黒いぼく

今日は愛車とのお別れでした。次の車が来るまでの約10日間、我が家は車が使えません。

 

 

お子たちが急病にならぬよう祈るばかりです。

 

 

愛車とのお別れを見越して、ここ数日はいつもに増してドタバタ。買い物へ出かけたり、自分の薬やべべとさぶの薬を取りに大巻先生の病院へ行ったり。コインパーキング代(300円)をケチり、ナースオノさんに外まで薬を持ってきてもらうという^^; ありがとうオノさん!

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ああ、ほんとうにさようならだ、そう思ったら無性に淋しくなってきた。せめてお腹いっぱいになるようガソリンを入れてバイバイするか―――。

 

 

 

・・・・・・いやっ、給油はガリバーに任せ、もうこのまま出発しよう。

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引き渡しを済ませ、徒歩30分かけ帰路へ。天気がよくて幸いです。

 

 

 

歩きすぎて軟弱な肉体と精神が萎えかかった頃、ふらっと寄ったスーパーにて安い野菜を発見。救われた気分になりました。そうだそうだ、おてんとさまはちゃんと見てくださっている。

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色とりどりで胸が躍ります。ほかにもゴチャゴチャ買ったからやたら重かったけど。

 

 

 

さて、703号室の保護猫サクとセス。実葉同様私にとっては愛おしい存在です。

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徐々に彼らのアピールもしていきたい。

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サク(黒白)はまだ時間が必要ですが、セス(黒)はサクと比べると性格が穏やかです。

 

 

 

でもね、セスも「逃げ癖」はついています。

 

 

 

たとえば私がとっさに手を出すと、反射的に身を交わすのです。

 

 

 

サクとセスは実葉とはちがう処世術で生きてきました。

 

 

 

実葉は敢えて人に甘え媚を売りながら生きてきたタイプですが、サクとセスは人と距離を取ることで本能的に自己防衛をしてきたんだと思うのです。

 

 

 

ずっと人が怖かったんだよね。

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人のやさしさをサクとセスに言葉で説明できたらいいのですが、彼らは言葉ではなく私の行動を見ています。近道はありません。一歩一歩、私の身で彼らに語りかけるしかないですよね。

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セスは凶暴性ゼロなので、人と環境に完全に慣れたらいいキャラクターになるでしょうね。

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キリリ。うん。ハンサム^^ でもまっ黒なんだもん。写真がむずかしいよ。

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ツイッターにあげたセスの動画の私の声は、セスに向かって必要以上に「黒い! 黒い!」を連発していますが、あれはこういう意味なんです。

 

 

 

かわいいのになあ。(部屋が暗いし)セス本体も黒いからきっとだれにもわかってもらえないだろうなあ。残念だなあ、セス超かわいいのになあ。

 

 

 

「なるほど ぼく実は ハハに腹が黒いと批判されているような気がしてなりませんでした 腹毛は黒いですが 腹の中は空っぽです ぼく お腹すきやすいです あと 黒いですけど影のような存在でもありません どちらかというと 日向の似合う男です」

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うん。はいはい。わかったわかった。セスの長い話は今度ゆっくり聞くね。

 

 

 

フリータイムデビューを果たしたサク坊

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セスだけフリーになっているのをうらやましそうにケージから眺めていたサク。ふびんになりちょっとだけ放牧してみました。セスを馴らすために今心を鬼にしている最中ですが、セスのQOLを考えると「ガッチリ」とか「キッチリ」とかはしなくていいのかなと。

 

 

 

日々ベストに近づくために模索しています。

 

 

 

明日は私よりカメラのうまい人が遊びに来るので、その人のサクとセスの写真に期待しながら手作りランチをふるまいましょう。冷蔵庫の中には昼間仕入れた野菜たちが控えています。

 

 

 

LOVE!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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10年選手 ほか

皆さまこんばんは。昨夜は見苦しいシワシワの写真を失礼しました。

 

 

まさか撮られているとは知らず(汗)。チチが私のだいじなパソコンを壊したのかと思い、涙ながらに抗議していたのです。どうしてもメールを送りたい方がいて、そうでなくても、ただでさえ胸が苦しいのに、どうしたらいいかわからなくなって。

 

 

まあ、あとでわかったことですが、チチのせいではなかった模様です。へへ。ごめんなさい。

 

 

 

私にパソコンをくださったお方から素敵なプレゼントが♪

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直木賞作家の森絵都さんの短編小説「出会いなおし」。毎晩自分へのごほうびに読ませてもらっています。今夜ももちろん読みます。森さんは天才、奇才、鬼才です。

