私のバイト中に、チチがまた猫を保護しました。
300gのおちびさん。
食欲がないようだとチチが言うので、ミルクを与えてみたのですが、飲む力がありませんでした。
そこで、夜間空いている動物病院へ。
私たちにできる、最大限を尽くしました。
でも子猫は、弱るばかり……。
まーもを彷彿させるキジトラ模様の赤ちゃん。
呼吸が苦しそうで、かわいそうでした。
担当獣医の見解だと、数日間なにも口にしていなかった上、無数のノミに血を吸われ、極度の貧血状態とのことでした。実際、治療中にも、子猫の周りには、気持ち悪くなるほどのノミが飛び回っていました。子猫は手でノミを払う仕草を見せ、声を振り絞って小さく泣きました。
舌が動かなくなってしまったので、口からたくさんのブトウ糖を入れられませんでした。
血管が浮き出ないため、静脈注射もむずかしいと言われ、なす術がなかったのです。
しばらくがんばってくれましたが、子猫は逝きました。
ノミで死ぬ……。
なんだか滑稽すぎませんか?
なんのために生まれてきたんですかね。
まだ開いたばかりの目に映った世界は、どんな風だったんでしょう?
この子は、なんだったんですかね?
犬猫には人権はないけど、犬猫にも、尊厳はあります。
私は本当に悔しい。
涙が止まらないです。
私のような微力な人間が、ノンストップで走り続けても、できることは限られます。
今、生きていることは、苦行以外の何物でもないと毎日毎日痛感しています。
孤独でさびしくて、甘えたくて仕方がありません。
自分の子たちの顔を、ゆっくり眺める時間さえ持てない。
だからみっともないことも、かっこわるいことも、平気で言うことにしました。
力をください。
見てください。
703号室は、フィクションではありません。
犬猫たちに気持ちを配ってください。
具体的にできることをしてください。
具体的にできることは、個々の差があります。
ちょっとでいいのです。
なにかをやって!
なにができる?
これを読むあなたには、なにができる?
どんな社会で暮らしたい?
具体的に考えてください。
「可哀想、イヤな世の中だ」
そう嘆くだけなら、誰にでもできる。
そうじゃなくて、皆さまにできることを、直接的に、あるいは間接的に犬猫にしてください。
正しい目で未来を見据えてください。
願いは、行動を起こせば叶うのです。
どうかお願いです。
はからずとも生まれてしまった犬猫たちの命を、大切にして。
彼らは私たちにしか守れないです。
私を気づかうメールなどは、大丈夫です。
どこからでも学んで、学んで学んで、復活します。
心を一部失っても、体を一部失っても、必ず元通りになります。
だから、私は大丈夫。
合掌。
さようならおちびさん。
次はもっとマシな社会に、生まれてくるんだよ。
今日でまーもが亡くなって、ちょうど一週間。
まーもに会いたいです。
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、
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