満天ちょこっと と 台湾旅行(婚約式へ)

保護猫満天はごはんの催促がハンパじゃありません。たくさんしゃべります。

img_7358

 

 

 

顔が大きくて、手足が太いです。デカめ男子は私の大好きなタイプ。健康のオーラが全身から溢れています。体調が安定しています。ほげっとしたお顔にくすぐられます。

img_7359

 

 

 

近々満天特集をブログで行います。家族を希望する方からのご連絡をお待ちしています。

 

 

 

さて、本日は台湾のド派手な「婚約式」について旅行写真を織り交ぜながら。

 

 

興味のない方はここでお別れしましょう。以後台湾親族関連の写真がずらーとつづきます。

 

 

2日目、6時過ぎに起床。隣の部屋の妹夫婦を起こし、みんなでバイキング朝ごはん

img_7208

 

 

 

朝ごはんは宿泊代金に含まれているから食べないと損。みんなでたくさんいただきました。

 

 

 

ホテルを出て、タクシーで伯母の家へ

img_2325

 

 

 

着くと部分ウイッグとつけまつ毛をした伯母が出迎えてくれました。

img_2371

 

 

 

おはよ。文範。いよいよですね。ヘアメイク中の新郎は照れ顔

img_2326

 

 

 

ジミ婚なんていうのもめずらしくない日本。台湾も年々そうなりつつあるそうです。

 

 

しかしお嫁さんのご両親は「台南」出身。日本でいえば名古屋のように盛大に結婚式を執り行う地域です。新郎家はお嫁さんのご両親の意に添い台南のしきたりを重んじることにしました。

 

 

いくつかの儀式は割愛。婚約式と結婚式(2回やるそう!)のみに絞りました。私からしてみれば「どこを省いたの?」ってほど充分なんですけど。

 

 

新郎のヘアメイクはあたりまえ、だそうです。まあ晴れの日ですものね。

img_2342

 

 

 

新郎に専属カメラマンさんがひとりつきます。新婦側には4人ついており、総勢5名のカメラマンさんが1日をかけ何万枚(!)もの写真を撮るのです。信じられないですよ。

img_2348

 

 

 

私たちも負けじとミラーレス一眼をフル活用。せっかくそれなりに着飾っているのでね!

img_2353

 

 

 

カメラマンさんが女性陣を撮ってくれました。姉妹と姉妹。お気に入りの1枚です。

img_2333

 

 

 

伯母と新郎のすすめで、私もちとだけブローしてもらうことに

img_2359

 

 

 

ぺちゃんこ頭がふんわりしたところで、記念撮影。新郎は真新しい正装に着替えていました。

img_2377

 

 

 

婚約式は新婦の家で行います。朝婚約式、夜結婚披露パーティってなんかすごいなあ。

img_2379

 

 

 

運転手つきのハイヤー3台をこの日のために用意した模様。ちなみに新郎家は車を持っていません。自転車だけ。こういうときは惜しまないタイプですがふだんの生活は質素で堅実です。

img_2381

 

 

 

先頭を走る新郎の車両からはときどき爆竹が投げ出され、結婚式を行うことを周囲に知らせていました。私が小さい頃の結婚式は町中が煙く感じられるほどの爆竹量でしたが、最近はスリム化している雰囲気です。道路がすいていたため、予定より早く着きそう。

 

 

路肩にしばし停車し、時間を潰します。

img_7217

 

 

 

新婦実家のマンション下に到着。すでに関係者でギュウギュウでした。

img_7219

 

 

 

新郎家から運んだ荷物を新婦家に置き

img_2505

 

 

 

長い待ち時間を経ていよいよ儀式がスタート

img_2397

 

 

 

新婦側から新郎側へのお茶菓子、おわんに入った汁物、フルーツを着席していただきます。

img_2393

 

 

 

大きな神棚。これを見て私は新婦のご実家の職業を当てました!

fullsizerender

 

 

 

ご両親はきっと商いをしているにちがいありません。伺ってみると正解とのこと。やったね!

