~餓死地区の白雪姫~


今日は気分転換に髪をバッサリと切り、ショートカットにしちゃいました。このところ忙しく、伸びきった髪はボサボサで、ハハ妹に「生活に疲れた主婦みたい」と言われ、ちょっと凹んでいました(涙)。カラーとカット。4時間半かかりました(号泣)。時間ないのにー。

去年の秋頃、前にも少しふれましたが、仲間のKさんと二人で、20匹以上の猫たちの不妊活動&子猫の里親探しをしていました。愛者と出会ったのもその頃です。

ちょっと前の愛者。お決まりの位置でお座り
頭にはまだ懐かしのひまわりをつけています(笑)。

その地域で最初に私が見たものは、黒白の子猫の死体でした。本当に命が入っていたの?  と疑ってしまう程痩せていて、それを見つけたKさんは涙をこらえることが出来ませんでした。そこでかろうじて生きている猫たちも皆、カラカラに痩せこけ、 まるで死を静かに待っているかのようでした。もともと餌やりをしていた老人は、不妊手術をしなかったため数を増やしてしまったのです。そして周りの大反対 を受け、餌をあげなくなってしまいました。その後猫たちはわずかな生ゴミを食べて命を繋いでいましたが、近隣の人間たちは生ゴミさえも見張るようになりま した。そこをテリトリーとしている猫たちは凍えながら飢えるしかなかったのです。

成猫14匹、子猫6匹、死体(確認できた数)2匹
本当にひどい地域でした。もう、何から手をつけたらよいか、いったい幾らかかるのか想像も出来ず、呆然としてしまいましたが、猫たちに罪はありません。虐げられ、寒空の中、水をまかれ逃げ惑う猫たち。飢えて死んでいく猫たち……。

「やりましょう」
Kさんと二人だけの活動が始まりました。

成猫たちを捕獲して不妊手術に連れて行くのは主にKさん。寒い中、来る日も来る日も古い捕獲箱を仕掛けて一人で頑張っていました。Kさんは体調が悪い日で も愚痴一つこぼしませんでした。子猫たちの健康管理、里親探しは私が担当し、かかった費用は二人でキッチリ折半しました。保護しては病院へ連れて行き、ケ アを続けながら、里親サイトに掲載して希望者さんとのお見合いを設定する。今までの人生の中で、もっとも過酷な日々でした(笑)。

でも、みてください。
(兄弟のピヨ吉と703号室にて。ピヨについては今度紹介します!)

この可愛い白い子猫を

保護当時はボロボロで、命が危なかったのに……。

今では白雪姫ではありませんか。

ゆきみちゃん(タワーの下は先住猫チンクちゃん♪)

生まれてきてよかったね

こんなに大切にされて、私もとっても嬉しいよ。

里親様のFご夫妻は、大変慈愛深い方で、お見合いの段階で「もし先住猫とうまくいかなくても飼います」と言ってくれただけでなく、ケージをくださったり、 私が微力を注いでいた日本聴導犬協会にご支援くださったり、かつくんにお守りを送って下さったり、仲良くさせていただいています。しかもご本人も

こんなに可愛い子たちを保護し(ハニーちゃん★)

ケアし(桃ちゃん★)

里子に出して、幸せにしちゃったりしています(友人くん★)

えなりくんに少し似てる? Fさんは仮名でえなりと呼んでいました(汗)。

ちなみに「ゆきみ」という名前の由来ですが、チチがゆきみちゃんを見て「真っ白で雪見大福みたい」といったのがきっかけなんです♪

そして、その頃出会った愛者を最近無事に保護し、子猫たちはとっくに里子に出し、餓死寸前だった成猫たちは今も元気に生きています。毎週ご飯を届けています。餌やりは何とか再開され、今はみんなコロコロです^^

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