 

 

読んでいて恐ろしさを感じました。誉め言葉です。

 

 

森さんは森さんの人生しか生きていないはずなのに、どうしたことでしょう? 登場人物の心情描写や背景描写があり得ないほどうまいです。うまいというか、「まんま」で驚く。

 

 

オシャレで軽やかなんだけど、ドッシリとした重厚感や深みがあります。語彙力もハンパじゃありません。短編が好きな方、小説に飢えている方はぜひ♪ 森さんありがとうございました。

 

 

ぜったい我が家にカレー食べに来てください。

 

 

 

さて、最近のできごとを少し。本日は長めのお散歩へ。風が気持ちいい季節ですね。

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散歩後、車内の掃除を。トランクがゴチャゴチャで萎える。

 

 

来週、ガリバーに12万円で引き取ってもらうことになっているうちの愛車。10年間お世話になりました。犬たちとのお出かけ、動物病院への搬送、保護動物の保護やお見合いやお届け・・・・・・東西南北、私といっしょにあちこち駆けずりまわってくれました。

 

 

 

理不尽な10円パンチにも耐えました。コツンとぶつけても保険料の値上がりにビビって修理を渋ったため、よく見ると傷だらけです。近頃は小さな故障を繰り返し、燃費の悪さで私に文句を言われ、ますます満身創痍に。

 

 

 

1円でも安く買いたいガリバーと、1円でも高く売りたい私たちのせめぎ合いの狭間にポツンと佇む姿を見ていたら、とてもじゃないけどただの鉄クズには思えず、さびしさがこみ上げます。

 

 

 

がんばってくれたね。10年間ありがとう!

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程度のいいのが中古市場で見つかったので、次は燃費のいいコンパクトで丈夫なハイブリッドカーにします。2台目も10年乗るぞ!!

 

 

 

そういえばほほももうすぐうちに来て10年。10歳だ。

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子猫時代から重度の水頭症を患っていたほほ。ほほの10年はロングでディープですね。

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高い場所にのぼってドヤ顔のほほ。目が合った直後私におろされてしまいました。

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ほほすごいねえ。でも落下したらあぶないから、ごめんね。

 

 

 

リビング反対側はリラックスモード。美女たちがお母さんに「寝よう」の誘惑をしてきます。辛い。

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最後に、保護猫サク&セスの話題を^^

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ひとり不毛な闘いをつづけていたサク坊(黒白)ですが・・・・・・

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私にとっつかまり

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洗濯ネットの中に入れられてしまいました。この後私はサク坊を連れてトイレへ

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万が一洗濯ネットから飛び出しても、トイレ(狭い個室)の中なら簡単に捕まる。だからトイレなのです。私に「連れション」の趣味はありませんので誤解のないようお願いします。ペコ。

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トイレの中でパチパチ。これで人間の流血沙汰が減るってもんですよ。

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以後、なんだか私は急にサク坊がぜんぜん怖くなくなり、サク坊にパンチされてもコネコネしまくっていたら抱っこOKに! 今サク坊は過渡期です。

 

 

 

「人間を信じてみようかな?」と考えなおしてくれています。さわるとガリガリのサク坊。小さな体でいっしょうけんめい世間に抗っている様子は逆に萌えますね。

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もういい。サクは人間にドンと任せながらのんびり生きてみなさい。

 

 

きみたちは人間の扶養家族になるのがいちばんです。ほんとうだよ。

 

 

 

ね、皆さま^^

 

 

ツラツラと失礼しました。

 

 

来週もどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

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春はそこに、の巻

うう。日々の更新がまったく追いつきません^^;

 

 

実葉のことも書きたいのですが、次回にします。

 

 

メールが滞っています。ごめんなさい。緊急の方は携帯にお電話ください。

 

 

今回は近況にいくつかのお題をつけて♪

 

 

 

【保護猫さくら(かえ)トライアル順調の巻】

 

 

 

さくらが先住もも姉(ももも703号室卒業生)のごきげん取りにいそしんだ結果

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一定距離以上近づくと怒っていた先住ももが・・・・・・

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さくらを受け入れるようになりました。女子猫同士って意外とむずかしいのにすごい!