img_2396

 

 

 

新郎の友人。弁護士仲間だそうです。腰の低い紳士でした。

img_2427

 

 

 

美しい新婦登場。手に持っているのは「あたらしい家族になる客人(私たち)」へ振る舞うお茶

img_2419

 

 

 

私たちは出されたお茶を飲み干し、空いた茶碗に「紅包」(お金の入った紙袋)を突っ込んで新婦に返します。その際にひと言ずつ新婦に言葉をプレゼントするのです。

 

 

この儀式は通常伯父、伯母、祖父母などの目上の方がやるのですが、なぜか私まで頭数に入れられてしまいました。みんな私を見て、「アンニイお姉さんはちっとも老けない、いつ会っても若いまま」と言ってくれたのに・・・・・・正直複雑な心境です。でもいいや。めでたいから。

img_2409

 

 

 

私は茶碗を回収しに来た新婦に「幸福美満」の一語をプレゼント。

 

 

新婦は「謝謝」と頭を下げました。

 

 

それにしてもカメラマンさんの数が・・・・・・日本じゃ考えられないですよね。

img_2392

 

 

 

つづいて、新郎家が新婦家に結納金を渡す儀式。目玉が飛び出す額でした。

 

 

新婦側は満面の笑みで受け取ります。

 

 

そして受け取った直後に、お母さまが北京語でこう話しはじめました。

 

 

「私たちは今、あたたかい心を受け取りました。けれど私たちはこのお金をお返しいたします。このお金を娘夫婦の未来の発展のためにつかっていただくのが私たち夫婦の考えです。私たちはお気持ちだけをちょうだいします。ありがとう」

 

 

実際は受け取る方もいるのですが、新婦のご実家の選択は「受け取らない」でした。

 

 

受け取っても受け取らなくてもどっちでもいいんですけど、ひと言ひと言を噛みしめるように発した新婦のお母さまのお人柄に私は心が釘付けになりました。

 

 

右のおふたりが新婦のご両親です。笑顔がステキですね。

img_2466

 

 

 

最後の儀式は新婦に「純金をつける」です。新郎の母、新婦の母が、ネックレス、ブレス、ピアスをつけていき、仕上げに新郎が新婦に金の指輪をはめるのです。ゴージャスな風習ですね。

img_2464

 

 

 

ピアスがうまくはめられない新婦。すぐさま新郎がiPhoneを鏡にし、差し出しました。新郎は昔からどこへ出かけてもドアを開けてくれるし、重い荷物も率先して持ってくれます。レディーファーストやエスコートが自然と身についたジェントルマンです。

img_2450

 

 

 

金をまとい花嫁はいちだんと華やかに。以前私は検事と書いたのですがまちがいです。新婦は裁判官をしており、新郎も新婦も法廷では「別人になる」と伯母が話していました。

img_7252

 

 

 

オンとオフを器用に使いこなせるのっていいですね。それにしてもあなたたちいちゃつきすぎ!

img_7257

 

 

 

カメラマンさんがやたら「キス」させるので、見ているこちらは顔から火を噴き出しそう。親の前で堂々とキスをするなんて日本ではあまり考えられませんね。結婚するまでは異性間の交渉を控えさせるのが親の役目ですが、結婚後は親も含めタガがはずれる模様です。

img_2498

 

 

 

ふたりのキスシーンを見ていた新婦のお母さまがカメラマンさんに笑いかけました。

 

 

「いいなあ。私も夫とあんなキスをしたい。私たちのキスも写真に撮ってもらえるかしら?」

img_2504

 

 

 

ほんとうにかわいい方です。そしてご両親はキスシーンをバッチリ撮ってもらっていましたよ。素晴らしい婚家に恵まれ、王文範は幸せな男だと思います。

 

 

終盤、新婦の愛犬2頭が登場。新婦は保護老猫も飼っていますが会えませんでした。

img_2485

 

 

 

ちょい重めの愛想のいい犬たちに場が一気に和みます。

img_2484

 

