ほたるにくださった質問への(まじめな)回答


本日はいただいた質問にお答えしていきます。

 

 

まず質問をしてくださった方へ「ありがとう」を。ブログを書くとき、私はほたるの未来の家族が読むかもしれないことを意識しています。

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お寄せくださった質問は、きっと未来の家族も知りたいはず。

 

 

質問をしてくださった方は、それを重々承知でしてくださったのがわかります。微々たる活動をこのような形で応援していただき、本当にうれしいです。

 

 

ほたるとはじめて会ったとき、emi-goは(ほたるの家族が)「決まらないのでは?」と心配していました。全盲の猫さんを里子に出したことのある私は、自分の経験値から「そんなことはない」と否定。苦戦になるのはわかっていました。

 

 

でも、やる前からダメだと決めつけてしまうのはちがうと思うのです。

 

 

それではまるで、ほたるを欠陥品扱いです。

 

 

「だれももらうはずがない」

 

 

果たしてそうでしょうか? 私はそうは思いません。過去の譲渡を通じて、素敵な方をたくさん知っています。里親さんたちのおかげですね。

 

 

犬猫は生き物としての尊厳を持っています。ほたるは私がブログやツイッターにどう紹介しているのかを「見ています」。私のほたるへの接し方を「見ています」。私の言動を「見ながら」ほたるは成長していきます。

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私は身を引き締めてほたると向き合っています。彼女を卑屈にしないよう、自信を失わせぬよう、キラキラと輝いたまま、オトナになってほしいのです。ほたるは我が家の看板スター。私はほたるがかわいくて仕方ありません。

 

 

そして私の行動を通じて、ほたるのようなハンディキャップの子たちの譲渡が可能であることを私は多くの方に証明していきたいです。

 

 

質問は要点のみをUPしますね♪

 

(※原文はブログのコメント欄やツイッターのほうでご確認ください)

 

 

ほたるちゃんは703号室でだれがいちばん好きですか? ほほ兄ですか? ハハさんですか?

 

→ふふ^^ いちばんはほほだと思います。年中ほほにじゃれついています。ほほのまねもよくします。でも、2番は私かと♪ 夜は私にくっついて寝ます。

 

 

ほほのしっぽで遊ぶほたる

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最近の寝るときの定位置(幸せ~)

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足元にも来るよ!

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(ツイッターの)動画では見事に椅子の間やほかの子を避けながら駆けていますが、家具の位置替えやほたるのテンションがあがったときなどにゴツンとぶつかったりするか?

 

→これがですねえ……実はほとんどしないのです。どうなっているのでしょうか? うちは椅子の位置はしょっちゅう変わるのに不思議。1~2度キッチンの棚に頭をごちんしたのを目撃したことはありますが、その程度です。

 

 

ほたるの毛色について。真っ黒じゃなくてグレーの縞が入っているように見えますがどうですか? 白いパンツの部分ももっと見たい!

 

→軽いヘンタイですね。ご所望にお応えして……

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パンツ(三角)というよりはひし形かな? 毛色は今のところ縞々です。

 

 

ほたるは階段のある戸建てでも問題なく生活できるか? 脱走防止などはほかの子たちとちがう対策が必要か?

 

→ほたるはうちのリビング(フラットな空間)で生活中。戸建て生活は想像でしかないのですが、(断言気味で)イケます。ほたるの運動神経なら階段はすぐクリアでしょう。根拠もあります。階段ではないのですが、うちにも多少高低差のある家具が配置されています。ソファや棚など。ほたるはポンポンリズミカルに上がって降ります。もちろんだれも教えていません。

 

階段の上下運動に問題が生じるのは視覚的な障害の子ではなく、運動機能に障害がある子かな? と思いますので大丈夫。また、通常階段はコロコロ位置が変わるものではないので、一度おぼえたら楽勝でしょう。

 

脱走防止について「全盲」は関係ありません。703号室の里親さん方にお願いしているレベルでOK。すばしっこい子猫ゆえ注意は必要ですけどね。

 

 

ほたるちゃんはおしゃべりですか? 耳がとってもいいし賢いからお話上手だったりするのかな? と思いました。

 

→質問……笑。おしゃべりは基本要求のときだけです。「ごはんくれよ」とか「降ろして」とか。体が幾分大きくなってからは「降ろして」がなくなりました。自分で昇り降りする自信がついたんですね。「ごはんくれよ」の鳴き催促は先ほどツイッターに動画で載せたのでよかったらご覧ください。

 

あ、あとたまにですが、泣き虫おしゃべり男のあまぱんの声に反応し、いっちょ前にまねして鳴いたりはします。声はまだまだ子猫です。

 

 

参考程度にケアにかかるお金、安全対策、脱走防止、ほたるちゃんだからこそ気をつける点など

 

→質問が重複しているので、ここでは安全対策のみを。ほたるならではの安全対策として私がやっているのは、「テーブルに乗せない」です。理由はテーブルがほたるにとって高すぎるからです。

 

と、ここまで書いたのですが……たった今ですよ、たった今!!

 

テーブルより5㎝高いキッチンの背面棚にゴミ箱をつたってのぼっている姿を目撃。ブログを書いている手を止め、降ろそうと近づいたらひとり軽やかにポンと降りました。成長しとる!! ううすごい!! 神童か天才じゃないですか?

 

ということで、安全対策は特になし!

