG_0172

 

 

 

私は人としてのあたたかさを見つけてしまうのです。さあ、ご飯タイムだ!!

IMG_0270

 

 

 

天音ほたるの里親さんが用意してくださいました。味もですが、食器も素敵~♪

IMG_0265

 

 

 

マイ太郎さんの手土産のケーキもしっかり全員のお腹へ

IMG_0283

 

 

 

余った料理はお持ち帰りにさせてもらいました。マイ太郎さん、マイママさんからもおみやげをいただいたのです。皆さん、ありがとうございました。

IMG_0176

 

 

 

老猫天音がちゅーるを食べるのを手助けするマイ太郎さん

IMG_0171

 

 

 

天音が使っている食器はなんとロイヤルコペンハーゲン。大盤振る舞いですね。

IMG_0285

 

 

 

私ならこの食器を棚の中に入れたいせつに飾るのに……格のちがいを実感です。

 

 

 

「うちはわたしたち猫の天下なの」

IMG_0275

 

 

 

仰るとおりだね。ほたるの未来も明るいね♪

IMG_0277

 

 

 

人見知りをするくせに、私は「OK」のほたる嬢。私を覚えてくれているのです。

IMG_0162

 

 

 

私は獣臭が強いから、感性豊かなほたるには正体がばれてしまったみたいね。

IMG_0159

 

 

 

楽しいひとときを過ごし、電車で帰りました。途中で見つけたこれ↓

IMG_0174

 

 

 

妙にツボにハマった私は思わずジュースをポチ。購買意欲がそそられます。

IMG_0175

 

 

 

いいね。

 

 

お手入れの行き届いた広い家。美が込められたお食事。デザート。イキイキとしている3匹の猫たち。訪問写真をパチパチ撮る中年女たち。笑い声。和み、癒し……

 

 

さて、私が書きたいのは実はこういうことではありません。

 

 

少なくても、天音についてはちがいます。

 

 

天音は3年前の卒業生ですので、保護のいきさつを知らない方も多いでしょう。

 

 

ぜひ読んでいってください。

 

 

「忠ねこ 天音/幸せの703号室」

 

 

保護前の天音の姿が赤裸々に出てきます。

 

 

この記事の後半まで読み終えた皆さまは天音と顔出しNGの里親さんの「真の素顔」を必ず知るはずです。私がどんな譲渡をしているのかも含め、ぜんぶがわかります。

 

 

ついでに天音とほたるの卒業記事もはりつけておきますね。

 

 

天音→ 「タキシードのシンデレラ2/幸せの703号室」

 

ほたる→ 「くろこよりあたらしい家族のほたるへ/幸せの703号室」

 

 

 

後半に入る前に10分程度休憩を取ります。

 

 

前半も本番の後半も読んでもらえたらうれしいです。

 

 

 

 LOVE!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


Chikakoさんちへ

GW皆さまいかがお過ごしですか? 私は超貝になりたい日々を送っています。

IMG_1868

 

 

 

昨日は家事に勤しみました。かなりがんばったほうです。洗濯物にいたっては通常クリーニングにお願いするレベルの服まで自分で洗い、色移りをさせてしまい、ハイターに漬け、白かったはずのブラウスを白に戻す作業のついでにミクロの汚れとも徹底的に戦いました!

 

 

 

「ハハ~ 現実逃避の一種じゃないんですか?」  「まちがいないな」

IMG_1871

 

 

 

確かにあさひの言うとおり。でも家じゅうがスッキリして気持ちいいでしょ?

 

 

 

さて、本日は楽しかった女子会の様子をお送りします。

IMG_1708

 

 

 

卒業生リリの里親chikakoさん宅にて開催。参加メンバーはchikakoさん(右)

IMG_1774

 

 

 

みいさん

IMG_1695

 

 

 

マイ太郎さん

IMG_1724

 

 

 

すももの里親あっティーさん

IMG_1770

 

 

 

(リリの父猫)ポテチの里親きーやんさん

IMG_1771

 

 

 

保護猫2匹と暮らすゆちゃん

IMG_1775

 

 

 

そしてゆちゃんと服の色が被った私の7人と

IMG_1698

 

 

 

ホスト猫レオじい(唯一の男子だ!)

IMG_1728

 

 

 

隠れてばかりのリリの総勢9名!