 

 

私もチチのご両親をたいせつにしないと。

 

 

すべての儀式が滞りなく進み、正午前には新婦の家を出ました。

 

 

帰る際に何度も注意されたのは「グッドバイ」「バイバイ」「再見(さようなら)」などの別れの言葉をぜったいに口に出してはいけないこと。失言しては困るので、私たちは会釈だけしました。

 

 

夜のウエディングパーティまであと5時間あります。

 

 

疲れきった私は、いっしょに行動したがる伯母を振り切り、ひとりホテルに戻って昼寝しました。

 

 

母、妹夫妻は時間を惜しんで寝ません。

 

 

普段着に着替え、漢方の買いつけに行ってしまいました。パワフルですね。

img_2525

 

 

 

カメラの中に入っていた画像。たくさん入手したみたいです。店で料理に使うのでしょうか?

img_2523

 

 

 

漢方薬局の帰り道にまたソウルフードを3人で食べたんですって。

img_2521

 

 

 

あっぱれの元気と食欲です。

img_2519

 

 

 

私はその頃、703号室で昼寝をしている夢を見ていました。

 

 

台北のホテルで昼寝しながら、703号室の昼寝の夢を見るなんて、なんだか不思議です。

 

 

つづく

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


保護猫満天 と 台湾旅行(準備~到着まで)

ねえねえ満天~! きみ明日病院ね^^

7598-6

 

 

 

「えマジすか?」

7598

 

 

 

皆さまこんばんは。台北より帰ってきました。

 

 

たった3泊4日なのに大げさだと思われるかもしれませんが、闘病中のお子らを置いて14年ぶりに国外へ出たのです。3泊でも私には長い長い離れ離れでした。

 

だいたい、今まで3泊なんてしたことありません。犬猫と暮らしてから「旅行」をほぼ封印していた私。しかし今回は仲のいい従弟が結婚するとあって、どうしても式に参列したかったのです。

 

年老いたアマー(祖母)に会いたいし、がんで亡くなった叔父らの墓参りも行きたい。仕事が忙しいチチにお子らをお願いするのは心苦しかったですが、わがままを聞いてもらえて感謝しています。でも自分で松嶋菜々子に似ていると言った覚えはありません。だいぶ前に一度だけ、「昔、友人に松嶋菜々子に似てると言われたことがある」と自慢した程度です。

 

 

 

「性別と年代とヒト科が共通項ですのでまあざっくりと【アリ】ですよ」

7568-7

 

 

 

「あ、ハハ怒っている顔は般若で、ぼくの催促を無視する顔は能面に似ていますよね」

7568-8

 

 

 

笑。満天は寝起きの顔が小猿に似てるよ?

 

 

 

保護活動とは関係がない上、ヘラヘラしてくだらないと気分を害する方もいらっしゃるかもしれませんが、せっかくの機会に恵まれ生まれ故郷にしばし滞在できたので、ブログにつづりたいです。興味のない方はどうかスルーでお願いしますね。

 

 

『準備』

 

ここに書ききれないほど入念にしました。天災、飛行機事故に備え、遺言状のありかを友人に伝え、チチが鍵をなくし家に入れないことを想定し、第三者に合鍵を預けました。

 

 

仮に私の身になにか起きても、お子たちが共倒れしないよう心を配るのは当然のこと。

 

 

庇護が必要な存在だもんね。

7568-6

 

 

 

お子たちの薬を取りにちょくちょく病院へも。

7568-5

 

 

 

妹家には留守番をしてくれる親族が泊まる予定ですが、妹の愛犬まめも心臓病と闘っています。この日は会社帰りの妹を大巻先生の病院の最寄り駅で拾い、まめの薬を取りに行くのをつき合いました。

7598-2

 

 

 

帰り、空腹を訴える妹と行きつけの定食屋へ

7598-4

 

 

 

メニューがいっぱい♪

7598-3

 

 

 

たらふく平らげました。

7598-5

 

 

 

お礼に妹がネイルをしてくれました。

7568-3

 

 

 

日本の結婚式のイメージカラーが「白」なら、台湾は「紅」。傷だらけの手足に華やかな色をのせ台湾風に仕上げてもらいました。無料ですし、ささっとやってくれるので時間も短縮。

7568-2

 

 

 

ありがとう。派手かな? でも一度きりの人生、したいようにするのがいいね。

 

 

クローゼットを開けると、穴の空いたジャージ、ひざが伸びた家着、伝線したストッキング、洗濯しすぎで毛玉が目立つタイツばかりでガッカリ。イカン女子力大事!

