いきさつ1

明日は、肝臓が癌化しているか調べる為に、有明の癌研病院へ行きます。実はこの前、行く予定で したが、大量に抗うつ剤を飲んでいて、その副作用で運転が出来ず、又気分も優れなかったのでばっくれちゃいました(爆)。しかもパキシルという抗うつ剤 は、肝臓に悪い為、数値を調べるのに悪い数値を出しては家族が心配するだろうという配慮もしたつもり(笑)。今パキシルを飲んでいないので明日は少し数 値が良かったりするかも。それに期待して、チチ運転手で行ってきます~。

703号室かつくん

さてさて、重大というほどの発表でもないのでお恥ずかしいのですが、実はほほを引き取ることにしました。ああ、ほほちゃん、良縁に恵まれなかったのね!と 思う方も居るかもしれませんが、違います。とても良い方から是非!というお声がかかっていたんですよ!ほほのハンデも勿論承知してくださっていました。 ちょっと我が家からは遠い場所でしたが、新幹線で行けばお届けも可能でした。けれど、チチと何度も話し合った末、ほほを残すことに決めたんです。苦渋の選 択でした。

もらってくださる方が居るのに、自分達の勝手でほほを手元に残すなんてとんでもないことですよね。もっと重い障害を持った子に出会ったときに、迷いなく手 を差し伸べるためにほほを手放すと以前書いたし・・・。でも、どうしてもどうしても、ほほを手放すことが出来なくなりました。

私たちの環境と気持ちとを簡単に書きたいと思っています。
長くなりますので、お時間がある方が読んでくだされば幸いです。

ほほは、かつが亡くなる3日前にやってきました。
私から数年前に、2頭の猫(ブログではまだ未紹介の猫です)の里親さんになってくださった方が保護したのですが、その方は今、癌と闘っています。だからほほを飼うことが出来ない、今居る子たちだけで精一杯という事で、私が引き受けました。

当時の私は、もう言葉に表せないくらい苦しくて、かつと二人、終点のない列車に飛び乗った気持ちでした。運命を呪い、看病にも少し疲れていましたが、それ よりもかつを失ってしまう事を何よりも恐れていました。失った今も、かつをこれ以上「過去」にしてしまうことが怖いです。過去には置いて来ない、亡くなっ てもずっと連れまわすつもりです。

とにかく疲れていて、とにかく怖かったです。
そんな時にほほがやってきましたが、来た瞬間から何か大きな病気を抱えていると、すぐ分かりました。いや、来た瞬間に「水頭症」だとはっきり分かりました。
とりあえず、誰も使っていない「客間」にゲージを置き、かつと隔離して世話をする事にしたのですが、ほほは死にかけのセミのように、仰向けになったま ま手足をバタバタと動かすのが精一杯でした。トイレも置いてみましたが、中に入って用を足すことはせず、その辺でシャーとオシッコやウンチをします。 垂れ流し、という表現が最も近い状態でした。

「とんでもない子が来たわ・・・。」とため息をついて、部屋を出て、かつかつとかつを呼び続け、かつを抱きしめ続けました。かつとの時間はもうすぐ終わ る、かつは終焉に向かって猛スピードで駆け抜ける、かつがもうすぐこの世から居なくなる、かつが、こんなに愛しているかつが、かつかつ・・・。

ほほの世話はチチが主に担当してくれました。
正直言いますと、今まで子猫がやってきてもチチはあまりタッチしてくれませんでした。世話も募集も全部私。お届けも一人で行くことが多かったです。そのチ チがほほの部屋に入って世話を続け、話しかけたり遊んだりしてくれていたのは、大変助かることでした。本当なら私が率先してやらなければならないことだか ら。

けれど、醜態を晒したギリギリの私は、チチを責めたりもしました。

「あなたはずっと子猫の部屋に入りっぱなし。かつのこと、見てもくれない。3年以上一緒に暮らして、もうすぐこの世から居なくなる息子同然のかつよりも、 昨日今日来たばかりの子猫がそんなに可愛い?かつを見て。かつがこんなに頑張っているのにあなたはどうしてかつを見ないの?ねえ、ねえ。」