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ももの信頼を勝ち得たのはひとえにさくらのひたむきさ、無害さ、やさしさの賜物だと思います。

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ツイッターにあげた動画にはさくらがももをいっしょうけんめいグルーミングする姿が映っていましたね。もももさくらも外で出産経験のある苦労猫。ひとりっ子わがまま姫になったももも、性格のいいさくらも、どこかの時点で折り合いをつけ、理解し合ったのでしょう。

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え? まだトライアル? さくらが703号室に帰ってくる可能性あるの? と驚いている皆さま! ちがいます(笑)。でもちゃんと書きたいのでちょっとお時間をください。

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ももは703号室時代「海子」という名。私とは強烈な出会い方でした。私は偶然にも海子の保護前に海子が産んだ猫たちを何頭も保護し里子に出していたのです。縁の深い子です。さくらはご存じ「かえ(花枝)」。ふたりに興味がある方は、ブログ上部の検索バーにキーワードを入力しお読みください。関連記事が多すぎてリンクを貼ることができないのです。泣。

 

 

ご主人が誤ってさくらの食器を割ってしまったらしく、同じのをさがしていたら春バージョンの「さくら柄」を発見し、即買ったんだとか。かわいい食器がさくらに似合っています。

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もももさくらも愛おしいなあ♪ さくら、さくらの粘り勝ちだね。その調子その調子!

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【ぼくたち男子コンビもなかよしです、の巻】

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はい。知ってます。703号室のあまぱんとさぶは・・・・・・

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連れションをする間柄です(爆)。

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【べべ公の近況の巻】

 

 

 

まもなく16歳と2カ月を迎えるうちの長女べべ公。体調は万全とは言えません。けど、それなりに、べべなりに、がんばって生きています。毎日が奇跡です。ありがたいことです。

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数日前、嘔吐がひどかったので断食、断水させ、脱水を防ぐため皮下点滴をしました。

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貧血だと点滴はまずい。迷ったのですが、おそらくべべは重度の貧血ではなさそうと踏んで1本(60ml)だけ入れることに。そうしたら翌日、体調が戻ってきたのです。

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うれしかったなあ。今宵も私のそばで寝息を立てています。

 

 

 

【人の健康の巻】

 

 

自己管理不足のツケがたたり、私は今、週に2度ほど通院をしています。結石やらコレステロールの問題やら持病の肝臓やら婦人系の病気やら・・・・・・。背中の痛み以外はとくだん自覚症状がなく、体はピンピンしています。残念ながら皆さまの同情には値しません^^;

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私もすっかり中年。改善できる部分はしたい。

 

 

ということで、通院や投薬以外に「食事」に気をつけることにしたのです。

 

 

昔から甘いものはそんなに食べませんし、お肉よりは野菜や魚介が好きなのですが、「卵料理」に目がないのも事実でした。卵は1日何個でも食べられます。

 

 

しかしそれじゃイカン!!

 

 

命が惜しい。できることなら長生きしたい。

 

 

で最近、こんな感じの食事を摂っています。おかゆ炊いてすすってます。

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この日のメインはイチゴ

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サンマは積極的に食べています。DHAだいじ! 1尾焼きますが食べきれずに半分を次の日にまわしてしまうことも。(おからはマイママさん、ワカメはにゃん太さん&マイママさんより)

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夜食用にワカメとネギのサラダを作ってみました。海草類は大好物♪

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外食の際もメニューを慎重に選ぶことに

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個人で細々とですが、私は保護譲渡活動をしています。キャンセルできない約束が多いです。チチの不在時はお子たちのお世話を投げ出せません。家事も常に溜まっています。在宅の仕事もしています。だからぜったいに病気で倒れるわけにはいかないのです。

 

 

自分の自己管理の先に、家族の幸せがあると信じています。皆さまもそうですよ。

 

 

お互い健康でいましょうね。

 

 

 

【梅の花の巻】

 

 

この前私は用事のついでにパワースポットへ行き、実葉の良縁祈願、サク&セスの良縁祈願、うちのお子たちの長寿祈願、卒業生と里親さん方の健康祈願をしてきました。

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本堂横を散策。春を見つけひとり心が躍る。色鮮やかで美しい一本です。

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【辻が花の巻】

 

 

花で繋げて・・・・・・久保田一竹の辻が花。来月これを着る機会に恵まれウキウキしています。

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見れば見るほどウットリ。これは母の唯一のお宝。借りるのは2度目。前着たとき私は30代でした。あれから11年経ちしっかりと加齢し(?)当時より着こなせるかもとうぬぼれています。

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ていねいに物事を考え、ていねいに行動をするよう心がけると日常が楽しくなりますね。気分が落ち込む日があってもすぐ再び浮上できるのは、お子たちと善き皆さまのおかげです。

 

 

謝謝!

