反省文と決意文

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今、チチがしまむらに敷布団を買いに出かけました。

 

 

節約&断捨離中なのに新しい布団を買う我が家。実は理由があるのです。

 

 

これから気持ちを新たにしようと決意し、ここに記しておきます。

 

 

2018年の7月に保護した(当時推定1歳未満)茶トラのすずらんを私は人馴れさせられずにいます。今年の7月で保護期間が2年になります。うちでは過去最長。このままではいけないとの焦燥感をおぼえつつも、すずらんが馴れないことに私が慣れてしまっていました。

 

 

ここ数日、なぜだか急にすずらんが「かわいそう」に感じて仕方ありません。

 

 

私は外ばかり見ていて、こんなに大切なすずらんを忘れ物のように扱っているんじゃないか、と。こう書くと、すずらんを放置しているように思われるかもしれませんが、そうではありません。自分たちなりに心を込めてお世話をしています。

 

 

けれど精神的にはもう諦めの胸中だったと自覚しています。

 

 

えええいっっっ! いかん! それじゃダメだ!

 

 

縁あって近所でスカウトしたのです。キラキラのスターにしたい。

 

 

すずらんはね、かつおバーが好きです。すずらんは小粒のカリカリが好きです。

 

 

すずらんはさぶが大好きです。あまぱんも好きです。すずらんはリルも平気です。すずらんはおもちゃも好きです。ふわふわのドームベッドも然り。

 

 

手を伸ばすとすずらんは体を硬直させ低く唸ります。

 

 

すずらんは人が好きではありません。

 

 

今のところ、は。

 

 

家猫になるにはある程度「人馴れ」が必要です。病院へ連れて行ったり、爪を切ったり……家庭内ノラでもいいと言ってくださる方は少ないでしょう。だから家族募集ができずにいます。でも、すずらんの将来を考えていかなくてはなりません。すずらんの時間がもったいない。

 

 

私は決心しました。

 

 

今夜から私はすずらんのケージが置いてある玄関ホールに布団を敷いて寝ます。

 

 

ホールは狭い空間なので密着度があがります。お互いに逃げ場がありません。

 

 

そこですずらんの「好き」をたくさん使って、すずらんの「好き」の中に自分がいつの間にか紛れ込む作戦を取ろうと考えています。どうでしょうか?

 

 

結膜炎気味なので、夜、目薬を処方してもらいに病院へ行ってきます。

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期限を設けたほうが意識が向上する気がするので、まずは保護から2年となる7月までにすずらんの「ゴロゴロ」をいただきたいです。もし、自分が努力をしつくしてもどうにもならないと思ったら、そのときは家庭内ノラでもいいと仰ってくださる方を探すか自分の子にします。

 

 

なにはともあれ、中途半端な自分を捨てたい。

 

 

すずらんはさぶに夢中です。

すずあ (5)

 

 

マジの話、すずらんはさぶにかなり入れ込んでいます。

すずあ (4)

 

 

だからそれなりに楽しそうに生きてはいます。

すずあ (1)

 

 

さぶのキャラクターに完全に助けられている私。

 

 

あとはさぶとすずらんの間に私を入れてもらえるよう真剣にがんばります。

 

 

さぶがすずらんと私の間を取り持ってくれることを信じています。

 

 

誤解は必ず解けるから。

 

 

しかしさぶはすごいなあ(笑)。尊敬する。

すずあ (3)

 

 

皆さま、以後毎日すずらんの近況をUPします。動画は私またはさぶのTwitterアカウントから、静止画と文章はブログをメインにします。見慣れた古い保護猫だと笑わずにどうかすずらんをいっしょに見守ってください。よろしくお願いします。

 

 

おお!

 

 

PS 書いている間に布団を買って帰ってきた! よし!

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ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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一歩前へ(たわし)

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皆さまこんにちは。次回は保護猫アスター(白まんじゅう)の卒業記事をお送りします。トライアル中のミケ玉も元気にしています。新しい名前は改めて発表しますね♡

 

 

さぶに甘えるミケ玉

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さぶを甘ったるい声で呼び止め、お手入れをおねだりするミケ玉

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ふふ。じょうずですよね(笑)。

 

 

そんなミケ玉を離れた場所からうらやましく『じとー』と見ていたたわしが……

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ミケ玉が巣立ったあと大胆化しています。

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さぶを押し倒したりして……

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「モテる男はつらいよな」

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さぶ、女の子たちの面倒を見てくれてありがとう。助かっていますよ。

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たわしの様子に目を細めるさぶと私。

 

 

ミケ玉みたいにこうしたかったんだね。遠慮しないでよかったのに。

 

 