IMG_1741

 

 

 

大勢集まるとみんな気を遣い合い「おみやげ合戦」になります。そこで仕切り屋の私からの提案で「ひとり一品持ち込みプラン」にさせてもらいました。

IMG_1754

 

 

 

マイ太郎さんに私がリクエストしたのはチリコンカン。なんと給食レベルの量を作ってきてくれました(笑)。タッパ持参で伺った私は大量にお持ち帰り。マイねーありがとうございます。手づくりピクルスはchikakoさん、きーやんさんはお惣菜系、みいさんはおまんじゅう、おばあちゃんっぽい料理(名前なんだっけなあ?)はいちばん若いゆちゃんがキッチンで焼いてくれました。

IMG_1742

 

 

 

ちなみに私はデパートで買ったチーズケーキを持って行っただけです^^;

IMG_1702

 

 

 

無精で不器用なの。ごめんなさい。

 

 

 

中でもいちばん目を引いたのはあっティーさんのこれ!!

IMG_1753

 

 

 

みんな唖然……

IMG_1776

 

 

 

パンでできた猫の顔の蓋を開けると、サンドイッチがずっしり詰まっていました。

IMG_1760

 

 

 

見てこのデカさ。尋常じゃないですよ。

IMG_1670

 

 

 

こりゃもう写真パチパチ撮るしかないでしょう。猫パンが主役ですね。

IMG_1750

 

 

 

それにしてもレオじいはおりこうだなあ。さすがフランス生まれのお紳士

IMG_1751

 

 

 

テーブルセッティングを邪魔しないのがすごい。

IMG_1714

 

 

 

まあ、じゃっかん興味を示してはいましたけど……

IMG_1717

 

 

 

「嗅いでいるだけですから」

IMG_1746

 

 

 

chikakoさん自慢のお子ですね。

IMG_1687

 

 

 

いっぽう内弁慶のリリはお決まりのソファ下への籠城

IMG_1721

 

 

 

みんなリリを一目拝もうと必死です。

IMG_1664

 

 

 

マイねー、いい写真お願いしますね~♪

IMG_1653

 

 

 

「あー 撮られちゃったか……」

IMG_1718

 

 

 

リリは隠れるタイプなので、そっとしておくことに。中年女性(みなさん失礼)7名はレオじいを交えランチ&お茶&談笑を満喫です。

IMG_1648

 

 

 

はじめまして同士も多いのに、みんなごくふつう……。

IMG_1773

 

 

 

「話が尽きることはないのですね」

IMG_1651

 

 

 

レオくんそうなの。ごめんなさいね。私口から先に生まれてきたもんですから。

 

 

 

「いつになったら帰るのかしら?」

IMG_1674

 

 

 

リリ、まだしばらくはいると思う。

 

 

 

リリがキッチンで悪さをしないよう新たに取りつけられていた柵

IMG_1704

 

 

 

オーダーしてから3か月待ったそうです。肉球の取っ手がキュート♥

IMG_1705

 

 

 

明るいうちにセルフタイマーで集合写真

IMG_1762

 

 

 

企画してくれたchikakoさんに感謝感謝です。

IMG_1710

 

 

 

解散間際にゆちゃんに肩ツンされ振り向くと、ごく自然に「はい」と手渡されました。え? なんだろ? えええ? ナナだ!! ナナが笑ってる!!

IMG_1679

 

 

 

特殊塗装関連のバリキャリのゆちゃんが描いてくれたナナですよ。最高!

IMG_1677

 

 

 

ほんとうにうれしいサプライズプレゼントでした。ゆちゃんありがとう。

 

 

今度街に出る機会があったら、この絵に合う額を買って飾ります。

 

 

 

そして私からのリクエストに応えてくれたあっティーさんによる「ローズ」も♪

 

 

 

chikakoさんも1曲

 

 

あっティーさんもさらに1曲

 

 

 

「あっティーさんありがとう」

IMG_1863

 

 

 

感動の演奏!! みなさんのおかげでたいへん有意義な一日を過ごすことができました。猫が結んでくれた素晴らしいご縁だから、猫たちにもありがとう。

 

 

私個人の感覚ですが、薄汚れた路上よりは室内で安全に暮らしていける猫が増えるほうが見ていて安心できます。自分がめざすよりよい社会にたった一歩でも近づけるよう、これからも休み休み、でもよいしょと起き上がってはまた必ず歩きつづけたいです。

 

 

大河の一滴でもハチドリのひとしずくでもいいんです。一握り、いやひとつぶの砂でもいいんです。なにもできないよりは。ゼロよりは。

 

 

レオくん、リリ、お騒がせしました。のんびり生きていってね。

IMG_1761

 

 

 

※写真はみんなでごちゃまぜ提供。ごちゃまぜシェア!

