まずはごめんなさい。現在703号室は保護猫百香の家族募集の最中ですが、お問合せをいただいてもお返事が明日以降になります。どうぞお許しください。
昨日はナナのきょうだい犬(703号室卒業生)ゴクウがうちに遊びに来ました。
ひさびさの再会がとってもうれしかったです。記事は改めてUPしますね。
ナナはめずらしく3回嘔吐。でも夜はいつもどおりお母さんとねんね♪
抱きしめていないと騒ぐし暴れるし落ち着かないのです。ふたりセットならナナは心が穏やかになるようで、ナナとお母さんはそのまま朝を迎えました。
私より先に目が覚めたチチがリビングにきてナナの異変に気づき、大声で私を起こしました。ナナは私の布団の中に潜り込んでいたらしいのですが、出してみると舌が出た状態で呼吸が荒い。チチはナナが窒息したと思い込んでいたようです。
ナナに酸素やお水を与え様子を見ているチチ
私は窒息はないと踏んでいたのですが心配で大巻先生に電話。ナナを動かすのを反対するチチといささか激しく話し合い、結局私たちはナナを病院へ連れて行きました。動かすといっても、シートがフラットになるタイプの車ゆえ、ナナに大きな負担はないはず。ナナの横には私が座ってるし。
ぐったりしていたので、無理を聞いてもらい、いちばんに診てもらいました。
つい先日東大病院へ行ったばかりですが、改めて再度諸検査を
血液検査とエコーとレントゲンすべて受けました。結果、膵炎が悪化しているのが判明したのです。ナナは慢性腎不全と膵炎の両方と闘っています。
食事療法ひとつをとっても、慢性腎不全と膵炎のごはんは「真逆」。慢性腎不全と膵炎のどちらにウエイトを置くのかを私は常に臨機応変に選択してきたのです。
膵炎の食事療法や治療をすれば慢性腎不全が悪化し、慢性腎不全のケアを優先すれば膵炎が悪化する。ほんとうに葛藤と苦渋の連続です。
せっかく慢性腎不全の数値が改善されたのに、今度は膵炎が暴れだして、また食事を膵炎用に戻す運びとなりました。ナナは実にむずかしい体質です。
ビタミン剤入りの皮下補液にセレニア(吐き気止め)の注射、抗生物質の注射をしていただきました。膵炎特有の腹痛対策も考えています。
私はなによりナナのQOLがたいせつです。
痛いのや苦しいのや気持ち悪いのを緩和してやりたい。決して無理な延命措置をしたいのではなく、あくまでナナの「生に則った」正しいことだと信じています。
誓って断言しますが、盲信ではありません。確信です。根拠があるのです。
私以上にナナをわかっている人間は世界のどこを探してもいない。
私がナナのお母さんです。
大巻先生の治療のおかげで、ナナはスヤスヤお昼寝してくれました。私とは対立や衝突をするけれど、ナナを深く想うチチは1日中ナナのそばを離れませんでした。
ナナがどこまで生き永らえるかは敢えて想像しません。
しかし私は、自分にできるすべてをささげる覚悟でナナに「生活の質」を保証してやりたいです。なぜならばナナは私の愛する娘だからです。
ナナの闘病がいよいよ深刻になってきましたので、多方面で遅れが出て不義理をすることと思いますが、どうかご寛大なお心で見守っていただければ幸いです。
ナナのお母さんより
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これは私個人の思いですが、今日のハハ様の行動は延命措置ではないと思います。
延命とは人間で言うと、本人の意思に関係なく、動かなくなった心臓を機械で動かし、食べ物を飲み込んだり咀嚼したり出来なくなった体の胃に直接栄養を入れる胃ろうとかだと思います。人間の介護をしたことがある方は分かりやすいかも知れません。
舌が出て呼吸の荒くなった子供をすぐにお医者さんへ連れて行こうと泣く母親と動かすと死んでしまうのではないかと心配しては母親と喧嘩になる父親、どちらも子供に異変があったら子を思うこその行動だと思います。
それは延命とは全く違うと思います。
考え方の違いかも知れませんが、延命とは限界を超えたからだを生かすことだと思います。治療で治るのに、辛そうだからこれ以上治療するなとは「死なせろ」と言うことだと思います。病気をかかえた人間の病状が悪化して容態が異変したらすぐに救急車を呼ぶでしょう、それを延命と言う人はいないと思います。犬や猫だから?人間とは違うから?そんな風に思う人は、このハハ様のブログに来ていないと思います。このブログに来ている人たちは、おそらく皆「ナナちゃん頑張れ」と思っていると思います。チチ様の思い・ナナちゃんの生きたいという思いを誰よりもハハ様は分かっていると思います。
豆様
私は医療ケアに於いてはすべて私自身が正しいと確信しています。
盲信ではなく確信です。私の命を懸けて選択していることばかりだからです。
もしまちがった選択をしたら、私は生きていきません。
その位の気負いでやっています。
豆さまは私と深いところで繋がっている方なのでぜんぶわかってくださっていていつも励みになります。
ありがとう以上の言葉を豆さまに贈りたいです。