前に体調を崩した卒業生が心配だって書いたの、覚えてますか?
犬のジャンのことだと思っていらっしゃる方が多いでしょうが、卒業猫ほのくんのことでした。
ほのの体調が急変したことを、里親さんから知らされた私は、生きた心地がしなくて、頭がどうにかなりそうでした。ちょうどその頃、いろんな問題を抱えていたので、落ち込みはより一層深く、夜も眠れなかったです。
一時は生命の危険すらあったほのですが、里親さんの迅速な対応で、すぐに病院で診てもらうことができ、入院を経て、元通りの元気な姿に戻りました。ほのの写真は、回復後に里親さんから送られてきたものですから、安心してくださいね。
人間も、犬も、猫も、みんな生身ですから、突然体調が悪くなることは珍しくないんですよね。己の持つ自然治癒力、生命力などで乗り越えてしまうこともあるかもしれないけれど、やっぱり大半が、病の前に倒れ、命を失ってしまうのが自然だと思います。
人間は、自分たちの無力さ、無関心さ、冷淡さを、「自然淘汰」の一語でカバーし、自分たちに都合のいい考え方をします。外猫が朽ちていくのは、さも当然の原理のように。
でも私は、そうは思わないんです。
うちの卒業生たちが、身をもって私に教えてくれたのですから。
私は、無知で非力な人間の何倍も努力して犬猫たちと向き合い、彼らから大切な教えを請えたのだと考えています。だから考え方を変えるつもりはありません。
病に抗うには、一緒に闘ってくれる家族や、治療を受けるための病院が必要ですが、外には、家族はおろか、食べるものや、生きる場所すら満足に得られない犬猫たちが多くいます。それが今の日本の現実。私はその現実を変えたくて、今まで走ってきました。
なのに最近は、滞ってしまっているんです。
ゴンタがいるので、保護猫2匹が今の703号室の限界数ですが、今抱えている保護猫2匹を思うように出せません。今までと同じやり方では、到底賄えない問題があり、頭を抱えています。
2匹のうち、1匹は卒業の決まっているこのお方ですが
里親さんになってくださるご夫妻は現在、引っ越しの真っただ中なので、まだ我が家に滞在しています。きのたんの卒業が、703号室の一番の希望なので、その日をめざしてがんばります。
「パパママまだかなぁ?」
本当のことを言うね。
きのこ、お前さんは多頭飼育の我が家にはもったいないほど、ステキな猫だから、ここにいる必要はないし、いてはいけない存在なんだよ。日々、きのたんのかわいさを発見するたび、無事に卒業させたいと強く願う。ご家族にこの愛嬌を堪能してもらいたいと。
卒業しようね、絶対しよう。もう少し待っていてね。
きのこの卒業を終えたら、もう1匹の保護猫についても水面下でできるだけのことをし、外で待っていてくれる猫を迎えに行きます。
めざせ! 野良猫ゼロ!
★★★ありがとう★★★
namnekoさんファミリーから、驚きのプレゼントが届きました。
FAXつきの電話機ですよ!!
すごい! ありがとうございます。ペコリ。超、助かりました。電話機、ほしかったです。
リエさまは我が家の冷蔵庫のために、チャイルドロックを送ってくださいました。
ガムテープよりずっと見栄えがいいですね。ちょっだけ幅が足りないので、長めのものを明日探してきます。リエさま、ありがとうございました^^
かつくん「ほの、大変だったんですよ。原因不明の一過性の病気だったのですが、里親さんのケアのおかげで、すっかりよくなりました。ルルさんも心配してた から、復活してよかったです。家族がいたからこそ、治ったんだとぼくは信じています。家族のいなかった野良時代のほのだったら、ひとりでは闘えなかっただ ろうから。
犬猫たちが、1頭でも多く家族を得られますように。
ハハの本、それでも人を愛する犬をよろしく!」
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
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