たわしが外でひとり生きていたけなげな姿に思いを馳せると、なんとも言えない気持ちになります。グイグイいけちゃうタイプもいる。でもグイグイいけずにじっと忍ぶタイプもいる。おっとりしているように感じていたたわしの大胆さがうれしいです。本当はミケ玉みたいになりたかったんだね。

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キッチンに立つ私にもおねだりをしに来るようになったたわし。

 

 

控えめの小さな声で「ちゅーるちょうだい」のにゃーをします。

 

 

703号室がたわしにとって、自分を出せる場所になりつつあるのが幸いです。

 

 

たわしは家族を求めています。今夜2度目のワクチンへ行きますよ。

 

 

応援よろしくお願いしますね。

 

 

LOVE

 

 

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すずらんの日とまなちゃんの誕生日会

卒業生りんちゃんのママさん、お手紙、お砂代をありがとうございました。

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麗しのりんちゃんが赤ちゃん返りしているのがたまらなくうれしいです。

 

 

皆さまこんにちは。最近私は前よりキッチンに立つ回数が増えました。

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色がアレですみません^^; 本当はもっとおいしそうだもん。暗い中撮ったからですよ。とか、いろいろ言い訳を並べてみる。とても公開できるレベルではないのですが、笑ってやってください。

 

 

今日は「保護猫すずらんの日」

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すずらんを中心にかわいがる日です。

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さぶも力を貸してくれています。

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いつもありがとうね♡

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うちには「〇〇(名前)の日」というものがあり、みんなが順番に主役をつとめるのです。多頭とはいえ、「置いて行かれる子」、「構ってもらえない子」、「注目してもらえない子」がいては悲しいのでお母さんが設けたイベント的なもの(笑)。

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ちゅーるをもらっておもちゃで遊びました。相変わらず人の手を怖がっていますが、威嚇の回数は目に見えて減っています。私たちは希望を捨てていません。

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近所で私がスカウトしたすずらん。保護が年単位になってしまっていますが、もしいつか「このままではダメだ」と思う日が来たら、すずらんをうちの子にするかもしれません。でももう少し粘りたいので、今は保護猫として紹介させてください。すずらんの将来は毎日自分なりに考えています。

 

 

見守ってくださったら幸いです。

 

 

さて、昨日の楽しかった写真も自慢させてください。

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まなちゃんのお誕生日会をしました。メンバーは4人ですが、豆さんが(魂を抜かれるという理由で)写真に写るのを激しく拒否。豆さん以外の3人でパチッ♪

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まなちゃんおめでとう。いつまでも笑顔輝くまなちゃんでいてね。

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ゆちゃんとはほぼ半日一緒に過ごしました。プレゼント選びもふたりでわいわい楽しかったね。私の誕生日も祝ってもらったので、次はゆちゃんの誕生日ね!

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近頃左目のアレルギーと手足のブツブツで悩んでいたのですが、帰宅後、湿疹が消えていることに気づきました。リラックスできる友人たちとひさびさに会ったからかな?

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左目の周りのアレルギーも落ち着いてくれることを期待します。

 

 

皆さまもいい週末でありますように。

 

 

私は夕方からシッターのお仕事の打ち合わせでドキドキしています。

 

 

LOVE

 

 

 

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保護猫ミミ玉の勇気

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「ハハ これ フワフワですね おふとんも枕もいい感じ」

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「これがうわさの ねこまくら ですか?」

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先日ふと保護猫ミミ玉がホールに出てきているのを見かけました。

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高菜を失ってあたふたしていた私に、シャイなミミ玉からのあたたかいプレゼント

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あまりにもキュンキュンして思わずミミ玉を抱きしめてしまいました(イヤがられたけど^^;)。どうして猫ってときどきやさしくしてくれるんだろう?

 

 

ミミ玉の自我、大胆さ、勇気に救われた私。703号室での生活に慣れてきてくれたか^^

 

 

ミミ玉に感謝、ですね。

 

 

この子は耳が傷だらけだった。だから外で「ミミ」と呼ばれていたのです。

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ミミ玉とココ玉の外猫時代の写真が手元にあります。落ち着いたら紹介させてくださいね。

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猫嫌いの人たちからも車の往来の激しい車道からも命からがら生き延びた子たちですよ。

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すべてが人間の目線で配置されている世界を生き抜いてふたりは本当にえらい。

 

 

やわらかい寝床とは無縁の生活を送ってきたココ玉とミミ玉。

 

 

「幸せになってもらいたいな」

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そうだね。いいお家探さないと♡

 

 

のんびりとした私の予定では、まずアスター(白まんじゅう)の卒業記事、次にトライアル中のミケ玉の卒業記事、それから保護猫たわしを前面に出してアピール。並行してココ玉、ミミ玉のアピールという流れにしようと考えています。

