ひとり暮らし


保護猫ひかるがうららさんちからやってきて8日経ちました。

覚悟していた以上に繊細で、無理やり触ろうとすると放尿しながら逃げ惑い、パニックに陥ります。だから無理強いはできません。最初の3日間は、一口も食べませんでした。4日目に少し食べたので、いったんは安心しましたが、食欲があまり出ないのです。

昨日、うららさんに来てもらい、ひかるにごはんを与えてもらったのですが、見向きもせず。
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うららさんはひかるの好物をいくつか持ってきてくれました。

せっかく来てくださったのに、うららさん、ごめんなさい。

はじめは環境変化によるストレスだと考え、そっとしておきましたが、ひかるはFIVキャリアです。免疫が下がり病気を引き起こしたら怖いので、先生と相談 した結果、一度病院へ連れていくことに。その通院日が、今日だったのですが、ケージ内で逃げ惑うひかるを洗濯ネットに入れるのが至難の極みでした(涙)。

チチは仕事で不在のため、ひとりでやるしかない私は、バスタオルでひかるの顔を覆いながら、なんとかごまかし、ひかるをネットに入れました。けれど、チャックを閉める前に、ひかるがネットからするりと出てきてしまったのです。

やばい。失敗した。

ご想像いただけるでしょうが、そっからがもう大変で……。どう言えばいいんだろう。とにかく、ひかるのキャラが変わってしまったのです。手をつけられない ほどの猛烈な威嚇。しっぽをたぬきのように膨らませ、耳を倒し、カッ!! カッ!! と怒るのです。ひかるの不安と怒りを、もはや抑えきれず、心が折れ、 途方に暮れてしまいました。

今日はやめとこうかな。

でも、今通院を取りやめたとしても、食欲が出るとは考えられないし、明日連れて行くくらいなら、今日行ってしまった方がひかるのためになる。何度も怖い思いをさせるのは忍びない。今日行かなかったらひかるが味わった恐怖が無意味になってしまう。

ひとりごとを繰り返した挙句、私はやっぱり行く方を選択し、バスタオル&洗濯ネット片手に再度保護部屋に入りました。なるべくすばやくキャリーに入れないと! ますます暴れてしまうし、ひかるの恐怖が長引くのは避けたい。

革手袋をはめようか迷いましたが、素手の方が自由を得られるので、素手でチャレンジ。

情けない話、超怖かったっす。

両足がガタガタ震えるほど。

でも、上半身は不思議なくらい冷静(笑)。なんと! ケガもせずに、無事洗濯ネット内にINできました。パチパチ。キャリーに入れたあとは、しばし放 心。下半身が崩れる感覚。額には脂汗がにじんでいました。いや大袈裟じゃないって!(笑) ひかる、すごかったんだから。

「ぼくはひとり暮らしを満喫しています。話しかけないで」
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キャリー内に入ったひかるは、落ち着きを取り戻し、おとなしくしていてくれました。

繊細なお子を病院に連れて行くのがかわいそうで、8日も自宅で様子見してきたので、これ以上は待てませんでした。弱ってしまってからどうしようと騒いでも、あとのまつりですものね。

病院での一枚。怖がらないよう、お顔を隠しての診察です。
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慢性風邪をこじらせてしまったのが原因で食欲が低下したと思われるので、点滴とインターフェロン、抗生物質を投与。これでちょっと楽になるといいのですが。

福多朗にも会わせてもらいました。
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福ちゃん、もうすぐ退院しますよー。私にベッタベタなので、お見舞いを控えていたのです。全身を使い、這って追ってくるので、刺激を与えるのはやめた方がいいかなと。

安静を保ってもらわないとね。

みいさんの保護猫マーくんのお見舞いも。写真はみいさんより。
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マーくん、小さな体で腎臓病と闘っています。みいさんと偶然病院で会ったので、みいさんちの近くまで車で送って行きました。みいさんはマーくんのことを、心から慈しんでいます。マーくん、保護してくれたのがみいさんで本当に良かったね。

私が保護猫まーものために揃えた腎臓病闘病グッズをみいさんに渡しました。

マーくん、つかってね。

いっぱい余っていたからそのまま取っておいたんだけど、マーくんが生きるためにつかってくれるなら、まーもも喜ぶと思う。まーもはもうこの世にはいません が、まーもの魂が生かされるようで、嬉しいです。マーくん、どうもありがとう。辛い宿命を背負わされたマーくんだけど、みいさんがついてるからがんばれる よね!

さて、明日こそはゆっくりするぞっ!

心配事は尽きませんが、みんなが生きてくれていることに、感謝感謝。

いつも703号室を訪れてくださる皆さまにもありがとうを!

お礼に和みの一枚を↓
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ちょっと前の写真ですが、私のお布団を占拠する天使たち♪

えーと。

もしもしみなさん?

お母さんはどこで寝たらいいでしょうかね?

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お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

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