 

 

LOVE!

 

 

 

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サクとセス

さて、今夜は2月27日にタイムスリップします。

 

 

その日私はemi-goの病院をめざして車を走らせていました。MWさまがemi-goの病院へ保護猫を連れて来るという噂を聞き、自作の猫の「保護譲渡に関する資料」を手に無アポで会いに行くことに。MWさまは長年703号室を応援してくださっている私にとって特別な方。

 

 

今MWさまは5匹の保護猫を抱えてたいへんな思いをされています。私でお役に立つことは? と考えた末、とりあえず病院へ押しかけることにしたのです。

 

 

・・・・・・ら、その前に会っちゃった(苦笑)

 

 

猫に・・・・・・しかも2匹も^^;

 

 

停車しようと入ったコインパークにて、黒白の猫を発見。★の位置にいたのです。パーキングのまわりは車道だらけ。パーキング内に私が車を入れても黒白は逃げようとせず、その場でハト? だと思われる鳥の羽を一心不乱に食べようとしていました。非常に危険な状況です。

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黒白猫をよけるようにして停車後、目を凝らすと塀の上に黒猫の姿が。2匹はきょうだい?

 

 

 

徒歩30秒弱のemi-goの病院にもし捕獲箱があるなら、保護するしかありません。

 

 

院内について即聞いてみました。

 

 

私「あのさあ もしかして捕獲箱とかって、あるの?」

 

emi-go「え、ありますよ」

 

 

あるんだね。あるんだ。あっちゃうんだ。はあ。

 

 

まあ、なら、(はあ)借りよかな?

 

 

このとき頭の中で考えていたことは2つ

 

①2匹とも保護できるかな? 黒白は飢えていそうだから捕まるけど、黒は読めない。

 

②また一からフルコース(保護~ケア~里親募集~譲渡)×2だ・・・・・・正直、疲れた。

 

 

捕獲箱をセットしながらemi-goや病院スタッフに超簡単に事情を説明し、あとをついてきたemi-goといっしょにコインパーキングに走りました。

 

 

emi-go「ああ猫だ! (捕獲箱に)入りますかね?」

 

私「黒白は入る」

 

 

という会話を交わした次の瞬間、黒白が箱に入って無事保護完了!

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黒白を箱から出し一刻も早く同じ箱で黒猫を保護しなくては。私の保護によって片方が飢えから解放され、片方が路頭に迷うのは後味が悪い。やるなら2匹ともやらないと気が済まない。

 

 

「箱早く使いたい、箱」

 

 

念仏のようにブツブツ呟く私を見てemi-goと中島先生が急いで黒白を箱から出し洗濯ネットに移してくれました。手際がよくてさすがです。※その際の動画をいくつか撮ったのですが、気になる方はツイッターでさがしてご覧くださいね。ペコリ。

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箱と道具を手に現場に戻る。黒猫、いるかな?

 

 

 

 

やった! いたーーー!

 

 

 

で、この写真に戻ります。

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黒白に比べなかなか警戒心が強そう。私が見ている前だと入ろうとしません。

 

 

私は10分間気配を消すことにしました。

 

 

いったん病院に戻りMWさまにごあいさつ。すぐ再度現場へ!

 

 

 

すると入ってましたよ(涙)。黒いのが。やーい! お前さんは希望の塊です。

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捕獲箱の使い方や具体的な保護方法は虐待目的の人間の目にふれるといけないのでブログには書きません。興味ある方は「教えてアンニイさん(保護の回)」で実際にお話ししましょう♪

 

 

 

箱から出た2匹は

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洗濯ネットをかぶったまま診察台へ。おててが汚い。苦労してきた証拠です。

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一目で黒白の栄養状態が悪いのがわかりました。生後半年弱なのに体重が1.5キロしかない。こんなに痩せた猫はひさびさです。ウイルス検査、駆虫、風邪の治療を依頼

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ウイルス検査は2匹とも陰性

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予定どおり待合室でMWさまに「譲渡について」を一方的にお話しさせてもらったあと、帰宅。

 

 

 

中島先生よろしくお願いします。

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この際2匹との出会いは必然だったと思い込むことにします。

 

 

 

次の日、emi-goの病院へ

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コンビでいたいた(笑)

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ふたりの食器に回虫さんもコンビ

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なんとこれ、口から出たらしいのです。

 

 

口から回虫を吐くってことは、お腹の中が虫だらけってこと。

 

 

駆虫したので虫とはサヨナラできましたが、ただでさえ食べるものに困り痩せているのに、お腹に寄生した回虫に栄養を奪われどんなに辛かったか。でももうだいじょうぶね。

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「シャー!!」

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いいお返事。

 

 

風邪が治ってワクチンが終わった頃に迎えに来るね。

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で、保護から10日後、迎えに行ってきました。703号室に連行です。

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emi-go治療費安くしてくれてありがと。最初お金いらないとか言うからちょっともめましたよ。

 

 

 

「ここ どこだよ!!」

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703号室だよ!