 

 

けれど極力出費を抑えたい。となったら?

 

 

 

へへ。庶民のメッカ、主婦の味方「しまむら」でしょう~!

7568-9

 

 

 

パジャマ上下、ストッキング3足、靴下2足で3,260円! だーいすき♪

 

 

 

そしてチチにはカレーを大量に作っていきました。もちろんムダな買い食いを防ぐための節約を兼ねていますが、「ジャガイモいっぱいのカレー」こそが本人の要望だったのです。

7568

 

 

 

準備が大詰めの中、チチは出稼ぎへ出かけたまま。ほんとうは口頭で最終引き継ぎをしたいのにかなわず。もうさんざんうるさく話してきたのだからいいかげんやめようと思いましたが・・・・・・耐えられずにまたやってしまったのです。大量のメモを残すというしつこさ^^;

7568-4

 

 

 

準備に準備を重ね、荷物をまとめ、ダブルチェックを終え12時すぎに就寝。

 

 

常にまわりを巻きこんで2時間前行動を心がけるウザい妹のゴリ押しで朝の4時半に出発。

 

 

チチは午後まで帰ってきません。後ろ髪を引かれる気持ちでしたが、行ってきます。

 

 

 

妹の運転で羽田空港へ。美しいツリーが飾られていたので母と写真を撮りました。

img_2160

 

 

 

3時間以上の無意味な「待ち」をもエンジョイ中

img_2168

 

 

 

ひさびさの飛行機。むろんエコノミークラスでしたが、窓際の席をゲットできました。

img_7153

 

 

 

富士山を眺め息をのむ。日本は・・・・・・すごいきれいです。

img_7154

 

 

 

羽田で朝ごはんを食べ(うどんとおにぎりのセットでした)、機内食を平らげ、台北松山空港着

img_2174

 

 

 

地下鉄に乗り、ホテルをめざしました。松山空港からはたったの4駅。台北は小さいのです。

img_2181

 

 

 

ホテルは妹のチョイス。どういう手を使ったのかは不明ですが、HPに載っている価格よりだいぶ安く取ってくれましたよ。選んだ基準は結婚式を行う従弟の実家から徒歩10分の立地だからだそう。もっと近いホテルもあったのですが、あまりにも近いと過干渉な叔母がちょくちょく様子を見に来そうで不安だったんだとか(笑)。なるほどね。

 

 

荷物をホテルに放り込んで早く街へ繰り出したい。

img_2183

 

 

 
この時点でまだ、台北は午前中でした。ふふ♪

 

 

つづく

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


Ten years later

私たちはレイ(左の黒い犬)の家のそばの大きな公園で待ち合わせました。

img_2100

 

 

 

全員が揃ったところで、てくてく歩き出す。

img_2060

 

 

 

10人11頭の行列は周囲の視線を独占。

 

 

犬たちはお構いなしでどんどん先に進みます。

 

 

 

スタート地点のまりん

59marin

 

 

 

今のまりん

img_2128

 

 

 

スタート地点のマリア

64maria

 

 

 

今のマリア

img_2127

 

 

 

まりんとマリアは同じ家にいます。

img_2061

 

 

 

まりん&マリア家の同居犬麦&メイプルも参加してくれました。

img_2098

 

 

 

スタート地点のかなた

60kanata

 

 

 

今のかなた

img_2096

 

 

 

かなた家には元保護犬のちゅらもいます。

img_2090

 

