かつくんの病院へ行きました1

私は時々、人間どもに対して、爆発的な憤りを覚えることがあります。私も人間なのにね。

お願いだから、もう、犬猫たちを捨てないでください。自分に都合のいい言い訳を羅列して、犬や猫を犠牲にしないでほしいのです。

この土手犬たちは、全員、捨て犬です。
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10年以上前に、土手に捨てられて以来、ホームレスのテントで暮らしています。ホームレスを差別するつもりはありませんが、実際は、ひどい場所です。Kさ ん、Iさんが全面的に支え、身銭を切って、食事や医療サポートをつづけています。もちろん、全頭不妊手術済みです。このホームレスは犬たちを里子に出すの を頑なに拒みました。なのに、このホームレスは、過去に何度も事件を起こしては、警察に逮捕拘留され、その度犬たちは、唯一頼れる人間すら失いました。ど うして強引にでも、犬たちを保護しなかったのか? そういう声もあるでしょう。でもそれを、なにもしていない人に言われる筋合いはありません。このホーム レスは、Kさんや、Iさんの自宅を知っています。もし勝手に犬を盗んだら、ホームレスは家の前から離れないでしょう。

「てめえら、俺の犬を返せ」

IさんもKさんも、女性です。役所に泣きついても、警察にお願いしても、誰ひとり動いてくれませんでした。だから見守るしか術がなかったのです。私には痛 いほど分かります。私も7年間、土手へ通いました。幸い、私が関わった子たちはすべて、里子に出すことができましたが、その途中で、多くの犬たちを失った のも事実です。

この夏は、土手犬たちにとって灼熱地獄だったでしょう。熱中症でバタバタ倒れ、次々病院へと運ばれました。過去には火事や水害に遭い、このテントの犬たちが命を落としています。これはなにかに対する罰なのでしょうか? だとしたら犬たちの罪はなんでしょう。

生まれちゃったのが、罪?

Kさんは毎朝、土手犬たちの薬を持って土手へ向かいます。ホームレスへのおにぎりや、お酒も欠かしません。ホームレスに対しては、正直、一寸の好意も持っ ていないKさんですが、ここに入るためには仕方ないのです。11年間、Kさんがこの子たちにつかった時間や労力、お金は数えきれません。何頭もの尊い命を 見送ってきました。その都度、胸がどれだけ痛んだか、どんなに悔しかったか、お心ある方なら分かりますよね?

生き残っている5頭のうち、1頭が大変な病におかされました。

脳腫瘍です。

名を「シロ」と言います。シロは現在、動物病院に入院しています。
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シロを土手には戻せません。立ち上がることすらこの子には難しいのです。だから、シロは余生を病院で送ることになるでしょう。ホームレスもシロのことだけ は諦めてくれたようです。シロのいる病院は、保護犬猫に優しい病院ですが、もちろん、無料ではないですよ。でも他に道があるでしょうか? この子に限ら ず、不遇な犬猫に出会う度、いつも感じていました。私たちの、選択肢の少なさを。

この子の一生を考えるとね、もう、どうしようもないほど心が苦しくなるんですよ。吐き気がするんですよ。シロちゃんから目をそらしてしまいたい。

口元に赦しの笑みを浮かべるシロ。
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シロはなんにも怒ってないの?
罪深い私たち人間に対して、憤りを感じない?
誰かの家族として生きたかったでしょう。
ごめんなさい。

でもシロは、体を持ち上げてあげれば、壁伝いに少し歩けるし、
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真の意味で犬猫を愛するemi-goちゃんをはじめとする病院スタッフに支えられ、息を吸ったり吐いたりしているんだもんね。
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シロちゃんは生きている。
まだ生きている。

個人って「やれる」ことが少ないですね(苦笑)。
土手にはシロの仲間が、あと4頭残っています。
全員、老犬です。

次回は、土手に捨てられてしまった子猫たちを写真つきでお送りします。
大丈夫(笑)。怖くないから。

かつくん「シロちゃんの写真は、先週撮ったものです。emi-goちゃんの 病院はね、ぼく&コロちゃんがお世話になった病院でね、大巻先生の出身病院でもあるんだよ。高度医療が受けられるだけじゃなく、先生方やスタッフが素敵な のです。あ、ベベちゃんもこの病院で手術を受けたことがあるんだよ。その話はまたいつかね。次回はこの日会った、他の犬猫たちの写真を。すぐつづくよ、多 分。

ハハの本、それでも人を愛する犬をよろしく!

