リアンドクシネのプリンセス


第1話 “リア子の自己紹介”

「Attention please, ladies and gentlemen. Hello, my name is Princess Liaco.It is my pleasure to meet you! Oops, excuse me! I’ve been abroad for a while, so I tend to speak in English on and on…」
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訳:ねえ、聞いて。はじめまして! わたしの名前はプリンセスリア子。ナイスチューミーチュー。あら失礼。わたしったら、向こうの生活が長い帰国子女なのでつい、英語をベラベラと……

「ごめんなさい……うそをついた。
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わたし、本当は福島県出身なの。

つまり、普通の日本猫。

冒頭の英語の部分はパピコ代理にお願いしてちょちょっと訳してもらった。実は福島県の原発付近区域から、emi-goに連れられ、亡命してきたの。東京って広いのね。輿(※キャリーバッグ)に入らず、自分の足で歩いたら、きっと迷ってたわ。

ふざけてるんじゃないの。これでもまじめに、自己紹介しているつもり。だけど、わたし、緊張すると、どうも自分が出せず、オロオロしちゃうから、ちょっとおどけてみただけ。

だって今日がネットデビューだし。いえ、正確には一度某ブログに登場していたけど、あの写真はナシ。みんな、みないでね」
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「わたしの出身地、つまり福島県のあちらには、まだわたしの仲間がたくさんいて、救いの手を待っているの。だから、なんだかわたしだけ、悪い気がするけど、助かったからには、堂々と生きようと思う。

実は、自己紹介がてら、福島リア子のわたしから、みんなにお願いがあるの。

どうかわたしの仲間のことも、気にかけてください。わたしたちのために、寝食を忘れ、現地に入っている人たちがいることを知ってほしい。その人たちが連れ帰ったわたしたちを、あたたかい気持ちで迎え入れ、保護、または里親探しをしている人たちもいることを知ってほしい。

そして! ここからが本当のお願いです。わたしたちを助けてほしい。ゴーストタウンでひっそりと暮らす犬や猫、いいえ、それ以外の場所でも、日本全土で、 日夜、飢えや孤独感と闘っている犬や猫、センターで死を待つだけの犬や猫が、大勢いることを、忘れず、心を寄せてほしい。助けてね! それぞれにできるこ とを、できる範囲で」

「We want to live!」
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訳:わたしたちは生きたい!

 

至急、リア子のご家族を求めています! お心ある方はお問い合わせください!

仮名:リア子
推定:4~5歳
体重:2キロ
性別:メス(不妊手術済み)
現時点で必要な医療ケアはすべて終えています。
FIV(-)
FeLV(+)

かつくん「リア子、未だかつてないほど強烈なキャラになりそうです。第1話~第10話までつづく予定だから、お楽しみに。楽しいかどうかは、保証しませんが。

リア子は福島県のとある町から、一足お先に幸せを掴んだふっくんとともにやってきました。ハハたちは、はじめから、リア子を受け入れるつもりでした。もうだいぶ前に、リア子は病院を出て、預かり宅に身を寄せています。紹介が遅くなってごめんなさいね。

最初みた時、ここまでみすぼらしい猫だと思わず、ハハたちは思わず失笑したらしい。でも、その幸薄そうな顔が、みればみるほどはまるんだよー。魅せられる。

リア子、またの名はするめ。次回は、第2話“リア子のお部屋”を!

第3話“リア子のサポーターたち”も一緒に書いちゃうかも。

リア子は、703号室だけの保護猫ではなく、リアンドクシネ全員の保護猫です。保護主が強烈な5人だから、パワーも5倍だね、きっと(汗)。ちなみに、リアンドクシネの5人は、それぞれ違う役割です。ハハの役割はわかるでしょ? 宣伝と、文章。

リア子とあわせ、703号室のめいと大吉のこともよろしくお願いします。ペコリ。

ハハの本、それでも人を愛する犬をよろしく!」

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