 

 

企画や幹事を担ってくれたかなたのご家族、お疲れさまでした。

img_2062

 

 

 

スタート地点のレイ

62rei

 

 

 

今のレイ

img_2122

 

 

 

今回全員でレイのお家におじゃましました。お世話になり、ありがとうございました。

img_2058

 

 

 

※ちゃっかり愛車に乗り家族写真に写っているべべは703号室のお子です。公園内でレイの里親さんがべべのカートをずっと押してくれたのです。やさあしくやさあしくに声をかけながら。

img_2110

 

 

 

うれしいねえ、べべ!

img_2105

 

 

 

 

スタート地点のはな

61hana

 

 

 

今のはな

img_2114

 

 

 

家族を代表しお母さんとお姉さんがはなを連れてきました。

img_2104

 

 

 

五頭の古巣703号室からはべべ

img_2065

 

 

 

ナナ

img_2091

 

 

 

リル

img_2094

 

 

 

チチ、ハハを添えて

img_2082

 

 

 

私たちはそれぞれに話す相手をかえ、かわるがわる近況を交わし合いました。

 

 

 

銀杏のじゅうたんを踏みしめ、広場をめざします。

img_2106

 

 

 

10年の時空を超え、姉弟たちが笑顔で並んでいます(並ばされています)。

img_2089

 

 

 

このメンバーでの集合写真はなかなかむずかしい。11頭が思うようにこっちを向きません。けれどちゃんといるんですよ。ぜひ数えてみてください。

img_2068

 

 

 

しばらく園内を散策したのち、一同はレイのお宅へ伺うことに。

img_2133

 

 

 

レイ家はすっかりクリスマスムードでした。素敵です。

img_2134

 

 

 

立ち話

img_2143

 

 

 

レイのお母さんがみなさんにお茶とお菓子を用意してくださいました。

img_2135

 

 

 

女子会

img_2150

 

 

 

みなさんからいただいたおみやげ。レイ家からは大きなプレートまで。ありがとうございました。

img_2151

 

 

 

犬たちはレイ家の広く美しい裏庭に放牧され、イクメンたちが面倒を見ています(笑)。

img_2147

 

 

 

このときいちばんうるさかったのは、手前にいる(茶色の)はなでした。

 

 

はなはお母さんとお姉さんを呼んでいるのです。

 

 

片時も離れたくなくて。

 

 

あたたかいおぜんざいを食べ終えたお姉さんは、すぐにお庭に飛び出してきました。

 

 

はなが待っているから。

img_6999

 

 

 

ほんの数分なのに、まるで長く会っていなかったかのような再会ぶりに私は唖然。

 

 

 

はなとお姉さんはほんとうにラブラブなんですね。はな、よかったね。

img_6997

 

 

 

はなの譲渡のとき小学生だったお姉さんと弟さんも、もう大学生か・・・・・・。

hana9

 

 

 

弟さんは地方の大学へ進学し、お父さんはあいかわらずはなを溺愛している模様です。

 

 

「いけないことだとわかっているんですけど、うちは同じ布団で(はなと)寝ています」

 

 

申し訳なさそうに仰るお母さん。

 

 

「いえ。犬のトレーニング上、いけないことかもしれないですけど、うちもそうしていますから」

 

 

私も小声でゴニョゴニョと伝えました。

 

 

10年前、私ははなのお姉さんに「はなちゃん日誌」をつけてくださいとお願いしました。はなを家族として迎えるまでの準備期間にいろんなことを書いてほしいと。

 

 

小学生のお姉さんや弟さんはあたらしい家族(はな)を待ちわびている様子でした。

 

 

お届けの日を指折り数え、ウキウキと喜んでいました。

 

 

だからこそ私は、初心を忘れず、いつまでもはなをたいせつにしてほしかったのです。

 

 

驚くほど美しく成長し、すっかり大人になったお姉さん。

 

 

けれどはなに対する気持ちはなにもかもあの日のままです。

h011

 

 

 

