お世辞にもかわいいと言えなかったしょぼい子猫
明るく
ひょうきんで
和ませ上手
今も小ぶりだけど、この頃のプップは本当に小さかったんだね。
ずっとプップの子猫時代の写真を見るのが怖かった。
自分の中に無理やり押し込んでいる感情が、爆発してしまいそうで。そうしたら私は、理性のたがが外れ、もう、完全に狂ってしまいそうで。
どうすればこの子たちが我が家に戻ってこれるのか、その術を長い間考えていました。ごくごく身近な人にしか自分を思いを伝えませんでした。他の方に相談す れば簡単に解決する問題ではなかったのです。チチにすら自分の思いをすべて話せたかどうかわかりません。楽しく笑った日も、おいしいものを食べた日も、ふ と思い出すと心が激しく痛み、罪人の意識がつきまとっていました。
誰かに聞いてほしくて、でも、できなくて。
私は誰かを責めたいわけではないのです。責めるべき相手がいるとしたら、他ではなく自分自身です。
長いこと考えつづけ、考えすぎて……気がつくともう理性を前面に出すことができなくなりました。いろんな意味で今年の夏が勝負所で正念場だったと思います。
プップはね、チチが保護したんですよ。
ボロボロでぐちゃぐちゃだったけど、キラキラでもありました。
私たちの掌で少しずつ大きくなってくれた子です。
できればね、自分たちで育てたい欲もあります。プップに限らず、出会った子はみんな。縁あって家に入れたんだもの。命が果てるまで、毎日一緒にいたいじゃないですか。
それでも「募集中募集中募集中!」と書きつづけるのは、自分なりの大義があるから。すぐ良縁が決まればいいけれど、なかなか決まらないときなんか、自分がなにやってんだかわからなくなってきます。
吐く思いで返してもらった子たちを、また里子に出そうとする私って、いったいなんなんだろうと。
でも、不遇な猫たちはまだたくさんいます。
こんな微力な個人の私でも、彼らをあたたかい住処に運べるんだとしたら、私はやっぱり、アンカーではなく途中走者を選びます。人にはそれぞれ、役割があって、私は尊敬するアンカーに命のバトンを渡す役割を担っているんだと思います。おこがましいですが。
いろんな方がブログを読んでいるのは知っています。正直、皆さまを意識しすぎて、書くのが怖くなることもあります。書くからには好感を得たいし、誤解され たくないとかね(笑)。書いては消し書いては消し……願わくば行間を汲み取って真意を理解してもらいたいと都合のいいことを考えたり。皆さまご存じの通 り、私は「いい人」でもないですし。でも、出会った子たちについてはとても真剣に取り組んでいます。そして彼らを愛していると言い切れます。
拙いブログですが、プップ、千吉、あかりをいっぱい書くので、下手な写真ですが、いっぱいUPするので、これからもよろしくお願いします。
赤ちゃんの頃のプップ
最近のプップ
オトナになったのは、体だけで、精神の方はまだちょっと……
永遠の子猫プップ、ただいま絶賛家族募集中!
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
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