 

 

時間がかかるかもしれませんが一頭一頭丁寧に向き合っていきたいです。保護動物たちの日常や終の棲家を皆さまもいっしょに追っていただければうれしいな。

 

 

うちには「かわいそうな子」じゃなくて、「かわいい子」がたくさんいます。

 

 

最後に、最近の食生活を……

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こういう種類の雑な鍋(らしきもの)を毎日食べています。前夜はニラを入れてキムチ風味にしました。あたたまるし、栄養のバランスがいいかなと。まあ「簡単」というのがいちばんの理由。若いときは気にも留めなかった女性ホルモンの問題をめちゃくちゃに抱え、体質改善をもくろんでいます。

 

 

皆さまも健康を第一にお過ごしくださいね。

 

 

「みんなカラダはひとつしかないからな」

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皆さまにとってよい1日でありますように。

 

 

今夜はシッターで大好きなお子たちに会う予定です。やった!

 

 

LOVE

 

 

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その猫

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(web日記としての記録、及び個人の感想)

~自分にとっての3.11~

原発付近や被災地となった場所はとてつもなく甚大な被害を受け、私は胸をバクバクさせながら悲しい日々を過ごしました。日本が壊れていく…どうしよう、と。

「被災地に比べたら自分なんか……」


という遠慮を持ちつづけ、やり場のない気持ちを抱えていたのも事実です。

あの日私は長年少しずつ集めていた食器がほとんど割れ、家中がガラスだらけになりました。

 

 

リサイクルショップをまわって入手したもの。アンティークショップで偶然出会えた一点もの。それらは私にとって貴重な財産でした。

 

 

余震の恐怖の中、ひとり粉々のガラスを片づけ、保護犬猫たちを一部屋に集め、彼らの安全のことばかりを考えていました。彼らを生かすことを考えていました。

 

 

キャパと責任の重さとの対峙。守る手は私の一本の右手と一本の左手だけ。

 

 

(チチは会社にいて身動きが取れなかったのです)

 

 

頭数の多さに私自身が押しつぶされそうでした。余裕をもって行動すべきだと痛感したのです。何ごとにも「余白」が必要だと。ぎっしりではいけないんだと。

 

 

震災のあとは震災で感じた恐怖を誰かに話すことを恐れていました。

 

 

「あなたなんか、まだいいわよ! もっと大変な人がいるのよ」

 

 

そう笑われるのがわかっていたから。

 

 

でも、批判を覚悟で本音を書かせてもらうと、各々が自分の人生を生きている限り、「不幸の大小」はほかと比較できないし、すべきではなかったのです。

 

 

私の味わった苦悩に周囲から自粛を求められる空気がつらかった。息が詰まってしまう。

 

 

私はあれ以来ほとんどTVをつけなくなりました。うまく言えないのですが、「モード」や「風潮」や「こうあるべき」に興味が完全に失せてしまったのです。

 

 

もし、当時、私の隣に家が全壊した方がいたとして、あるいは、ケガをした方がいたとして、そこにおにぎりがひとつしかないとしたら……私はひとつしかないおにぎりをその方々に譲ります。お腹が減っていたとしても、潔くおにぎりをあきらめます。

 

 

しかし、自分の行動の全てを自分で選択したいのです。

 

 

ほかの人から「そのおにぎりを食べる資格があなたにはない。より困っている人にあげなさい」と干渉される筋合いはありません。

 

 

善意ってなんですかね?

 

 

押しつけられるものではなく、自分の内側から自然に湧き上がるものじゃないですか?

 

 

3.11の日にうちのマンションの下でガクガク震えていたノラ猫の姿を私は忘れません。あの怯んだ目を、今でも思い出します。まちがいなく、その猫は私より弱者でした。無力な存在を近くに見つけて、いても立ってもいられませんでした。

 

 

けれど先述のとおり、自分の家の犬猫たちのことだけで精一杯になり、その猫をどうすることもできませんでした。私はその猫を見捨てることしかできませんでした。しかしだからこそ、近いうちに迎えに行こう、保護しようと自分に誓ったのです。

 

 

猫のためではなく、自分のために。

 

 

日常を取り戻してから間もなく、縁あって私はその猫をスカウトしました。

 

 

その猫と暮らし、その猫を終の棲家に見送ったあと、私の中の3.11に、ほんの小さな、ペン先でちょんとつけた点くらいの大きさのピリオドが打てました。

 

 

1日遅れましたが、被害に遭われた方に改めてお見舞い申し上げます。

 

 

私の信頼する里親さん宅で腹出して寝ているのが、その猫「いっきゅう」です。

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つらつらと失礼しました。

 

 

LOVE

 

 

 

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