いや・・・・・・もっと膨らんでいる気がします。

 

 

はなと重ねた歳月の分も厚くのっていますから。

 

 

 

10年前、無我夢中で保護し育てた子犬たちが、家族とともに元気に生きている。

 

 

 

家族も熟し、犬たちも熟し、縁を繋いだ703号室の私どもも熟し、その間に各々が数え切れないほど泣き、笑い・・・・・・しかし再びこうして束の間の時間を共有できたことに心から深謝します。

img_2075

 

 

 

Many thanks!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


Five puppies

10年前、千葉の海岸に捨てられていたあなたたち

ma06

 

 

 

あなたたちは私の住む家にやってきた

ka09

 

 

 

騒々しい毎日、あなたたちは信じられないほど活発に動いた。

dsc09773

 

 

 

よく食べ、よく鳴き、よく眠った。

hiru9

 

 

 

そしてよく笑った。

014

 

 

 

まりんとマリアは今も仲よし

01

 

 

 

まりんが我が家をいちばんはじめに巣立ち、マリアは最後まで残ったのに

hiru10

 

 

 

長い年月を経てめぐりめぐって、あなたたちは再び同じ家で暮らすことになった。

6rein

 

 

 

「縁」って、どこまでも深くて、どこまでも不思議なんだよね。ねえ、おちびのはなちゃん!

h03

 

 

 

私はなるべくあなたたちにいろんな経験をさせたかった。先代猫かつも協力してくれた。

1

 

 

 

あなたたち姉弟は、かつとともに育ったから、みんな猫が大好きになったのね。

u14

 

 

 

かつが生きていてくれた。

 

 

あなたたちと遊んでくれた。

 

 

あなたたちは猫好きのままでいてくれて

 

 

だから私はかつを失っても、あなたたちの中にかつの存在を感じることができる。

 

 

 

ありがとう。

nen4

 

 

 

しかしトイレの失敗には参ったよ。

 

 

かなたの後ろに見えている水色の敷物、なんだかわかる?

ka02

 

 

 

そう。ビニールシート。

 

 

あなたたちがあまりにも粗相をするもんだから、ホームセンターで買ってきたんだよね。

 

 

なつかしいねえ。私、必死にあなたたちのトイレトレーニングをしたね。

 

 

どこに出しても恥ずかしくない犬たちになってほしくて。

 

 

実際、あなたたちはどこに出しても恥ずかしくない立派な犬たちに成長してくれたけど。

 

 

 

あなたたちは器量よしで頭がいいの。

17

 

 

 

捨て犬だったけど、心は錦。目が輝いていた。みんなとてもきれいな目をしていて。

r02

 

 

 

私は今でも、あなたたちのにおいを、子犬だったあなたたちのにおいを覚えているよ。

h017

 

 

 

えだまめに近いにおいだった。やみつきになるようなにおいだった。

15

 

 

 

でも、シャンプー後は揃って甘い香りがしたね。

ma01

 

 

 

先住犬麦を伴ってのお見合い

06

 

 

 

一頭ずつ、話が整っていく。

 

 

未来が決まっていく。

 

 

いよいよあなたたちが、703号室から旅立つ日が近づいて来る―――。

ka010

 

 

 

私はさびしくて、どうしようもないほどさびしくて、だけどあなたたちは小さいままじゃないから

 

 

早く送り出さないとうちがたいへんなことになるし、あなたたちの幸せを考えると別れを私が受け入れるのは必須なんだけど・・・・・・

 

 

なのに未練がましく、離れがたく・・・・・・だから一頭一頭を連れて思い出作りに出かけたよね。

 

 

 

レイ、家族が決まったお祝いに、大きなショッピングモールに連れて行ってあげるよ。

r06

 

 

 

抜け駆けだから、みんなにはナイショね。

 

 

はな、かなた、ドッグカフェに行ってみよう。車におとなしく乗っていられるかな?

hana6

 

 

 
まりんは私の友人宅へ連れて行ってあげる。楽しいデートをしよう。

nen5

 

