告白


今日から日中だけまめを預かることになったのですが、会社帰りのハハ妹が先ほどやってきて、持参したカップラーメンを平らげ、入浴し、帰って行きました。まめ、いつもよりおとなしかったから楽だったけど、いつまでこんな状態が続くのか、不安です。


まあいいや^^;

そうそう。
お昼、コロンを連れて病院へ行きました。
お渡しが近いので、去勢した病院で、もう一度簡単に健康診断を受けさせるためです。
土手の頃のコロンをよーく知るKさん&Iさんも駆けつけてくれました。

お世話になったIさんと一緒に


携帯カメラからでごめんなさい。カメラ忘れずに持って行ったのに、メモリースティックの方を忘れちゃったもんだから^^; 毎度ながら本当ドジな自分に辟易。

笑顔に見えるけど、本当はいっぱいいっぱいの顔(笑)


診察チュー


コロン、病院で看護師さんたちに大人気だったんです。なぜかこの病院は「雑種大好き」の看護師さんが多くて、皆がコロンコロン!って大騒ぎしてくれました^^

血液検査→異常なし
レントゲン→異常なし
体重増加!
毛艶もいいと褒められました!良かった!

血液検査もレントゲンも実は一度やっているんです。
だけど私は、どうしてももう一度だけ、送りだす前にもう一度だけやりたかった。

大袈裟に聞こえるかもしれないけど、これは贖罪なんです。

コロンに対して、ほんの少し罪滅ぼしをさせてもらっているだけです。

コロンは6年8か月もの間、土手で暮していました。来月には7歳になります。
子犬の頃から4歳まで、土手の中でも最悪な場所で生きていました。
私とKさんとIさんは、毎月通っていましたが、コロンの飼い主たちが私たちを阻み、ケアらしいケアを何一つしてやれなかったのです。

今日、Kさんが、昔土手でこっそり撮ったコロンの写真を見せてくれました。

「これ、コロンよね?コロンでしょ?この子。」

まともに見れなかった…
見たくありませんでした。

ある日、受け取ってもらえないであろう物資や薬を持って、コロンが居たテントを訪ねると、コロンの兄弟達がけたたましく吠えかかってきました。ナナが我が 家にやって来る前の話。ナナも同じ場所にいたので、当然凄い剣幕で私たちを威嚇しまくっていました。6頭の犬がいるはずなのに、1、2、3と指をさし数え ていくと、1頭足りない。

辺りを見回すと、少し離れた場所に繋がれた犬と目が合いました。

それがコロンです。

コロンは犬たちに加勢せず、ひとり地面にうずくまっていました。

「あそこにいる子、コロン?元気ないですね。どうしたんですか?」

「車に轢かれたんだよ。ここから逃げるからそういうことになるんだ」

「え?じゃあ、病院へ連れて行かないと!」

「必要ない。帰れ!」

「でも…」

「おい!コロン。お前はもう、どこにも行きたくねえよな?」

こういうやりとりを続けながら、私の本心は違っていました。
私はうずくまっているコロンの姿を見た時から、何もしてやれないことは分かっていました。どうせ飼い主がそれを許さない。飼い主が許さない以上、勝手なまねはできない。勝手なまねをすれば、他の犬たちに会えなくなる。ここへ通えなくなる。

私は「これからの土手通い」と「目の前でうずくまる犬」をはかりにかけ、コロンから目を背け、踵を返したのです。守るべき者の前から、逃げ出してしまったのです。

次の月に行った時、コロンはすっかり元気でした。

大した事故ではなかったはず。土手から飛び出して轢かれて、打撲程度で済んだはず。だからこうして、生きているんだ。良かった!そう自分に言い聞かせ、私をじっと見上げた前の月のコロンの姿を、完全に自分の奥底へと押し込み、葬りました。

飼い主がこの世を去った後、コロンは温和なホームレスに引き取られました。
その時から、私はコロンに対し、フィラリア予防やフード支援を始めたのです。

でもコロンが本当に助けを必要としていたのは、その頃じゃない。
コロンはもっともっと前から私の手を待っていたのかもしれない。
その事実が後ろめたかった。
罪の意識を感じずにはいられませんでした。

保護するまで、コロンはもっと自我がハッキリしていて、悪く言えば気が荒い犬だと思い込んでいました。実際土手で会っていたコロンと、今私の横にいるコロンは別の犬のようです。

我が家でコロンの優しさを見つける度、苦しくて仕方なかったです。
私が裏切ったあの日が蘇る。

過ぎ去った時間はもう戻らない。
だからこそ、コロンを大切にしよう。
できることは全部やろう。

今日の通院は、懺悔の気持ちを込めて行きました。

辛い出来事があると、「くさいものにはふたをしろ」とばかりに、あるいは「消去」しようとやけくそになるけれど、結局そういうものって、ふとした時に一気に溢れ返ってくるんですよね。溢れ返ったそれが自分を追い回し、その中で溺れてしまうから、余計苦しくなる。

皆さまからは「コロンは保護され、これから幸せになるんだから、昔のことなんてどうでもいいのよ」と思われるかもしれませんが、ウジウジ女の私には、昔のことであってもなかなか忘れられないシーンがありまして^^;

コロンの事、いい子いい子って書いている間、本当はすっごく辛かったです。
これってもしや、告白ってやつでしょうか(笑)?

でも、健康体で良かったよー!

☆☆☆おまけ★★★

犬同士でくっつくのが大っきらいなべべ(猫とも体をくっつけません!)


コロンだとやっぱり平気みたい^^ 何でだろう?


コロンの皮膚、毛がまだ生え揃っていない感じですよね。
でもこれでもだいぶ良くなったんですよ!
この前、チチがシャンプーしてくれたんですが、全然痛くもかゆくもなかったみたい。
コロンをシャンプーするのがトラウマでチチに任せたんですが、もうすっかり大丈夫ですね!

一時はこんなにはげちゃったんですよ(涙)


「ぼっくん、敏感肌だから気をつけてよね!」


ごめんねー。
罪滅ぼしにドックラン連れて行ったでしょ?
コロン、楽しそうに走り回ってたじゃん!
皮膚の件はそれで許してよー!

コロンには沢山償わなければならないことがある気がします^^;

★703号室カレンダーですが、まだ集計作業中との連絡を受けました。
集計が終わり次第、簡単な収支をここでご報告させて頂きますね。
私は数字すら把握していませんので、もう少しお待ちください^^;
もし売り上げがあるとすれば(笑)、コロのような犬や土手犬、地域猫につかわせて頂きます。それから、犬猫の保護活動をしている、個人ボランティアや団体へも寄付させて頂きます。

「昔の事を思い出すと胸がギューと苦しくなること、あるよね。
ハハはいっぱいいっぱいあるんだって。
出来るなら人生をやり直したいくらいだって。
でも、ぼくから見れば、生きていること、ただそれだけで素晴らしい。
だって生きていれば、何度でもやり直しがきくでしょ?

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かつくん なな

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