 

 

 

Smile!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


野島さんとの本づくり(葛藤なども含め)

703号室卒業生まりん、まりあ、アクア家からナナへ上品なブリザーブドフラワーが届きました。あきさん、Mパパさん、ありがとうございました。

IMG_1605

 

 

 

べべ、ナナの生前は数えきれないほどいっしょに遊んでもらったよね、ナナ?

IMG_7719

 

 

 

さて、私は今、新旧混在のスペースにいます。

IMG_1614

 

 

 

最新のシステムと古い造りがツボに入りますね。

IMG_1615

 

 

 

いつかこの場所で「譲渡」のミニ講義会を開きたいな。志ある方に向けてね!

IMG_1607

 

 

 

多様の使い方ができそう。

IMG_1608

 

 

 

知らなかった世界に足を一歩踏み込んだワクワク感

IMG_1612

 

 

 

いいね♪

IMG_1609

 

 

 

コピー機もあるのでアナログな私には大助かり

IMG_1611

 

 

 

席を選び、試しにブログを書いてみます。自宅と比較して集中できるか?

IMG_1616

 

 

 

私はこの度、本の出版に向け動きはじめることにしました。

 

 

 

先日ようやく本の土台となる「企画書」が完成し、OKをもらったばかりです。

IMG_1558

 

 

 

本日は自分の考えをしっかり皆さまに聞いてほしいのです。

 

 

ご迷惑でなければ少々おつき合いくださいね。まず紹介したい方がいます。

 

 

「さんこう社」代表取締役野島善孝氏

 

 

お友だちの紹介で野島さんの連絡先を伺った私は、当初なかなか電話に手が伸びませんでした。なぜならば自分の生活でさまざまな問題が起きていて、ナナの介護もあり、精神的にも肉体的にも余裕がなかったのです。いつか自分の猫への思いを1冊にまとめたい。脳裏では漠然と意欲があったのですが、いざ迫ってくると拒否したくなる。

 

 

どうしてでしょうね? わからないんですけど。

 

 

野島さんにやっと電話したのは、連絡先を知ってだいぶ経ったあとです。

 

 

一度お会いしてみることにした野島さんと私は、新宿紀伊国屋1Fのエスカレーター前にて待ち合わせ。着くと私の10年前の著書を持った初老の男性がぽつんと立っています。そして自分の著書に目を落とすと、私の本に汚れがつかないよう、薄紙で丁寧にカバーしてあったのが非常に印象的でした。

 

 

場所を移し、レトロな喫茶店で打ち合わせ。約2か月前の、2月26日です。

226 (2)

 

 

 

この頃の私は総じて疲れていて、乗り気がなく、けれど反面チャレンジしてみたい気持ちもあり、複雑な胸中で席についたのです。

 

 

しかし野島さんと話をしているうちに、この方となら組んでみたいという心境に傾いていきました。この方は本づくりを愛し、私を認め、肯定してくれている。

 

 

それは本へのカバーのかけ方や話し方だけでも十分に伝わってきます。

 

 

加えていくつかのやり取りを並べてみますね。

 

 

①私「私は家事、老犬介護、犬猫たちの世話、保護譲渡活動を抱えているゆえ、本づくりにかけられる時間が少ないので、猶予をいただきたいです」

 

野島さん「(笑顔で)潰れてしまいそうな小さな出版社ですが……田辺さんの本が完成するまでは(会社が)持ちこたえられるようなんとかがんばります」

 

 

②野島さん「実際のところ、初版分の印税をお金としてお支払いすることがむずかしいので、印刷分の10分の1の数の本を田辺さんにお渡しする形でも構いませんか?」

 

私「つまり私が初版分の10分の1を自分で売るということですか?」

 

野島さん「はい。そういうことになります」

 

 

③私「猫に特化した本ですが、そもそも野島さんは猫に興味ありますか?」

 

野島さん「(携帯をパカッと開き三毛猫の写真を見せながら)はい。うちも飼っていたんです。ミミと名づけたんですがね、ミミは長生きしたんですよ。実はぼくは犬派で、猫は苦手だったんですが、私たち夫婦は子どもがおらず、女房が猫を飼いたいと申して、飼うのを承諾したのです。新聞の“譲渡コーナー”でミミを見つけ、1992年に昭島市のあるお宅から譲り受けました」

 

私「へえ。じゃあミミちゃんの里親になったのですね?」

 

野島さん「はい。そうです。ところが1998年に女房がガンで他界してね、以後のおよそ18年間はぼくとミミのふたり暮らしだったんですよ(ニコニコ)」

 

私「(無言で頷く)」

 

野島さん「猫が苦手だったのは最初だけで、ぼくはすぐにミミに夢中になりました。ミミは最後は腎不全でしたが、23年ほど生きてくれました。だからぼくも、猫が好きなんです」

 

私「はい」

 

 

打ち合わせ後、野島さんはペアチケットを私にくれました。

 

 

「明後日だから急だけど……ぼくが息子がわりに接している安田くんのピアノリサイタルが上野の文化会館で行われるのです。よかったらご招待しますので、どなたか誘って、いらしてくださいね。ほら空席ばかりじゃあれだから……」

 

 

謙虚な野島さんの話とは裏腹に、安田さんのピアノリサイタルは空席ばかりではありませんでした。世界的に有名な方でむしろ満席に近かったです。しかも超絶にしびれた。

IMG_9808

 

 

 

開演後は撮影禁止なので入ったときの一枚を

IMG_9817

 

 

 

野島さんが企画しているのです。芸術性豊かな一本気の職人ですね。最高!

IMG_9814

 

 

 

新宿の喫茶店での打ち合わせの帰り道、私は好きなインテリアを見に街ブラしました。

226

 

 

 

野島さんとのやり取りを反芻しながら家具屋の中をグルグル回っていたのです。

 

 

さんこう社の提示する条件は必ずしもいいものではない。さんこう社自体が小さい。大手の出版社にかけあえば、話を聞いてくれる程度の人脈は私にもある。

 

 

けれどいくつかの大きな出版社の知り合いの方々は口々にこう言います。

 

 

「うまい下手じゃない。内容でもない。要は売れるか売れないか、に尽きるんです。有名人著名人の目に留まり宣伝してもらえればよりたくさん売れますよね」

 

 

よくわかります。売れないことにははじまらない。

 

 

人々に親しまれている名作の数々も、売れたからこそ名作になったんだと思うのです。私も書くからには1冊でも多く売りたい。出版業界全体が冷えている中、「売る」にウエイトを置くのはまちがいではない。むしろ正しい道なのです。

 

 

でも残念ながら、大きな舞台は私には似合わない。

 

 

私は小さな舞台であっても、下手なりにそこで精いっぱい踊ってみたい。

 

 

ミミちゃんと23年間暮らした野島さんとともに。

 

 

(森絵都さんにも勝手に原稿送りつけちゃう)

 

 

延々と本づくりにいたるまでの一連を説明しましたが、実際はまだ1行も書けていません。ここからが自分との戦いになりますね。参考書は不要で、自分のみと向き合っていきます。なにを書くかは書き終わるまでナイショにします。

 

 

理由は売りたいからです(笑)。

 

 

先に知ってしまうと興味を持ってもらえないかもしれないからね。

 

 

本づくりと並行し、保護猫たちの宣伝もしていかないと。

 

 

703号室には正統派ハンサムの保護猫あさひ(推定1歳男の子)

IMG_1561

 

 

 

80%キャラ替えしたジャイアン(推定2歳未満男の子)

IMG_1506

 

 

 

ローズ(推定4歳~ 女の子)の3名が終の棲家を求めています。

IMG_1599

 

 

 

みんないい猫たちです。気になる方はお問い合わせをくださいませんか?

 

 

 

どうか助けていただければ幸いです。

 

 

 

「よろしくね」

IMG_1602

 

 

 

Smile!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


直近のできごと、ほか

約10年前に703号室を巣立った卒業犬むじろう(多頭飼育崩壊現場からの保護)よりお手紙とお菓子が届きました。むじろうの顔のイラストつき。かっわいい~!!

IMG_1532

 

 

 

夜な夜ないただいています。むじろう家の皆さまありがとうございました。

IMG_1528

 

 

 

703号室保護犬時代のむじろうの写真を! むじはひと言では括れないほど陰惨な過去を乗り越えた犬です。保護前にむじろうとともに暮らしてきた犬猫たちは、ほとんどが行政によって殺処分されてしまいました。理不尽に、冷酷に。あり得ない感じで。

805 (9)

 

 

 

むじはなんとお留守番ゼロ時間の家庭にいます。仕事やお出かけも常に家族といっしょ。自分を含めて考えてもなかなかないケースですよね。溺愛されているんです。

 

 

むじ家Twitterアカウント→@VectorEiot

 

 

 

さて、息抜きも兼ね、直近のできごとをいくつか。

 

 

昨日は妹がネイルセットを手に703号室に来ました。どすっぴんやな^^;

IMG_1514

 

 

 

妹による無料ネイル。爪がボロボロだったので、たいへんありがたい。

IMG_1515

 

 

 

涼しげな仕上がり。シンプルですが意外と手がこんでいるんですよ。

IMG_1516

 

 

 

ネイル後、母とまーさんも合流し、みんなでまーさん(63歳)の誕生祝いをIMG_1518

 

 

 

私たちが何十年も前から通っているお店です。

IMG_1521

 

 

 

しかしまあ、食べる食べるっ!!