 

 

マリアは体の大きさでは一等賞だけど、胃腸が弱くて心配だったよ。夜中に病院へ搬送した日はほんとうに生きた心地がしなかった。チチも、私も。

hina2

 

 

 

あと何日5頭でいられるかな?

ka03

 

 

 

あなたたちの旅立つ先が、あなたたちの楽園であることを願っています。

aki4

 

 

 

あなたたちおめでとう。卒業おめでとう。

r03

 

 

 

生まれてきたことにあらためて「おめでとう」。

h010

 

 

 

あなたたちは愛されるためにこの世に生を受けました。

 

 

全員、尊い犬たちです。

 

 

 

次回は10年後にタイムスリップします。

 

 

703号室より愛を込めて

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


イクメンへの引き継ぎ

週末は楽しく過ぎていきました。あっという間です。

 

 

我が家を巣立った卒業犬たちの姉弟会(10年ぶり!)に持っていくおみやげを買いに行き

hikitugi-15

 

 

 

ひと家族ひと家族に小さなカードを添え本日お渡ししました。感動の再会は後日お送りします。

 

 

 

買い物へ出たあとはお家でのんびり♪ 森絵都著「みかづき」を愛読中。森さん、面白いです!

hikitugi-13

 

 

 

読書後はお気に入りのマッサージオイルでセルフマッサージ。これチチの楽天ポイントで買ったのですがハーブの香りに心身が癒されます。大きなボトルの割に安いのもありがたい。

hikitugi-11

 

 

 

ドイツ製。お疲れの皆さまにオススメの一本です。

 

 

 

保護猫満天とものんびりくつろぎました。

hikitugi-12

 

 

 

満天ガリガリサークルにハマってるね^^ いつもその中にいるもんね。

hikitugi-10

 

 

 

「ガリガリサークルの中で昼寝をするのがぼくはすきです」

hikitugi-14

 

 

 

「そしてガリガリサークルの中で食べもののことを考えていたりもします」

hikitugi

 

 

 

ココア&ミルクあらためツムタビ姉妹が卒業したので、次期スターは満天です。ほんとうにおもしろい猫ですよ。いっしょにいて飽きません。満天に毎日笑わせてもらっています。満天ははじめて猫と暮らす方にも自信を持ってプッシュできます。乞うご期待ください。

 

 

 

そうそう。昨夜は大事な引き継ぎをしました。私はじき台湾へ3泊4日行く予定なのでイクメンチチが有給を取り全般的にお子たちのお世話をすることになります。実はこれまでも数回引き継いできたのですが、心配なので念には念を入れないとね。

 

 

私が書いたメモはおそらく読まないとにらみ、自分の字で自分のノートに書いてもらいました。

hikitugi-9

 

 

 

胃がんのべべはたくさんの薬を1日数回にわけ飲まなければならないので書ききれません。つど薬の袋を確認したほうが正確です。まちがわずにやってくれるでしょうか?

hikitugi-4

 

 

 

練習スタート

hikitugi-3

 

 

 

量をはかって

hikitugi-5

 

 

 

ごっくん

hikitugi-2

 

 

 

べべが難関です。

hikitugi-6

 

 

 

格闘中。正直下手です。でもお願いするしかないから、なにとぞ、頼みます。

hikitugi-7

 

 

 

投薬はべべ、ナナ、ほほ、あまた、さぶの5頭。

 

 

ごはんもそれぞれわけなければならないので意外と面倒なはず。なにか起きたら迷わず大巻先生の病院に駆け込むよう伝えてありますが、チチが毎晩ブログを更新するそうですので、皆さまからも叱咤激励していただければ幸いです。

 

 

リルはお母さんよりお父さんに懐いているから嬉しいでしょう?

 

 

いっぱい甘やかしてもらいなさい。

hikitugi-8

 

 

 

お母さんも「お母さんを休む日」を楽しみに着々と準備しています。

 

 

皆さま来週もどうぞごひいきに♪

 

 

LOVE!

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク