休日とふたつのお祝いを楽しむ準備

皆さまこんばんは。1月はじめから取り組んできた「むずかしい仕事」の終わりが見えてきました。

 

 

とはいっても、気は抜かない性格ですが……完遂できるよう、ラストスパートをがんばります。

 

 

約2か月(か、それ以上)、私は、日焼け止めと眉毛を描くだけで、ほとんど同じ服を着つづけて、自分にかまう余裕がまったくなかったのです。友だちとも会っていません。

 

 

さぶの入院もあったし、「遊び心」を完全にロスした期間でした。まあ、今もですけど^^;

 

 

だから、最近は、ホリデーを迎える自分を妄想しています。

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2月の後半は、私、3日ほどおやすみがあるのですよ。

 

 

ギャー! うれしいーーー!

 

 

「よかったですね?」

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「ぼくはしょっちゅう やすみですけどね」

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「ねこに生まれてきて 室内で生活できて よかったです」

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保護猫ぱっくんとちゃみは、元気に過ごしています。

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ちゃみは、日々朝晩のお薬をがんばっていますよ。さぶもね!

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せっかくの休日を、どう過ごすかを考えるのがたまらなく幸せです。

 

 

まず、ネットで自分にごほうびを買ってあげました。

 

 

6、7年前からほしかったレペットのバレーシューズ♡

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私は「革」ではなく、レペットにしてはリーズナブルなビニール製のレインシューズにしました。もちろん、晴れの日にも履けるし、丈夫なので、コスパはいいと思います。

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昔は、ヒールが好きで、よく高いヒールでカツカツ歩いていたけれど、もう、さすがにムリですね。

 

 

1年のうち、330日はスニーカーで過ごしています。

 

 

たまには、ヒールのないバレーシューズで、少しオシャレをしたいなあと♪

 

 

そして、おうちでこの殿方とベタベタしつくそうと考えています。

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私の生き甲斐ですから!

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2月は703号室にとって、たいせつなお祝いがふたつあります。

 

 

①笑平の9歳のお誕生日。笑平は保護犬ですが、誕生日はしっかりとわかっているのです。2月生まれの笑平を、いいところに連れていく予定を立てました。喜んでくれるかな?

 

 

②さぶを保護して丸10年。さぶは2014年の2月に私が近所で保護した成猫さんなので、2024年で10年になるのです。家族として私のそばにいてくれて、さぶに深謝しています。

 

 

昨日、仕事の合間に、2月の主役ちゃんたちを病院へ連れて行きました。

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さぶはレントゲン検査と薬の処方。ついでに、保護猫ちゃみの薬も処方してもらいましたよ。

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一時、3キロ台にまで落ちていた体重が、4.1キロになりました。森永キドナのおかげです。

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膿胸や肺炎もキレイに治っています。どうか、このまま、このまま!

 

 

笑平は、腹部をかゆがるので、アレルギーに1か月程度効く注射をしてもらいました。

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1本8,800円とお高いのですが、かわいい笑平のためですからお母さんはがんばります。

 

 

眼圧測定や目薬もお願いしました。

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笑平、将来的には、目の専門医で、目の手術をすることになるかもしれません。

 

 

なんとか、目薬で悪化を食い止めていければいいなあ。

 

 

闘病ばかりだと、犬猫も人間も疲弊してしまうので、笑顔になれる行事を挟みながら、向き合っていきます。家族の前ではやさしいお母さんでいられるよう、精神的なゆとりをもって、生きたいな。

 

 

私と出会ってくれてありがとう!

 

 

LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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キラキラの回想 12月半ば、大好きなおじとの思い出

皆さまこんばんは。おかげさまでさぶの体調は、低空飛行ながらも安定しています。

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保護猫たちも元気です。まずは、写真が少ない「きなこ」をどうぞ♡

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警戒しているけれど、フォルムがたぬきさんみたいでかわいいですよね。

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ちゃみは、発作を起こさずに維持できています。

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もうすぐ不妊手術だけど、ちゃみの場合は、さすがにドキドキしますね。

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ちゃみ、がんばるんだよ!