703号室はランキングに参加しているので、ぼくのバナーをクリックして応援してね。沢山の人に読んで欲しいから」

私は時々、人間どもに対して、爆発的な憤りを覚えることがあります。私も人間なのにね。

お願いだから、もう、犬猫たちを捨てないでください。自分に都合のいい言い訳を羅列して、犬や猫を犠牲にしないでほしいのです。

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10年以上前に、土手に捨てられて以来、ホームレスのテントで暮らしています。ホームレスを差別するつもりはありませんが、実際は、ひどい場所です。Kさ ん、Iさんが全面的に支え、身銭を切って、食事や医療サポートをつづけています。もちろん、全頭不妊手術済みです。このホームレスは犬たちを里子に出すの を頑なに拒みました。なのに、このホームレスは、過去に何度も事件を起こしては、警察に逮捕拘留され、その度犬たちは、唯一頼れる人間すら失いました。ど うして強引にでも、犬たちを保護しなかったのか? そういう声もあるでしょう。でもそれを、なにもしていない人に言われる筋合いはありません。このホーム レスは、Kさんや、Iさんの自宅を知っています。もし勝手に犬を盗んだら、ホームレスは家の前から離れないでしょう。

「てめえら、俺の犬を返せ」

IさんもKさんも、女性です。役所に泣きついても、警察にお願いしても、誰ひとり動いてくれませんでした。だから見守るしか術がなかったのです。私には痛 いほど分かります。私も7年間、土手へ通いました。幸い、私が関わった子たちはすべて、里子に出すことができましたが、その途中で、多くの犬たちを失った のも事実です。

この夏は、土手犬たちにとって灼熱地獄だったでしょう。熱中症でバタバタ倒れ、次々病院へと運ばれました。過去には火事や水害に遭い、このテントの犬たちが命を落としています。これはなにかに対する罰なのでしょうか? だとしたら犬たちの罪はなんでしょう。

生まれちゃったのが、罪?

Kさんは毎朝、土手犬たちの薬を持って土手へ向かいます。ホームレスへのおにぎりや、お酒も欠かしません。ホームレスに対しては、正直、一寸の好意も持っ ていないKさんですが、ここに入るためには仕方ないのです。11年間、Kさんがこの子たちにつかった時間や労力、お金は数えきれません。何頭もの尊い命を 見送ってきました。その都度、胸がどれだけ痛んだか、どんなに悔しかったか、お心ある方なら分かりますよね?

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脳腫瘍です。

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シロを土手には戻せません。立ち上がることすらこの子には難しいのです。だから、シロは余生を病院で送ることになるでしょう。ホームレスもシロのことだけ は諦めてくれたようです。シロのいる病院は、保護犬猫に優しい病院ですが、もちろん、無料ではないですよ。でも他に道があるでしょうか? この子に限ら ず、不遇な犬猫に出会う度、いつも感じていました。私たちの、選択肢の少なさを。

この子の一生を考えるとね、もう、どうしようもないほど心が苦しくなるんですよ。吐き気がするんですよ。シロちゃんから目をそらしてしまいたい。

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シロはなんにも怒ってないの?
罪深い私たち人間に対して、憤りを感じない?
誰かの家族として生きたかったでしょう。
ごめんなさい。

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シロちゃんは生きている。
まだ生きている。

個人って「やれる」ことが少ないですね(苦笑)。
土手にはシロの仲間が、あと4頭残っています。
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ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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デブ猫は船長さん

①カレンダーの話

びくびくしながら中身を見て、唖然(笑)。
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カレンダーの写真が沢山届きました。里親さま方、本当にありがとうございました。703の里親さんは夏休みの宿題、最後の1週間でギリギリやるタイプです ね(汗)。それが分かっただけでも収穫です(笑)。締切間近にどどーんと一気に届くから気が遠くなるかと思ったし(笑)。沢山送ってこないでね、ってお願 いしたのに、柚&林檎のママさんは数十枚送ってきたし(汗)。「可愛いから選べない」って、私だって選べないよー! でも、卒業生たちの近況、超超超嬉し かったです!

去年より断然良い仕上がりになる自信満々です!!