チチはそれでも黙って子猫の世話を続けました。

私はもう、自分の心までが醜く堕ちていくことを知りました。

かつが亡くなる前日、既に水頭症と診断されたほほの部屋に、かつに会いに来てくれたユキちゃん(保護活動友達)を案内しました。経緯を話し、ほほをゲージから取り出し、私と一緒に、かつのことを泣いたり笑ったりしてくれたユキちゃんに見せました。

ユキちゃんは黙って抱きしめ、溢れる涙をおさえようともせずに少しずつ言いました。

来た日のほほ。


「お前だって生きたいの。そう。お前も頑張ってるのね。こんな姿に生まれたくて生まれてきたわけじゃないよね。可愛いね。可愛い子ね。」
うまい言葉が思いつかず、その場をやり過ごしてユキちゃんを玄関先まで送り、かつと最後の夜を過ごしました。

かつの葬儀が終わって、家に戻って家中エタノールで消毒しました。かつは感染症を抱えて亡くなったのでほほにうつしてしまわないよう取った手段ですが、かつの痕跡を消すことは、あまりに苦しい作業でした。

消毒を終えて、リビングの大きなゲージにほほを移すと、リルが保母キャラ全快でほほに近づき、無邪気に吠え、遊ぼうとしてききませんでした。

「そう、リル、子猫と遊びたいの。いいわよ。」とゲージを開けようとした瞬間、
「頼む。やめてくれ。リルが興奮しているし、この子はまだ小さすぎる。今、この子に何か起きたら俺、もう本当に壊れちゃうよ。」と奥から元気のないチチの声が聞こえてきました。

その時、はじめて分かりました。
かつを失って辛いのは、私だけではない。
この人も、アプローチは違うけれど、かつを失って、私と同じように苦しんで、同じように辛い思いをしているんだと。

言葉を返す代わりに、リルを違う部屋に連れて行きました。

「子猫がもうすぐ大きくなるから、その時はリル、遊んであげてね。それまでは我慢ね。」
そう言い聞かせ、終点に辿り着いてしまった列車を降りました。

今日のほほ。

 

ほほはほほ。


気持ちや思い出の整理には時間がかかります。整理した気持ちに言葉をのせるのは、もっと難しい。どうしても長くなってしまうので、今日はこの辺で!

続きは又次回。
ほほを残すことになった理由をうまく説明できませんが、読んで頂ければ少しご理解いただけるかしら、と思っています。リンクしてくださっている皆さま、募 集を手伝ってくださっている皆さま、本当にお世話になりました。ありがとうございます。次回、又正式に書きますが、リンクを外していただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。

「写真が変わったよ。この写真の名前は大魔神。ハハがずっと前に撮ってそうつけたの。まんまるいでしょ?昼間の目だからクリクリではないけど、ぼくってなかなか凛々しいでしょ?今日も愛のポチ、よろしくね!まんまる星人より。」

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生きた証があるとすれば

かつが亡くなって、今日でちょうど3週間。死の前後の事は、何だかまだ書けない状況ですが、かつを思わない日は1日もありません。愛しくて半狂乱になりそう。

薬の影響で、車の運転が危ない私ですが、色々家の用事もあるので乗らない訳には行かず、今日、信号待ちで危ない目に遭いました(笑)。ボーとしすぎていた ためです。とても反省しているし、これからは気を付けて運転しないと・・・。明日は池袋まで友人を迎えに行く予定ですが、電車にします(笑)。

夜は、ババ(母親)と叔父にレストランでご馳走しました。
チチの提案です。二人ともとても喜んでくれたので、ちょっと孝行が出来て良かったです。そして、帰り道、泥酔したチチを乗せて動物病院へ行って、フィラリアのお薬をまとめ買いしました。40錠。もうちょっとで破産しちゃいそうです(笑)。

かつが生きている時から、かつくんが大好き!と言って毎日のように訪れてくれた方々に感謝しています。かつは人見知りの猫でしたが、オヤバカの私はかつ くんが大好き!と言ってもらえることが嬉しかったです。ナナちゃん可愛い!とか、ベベちゃん可愛いとか、リルちゃん美人とか、卒業生の子が可愛いと か・・・。凄く嬉しかったです。

自分の愛する子を可愛いと言ってもらえるのは幸せなことですね。

ありがとうございます。

そして、もう一つ、私が無二の幸せを感じるのは、このブログを見て、かつを見て、苦手だった猫が好きになった方が居るということ。かつに伝える手段が あったら、きっと満面の笑みで「ぼく、ぼくを見て、猫さんを好きになってくれたのがとてもうれしい。」と言ったでしょう。猫は本当に可愛い生き物で、好き 嫌いがあってもそれは悪いことではないと思いますが、かつを見て、一人でも多くの方が、猫もいいな、と思ってくれることが何よりでした。

それから、かつの頑張りをきっかけに、ご自身で保護活動を開始した方が何名かいらっしゃることをとても誇りに思います。これこそが、かつが生きた証だし、短いいのちを燃やして全うした、かつへの何よりのプレゼントだと思います。

中には、かつを見て、大好きになってくれて、ご主人を説得して、妊娠した猫ちゃんを保護して、ご自宅で産ませ、母猫を引き取り、子猫たちの里親さんを募集 している方も居るし、野良猫の不妊手術に着手した方もいらっしゃる。かつが居るから、頑張る決意がついたとコメントやメールを読みながら、私はこれ以上な い喜びを噛み締めました。

私は個人で細々と保護活動を続けています。

でも、限界だらけです。

例えば、私は都民ですが、四国の猫を救うことは出来ません。
北海道の犬に出会い、里親さんを探すことも難しいでしょう。
私は私の狭い行動範囲の中でしか、不遇な犬猫と遭遇しづらいし、仮に遭遇したとしても、703号室はただの分譲マンションです。数十の子をいっぺんに引き取ることも出来ないし、ご存知の通り、大金持ちの令嬢でもない(笑)。

私の力は有限で、微力で、いつも限界を知りながら少しずつやっているだけです。

だから、703号室を読んでくれた方が、それぞれの地域で、色々な活動を始められるという事は、私にとってとても幸せなことです。

かつのことを知って、あるいは703号室や他の方のブログを読んで、現状を知って、何が出来るか考えて行動することは、それだけで私の「更新する力」になります。活動する力、生きる力になります。

又、実際の活動は難しいけれど、もう1頭恵まれない子を引き取り、その子を生涯家族として一緒に生きて行こうとご決断された方々も同じ。恵まれない子の里 親さんになることも大切な大切な力だし、どうしても飼えない状況だから、少し位のお金なら、愛護団体に寄付しよう、そしてブログなどを使って、啓蒙活 動しよう、あるいは署名活動に力を入れてみよう、それだって「無」ではありません。それらが集まれば、日本を動かす大きな力になり得ること。

まずは知ること。

でも、知って一時の感情で悲しんで心を痛めるのは、誰だって出来る事だから、出来る事でしたらもう一歩、もう一歩先に踏み込んでみようと考えてくださる方がお一人でも多く現れることを心より望みます。

よく、「ハハさんは偉い。私には出来ない。もっともっと頑張ってください。」とお褒め頂くことがあります。実際は偉くもないので(笑)恐縮してしまいますが、私の真意はお褒め頂くことではありません。

私は普通の主婦です。主婦になる前は、普通に働き、その前は普通の学生でした。

特別な財産もなければ才能もない、20代の前半までは、ファッションと異性と、美味しいレストランの話を、一晩中友人と長電話していた女です(笑)。

普通の主婦に出来る事は、誰にだって出来る事。
ちょっとした根気が必要で、作戦も色々ありますが(笑)、これは誰にでも出来る事だと私は考えています。私が特別だからできるわけではない。本当の事です。

だから「私には真似できない。頑張ってください。」とお褒め頂くより、
正直言いますが「普通の主婦のあんたに出来る事は、私にも出来る。お互い頑張ろう。」と言われることを望んでいたりします(笑)。

勿論、いのちと向かい合い、扱うことだから、途中で投げ出したり、適当に済ませたりすることは許されないけれど、深い愛と、少しの時間があれば、色々な事が出来る。

良く話に出て来るKさんは、私と同じ主婦ですが、ご主人は保護活動に大反対し、犬猫を一歩も敷地内に入れることを許されていません。でも、Kさんはご主人の目を何とかごまかし(笑)、年間、私とは別口で、数十、数百のいのちを救っています。