 

 

 

「おれ知らない こんな場所っ」

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うん。そうだろね。はじめて連れてきたわけだし。

 

 

黒白の威嚇がすさまじいので、かわいそうですがいったんきょうだいを離れ離れに

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血も涙もない人間ですみません。

 

 

 

「あの ここなにするところですか?」

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「強制労働とか なにかの実験施設とか・・・・・・」

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「ぼく 巻き上げられるお金もないですし 体力のほうも自信がありません」

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ぽつーん

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笑。いらっしゃい。おまえさんたちは健康なニートでいてくれたらじゅうぶんです。

 

 

 

出稼ぎから戻ったチチに2匹の存在がバレ(言ってなかったんです)「金ちゃん」「玉ちゃん」の名前を授かりそうになってビビった私。話し合いを重ね「サク」と「セス」におさまってホッとしています。捕まった順でおぼえてください。黒白が「サク」で黒が「セス」!

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ふたり合わせて「成功」。いいですね。しかし今回はセットでのご縁を考えていません。

 

 

もちろんセットでもいいのですが、現時点のサクとセスはあまりにも性格がちがうため、まずはセスをお婿入りさせようと思っています。サクは慣れ次第かな? サクが落ち着くまでセスが待つ必要はないので、早い段階でセスの家族募集を開始します。

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より目。実物すごいかわいさです。

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人にはベッタリ

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セスはリビングにふつうに放牧していますよ。

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ツキノワグマベイビー

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なわけでドタバタの尽きない703号室ですが、皆さまどうぞごひいきに!

 

 

 

次回はトライアル中のさくら(かえ)の様子や703号室の最近のできごとなどをお送りします。

 

 

 

LOVE

 

 

 

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同じ空の下をテクテク歩くきみへ

昨夜はあたらしい保護猫2匹を迎えにemi-goの病院へ行きました。

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保護した経緯はまだブログでお話ししていませんでしたね。おいおいきちんと整理します。

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さあ、行こう。emi-goと中島先生お世話になりました。ありがとうございました。

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2匹のことは改めてきちんと紹介させてください。

 

 

 

最近はあちこち(自分の)病院へ通っています。ふう。私もすっかり中古だなあ。これからも通院が必要ですが、気力だけは人一倍ですのでご心配には及びません。

 

 

 

夜はこんなに美しい天使がそばにいてくれるんですもん。

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私の席はちゃんと空けてくれています。ナナ、ありがとうね。

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あまぱんの点滴を見守ってくれています。

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自分の点滴は暴れて抵抗するんですが、他者のときは落ち着いた表情(笑)。

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この前ナナとの思い出を書きましたよね。

 

 

「こんにちはナナちゃん/幸せの703号室」

 

 

 

その際サッと流したのですが、今夜はナナのきょうだいたちの名を書かせてください。

 

 

ナナ

私の愛犬。1歳8カ月で保護。土手を出て我が家へ

 

タカコ

2歳未満で土手で餓死。亡くなる前4頭の子犬を出産。タカコの子は2頭が死に、2頭が生存。うちの1頭が我が家のリルで、もう1頭のゆずは里親さん宅で幸せに暮らしています。

 

アオヤマ

2歳未満で土手で焼死

 

ジョウユウ

2歳未満で土手で焼死

 

リュウ

6歳で土手より保護し里子へ。里親さんとは年賀状のやり取りをしています。元気です。

 

コロン

6歳9カ月で土手より保護。コロンJに改名。ご存じのとおり里親さんに溺愛されています

 

そして最後はゴクドウ

7歳で土手より保護。ゴクウに改名。15歳のゴクウは里親さん宅で暮らしています。

 

 

ここまで書いて、精神的に限界。この11頭は私にとってかけがえのない存在です。

 

 

私ができたこと、できなかったことを、ぜんぶお伝えするのはむずかしい。

 

 

