ぼくが“クー太”になるまで

皆さまこんばんは。

いつも応援ありがとうございます。

ツイッターでのリツート。ブログでもさぶのランキングバナーにポチっと押してくださったり。素直にうれしいです^^ コメントのお返事を終えていますのでよかったらご覧くださいね。

 

さてだいぶ時間が空いてしまいましたが、先日MIHOさんが遊びに来てくれたときのことを少し書かせてください。MIHOさんは3ヶ月に一度くらいの割合で703号室にやってきます。

 

今回もたくさんのおみやげを持ってきてくれました。重かっただろうにどうもありがとう。

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ランチはほぼMIHOさんが買ってきたおみやげで済ませ

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お茶菓子はMIHOさん持参のロールケーキをいただくという横着振り

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実はこの日保護猫天音の家族募集をはじめたばかりでドタバタでした。

天音のことで頭がいっぱいだったのです。

 

もうすぐ卒業の天音嬢。マイママさんちで気持ちよさそうに眠っていますね。

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(天音の写真:マイ太郎さん

 

MIHOさんがいるのにブログの更新をしたり、MIHOさんにお子たちのごはんを任せスーパーへ行ったり。最低レベルのホストぶりの私^^; でもごはんをお願いしたのには理由があるのです。私がお子たちにごはんをあげるとMIHOさんは私をせかします。

 

「ナナちゃんが待ってるよ」

「アンちゃん、あまぱんがほしがってるよ」

「ほほちゃんが食べたそうにしているよ!」

 

MIHOさんを安心させるにはもはやMIHOさん自身に任せてしまうのが一番早いと気づきました。それにMIHOさんは「みんなに好かれる“得役”」を喜んで引き受けてくれるのです。

私はその日の様子を写真におさめる余裕がなく皆さまにお伝えできませんが、ぜひMIHOさんの「703号室レポート」をお読みくださいね。

MIHOさんが撮ってくれたうちのお子たちの写真、悔しいほどかわいいです。

特に猫じゃらしで遊ぶほほ&さぶ、保護猫いせやん&さんきゅうが萌えます。

最後はあの人私からのプレゼントを手に台湾タケノコを食べて機嫌よく帰りました。単純です

 

 

MIHOさんちには2匹の愛猫がいます。クー太(黒猫)ときなこ(グレートラ)。

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クー太(元フック)は703号室の卒業猫。きなこはみいさんがMIHOさんに譲渡しました。

 

クー太を保護したのは6年以上前の話です。

あまりにも悪い飼育環境にいたため、クー太は今でも重い慢性風邪を患っています。

 

 

超虚弱体質ですが、MIHOさんに完璧のケアをしてもらい日々楽しく生きているクー太!

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前回ゴクウたちのことを書いたのですが、クー太の保護がまた壮絶で……。

 

クー太とクー太の仲間たちが味わってきた過去をここで紹介させてください。

 

昔私が書いた記事です。クー太は「フック」という仮名で登場します。

「幸せの703号室/フックたちのこれまで」   (←ここをクリック)

 

お読みいただければ、なぜ保護動物の譲渡に慎重にならなければいけないのか、フィルターをかける理由をご理解いただけると思います。

ほしがる人間に動物をあげる前に、その人の背景、環境、責任能力について今一度冷静に考えてみる必要があるのではないでしょうか? 丁寧な譲渡を心がけたいですね。

 

つらい過去にも関わらず、クー太はとても快活でやさしい男の子です。保護当時から私はクー太がかわいくて仕方ありませんでした。里親になってくれたMIHOさんに深謝しています。

 

 

保護猫時代のクー太と仲良しだったのが、うちのほほ

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ときどき、クー太とほほのスローな追いかけっこやぶきっちょな舐め合いの姿を見かけては悶絶していたっけ。私にとってそれらは懐かしくあたたかい思い出です。

 

私は我が家を巣立った犬猫たちが大切です。

彼らが家族に出会うまでは私が彼らの家族です。

703号室を巣立ったどの子の幸せも私の幸せです。

 

一頭でも多くの犬猫たちが終の棲家を得られることを願いつつ

 

 

LOVE!

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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河川敷に生きたゴクウ、私の尊い犬 

ナナのことをブログに書いたらナナが余計に愛おしくなりました。

ナナと生きられる私は至極ぜいたくです。ナナ、ありがとう。

 

そうしたら今日、ナナのきょうだい犬ゴクウのママさんがゴクウの近況メッセージと最新画像を送ってくれたのです。幸せそうで頬が緩みますね。

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ゴクウは13歳になってもリードを引っぱりながら元気よくお散歩しているそうです。最近の趣味はママのお風呂場をのぞくことだとか(笑)。やるね!

 

1歳8ヶ月で土手を出たナナは、苦労こそあれどゴクウの比ではなかったでしょう。ゴクウは子犬時から7年以上土手で生きていたのです。私の力不足でゴクウの保護が遅れました。

 

遅れたなんてもんじゃない。

 

7年です。犬の寿命の約半分、私はゴクウに過酷な暮らしを強いてしまいました。

 

きょうだいたちの中でひときわ体の小さな彼が殴られている姿は悲壮でした。

 

ある日KさんIさんと土手犬のもとを訪ねると、いるはずの犬たちの姿が見当たりません。

 

犬たちはなぜか大きな木箱の中に入れられていたのです。

 

箱の中は犬たちの吠える声が響き渡っていました。

 

「犬がうるせえから(木箱のまわりに)灯油撒いて火つけろ!」

 

激高した「男」が子分のホームレスに犬たちを焼き殺せと命じていたのです。

 

私とともに土手に通っていたKさんは、緊迫した現状を目の当たりにし、両方のてのひらをこすり合わせながら、怒り狂う「男」に懇願。

 

「●●さんおねがいよ。それだけは堪忍して。●●さんおねがいよ。堪忍してあげて」

 

そのときのKさんの表情を私はよく覚えています。

 

への字につぐんだ口。

涙を堪えながら媚びるような目をしてKさんは何度も「男」に頭を下げました。

 

 

女三人。

 

当時の私たちにできたのはその程度でした。

土手には合計20頭以上の犬がいたのに行政も動いてくれなかったし誰も助けてくれませんでした。土手に寝食しているホームレスの人たちは比較的温和だったものの、ホームレスの人たちを牛耳り、なにやら仕事をさせていた? ヤクザ風の「男」がとにかくひどかったのです。「男」の命令に逆らえる人間は皆無でした。

 

よって、数年後「男」が心臓発作で他界するまで犬たちは地獄の日々を過ごしたのです。

 

終盤、ゴクウはきょうだい犬コロンJとともにやさしいホームレスさんに引き取られました。

 

 

【環境が改善され生きやすくなったゴクウ7歳 2009年土手にて】

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私は長い時間をかけ、ホームレスさんたちをひとりひとり説得しながら生き残った土手犬たちを保護し里親を見つけました。これもなかなかむずかしかった(苦笑)。

 

ナナのきょうだい犬たちの中で一番長く時間がかかってしまったのが「ゴクウ」です。

 

今でも私は、11頭いたナナの一族に対し懺悔の気持ちでいっぱいです。

特に保護前に土手で朽ち果てた5頭(きょうだい3頭、タカコの子犬2頭)のことは自分が死ぬ日まで忘れないでしょう。タカコたちの死は私にとって強烈なトラウマです。

 

あのときほど自分が女に生まれたことを悔やんだことはありません。

 

あのときほど「力がほしい」と地団駄を踏んだことはありません。

 

けれど生き残った犬たちを全員終の棲家へ案内できたこと、最後の一頭まであきらめずにやり抜けたことだけは自分の実になったかなと思います。7年かかったけどね。

 

ごめんなさい。さらっと書くつもりがつい長くなってしまって……。

 

 

お詫びにMIHOさんが抱っこしているかわいさ満点のほほを載せておきます!

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多くができないかわりに、これからもやると決めたことは徹底的にやっていきたいです。日本にはまだ救いの手を待つ犬猫たちが仰山います。

 

皆さまもぜひご自身のできる範囲でお互いがんばりましょうね!

 

私の回想録を読んでくださりありがとうございます。

 

ああゴクウ!!

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Beautiful Picture

ときどき

 

ナナはいたずらをするふりをする。

 

リルをまねて布団をかじるそぶりや

 

鼻でほほを転がす仕草

 

うれしいことがあると大きな声で吠えることも。

 

でもいずれも、お母さんと目が合うとぴたっと止まる。

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1歳8ヶ月で土手から我が家に来てからナナはずっと「いい子」のまま。

 

お母さんを困らせたりしない。

 

お母さんがナナを「できた子」とほめるもんだから、ナナは型を破れなくなってしまったのかもしれない。やさぐれたナナを、そういえばお母さんは一度も見たことがありません。

 

土手にいた頃のナナはものすごい苦労犬で、飼い主のホームレスたちから目を覆いたくなるほどひどい飼いかたをされていました。ナナのきょうだい犬たちはずいぶん死にました。

 

中でもいまだに忘れられないのが、ナナにそっくりのナナの姉妹、土手犬「タカコ」の餓死。

あの頃はナナもタカコもほかのきょうだいたちも、理不尽な暴力の下、奴隷以下の扱いを受けながらもひたむきに生きていました。説得がかなわず不妊手術を施せなかったタカコはきょうだい犬の子を身ごもり、地獄の環境下で出産。ほんとうにかわいそうなことでした。

 

ナナはそりゃもう必死に姉妹のタカコと4頭の子犬たちを守っていたものです。

 

土手犬の境遇を改善するボランティアを個人で行っていた私が土手へ行くと、ナナは私を敵視し、鎖を噛み千切らんばかりにけたたましく襲ってきました。

 

私は犬たちの中でナナが一番怖かったです。

 

子を産んだタカコよりナナのほうが何倍もヒステリーで、タカコの子に触れようとでもしようものなら、ナナが命がけで向かってきました。

 

「赤ちゃんに指いっぽん、触れないで。そこから一歩もあたしたちに近づかないで!」

 

水溜りに落ちていた子犬を助けようと手を伸ばした途端、ナナが狂ったように怒り、私の履いていたズボンのすそを裂いたこともありました。

 

そのナナが私の子になって11年以上、一度もわがままをいいません。

 

こんな生活ですから、なにか不自由を感じていても不思議はないのに、ナナは常に仏のようにやさしい顔をしているのです。

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ナナ、もっとわがままをしていいんだよ。

 

 

いっぽう、ナナが守ったタカコの子犬のうちの1頭、リルは叔母のナナとは対極の性格

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リル、あなたにナナちゃんと同じ血が流れているとはね(笑)。

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ナナとリルを足して二で割ったらちょうどいいのができるのかな?

 

けれどどちらもお母さんの人生にいなくてはならない尊い犬たちです。

 

 

本日の美しい写真の数々は昨年ポストカードでお世話になった猫撮るさんが撮ってくださったもの。

写真教室私は6月24日水曜の夜参加します。

 

一緒に学ぶ皆さまどうぞよろしくお願いしますね。

 

 

私もこんな雰囲気のある写真を撮れるようになりたいです。

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きみたちの一瞬一瞬を残したい!

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ぎゅっと、ね。

 

 

I LOVE MY FAMILY

 

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予習、ほか

「この写真何点だ?」

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ツイッターやフェイスブックでも同じフレーズを目にした方々、ウンザリさせてごめんなさい。

 

でも、写真教室の参加……本当に必要か自分でもわからなくなってきたのです(遠い目)。

 

写真家の太田康介さんからは「120点」と言っていただいてしまいました。恐縮です。ウソのつけない太田さんですから本心でしょう。うーん……ポスターとかにしちゃうかな?

 

 

暇人勤勉家の私は写真教室の予習をしようと、ミラーレス片手にお子たちを撮ってみました。

 

 

「いやっ はずかしっ」

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おおお……あまぱんが凛々しい(涙)。

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床に転がっていたほほ

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ジト目のストーカーべべ。べべちゃん白髪が増えましたね。

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お昼寝がしたいナナ

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ナナちゃんちょっとは協力してよ……美しいモデルさーん!

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一時期流行った魚眼レンズで撮る犬の「鼻デカ」風にトライ!

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鼻はデカイけど鼻にピントが合いすぎて「鼻だけ」になっちゃった^^;

 

 

「しょうがないよ。お母さん魚眼レンズ持ってないもんね」

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あああ。愛おしいリル……そのとおりだねえ……。

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お子たちがヤバかわすぎるせいで鼻息が荒くなりました。うちのお子最高!

 

 

カメラを構えて「物撮り」にも挑戦しました。静物は静物のおもしろさがありますね。

 

 

静物部門のベストショットはこちら

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きょっぴいさんad缶ありがとうございました♪ ad缶は常備しているので助かります。

 

 

ピチコさま前回の載せもれです。さぶ用の腎臓フードも送ってくださりありがとうございました。

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太田さんがさぶにスナイパー衣装を送ってくださった際におまけ? で入っていたカレールー! おいしそう^^ 遠慮なくいただきます。

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そしてなぜかこんなものも撮ってみました。

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10年は愛用している「お散歩ウエストポーチ」。たしか大昔PEPPYで見つけて買ったんだっけな。多頭で散歩へ行く私は両手に荷物を持つのが不安なのです。

機能的で丈夫。そして汚れに強い。

犬と暮らしていらっしゃる方におススメしたいグッズですが、もう売ってないのかな?

 

 

そそ!

 

カメラいじりのあと、おつかいで外に出たついでに母の店へ寄って台湾タケノコの食べ納めをしてきました。来年まで食べれないからね。

 

先日食べに来てくださった直木賞作家の森絵都さん希望の牧場の著者でもあります。

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森さんは元祖タケノコ族。台湾タケノコの魅力にいち早く気づいてくださった方です(笑)。

森さんとお話すると時間があっという間に過ぎていきます。とは言ってもいつも7割以上私が一方的に話しているだけですけど。森さん、妹と私におみやげありがとうございました。母はとらやの何かをもらって喜んでいました。

 

 

毎春NHKホールで行われる展示でお世話になっているNPO PM和田さん&白塚さんもご親族とタケノコを食べにきてくださいました。

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その日のことを和田さんがご自身のブログで紹介してくださっています。和田さん、クルミのお菓子のおみやげありがとうございました。止まらないー!

 

ほかにも目黒から素敵な酒豪の女性お越しくださったり、お忍びで卒業猫福多朗の里親さんが来てくださったり。皆さまありがとうございます。台湾タケノコと台湾マヨネーズにかわって皆さまにお礼を申し上げます(爆)。

 

私も台湾タケノコのようにみずみずしく生きていく所存です(突っ込みは不要です)。

 

 

皆さま、明日も明後日もにっこりお過ごしください。

 

 

 

Smile!

 

 

 

 

 

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ぼくたち3きょうだい

皆さまこんばんは!

今週は比較的のんびり生きてます。最高!

粗大ゴミを捨てたり保護猫たちと遊んだり、余裕があるのはいいことですね。

でもどんなにせわしなく緊張が張り詰めたとしても、ふと気が緩む瞬間があるのです。そうすると我が家の闘病トリオ(べべ、ほほ、さぶ)の行く末について考えてしまう。

加齢著しいIBDのべべがもしまたがんを発したら?

いや? ノーマークのナナ、リル、あまぱんが病気になったら?

もうすでに歩行困難の域に達したほほの将来は?

そして、慢性腎不全ステージ4目前のさぶ……

 

まあ、考えても仕方ないですよね^^;

今日はさぶの自宅補液です。打たれるスナイパーの抵抗が最小限でありますように。

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さて、ひさびさに我が家の保護猫ゾーンをのぞいてみましょう!

 

保護猫いせやん、さんきゅう、寿子は1日中ほとんど一緒にいます。

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人間にも猫にも厳しかったいせやん氏が徐々に軟化してくれたのも一因ですが、私はさんきゅう&寿子の醸し出す空気がいせやんを変えたのだと思います。

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みんなで遊べるのはもちろんのこと、ごはんやお昼寝も仲良くできます。

 

 

ちなみに、いせやんを怖がらずマイペースに彼に接した保護猫の元祖はこのお方↓

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2月22日(にゃんにゃんにゃんの日)に保護した卒業猫素なうあらため麦さん。麦さんこそいせやんにいじめられても「?」を貫き、いつの間にか男性同士の友情を築いた第一人者!

麦さんの天性のゆるさがいせやんを溶かしたのですね。

 

こちらは最近の麦さん↓ 相変わらずゆるいです(笑)。

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里親さん、癒し満点のお写真ありがとうございました。麦さん幸せそう♪

 

麦さんと同じ血が流れているからか? いせやんはさんきゅう&寿子にいじわるせず、むしろ先輩保護猫としてふたりにごはんをゆずるなどかいがいしく面倒を見ています。

 

「いせにいはやさしいのよ」

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そうね。でも、うまく言えないけどそれだけじゃない気がする。

 

あなたたち3きょうだいの独特なやわらかい雰囲気がいせやんにはわかったんだね。

 

 

さんきゅうを保護した時点では私、なにも知りませんでした。ただ、さんきゅうを保護しようと格闘していた際に、小ぶりの三毛猫とすれちがったのです。

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三毛猫ですから当然女の子です。ほっといたら子猫を産むにちがいありません。そういった意味で次はこの子を保護すべきだと腹を括りましたが、あそこまで本気になったのは自分の「とりこぼし」に気づいてからでした。

 

あの大雨の日にさんきゅうを保護した私は、翌日また現場に行ってみました。

 

小柄の三毛猫にせめて不妊手術だけでも受けさせなければ、と思ったのです。

 

現場でしばしうろついていた私は、アパート横の畑付近で三毛猫を見かけました。

捕獲箱を設置するも入らず。昼、失敗、夜、失敗、翌昼、失敗、その夜失敗……

 

「空腹でもなさそうだし、三毛ちゃん、警戒心が強いなあ……」

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同じことを数度繰り返す中で私は三毛猫のごはんの面倒を見ていた男性に出会いました。

 

男性は当初不審者風の私と捕獲箱を警戒していましたが、徐々に話を聞かせてくれるように……。

 

一年ほど前、母猫が飢えた赤ちゃん猫3匹を連れて男性宅に現れたそうです。猫を飼ってはいないけど猫が好きだった男性は、情にほだされ餌やりをはじめてしまいました。

 

そのうち、母猫が失踪。生死は不明。

 

赤ちゃん猫たちは消えたお母さん猫の言いつけどおり、自力で毎日男性宅に通いつづけてごはんをおねだりしました。雨の日も極寒の日も、3匹並んでやってきたそうです。

それが「麦さん」と「さんきゅう」と「寿子」でした。

 

話を聞いてはじめて、私が保護した麦さんに2匹のきょうだいがいたことを知り、うち1匹が保護して間もないさんきゅうだったことを知り、すれちがった三毛猫が最後に残ったきょうだいであることを知りました。

 

つまり私が三毛猫から肩を寄せ合って生きてきたきょうだい2匹を奪ってしまったのです。

 

あのときの焦燥感と後味の悪さをたとえる言葉が見つかりません。

 

三毛猫は最低でもTNRを、などと言っていられなくなったのです。

 

もう絶対に保護するしか道がない。

この子たちの運命を私が変えてしまった以上、最後の子を外には残せない。

 

切迫しているにも関わらず、保護は難航しました。もはや捕獲箱は無用の長物で、唯一三毛猫を触れる男性を説得し直接キャリーに入れてもらうしか方法が思いつきません。

 

けれど男性にも感情はあります。

外とはいえ一年間面倒を見てきた子と別れるのは淋しいのです。「保護」の大義を振りかざし私の正論をぶちまけて戦うのは得策ではないので、まくし立てずに「やんわりお願い」作戦に徹しました。

連日のように男性のもとに通いました。最後は便箋2枚びっちりの手紙に世間話で聞き出した男性の好物のプレゼントを添え祈る気持ちで待ちました。

 

それからいろいろあって(割愛)数日後……私の願いが通じました。

男性が意を決して三毛猫を捕まえ、私に電話してくれたのです。

 

ああああああありがとう!

 

こうして、時期はずれましたが麦さん、さんきゅう、寿子の全員が703号室にやってきました。

 

消息不明の母猫がのこした3匹のヨチヨチたちをみんな保護できて幸せです。

 

 

近隣住民から「大迷惑!」と罵られながら外で生きてきたさんきゅうと寿子ですが

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ご家族からは熱烈な「大歓迎!」を受けています(笑)。

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然るべきところに然るべきものがおさまるとLOVEが生まれますね。

 

 

LOVELOVE

 

 

 

 

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