家族の反対・仕事の忙しさ、それぞれの生活環境はあるでしょう。
でも、どんな生活環境の方でも、必ず出来る事があります。
そして、ご自身がしているご活動や、これから考えていることを、コメント欄に書いて下されば、私はお褒め頂くよりももっともっと幸せです。

かつもきっと幸せです。

今日も、又長くなってしまいましたが、皆さま良い週末を~♪

「ぼくは知ってるよ。」(6月25日撮影・既にFIP濃厚とされていた頃です)


「人はなんだって出来る大きな力を持つ生き物だよね。」


「ちゃんと分かっていますよ。」(でもこの頃は、まだまだ元気そうですよね。)

「ぼくもちってるよ。ぼくにもちゃんとあたらしいかぞくができる日が、かならず来ることを。」


走り回って元気に遊び、普通の猫と殆ど変わらない、良い子のほほくん、優しいご家族、大募集しています。

「かつくんが好きだから何かを始めたと言ってくれた皆さま、かつくんを忘れないと言ってくれた皆さま、かつくんが大好きと言ってくれた皆さま、ぼくも皆さまが大好きです。皆さまの未来が、明るく輝きますように。まんまる星より祈っています。あ、ほほもよろしくね。」

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愛する者たちへ

最近は、部屋の模様替えをしようと、業者と打ち合わせをしたり、今までにない勢いで部屋の掃除をしたり、何処に何を置こうか考えたりしながら過ごしてきました。

お陰さまで、ダイナミックな変化はありませんが、少しお部屋の様子が変わりました。写真はまだ撮っていませんが、そのうち、変化に気づいてもらえると思います。

かつが亡くなってから、明日でちょうど3週間。

時間が解決してくれるとすれば、早く時間が経ってほしいけれど、私の場合、「ペット」ロスではなく、長男であって、末っ子のかつを失ってしまったので、そ う簡単にはいかないようです。薬の力を借りても、尚、地獄のような時間が流れる事が多く、副作用ばかり強いのに、肝心の効き目はあるのか?と思ってしまう ほど、悲しみと向かい合わなければなりません。でも今、薬をやめてしまうと、病的にお酒に手が伸びてしまうので、それならば、精神安定剤や抗うつ剤の方が マシ。という毎日を送っています。

かつに会いたい。
もう一度、「偉かったね。」と抱きしめたい。どうしても叶わないけれど、どうしても叶えたい。
会いたいです。

でも、私を廃人にしてくれない方々が居ます(笑)。


かつを愛する気持ちと同様、ベベナナリルを愛しています。100%の愛情を4で割って、1頭25%ずつではなく、多頭飼いであっても、私は400%の愛情で、それぞれに接してきたつもりでした。保護している子を入れると、500%600%ともう、凄い量の愛になる。

なのに、かつが永くないと知ってからの約1~2ヶ月は、果たしてそのバランスを保てていたかというと、そうではないと自分が一番良く知っています。

かつ中心の生活に、犬達は一言も文句を言いませんでした。
それは彼ら犬が口を利けない、人間にとって都合の良い生き物だからではなく、今は我慢すべきだと知っている、優しい生き物だからです。

ベベは、わがままな振る舞いをしませんでした。一切。
かつに話しかける横でちょこんとお座りして、一緒に話を聞いているようでした。そしてふと目が合うと、遠慮がちにボールを持ってきて、遊んでもらえないと、端の方へ消えていきます。6歳なのに、何度も何度もそれ以上に老けて見えた瞬間を、私は頭で消して無視しました。

ナナは元々、家族には凄く優しくて手のかからない子ですが、伸びきった爪が、手入れされていない犬の証拠みたいで、それに気がつきながらも、私はかつかつと、かつを呼び続け、抱きしめ続けました。ナナの爪を切るのに要する時間は5分。
その5分の余裕でさえ、私にはどうしても持てませんでした。