IMG_1522

 

 

 

 

「ハハ~ ぼくもたべるの好きですよ」

IMG_1560

 

 

 

うん知ってる。あさひおまいはごはんのときすり寄ってくるタイプなんだよね。

 

 

 

「ぼくも食欲おうせいだよ」

IMG_1491

 

 

 

まあ、ジャイアンはデカめだから、いっぱい与えないとね(笑)。

 

 

 

レギュラーメンバーのあまぱんも前はしょっちゅうおねだりしていたな。あの頃がなつかしい。最近は老化と慢性腎不全の影響でシリンジ食が中心だもんね。

IMG_0791

 

 

 

iPhoneをサッと眺めていたらローズのキュートな写真が出てきました。

IMG_9828

 

 

 

前も載せたかもしれないけど、また載せちゃう。

IMG_9845

 

 

 

保護部屋にいるローズは、今晩からリビングへお引越しします。お友だちと遊ばせてやりたいからです。ほほ、あまぱん、さぶ、あさひ、ローズをよろしく!

 

 

 

本日午前中は卒業生トロンの不妊手術だったので、顔を見に行きました。

IMG_1534

 

 

 

キャー!! 超美しく育ってます。春ちゃんの自慢の娘ですね。

IMG_1540

 

 

 

トロンを抱っこしてデレデレの春ちゃん

IMG_1537

 

 

 

春ちゃんは私の旧友で、私たちは10代からの仲です。

 

 

以下の記事は保護譲渡活動をはじめたばかりだった私と友人たちの距離の取り方やさびしさ、心の転機などが書かれています。ぜひお読みください。

 

 

「トロンの譲渡を昔の自分に見せてやりたい/幸せの703号室」

 

 

 

トロン、明日退院できるからね。一泊がんばるんだよ?

IMG_1543

 

 

 

里親になってくれた旧友の春ちゃんは最近生き場のなくなったピットブルのチップ(巨大でパワフルだそう)の存在を知り、あちこちで里親になってくれる人を探し、チップを先輩に譲渡したんですよ。つまりこれは保護譲渡活動です。立派なことだと思いませんか?

IMG_1527

 

 

 

チップよかったね。春ちゃんお疲れさまでした。ちなみに譲渡先の先輩も私の旧友ですが、家族ぐるみの犬好きでほんとうにたいせつにしてくれる家庭です。

 

 

春ちゃん、こういう部分でもご縁が持ててうれしい^^

IMG_1552

 

 

 

春ちゃんの奥さんのりんちゃんとパチッ♪

IMG_1550

 

 

 

春ちゃんとりんちゃん。若く見えるけど若めなのはりんちゃんだけです(笑)。

IMG_1545

 

 

 

春ちゃんりんちゃんと3人でファミレスへ行きランチをごちそうになってしまいました。

 

 

いつも口癖が「トロンがお世話になったお礼です」なんですけど、私はトロンを束の間保護し、春ちゃんに譲渡しただけなので恐縮してしまいます。

 

 

トロンは幸せに暮らしているので、ご安心くださいね。

 

 

今週も皆さま、どうぞよろしくお願いします。ぺこり。

 

 

LOVE!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


2 つむたび姉妹家へ

皆さまこんにちは。703号室付近はしとしと雨が降っています。

 

 

こんな日は情緒が不安定になるのです。さびしいというかわびしいというか。

 

 

長年応援してくださっているソウルメイトのMWさまよりナナへの供養が届きました。お手紙、おせんべい、クオカードも。どうもありがとうございました。

IMG_1286

 

 

 

ナナとお母さんから「謝謝」。

IMG_7718

 

 

 

さて、昨日の記事のつづきになりますが、ワインを渡したお相手は、約1年半前の703号室卒業生つむぎ&たびのおねいちゃん(里親さん)です。

 

 

※人気のあるつむたびのインスタグラムのアカウント→tsumutabi

 

 

 

手のひらにのるほど小さかった子たちがどんな風に育っているのでしょうか?