15年前、非力だった私は、べべの散歩時に行った土手で20頭以上の犬たちと出会いました。

 

猫もいっぱいいました。飼えなくなるとみんなが土手に捨てていってしまうのです。

 

犬たちは方々に散っており、たとえばA地点に1頭、A地点から1キロ離れたB地点に5頭、B地点から2キロ離れたC地点に6頭、といった具合でホームレスたちの番犬にされていました。

 

犬たちの状態は決してよくありませんでした。

 

健康診断はおろか、フィラリア予防、狂犬病注射も受けておらず、残飯をもらって命を繋いでいるだけ。引き取られる先が穏やかで面倒見のいいホームレスならそれなりにマシな生活を送れるものの、暴力的で面倒を見ない人間に引き取られるとほんとうに悲惨です。

 

当時はホームレスというより暴力団関係の人間たちが一定数土手で暮らしていたのです。

 

 

(リュウを除く)ナナたち6頭は運悪く、ひどく犬を殴る人間たちの番犬となってしまいました。

 

 

皆さまの想像しがたいような隔絶された非合法の世界で犬たちは育ちました。

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これは15年前に私がインスタントカメラで隠し撮りをしたナナたちの写真ですが、この写真の子犬たちは写真の翌月あたりから徐々に理不尽極まりない扱いを受けはじめ、半数がバタバタと死んでいったのです。生きられたのに、ちがう家でなら生きられたのに!!

 

 

15年経った今でもこの犬たちのことになると私は感情が抑えられず、爆発しそうになります。

 

 

ごめんなさい。

 

 

私は「保護」を目的としていたのですが、男たちが怖くてできませんでした。

 

 

仮に1頭盗むのに成功したところで、すぐに私の仕業だとバレて男たちに警戒され、以後ほかの犬たちに会わせてもらえなくなるのがオチです。

 

だからバカみたいに、ただ焼酎や犬のフードを手に土手に通うしか能がありませんでした。

 

土手に通うために私は前夫と離婚。

 

ヘラヘラ笑いながら土手にいる男たちに媚を売ったことも一度や二度ではありません。

 

土手の男たちからたまに浴びせられる卑猥な言葉が大嫌いで聞くたびに吐き気がしました。

 

 

しかし通わないと犬たちが気になって私は仕事もなにもかも手につかないのです。

 

 

そうして虎視眈々と保護する機会を狙いながら、7年の歳月をかけて、私は最後の1頭、ゴクウを土手から出しました。私の人生がかかっていたと思います。

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土手を出る間近のゴクウ。この時期のゴクウはいいホームレスさんに巡り会えて屋根のある小屋を作ってもらい、栄養状態、衛生状態も悪くありませんでした。ゴクウを連れて帰りたいとの私の訴えに対し、最終的に首を縦に振ってくれたホームレスさんには感謝しています。

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ナナに遅れること5年4カ月、ついに土手を出たナナのきょうだいゴクウは、703号室で私の保護犬として生き直すことになりました。左がゴクウで右がナナ。7歳の頃です。

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なんの手もかけられずに土手に繋がれていただけだったのに、ゴクウは家庭犬として完璧に振る舞って見せました。どこに出しても恥ずかしくないほどの立派な紳士です。

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けれどときどき、背中を触ろうとすると反射的に私を噛もうとしたのです。

 

 

昔のブログにそのことを書いてあるのですが、残念なことに添付していた写真はぜんぶ消えてしまいました。文章だけでもよければ→「普通の背中/幸せの703号室

 

 

いっしょにドライブにも行ったし

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病院でもおりこうだったよね。

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ドッグランデビューも果たしました。ゴクウを抱っこしているのが私でナナとリルも近くにいます。

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里親さんちへのお届けの日。淋しかったなあ。

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新居にて

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ゴクウ用のおもちゃ

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すでに7歳のオトナだったけど、終の棲家で子犬のようにはしゃいだゴクウ

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そのゴクウが15歳をむかえ、木々の香りを確かめながら歩いています。

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首にしっかりと迷子札をつけて、自分の道を、里親さんとともに

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ナナ同様、足腰は悪くなってきたものの、1日に4回のお散歩へ出かけ、健康診断ではなんの問題も見つからなかったそうです。ゴクウやるね。すごいねえ。

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家族に囲まれて暮らすために、お前さんは生まれてきたんだと思う。

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ちょっと遅くなったけど、15歳の誕生日おめでとう。

 

 

近々ナナを連れて会いに行くからね。

 

 

あああああああああああ、LOVE!

 

 

 

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