リルは、お散歩から連れて帰ると、玄関で足を拭く私に何度もチューして甘えてきますが、シャンプーをまめにしなくなってから、毛が匂い、所々小さな毛玉が出来ていました。

甘えたいのは、病気のかつだって、健康なベベナナリルだって同じ。
でも、私が甘やかせていたのは、もう助からない、未来のない最年少のかつだけでした。

何やっているんだろう私。
こんなにも、こんなにも大切な存在の子達なのに・・・。

それに気づいてからは、精神的に余裕がある時には、ベベとボールで遊んで、ナナの爪を切ってブラッシングして、リルをお風呂に入れました。

そしてかつが亡くなってから15日後、ベベナナリルと保護子猫のほほを連れて、病院であらゆる検査を受けさせました。もう1頭も失いたくない。

失いたくありません。

検便用に用意した袋。頭数が多いので整理して持って行きました。


病院には、私が数年前に保護したハハ妹の飼い犬「まめ」も連れて行きました。


病院に来ただけなのに、皆嬉しそう。(キャリーバックの中にはほほが居ます)


ほほ、べべ、ナナ、リル、まめの順に診察。


ほほは、先生が驚くほど状態が良く、ワクチンを打って、次回血液検査の予約を入れました。

ベベナナリルは、血液検査であらゆる臓器を調べ、それにクリアしたので、それ以上の検査はしていませんが、隅々まで調べたので、何時間もかかってしまいました。


まめは歯石取りの予約を入れ、軽く検査してもらいました。


終わったのは、病院へ入ってから3時間半後。帰るときは皆ヘトヘトでした。

次の日の日曜、写真は撮っていませんが、チチと二人で、ベベナナリルを連れて、夕方少しお台場へ行ってきました。沢山歩かせて、色んな方に可愛いと誉めて もらえて、嬉しそうにはしゃぐ姿を見ながら、まるで3頭に対する罪滅ぼしのような時間を過ごしましたが、それはそれなりに楽しかったです。

今私は、2歩下がって、1歩歩いているような状態です。

でも下がり続けず、1歩でも前に進めるのは、間違いなく、ベベナナリルのお陰。

そして、かつが私に残した保護子猫、ほほのお陰。

トイレも出来て、手もかからず、未知の可能性を秘めた子猫のほほ。人間大好きで、走り回るし、スクスクと育っています。

ほほくん、里親さん大募集中です。

「ぼく、ちゃんと何でもできるいい子。誰かさん、ぼくをちゃんとみて。会いに来たらお膝でゴロゴロしてあげる。ぼくは、ゴロゴロ星からやってきた宇宙猫さんだから。」

「ほほはぼくの最後の弟です。ほほを自慢したいので、今日も愛のポチをお願いします。ほほの可愛さは実際見てもらえれば絶対に分かります。ぼくもとっても可愛い子猫だと思ったよ。皆さま、どうか応援してね。ほほにも優しい家族が必要だから。」

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ホホの紹介

こんにちは、チチです。
今日はホホから自己紹介を兼ねて言いたい事があるとのことで、インタビューしたいと思います。

ホホ
「おはようございますこんにちはこんばんは、ぼく、ホホ。」

「かつおにいちゃんがてんし様になる3日前に703号室にきました。」

「ぼくがからすさんにつつかれている時に703号室の近所のかわいいお姉さんが助けてくれました。」
チチ
「そのお姉さんは、以前ハハから「くーちゃん、らむちゃん」と言う猫の里親様になって頂いた方です。」

ホホ
「おねえさんは色々な事情があって、ぼくを家族にできませんでした。だから思い悩んだあげく、ハハに相談したそうです。」

「それで、ぼくがここに来ることがきまったとき、チチは”駆け込み寺じゃねぇんだよ”とぼやいてたみたいです。」

チチ
「とても反省しています。チチは本当に心が狭いチンケな男だね。」

ホホ
「ぼくは”すいとうしょう”っていう病気だそうです。」
「頭がおおきくて、目がちょっとでてるでしょ?」
「でも、でも、一生懸命生きています。ふつうのねこさんのように飛び跳ねたりは苦手ですが一生懸命走ります。走っていると、ときどき頭をコチンしちゃいますけど。」
「あと、お薬もがんばってのんでます。いい子にのみます。おひるねは大好きです。おわりです。」

チチ
「もうそれで終わり?おトイレは出来るの?」

ホホ
「おトイレはできます。毎日おしっこと、ちいさなうんちをおトイレでしてます。
あと、大きな声でなきません。
ハハは最近ぼくのことをゴロゴロ星人といいます。人が大好きだからさわられるとゴロゴロいっちゃうんです。」

チチ
「そうか、それではホホの動画を皆さんに見てもらおうか?あとお前の絵を描いてくれた人がいるからそれも見てもらおう。」

ホホ
「え?いいの?うれしいなぁ。」

チチ
「ホホは普通の猫のような機敏性はない水頭症の子猫です。でも、可愛さは1000%。この子の可愛さを理解してくださる方を里親様として募集いたします。ホホ、頑張ろうな!」

ホホ
「うん!」

ねこママさんが描いてくださったホホの似顔絵。」
クリックすると元のサイズで表示します

ホホ
「すごくにてるとおもいます。」

チチ
「あたたかいね。本当あたたかい。それにそっくり!よく似てるよ!」
「次は、ナナとリルに囲まれたホホ(画像があまりよくありません。。。)」

「そして、ホホのお薬シーン」

「最後にホホがゴロゴロしてるシーン(雑音にも聞こえますが、”ブーーーン”と言っているのがゴロゴロ音です)

「ちょっと頼りない弟だけど、どうぞ宜しくお願いいたします。今日も愛のポチをお願いします。」
703号室かつくん

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選択しなかった理由

最近、2種類の薬がチャンポンし、相変わらず寝っぱなしで、起きると立ちくらみや倦怠感に悩ま されています。でも精神状態は少しだけマシになり、悪夢からも解放されました。次の診察のときに、もう少し軽いお薬を処方してもらうよう頼んでみます。気 持ちを落ち着かせるためにも少しずつ出歩きたいし、保護している子猫のほほの診察が今週末に入っているので、その診察で問題がなければいよいよ、本格的に 新しい家族を募集しなくてはなりません。ちゃんとした活動をする為にも、いつまでもボーと家の中で過ごす訳にはいきません。勿論、ホームレスが飼っている 土手犬のケアや、お散歩してもらえない犬達のお散歩などは出かけるようにしていますのでご安心を。

家の中では、少しずつ片付けなどを進めています。ゴチャゴチャの戸棚の中身を整理したり、今まで手をかけなかった所を少しずつ拭いたり片付けた り・・・。ただ「やりたくない」のはバルコニーの掃除と、ガラス拭き、それからエアコン掃除(笑)。これは追々、チチと協力し合ってやります。

それから、「出来ない」のは、PC内の整理。
かつの写真がわんさか入っていて、重くなってしまったPCの整理だけはまだ出来ません。

だから何処にどんな写真があるのかさっぱり。
昔の703号室の記事もまだ読めない。
楽しかった頃の記事もまだダメです。

話は変わりますが、頂いたコメントの中に、私を心配して「かつの安楽死を選択しなかったことを後悔しているのでは?」という内容のものがありました。

かつが生きている頃から安楽死については、何度か書きましたが、私は最後まで安楽死を考えていませんでした。死なせることでしか、楽にしてやることが出来ないほど、かつは苦しんでいましたが、安楽死は選択していませんし、選択肢にありませんでした。

正直、安楽死を選択しなかったこと、堂々と自慢できません。
それ程かつは苦しんでいましたから。

私は今まで、数え切れない程の犬猫の生殖器を奪ってきました。

ちゃんと数えてはいませんが、まだブログで紹介していない大勢の卒業生を合わせると、ざっとその数は150を越えています。家のベベナナリル、亡きか つ、それから私とKさん(保護活動仲間)が手掛ける地域猫、ババ(母)のお店にご飯をもらいにやってくる多くの猫達、土手の犬達、それらを合わせると、と んでもない数の犬猫の生殖器を奪ってきた。子猫や子犬を里子に出す時は、里親さんとの誓約書に「不妊手術してください」と明記し、他の方から相談されれ ば、健康な犬猫であれば、勿論手術を受けさせるべきと勧めてきました。

それは、保護活動しているボランティアであれば今や共通の認識です。
Kさんやユキちゃんも、私とは別に、年間多くの数の犬猫の不妊手術を行っています。

健康な体にメスを入れ、大切な生殖器を奪い、性をコントロールすることに疑問を感じたことは無いか?と聞かれたら、私は無いとは言えません。どんな理由であれ、人間がそれを奪うことは残酷で、生まれてくる子犬や子猫が可愛くないと思う人間は少ないでしょう。

けれど人口は減少し続けています。

又全ての方が犬猫が好きで、飼える環境にあるとは言えません。
ペットショップはアホの様に乱立し、その結果、日本だけで見ても犬猫の絶対数は人口を上回る勢いです。上回った犬猫はどうなるか?