IMG_1174

 

 

 

インスタグラムではちょいちょい見ているものの、「生つむぎ&たび」に会えるとあってかなりウキウキしていた私。おねいちゃんいわく、性格が「赤ちゃんのまま」だそうです。特にキジ白のたびちゃんがね……(笑)。

IMG_1111

 

 

 

 

玄関にはつむたびの通院のためのバギーが

IMG_1089

 

 

 

おねいちゃんはおひとり暮らしの女性。医師です。ふだん仕事で緊張の連続のおねいちゃんにとって、つむたびとの暮らしは「和み」や「癒し」を通り越し、幸せの一語に尽きるそうです。なんとなくわかる気がします。いいですね。

IMG_1118

 

 

 

つむたび家はオシャレで開放的。陽当たりも抜群!

IMG_1076

 

 

 

寝室横の猫コーナー

IMG_1095

 

 

 

寝室にももちろん出入り自由

IMG_1101

 

 

 

掃き出し窓の脱走防止対策

IMG_1094

 

 

 

不在時には閉めている室内への扉

IMG_1092

 

 

 

猫グッズ

IMG_1104

 

 

 

つむたびとおねいちゃんは超仲よし。全員キラキラでイキイキしています。

IMG_1083

 

 

 

うらやましいのは都心でありながらものすごく静かで

IMG_1106

 

 

 

リバーサイドのお家。セキュリティーも万全なので猫たちにも安心ですね。

IMG_1107

 

 

 

ワインセラーをお持ちのおねいちゃん。私が贈ったワインの味はどうでしょうか?

IMG_1078

 

 

 

お茶タイム

IMG_1115

 

 

 

おねいちゃんから芸術的に華やかかつ、おいしすぎるケーキをごちそうになりました。

IMG_1117

 

 

 

おねいちゃんはオレンジのケーキ。食器も素敵♪

IMG_1114

 

 

 

つむたびの近況を聞くつもりが、おしゃべりの私は自分の話ばかりしてしまい、反省です。おねいちゃんの腕の中であきれ顔のたびちゃん。ごめんねー^^;

IMG_1128

 

 

 

「わたしのおねいちゃんだもん」

IMG_1129

 

 

 

うんうん。そうだよね。話には聞いてたけど、想像以上の甘えん坊です。

IMG_1072

 

 

 

たびちゃんに比べるとつむちゃんのほうがちょっとだけ自立している感じかな?

IMG_1124

 

 

 

ふたりして獣臭漂う私のバッグに入ろうと必死です。

IMG_1120

 

 

 

「はんぶん入れた」

IMG_1126

 

 

 

よかったねたびちゃん。おしっこさえしなければ、もう、どうぞどうぞ!

 

 

 

つむちゃんはおねむでしょうか?

IMG_1132

 

 

 

私のiPhoneでは撮りきれいないほどキュートなふたり。ぜひおねいちゃんのインスタグラムを見てくださいね。ふたりとも人見知りナシの大物ですよ。

IMG_1131

 

 

 

「ねむいからあんま見ないで」

IMG_1130

 

 

 

心地いい音楽が流れる室内。美女3姉妹(おねいちゃん、つむぎ、たび)。ついつい私は長居。ひさびさにみんなに会えてうれしかったし、つむたびがのびのび育っているのがよーくわかりました。ふたりともたいせつにされているんです。横浜で捨てられていた子猫たちが珠のように愛されている。

 

 

素晴らしいことです。

 

 

里親になる醍醐味と、譲渡活動の醍醐味ですね。

 

 

記念におねいちゃんに写真を撮ってもらいました。まずはつむぎ嬢と

IMG_1138

 

 

 

つづいてたび姫と

IMG_1137

 

 

 

おねいちゃんは顔出しNGなのが残念です。きれいな方なのに。

 

 

 

おねいちゃん、おやつと入浴剤のおみやげありがとうございました。

IMG_1144

 

 

 

おやつはペロッと平らげ、入浴剤もつかわせてもらっています。

 

 

 

次お会いするときは、自分の話ばかりじゃなく、おねいちゃんの話を聞きたいなあ。

 

 

有意義なひとときに心から感謝です。

 

 

つむたび、どうか末永く健やかでいてね。生きていてくれてありがとう。

 

 

 

これから保護猫ローズのお見舞いへ行ってきます。ローズは明日退院予定です。

 

 

Smile!

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク