ぼくたちがもっと小さかった頃
ある日突然、ポイっと
ゴミのように捨てられてしまいました。
いろいろあったぼくたちは
今日、楽園にたどり着いたのです。
ぼくたちはスタートラインに並びました。
3きょうだいそろって、軽やかなステップで……。
ぼくたちの家族を紹介します。まず両親です。
お父さんと呼ぶのはお父さんもぼくたちもまだ少し照れますが……お父さんはマルチな才能に富んだ自由業人。「多才」とはお父さんのための言葉かもしれません。
お母さん……ママ……は自宅で石鹸教室、手作り化粧品教室を開いています。在宅ワークだからぼくたちはお留守番がほとんどありません。
1Fスペースに設けられたキッチンつきの石鹸教室からはほのかにいい香りが漂っています。
今度生徒として青い服のハハとみいママも参加するそう。ふたりがどれだけ不器用なのか、ぼくたちは知っています。はたしてふたりの石鹸は、完成するんでしょうか?
ぼくたちのママが青い服のハハとみいママにプレゼントしてくれた手作り石鹸。立体的でハイクオリティなクマさんは、ぼくたちの次にかわいいです。
お父さんからは台湾の高級茶が贈与されました!
お父さん、異常なほどの台湾好き。青い服のハハは台湾出身ですが、青い服のハハよりも台湾にくわしいのです。台湾の魅力をたくさん語ってくれました。
青い服のハハは大喜び そりゃそうだねルーツだから。
ほかにもぼくたちにかかった医療費や、療法食などを青い服のハハとみいママに渡してくれました。ふたりともしおらしく恐縮していました。療法食はぼくたちの先輩たちがつかっていたもの。療法食の写真は青い服のハハが近日中にUPします。
ぼくたちの家族は人間以外にもいます。
犬のつきさん(16歳)
犬のコロネくん(推定8歳)
震災後に動物愛護団体の方に保護されました。先代のペキニーズ、コタローくんを彷彿させる外見がぼくたちの両親の目に留まったのです。男性が苦手で口が出てしまうことも。でも楽しそうに生きています。
ぼくたちの両親は深い情と強い責任感を持った人たちです。
保護した犬猫たちを中心に天国にはぼくたちの先輩が眠っています。
最長は黒猫の重千代さん。享年23歳。猫の23歳ですよ?
写真左:重千代さん、上:福°ちゃん、右:ぐうさん
最短で亡くなったのは「福°ちゃん」。
まだ生後2ヵ月半の若さで心臓病で亡くなってしまったのです。ぼくたちの両親が力を尽くして保護した大切な宝ものでした。
家の中に酸素室を用意しての献身的なケア
重千代さん、ぐうちゃん、福°ちゃん、ほかの先輩方も、みんな愛をまとって旅立ったのです。
そういえば天国の福°ちゃん、だれかさんに似てませんか?
左側に写ったおてんばさん。ぼくたちの姉妹「紅緒」のことです。
ぼくたちの両親は、紅緒に福°ちゃんの姿を重ね合わせ、青い服のハハに家族希望のお問い合わせを出しました。紅緒はほかの方に決まりましたが、縁あってぼくたちが家族になったのです。
ちなみに蜜豆(黒猫)は、23年生きた重千代さんと重なったそうです。
きっかけは紅緒だったけど、ぼくたちと会いぼくたちを迷いなく希望してくれたやさしい両親。すべては福°ちゃんがもたらしてくれた縁!
福°ちゃん、ありがとね!
元気いっぱいのぼくたちが網戸を裂いて外に出ないよう、窓には脱走防止の格子をつけてくれたし(先日紹介済み)、2F、3Fのぼくたちの生活ゾーンの入り口にはしっかりと扉があるのです。この扉の奥に階段があるからやんちゃなぼくたちでも、玄関へは勝手に行けません。
ぼくたちのお家は、猫の行動パターンや動線を考え、猫と暮らすために設計されているのです。先輩たちのおかげですね。
カラフルなハンモックつきのケージもぼくたちのお気に入りスペース
お見合いの時にも
ぼくたちの卒業の日も
青い服のハハとみいママはおいしいお菓子をごちそうになりました。みいママはお行儀よくお皿まで舐めてましたよ(これ本当!)。猫のぼくたちと同じ行動だったので、青い服のハハが若干引いてました。
余談ですが、青い服のハハはぼくたちのお家にあるソファの低さに気づき、ママにたずねてみました。
「ソファがとても低くないですか?」
そしたらママの口から予想どおりの答えが
「犬が不自由な体で上がろうとするので買いなおしたんです」
まあ、ぼくたちの家族ってこういう方たちです。
ぼくたちのお父さんがはじめたかなりセンスの高いぼくたちのブログ、ぜひ見てね。青い服のハハとみいママははまりまくりです。
ぼくたちの本当の名前を覚えてくださいね。
経緯はぼくたちのブログに書かれています。
なるほど~! の唸り声をあげながら読む青い服のハハ!
安丸(キジ白)→ライゾー
若丸(黒白)→ボンゾー
密豆(黒)→密豆
家族の腕に抱かれて眠る
ぼくたちより何倍も大きな体に包まれて
ぼくたちの楽園で
よーし!
ぼくたちは生きるぞ!
かつくん「X204ライゾー、X205ボンゾー、X206密豆、卒業おめでとう。
ここでなら幸せに暮らせるね。ご家族ははじめ2匹希望でしたが、ひとり残るきょうだいを不憫に思い、熟考の末、お見合いののち改めてメールで3きょうだい全員を家族として迎え入れたいと仰ってくれました。
決して軽く考えたわけではなかったのがハハとみいさんにヒシヒシと伝わり、心の底から感謝の気持ちになりました。
次は紅緒と長丸の番ですね。とりあえずふたりは近日中にワクチンを打ちに行くそうです。
※みいさんと里親さんとハハのiPhone写真をミックスしています」
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