生き場を失い、溢れた結果、いのちを絶たれる。

血統の子も、雑種も関係ありません。血統の子だって「うちの子だけはお産させてやりたい」ともし、全ての飼い主が言い出したら、その数は膨大になり、日本 全体から見た結果は同じです。だからジャックラッセルテリアのベベも、ハハ妹の飼い犬まめ(まめ柴)も勿論手術を受けさせています。

生まれてしまったのに、生きることを許されないことの方がずっとずっと残酷です。

そう考えるから、私は犬猫の絶対数を減らすために「不妊手術」を行ってきました。

でも、不妊手術だけは何度行っても慣れなくて、いつもいつも心が痛い。
心配で胸が潰れそうで、術後帰ってきた保護犬猫などの傷跡を見ると、これは私による「支配」以外の何ものでもないと気がついてしまいます。

それでも、私はこれからも、ずっとずっと不妊手術を選ぶでしょう。犬や猫の種を断絶したい訳ではなく、不遇な犬や猫を産み落としてしまわないように。

そしていつか、手術をしなくても、不遇な子が居ないような日本、つまり適度に生んでも、生まれてきた新しいいのちが、生き場のある日本になればよいと心より思います。

不妊手術を行って、愛する彼らから生殖器を奪ってきた私が安楽死を選択することは出来ません。

生殖をコントロールしている私が、いのちまでコントロールすることは出来ない。
いかなる場合もそう。
もしその両方をしてしまったら、私は保護活動を続けていくことが出来なくなります。
犬や猫を飼い続けることも出来なくなる。
いのちの誕生も、いのちすらもコントロールしたら、私は私ではいられなくなる。

かつのように、苦しみ抜いて死んだとしても。
その途中で、それを奪うことは出来ない。
それが私の信念です。

だから、かつの苦しみを直視するだけで、代わってやる事は出来なかったし、それが何より痛いですが、その途中においても「安楽死」の選択肢はありませんでした。

それに、私は「生」にこだわって活動してきました。

中には、2年間めいいっぱい幸せを味わったのだから、交通事故で死んだけど、幸せだったのよ。という方が居ます。もしそれがご自分の子供なら、きっとそれは運命だったのよ、それまで幸せだったんだからいいの。とは言えないでしょう。

だから、愛する犬猫を卒業させる時には、何度も何度も新しいご家族に「長生きさせてください。あらゆる危険から守ってあげてください。」とお願いしてきた し、自分でも、卒業前夜にはその子を抱いて「長く幸せに生きてね。生きて生きて生きてね。」と例外なく言い続けて来ました。

私にとって「生」とはそういうもので、長生きして欲しい、不治の病などで、それが無理でも、かつのように、たとえどんなに苦しもうとも、最期まで、ちゃんと生きて欲しい。そう思ってきました。

看取るのは、痛かった。今もその痛みを闘っています。
けれど、その点については後悔など一つもしていません。
かつは自ら生きて
かつは自ら死んだのだから。

ブログを見て下さっているねこママさんがみたかつくんを書いてくれました。
とっても優しいお顔のかつですね。


こちらは遊んでますね。本当に可愛い。。。


素敵な絵をありがとうございました。宝物にします。

※色んな考え方があります。色んな選択肢があります。不妊手術については、「手術に耐えられる健康 な個体であれば」お勧めしていますが、安楽死の問題は個々の問題ですので、私が正しいとは言えません。私は私の考えをここに述べただけです。安楽死を否定 するものでもありません。誤解の無いよう、お願いいたしますね。

「ねこママちゃん、ありがと。こんな風に素敵に描かれるとちょっと照れちゃうな。でも、ねこママちゃんから見たぼくは、こんなに美男子猫さんなんだね。
皆さまもいつも来てくれてありがと。今日も愛のポチをお願いします。」

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