まだ作業が終わってないのに、早くも来年のカレンダーを家に飾りたい^^

そうそう。

冒頭の写真ね、謎なんです。

送り主はハートのためいきのmegさん。うちの土手犬コロンJのママです♪

「カレンダー用のDVDを送ります♪」

そんなメールをもらった時、一体その中には何百枚の写真が入っているんだろうとおののきました。だってコロンJ可愛いし、仰山送られても私、選べないし、どうしたらいいの?

紅茶を淹れて、覚悟しながらDVDを開いて……

「へ?」

一枚しか入ってないじゃんー(笑)。

ならメール添付で良かったのに不思議な方ですね♪
可愛い方なんですよー!

megさん、とびっきりの一枚と良質なおやつ、猫ヤラー、ありがとうございました。

②トイレ事情

ご心配をおかけしております。まだコメント返しが済んでいませんが、皆さまに感謝の気持ちです。コロのことを気にかけてくださって嬉しい。連絡先を教えてくださった方には改めてメールしますね。

情報が少ないから皆さまアドバイスのしようがないですよね^^; ごめんなさい。

コロのトイレシーツ、現在ワイドサイズを使用中です。
ワイドは1枚14円。
それをコロひとりで一日20~30枚使うんです。
べべ、リル、保護犬ポンタもトイレシーツ派ですが、3頭合わせても1日20枚いくかいかないか。コロはクッシングだから、おしっこの量はある程度覚悟していたけれど、想像以上の量でして^^;

ワイドを10枚くらい並べてガムテープで固定しています。
汚れた場所だけ取りかえていますが、2時間に1度はかえてるかな?

コストがかかって仕方ないけど、おしめは皮膚に悪いし、おしめじゃ対応できないほどたくさん出るからペットシーツしかないんです。おしめだって高コストだしね。

ワイドをつかっていますが、本音はその上のスーパーワイドが希望です。
レギュラーでも勿論大丈夫ですが、ガムテープをはる作業が増えてしまう。

どなたか、ワイドまたはスーパーワイドのペットシーツが安く売られているところを知りませんか? 頂いた情報を見ると、ワイド1枚当たり14円が一番安い と思うんですが、それだと今の値段とかわらないんです。B級品でも薄いものでも構いません。消耗品だし口に入れるものじゃないから何でもいいんです。情報 をお持ちの方はお寄せ下さい。待ってまーす(笑)。

③ほほとあまぱん
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ベレーボのことばかりでうちのぬ子らの近況をお知らせしていませんでしたね。実はほほとあまぱんの間に亀裂が生じています(涙)。これ、マジの話です。肌寒くなってきたというのに、猫団子姿を見ません。ショック……。ほほがあまぱんを無視しているようです。

あまぱんが近づいてもそっけないほほ

何かほほの気に入らないことでも?

ほほはリルやナナにくっついて寝ていますが、私はぜひ、ほほとあまぱんの恒例猫団子を実現したい。ほほ、頼むよー!

「あまたん ぼきより ずーと かるいでち」(写真は不仲になる前のもの)
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そう? 体重はほほの方が若干軽いと思うんだけどな……。
でもほほが言いたいのはそういうことじゃないのか^^;
あまぱんが自分より身軽に動けるのが悔しいのよね。

あまぱんが走り回ったり、高い場所を上手に上り下りするのを見ると、ほほは必ずあまぱんの元へ走り寄って、どんなに高い場所でも、負けずにのぼって見せて、あまぱんの首を強く噛むね。あまぱんはすぐに泣いちゃうよね。ほほは強いんだもんね。

「なー! なー!(いたーい! お母さんたすけてー!)」

大声でそう叫ぶあまぱんを満足げに見下ろすと、ほほはゆっくりと踵を返す。

ほほは強いよ。すごいよ。
あまたんだって、それを知ってるよ。
でもね、あまたんもお母さんも、強いほほを求めている訳じゃない。

ほほのままのほほ。

それでいいの。

「ここ ぼきの うちゅーせんでち」
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宇宙船?
ここが?

そうか。

そうだよね。
お外に出れないほほにとって、ここだけが世界の全てなんだもんね。

だからいろいろと気になってしまうのよね。
ほほは働きものだからね~。

お母さん、分かったよ。
ほほの気持ちがよく分かった。

だけど、なら、あまぱんは大事な船員でしょ?
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ねえ、船長さん!

早くこんな猫団子? が見れるようになりますように(願)。
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かつくん「皆さま、いつもありがとうね。ありがとうって言葉、なんかいいね。

それにしてもほほは気が強い。体が思い通りに動かないからあまたがうらやましいんだろうね。

受難の船員、あまたが優しくて良かった。

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かつくん なな

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迎えに行くまで

もう明けてしましましたが、8月10日はかつの命日でした。

かつがいないのに、かつを求めてばかりの2年間。
あの夏がひどく暑かったせいで、私は夏が嫌いになってしまいました。

私からかつを奪い去った病魔が憎い。
今でもかつのあの闘病が生々しく脳裏にこびりついて離れません。

「かつくんのお陰で猫が好きになりました」

こういうメッセージを頂く度に思います。

私だって同じ。

かつくんに惚れ込んでしまったからこそこうして猫漬けの日々を送るようになったのです。

小さな頃「無口」だったかつは、徐々に心を開いてくれて、可愛い仕草や、今から思い起こせば、なんとまあ、愛しいいたずらの数々を繰り広げてくれました。 元気な頃のかつは、そりゃもう、表現しがたいほど自慢の子でした。けれど、私がかつの本質を知ったのは、皮肉にもかつが病に倒れてからだったのです。

病魔と闘うかつは、私にあらゆることを教えてくれました。

痛くても苦しくても、かつは絶対に諦めませんでした。

愚痴もこぼさない。

かつくんは最期まで、淡々と振舞いました。

脆いくせに、強かった……。

かつくん、これが生きるってことなのね。
かつくんの生き様は、切ないよ……。

かつの動作の全てをはっきりと覚えている私は、今になってもよく、“あの頃”にタイムスリップしてしまいます。

自宅に設置した酸素室内のかつ。
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かつが生きた最後の夜。
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小さな亡骸。
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誰か教えて。
どうして私はこんなにも、かつを愛してしまったのでしょうか?
2年も前にかつを失ったのに、ただの一日も、かつを考えない日がないのが辛いのです。

亡くなる3日前のかつ。
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この写真は、思い出作りの為に撮りました。
もうすぐこの世から居なくなってしまうことが分かっていたからです。
目の前のかつを失ってしまうかもしれないと思うだけで震えが止まりませんでした。
全てのものが憎らしかった。
消えてしまいそうな、かつすらも。

かつくん、会いたいよ。

お母さんかつくんをギューしたい。

かつくん「ハハ、完全にストーカーだね。でもぼくは思うんだよね。
ぼくが駆け抜けた時間の全てが、誰かの心の中に残っていることこそ、ぼくの証だから、元気なぼくの姿を見て和んだように、病と闘うぼくの姿も、それはぼくの一生のうちの大切な一部だと受け止めてほしい。

ハハは受け止めようと努力をしているけれど、それでもぼくを思う気持ちの大きさに負けて、折れそうになることがある。そんなときぼくはこう囁くの。

『ぼくが先に場所を取っておくから、ハハは精一杯自分に残された時間を生きて、ぼくのように全てのことに対して真摯に向かい合って、自分が正しいと思うことを貫いて、こっちへおいで。ぼくが必ず迎えに行くから』と。

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かつくん なな

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親子喧嘩

かつのこと、少しだけいい方向へ向かうようになりました。

去年の8月に失ってからは毎日が地獄で、いや、実際6月の闘病の時点から、終わらない地獄が始まっていました。毎日毎日狂う程考えてしまう。首からかつの 骨をぶら下げ、会社へは毎日写真を持って行ってしまう。休憩時間になると写真をカバンにしまいこんで、一緒にお昼を食べに行く日が続いています。

ブログには正直な気持ちを書いているけど、写真を見た会社の方が「可愛い猫ですね。癒されます」と誉めてくれると、死んだ事実を言えずに、会釈してごまかしてしまいます。

かつは亡くなりましたが、私の中では何も終わっていない、それだけが事実です。

いい思い出を思い出そうとしても、必ず悪魔のような病がかつを蝕み、私から奪った事に辿り着いてしまう。かつの、それなりに幸せであったはずのあの3年間は、最後の2ヶ月に及ぶ闘病によって、黒く塗り替えられてしまいました。

あの2ヶ月のせいで、生まれてきてからずっと苦しんでいたようにさえ思える。
今思い出すだけで、涙が止まりません。
そして偉かったね、と抱きしめてやりたくてたまらなくなる。
会いたくてたまらなくなる。
失ったものの大きさに何度も何度も気がついてしまう。何度も。

それでもこの前、ふと楽しかった頃を思い出しました。

かつがまだ1歳半位の時に、実は1度だけ喧嘩した事があるんです(笑)。

犬のべべはやんちゃですが、私が本気で怒ると空気を読んですぐにおとなしくなります。ナナはまず私を怒らせたりしません。仮に怒られたとしても、絶対服従 でお腹を出して許しを乞います。リリは、布製品を食べてしまったり、物を良く壊すので怒りますが、あまりきつく叱るとご飯を食べなくなります。食が細い上 に繊細だから、むやみに怒れません。勿論、歯向かってくる事など有り得ません。

ほほのことは、怒ったことがないから分かりませんが、きっと怒られてることすらよく分からないと思います。なんせKY猫ですから(笑)。

かつの事だって、めったに怒りませんでした。
チチは、私はかつに甘すぎると良く笑っていた位で、あのまんまるのお顔を見てると何でも許せちゃうんですよね^^;

でも、その日ばかりはダメでした。

客間として使っていたお部屋のクローゼットにお気に入りの洋服をかけていたのですが、かつはドアノブを自由にあける名人で、買い物から戻って来た私は、自分の洋服がメチャクチャに引き裂かれてる現場を目撃。

犯人は勿論、猫のかつくんです。

「コラー!!なにすんの!かつくん!これお母さんのお気に入りでしょ!どうやって入ったの!!」と怒鳴りました。

犬たちは一目散に逃げて行き、かつも寝室のベッドの下に隠れてしまいました。

いつもならそれでおしまい。無視してるとのこのこやって来て、何もなかったように私の膝に乗ってきたり、スリスリして来て、その姿にメロメロになってしまい、何で怒っていたのか、それすら忘れてしまうのですが、その日は我慢できませんでした。

かつが隠れてるベッドの下に顔を突っ込み、キッと睨んで叫びました。

「かつくんなんて大嫌い!お母さんの大事な洋服を壊して許せない!悪い子!」

そしたらかつが、私に向かって、お目目をまんまるにして一歩近づいて

シャーッ!!!

と怒ったんです。

逆ギレされて、唖然状態で、口をぽっかり空けてかつを見返しました。

怒ったんだ・・・。嫌いって言ったから怒ったわ・・・。
むかつくのと可愛いので頭が軽く混乱して、つい笑ってしまいました。

「怒ってごめんね、おいで」と言うと、ベットの下から1秒で私の膝に飛んできました。

うちの子になってからかつは、私にシャーなんてしませんでした。
たった一度だけ、お母さんに反抗したんです。
私も、それからはかつのことをますます怒れなくなってしまいました。

たった一度の親子喧嘩。

その事を思い出して目を閉じたら、毛づくろいしているかつや、お風呂場を覗き込んだかつ、お出迎えに走ってくる姿、猫草を荒らす姿、天使のように眠るかつが次から次へと浮かんできました。走馬灯のように……。

そして、それらのかつくんは、しばらくすると一つ一つ、心の中に帰っていきました。

べべやナナリリほほとの思い出は増えるでしょう。


よい思い出を沢山与えたい、時間を共有し、健やかな姿に目を細め、一緒に紡いでいきたいです。一秒でも永く。出来るだけ一緒に。

けれどかつとの思い出はもう増えません。
たった3年分。それだけです。
だからこそ、それを黒色に塗り潰してはいけない、お母さんかつが大好きで、思い出すと苦しくなるけど、かつの全部が、かつの生きた証で、お母さんとかつが一緒に生きた証だから。かつが居た頃も、かつが居なくなっても本質は変わりません。

かつは私の心の中で、ちゃんと存在してるのですから。

☆☆☆おまけ☆☆☆

クイズ、正解者が出ません(笑)。
まだ締め切らないので、もう一度トライしてみてください^^

ヒントの追加です(笑)
●3枚全部の合計金額は、5,000円以下です。

やっと週末ですね!
皆さま、良い週末を~♪

「そう言えばそんなこともあったな。ぼく、いつもは優しい猫さんだけど怒ると怖いんです。クイズのヒント、ぼくからも一つ!“イロイロ考えてみてね!”
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亡きかつへのラブレター

今日はさっきまで、ハハ妹と一緒にDVD鑑賞していました。チチも一緒に観ていたのですが、酔っていた為、途中で爆睡。女二人で盛り上がっていたつもりですが、最後の方になってハハ妹も寝てしまい、結局一人で観ていました・・・。淋しい。。。

かつが亡くなってもうすぐ4ヶ月。

私にとってこの4ヶ月はとても長くて苦しいものでした。

似合う言葉が無い位辛い日々で、自分が生きているのか、そうではないのか分からなくなるほどでした。実際、今も考えるとキツイからなるべく考えないように過ごしています。

去年の今頃は寒いからか、毎朝起きると私の枕元にかつくんが居て、まんまるで暖かくて、私は寝ぼけながらかつくんの大きなお腹に顔を埋めて、このまま永遠 に眠っていたいと思っていました。あの時もとても幸せを感じたけれど、あの時がどれだけ幸せであったかを本当の意味で知ったのは今年の冬です。

かつくんが居ない703号室は、どんなに賑やかになっても、それは何処か、何処か空虚に思えます。

べべもナナもリリもほほも好きです。誰かと誰かを比べることはしません。比べても意味が無いし、みんな大好き。かつくんとべべどちらが好きか、そんな事は一度も考えたことが無い。けれどかつのことはよく自分と比較して考えました。

私は私自身が好きです。
外見でも、内面でも、欠点はそれ相応にあるけれど、自分のことが大切です。でも、自分の事より、間違いなく私はかつくんが大好きです。多分100倍くらい。

かつに未練を残してばかりだと成仏できないと言われ、なるべく考えないように過ごしてきました。考えない日など一日も無いけれど、深く悲しんではいけな い、そんな気がしていました。でも、毎日、毎日どうしてもかつが好きで、かつのことばかり考えてしまいます。考えて考えて考えて考えて、心はまるで、私自 身の望むところへ向かわない。

もういないと分かっていても、もう会えないと分かっていても、本当はまんまる星なんて、そんなもの何処にも無いって知っていても、かつへの思いを断ち切れません。

これはまるで呪縛です。

かつが私を縛っているんじゃない、私を縛っている者の正体は私自身です。

少し前、ハハ妹からデジカメを借りたので写真の整理をしていたら、かつの写真が出てきました。


ハハ妹のカメラに入っていたこの写真を見つけてしまった時、心臓に矢が刺さった思いでした。どきん。すごい勢いで私の中に入ってきて、私は受け止めること も出来ず、拒絶することも出来ず、しばらくの間、ずっとずっとこの写真のかつを呆然と見つめていました。これが撮影されたのは今年の7月。かつがもう永く ないと知って、家でパーティを開いた時の一枚。かつはもう、物を食べることが困難になっていて、ジャンプすることも、動き回ることも苦手になっていまし た。

かつくん、
かつくんもっと生きたかったよね。
もっともっと生きていたかったのにね。

写真に向かって話しかけると、慢性かつ病の発作に襲われました。
苦しくて切なくて、何処にも居ないかつを抱きしめたい衝動に駆られて困りました。

かつくんの毛触りは、ベルベットのようね、と保護活動仲間のKさんが言ってくれたことを思い出しました。病魔に蝕まれたかつを抱いて、病院でKさんに会っ た時、優しくそう言ってくれました。その時、私はそれを確かめるように、何度も何度もかつを撫で、本当ですね、とても柔らかくてつやつやで気持ちがいいで す。と泣き崩れました。

お母さん、かつの感触を忘れないよ。
あの柔らかくて可愛くて暖かい感触。
ずっと忘れないよ。

私から猫を貰ってくれた里親さんが「人間が亡くなると、飼っていた猫ちゃんが迎えに来るそうですよ。」と言ってくださいました。

かつを焼いて骨にしてしまったから、どんな姿で迎えに来るんだろうと、最近ずっと考えています。

かつくん、かつはお母さんを迎えに来てくれるの?
まんまるの黒白の姿で?
それとも別の姿になって?
もしかつが、いつかお母さんを迎えに来てくれるなら、その時は、かつくんがどんな姿であっても、お母さんにはそれがかつくんだと分かる。絶対に分かる。

ずっとずっとかつくんが大好きで、かつくんをこれ以上愛せない位愛しています。

又会おうね。
次はもっと永く一緒に暮らそう。

「ハハがぼくに未練タラタラでごめんなさいね。ぼくのこと、すごい好きなんだって。好きだからまだ苦しい時があるみたい。ぼくって罪な猫さんだね。コメン ト返し遅れてるけど今日も皆さんの愛のぽっちをお願いします。そしてぼくの写真、病気で苦しかったけどなかなかハンサムでしょ?」

703号室かつくん

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