つぶやき


近年、ちょくちょくメディアで、センターでの犬猫の殺処分事情や、悪徳ブリーダーや、多頭飼育崩壊などが放映されていますよね。

といっても、センターの様子はほぼ犬がメイン。
猫は収容数や殺処分数の頭数稼ぎのおまけって感じがします。
悪徳ブリーダーや多頭飼育崩壊も、犬の話ばかり。

なんでだろう?
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犬の方が表情豊かだし、感情表現に長けているからかな?
犬は人類の友ってイメージが強いんでしょうね。

犬に比べ、猫事情はあまり取り上げられていない気がします。

たまに猫関連のニュースを見かけますが、センターの犬たちの映し方とは違いますよね。

犬の場合、「殺処分を待っている犬たちに罪はない。遺棄した人間が100%悪い」的な風潮があって、そこは非常に正しいし、みていてスカッとするのですが、野良猫の話になると、必ず出てくるのが、

①「猫に餌を与える無責任な人間たち」

②「猫によって被害をもたらされている人間たち」

③「それに立ち向かう一部の保護団体(または個人の活動家)」

の三者。そして、三者三様の言い分を並べ、視聴者に問題を投げかけて終わるパターン。

つまり、猫は被害者であり、加害者でもある。

みたいな?

「猫の命を大切にしましょう、慈しみましょう」ではなく、ゴミ問題や地球温暖化問題と同じ位置づけの社会問題として捉えている感じが否めません。個人的な感想ですが……。

まあ、野良猫は確かに社会問題だし、三者いるのが現実なので仕方ないですが、猫が不憫です。

賛否両論。

民主主義国家ではなんでもこれ。
私も“賛”、および“否”の愛用者のひとりですから、意見を戦わせることに情熱を燃やすこともしばしば(笑)。

ただし、犬猫関連の“賛否両論”は、うんざりする時があるんですよね。

第一、聞きあきました。

猫の問題で机上にあがる、賛否両論。猫が好きな人の意見、猫が嫌いな人の意見、云々。

分かります。

自分が大切にしている植木の土を猫に掘られ、そこで排泄されたら、迷惑かもしれないし、たとえ何もしなくても、猫自体が憎く、猫が近くを過るだけで嫌な人がいるってことも。世の中にはいろんな人がいるんだから。

でも私、“本質”を置き去りにした賛否両論の“否”なんて、どうでもいいです。
猫が嫌いな人なんて、はじめから興味もない。これっぽっちも。

ただそれを表にあらわすと話が進まないし、狙っている猫を保護できなくなる恐れがあるので、分かったふりをつづけているだけで、自分に嘘をついて、同調しながらも、本音は、本心は、もっと別の場所に避難させているのです。

だってそうでしょ?

“無責任な猫好き”が産ませ、増やし、“猫に迷惑を被っていると訴える人間”が、猫の排除に躍起になっている世界の狭間で、“行動力を伴ったほんの一部の 人間”が動き回っているんですから。こんな社会に、自分の心をさらけだす場所なんて、ほとんどないんですよ。ここでは言いたい放題の私だけど、実際の日常 は、サンドイッチのレタスみたいに、間に入って、押されてもまれて、潤いを失っています。

「猫を大切にしたい」

「そもそも、野良猫は私たち人間社会が生み出した犠牲者ですよ」

「私、猫が好き。猫は可愛いですよ」

乾いたパンの壁に向かって、“私の正論”を放ったところで、変人または暇人扱いされるのがオチ。

もうちょっと猫の味方が増えるといいな。
猫の命を重んじ、そのキュートさに注目してくれるマジメなメディアはないですかね?

人類の発展は、人類だけのものじゃなくて、人間が、他の生命に対して寛大になれるよう、また、幸に導けるよう、はかられて造られている気がするんですよ。つまり私たちの両手は、犬猫を迫害するためにあるものじゃなく、守るために造られているような?

昔も書いたけれど、正しい両手の使い方をしないとね。
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猫だって大変なのよね、ウイリアム。
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人間の空論に振り回され、逆境につぶされそうになりながらも、前を向いて歩いているのにね。

霊長類はネコ科を見習わないと。

かつくん「嫌いな人の意見なんてどーでもいいって、ハハ、言っちゃったね……。

実は、ぼくもそう思う。だってぼくは、猫だからね。

確かに人それぞれ、考え方や生き方は違うでしょう。チチもハハも未熟者だから、他の人に迷惑をかけながら生きているし、どちらかというとダメ人間に近いか も。でもね、ハハはあと千回生まれ変わっても、ここだけは、変わりたくない、譲りたくないんだって。それが原因で誰かを傷つけたとしても、誰かを傷つけた ことで自分が傷ついても、アプローチの方法を間違えて、多少反省したとしても、後悔のないように生きるこの道こそが、ハハの道だとさ。道を失ったら人生の 迷子になっちゃうって。

なにを、偉そうに。

ぼくから見たらハハの進む道なんて、ただのほそーい砂利道なんだけどね。

ハハの本、それでも人を愛する犬をよろしく!

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かつくん なな

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