 

ほかの子猫同様、お留守番の間だけケージに入れるとかですかね? ちなみにケージは円形サークルを片づけ、猫用3段ケージを使用しています。

 

書きながら気づいたのですが、もしかすると私、皆さまと逆かもしれない。

 

ほたるが全盲だから少し心配だという声が一般的だと思いますが、白状しますと私、ほたるをケージに入れたのも2~3回のみ。

 

たしかにほたるに視力はない。だけどほたるに実際接してみればわかるのですが、頭の良さが半端じゃないので、私、ほたるを信頼しています。

 

ほかの子猫ならもっとまめにケージに入れていたかもしれません。自分が寝るときや目を離すときなども。しかし私はそれをほたるにしていないのです。

 

そう書くと私がほたるを過信ししすぎて事故が起きたら? と心配されるかもしれませんが、過信はしていません。ほたるを観察して接し方を考えています。

 

むろん、我が家に来たときはもっと慎重、厳重でしたが、一歩ずつ一歩ずつ、私たちは生活を擦り合わせてきました。ただ、安全対策はして損はないので、里親希望者さんと話し合っていきたいです。

 

 

ほたるちゃんが703号室に来てから自由に動き回るまでにどのくらいかかったのか? どのくらいであたらしい環境になれそうか?

 

→家族数、間取り、先住動物の有無などの物理的環境にもよりますし、人間の気持ち(心的要因)が作用することもあります。我が家の場合は1週間程度で慣れました。この点もむしろほかの子猫より早かったです。

 

視力に問題のない子猫は、高い場所から迷いなく飛び降ります。

 

ほたるはそうではありませんでした。ちょっとした場所から降りるのも、前足で一生懸命地面までの高さをはかろうとしていたのです。この子は明るいですが、突拍子のないことをしません。思慮深く、学習能力が高いのです。ほかの子猫の倍以上、いろいろ考えながら生きています。ほたるのチャレンジは、「いける!」とほたる自身が導き出した結論であり、たいがいが正しいです。

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あたらしい環境に慣れる目安は嫁入りするときの月齢にもよりますが、生後3か月程度の順応性の高い子猫時代なら、2週間もあれば充分でしょう。

 

 

ほたるちゃんのおめめ。眼球がないということですが、毎日のケアはどのくらい必要ですか? 目薬とかあるのでしょうか?
定期的な検診はどのくらいの頻度でしょうか? 一般的に若い猫は年1回ですが、眼球奇形にともなう特別な検査は必要ですか?
誰もが健康な里子をのぞみがちです。1度迎えたら1日でも長く、ともにすごしたいと願うのは自然だと思います。家族を失うことはとても悲しくストレスです。安全に過ごしてもらうにはどうすればよいのか、検査や毎日の目の手入れなど現在必要なケアや工夫も紹介してほしいです。

 

→目薬などほたるの目のケアはしていません。担当医中島先生に伺ったところ、目のケア及び定期検診は特に必要ないとのことでした。視力はありませんが、目ヤニが出たり、目に傷があり膿んでいるわけではありません。

 

一般的に保護猫の定期検査は年1程度をおススメしています。ほたるもそれでいいと思います。

 

だれもが家族と1日も長くいっしょに暮らしたいのは痛いほどわかります。そうですよね。ほたるは視力がないだけで健康状態は極めて良好です。人間の視覚障がい者の方と同じだと思います。

 

また、医療費ですが、ほたるだから特別にかかるお金は思いつきません。不妊手術の相談の際や、年に一度程度の検査やワクチンの際に目をついでに診せてもいいかな? 程度ですので、病院によっては数百円、あるいは千円程度プラスになるかどうかでしょうか? 視力のある子でも時おり、風邪などで目に炎症が起きて治療することが考えられますが、ほたるもあくまでもその範疇です。

 

家族になってくださる方には中島先生からわかりやすく説明してもらいますね。

 

 

 

長くなりましたが以上です。皆さまどうもありがとうございました。

 

 

ほたるが好きなので、手放すのは淋しい。けれど我が家はお金と手がかかるご老体が多数いて、私はレギュラーメンバーに力を注ぎたいのです。

 

 

ほたるに触れ、ほたるを観察し、ほたるを正しくお伝えすること、ほたるを譲渡すること、丁寧で誠実な譲渡をすること、これが私のほたるへの愛情の形です。

 

 

どなたか私の手からバトンを受け取ってくださいませんか?

 

 

振り返ったとき、ほたるを迎えてよかったと、ほたるの家族は必ず言います。

 

 

おまけ画像ですが、トイレもあたり前にできます!

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ほたるは家族募集中です。

 

 

LOVE

 

 

 

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お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

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2件のコメント

  • シェリー

    耳の不自由な猫を拾ったと以前コメントしましたが、その時の獣医さんからのアドバイス。
    猫はな、人間の5倍くらい耳がいいんだ。変わりに目は悪い。色がわからないらしいから。耳で安全を確認して、ひげの感覚で障害物をよけて、足の裏で景色を把握しているらしいよ。耳が悪いってのは外に出たら死んじまうってことだから。飼うんなら家から出したらダメだよ。
    ほたるちゃんは全身の感覚を最大限に使いこなしながら毎日を精一杯楽しんでいると思いますよ。遠い田舎から、ほたるちゃんの幸福を祈っています。

    • anny703

      シェリー様
      コメントありがとうございました。返事が遅くなりました。ほたるは仰る通り、毎日精いっぱい楽しんで生きています。最近体もひとまわり大きくなりますますかわいく(そしておてんばに)成長しました。また写真をたくさんUPするので会いに来ていただければ嬉しいです^^

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