ひとりぼっちでとてもさびしそうだったので、ちゃたろのケージをリビングに移動
さぶがちゃたろの存在を脅威に感じているらしく、ちゃたろに威嚇してしまいました。
さぶごめんね。ちゃたろもごめんね。いっときの辛抱だからお互いの誤解を少しずつ解こうね。
さぶにちゃたろは無害だってことを伝えたいし、ちゃたろにはさぶがやさしい猫だってことを伝えたい。伝えたいことがいっぱいです。お子たちに伝えたいことがいっぱい。
でも残念ながら、お子たちは私の発する長い日本語のすべてをダイレクトには理解できない。
心はつい焦ってしまいそうになるけれど、人間の言葉をもたない彼らだからこそ、不器用なりに折り合いをつけ、あとは恨みっこなしで潔く生きていけるのかなとも思います。
さぶもちゃたろもすばらしい子。自慢の子。ちなみに怒っているのはさぶだけでちゃたろはきょとんとしています(笑)。ちゃたろと接して日が浅いですが、今のところ彼の怒った姿を私は一度も見たことがありません。
あ、サクはちゃたろの大きさにビビっていました。
「ぼくは さぶ兄派」
いたずらに精を出しています。
コラコラやめなさい!
サクのおかげで私はキッチンの片づけをまめにするようになりました。
「ぼくに感謝すべきだね」
そうだね。サク、ありがとう。
でもサクに「ありがとう」するのは、サクがいたずらを得意としているからではなく、それ以前に、サクがこの世に存在していることにすでにもう「ありがとう」の気持ちなのです。
足並みを揃える生き方ができないとしても、なかなか完全には人慣れしないとしても、たとえ私に従順じゃなくても、サクはサクで、サクの個性と自我を私は魅力的だと思います。サクを見ていると、ああ、やはり猫は感情を持った生き物だということを何度も何度も認識できます。
サクありがとう。けどほどほどにしてください^^;
数日前、ちゃたろの家族になってくださる方がサクをかわいいと誉めてくれました。
「サクくんを最初に見たときは、黒白だからあまぱんくんと似ていると思っていたんですが、ふふ♪ サクくんはさぶくんにも似ているんですよね」
はじめ聞いたときはなんのこっちゃ? と目を丸くしましたが、なるほど、そこね!
「サクくんとさぶくん、鼻の模様が似ていて」
おおお。たしかにそうですね。実は私も前同じことに気づいていたんですが、なぜか頭から抜けていました。さぶとサク、鼻が似てる!!
ちゃたろはちゃたろでいいの。
サクはサクでいいの。
いっしょうけんめいに、自分の命を生きているね。
みんなそれぞれに輝いています。甲乙はつけられません。
Smile!
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