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さて、ここからは、犬猫に関係のない話題ですので、興味のない方はここまでで失礼します。

 

 

今、私の出身の台湾では、旧正月のお祝いの真っ最中ですが、私は、日本のお正月も、台湾のお正月も、仕事仕事仕事でございます(笑)。毎年、それが少しだけ悲しいかも(笑)。

 

 

家族が集まる機会だから、本当は家族といっしょに過ごしたいですよね。

 

 

ペットシッターの仕事をしてから、母にネチネチ責められるようになりました^^;

 

 

母もさびしいのでしょうね。

 

 

私は約9歳まで台湾にいたのですが、少女時代の私の生き甲斐は、母と、父と、おじ(母の弟)でした。おばたち、天国に眠るおじ(母の兄)、祖母も、私は好きでたまらないのです。

 

 

私という人間の、ほとんどを形成してくれた方たち。歳をとった現在も、感謝の気持ちでいっぱいです。実の父は、生死も居所も不明で、母の兄妹たちも、台湾やアメリカにいて、ふだんは会う機会がありません。私にとって、特別な方々なのに、不義理をしっぱなしで恥ずかしいです。

 

 

昨年12月は、ロサンゼルス在住のおじ(母の弟)が、私たちに会いに日本に来てくれました。

 

 

「私の生き甲斐」だったおじです。

 

 

おじは、高校生、大学生の頃、幼かった私の面倒を見ながら、学業に励んだ方なのです。

 

 

おじは、若くして台湾を出て、単身でアメリカに渡りました。コネクションがなく、家族の反対もあり、裕福ではなかったおじにとって、簡単なことではありませんでした。

 

 

しかし、おじは、どんなときも歯を食いしばり、アメリカで家族を築き、アメリカの銀行に40年務めあげて、ついに、自由気ままな定年退職を迎えたのです。すごいですよね。

 

 

おじと、おじのお孫ちゃん

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おじの存在も、その成功も、私の誇りです。

 

 

断片的ではありますが、苦労していた若かりし日のおじを、私はよくおぼえているのです。

 

 

なのに、おじが日本に遊びにきた2週間も、私は、仕事仕事仕事でございました。

 

 

そして、保護猫ぱっくんの真菌の治療の真っ最中で、常に消毒と洗濯をしていた時期です。

 

 

それでも、空港におじを迎えに行けたこと、その日のディナーを共にできたこと、目黒雅叙園の和食のレストランに招待できたこと、街をブラブラして、ちょっと早いクリスマス気分を味わえたこと、家族揃って銀座でランチできたことがうれしいです。本当は、毎日会いたかったし、私の知る東京を隅々まで案内したかったけれど、社会人だから、なかなかむずかしいですよね。

 

 

私が招待した雅叙園の和食に大興奮のおじ

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何枚か記念写真を撮りました。

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ファッションセンスが、上品で素敵なおじです。

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好きなものを大切に長く使うのがポリシーだそうで、日本でよく着ていたブルネロ・クチネリ(!)のくすんだパープルっぽい色のカシミアのジャケットが、超絶に似合っていてかっこよかったです。

 

 

私はブルネロ・クチネリの服を着る男性をはじめて間近に見ました。記念にタグをパチッと!

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私が非常に忙しい時期だったので、チチがおじを山に連れて行ってくれました。

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ふだんは、無関心で不愛想なチチですが、やさしい一面を見れた気がします。ありがとう!

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おじも、男性同士の日帰り旅を、喜んでいたと思います。

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帝国ホテルのロビーにて(母、妹も添えて)

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まだ2か月前なのに、メイクして出かけたのが遠い昔のように感じます。

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皆さま、私のおじ自慢におつき合いくださり、ありがとうございました。

 

 

おじとは6年ぶりの再会だったし、ずっとどこにも出かけていないので、キラキラの思い出写真をUPしてみました。いつか私も、おじを訪ねてロサンジェルスに絶対に行きます。

 

 

皆さまと皆さまの愛する方々が、笑顔を絶やしませんように。

 

 

LOVE

 

 

 

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さぶのちかごろ

皆さまこんにちは。私は今、自分の人生の中で、もっとも働いています。

 

 

ペットシッターという職業は、本来は非常に不安定で、仕事の重なる日と、ヒマな日があるはずなのですが……ありがたいことに、最近の私は、とにかく休みがありません。

 

 

1月4日に1日だけ休んだのですが、その前も、その後も、ずっと仕事です。(言い訳がはじまりますが……)だから、ブログにまで余計に手がまわらない状態なのです^^;

 

 

次の休みは2月21日になるのですが、もちろん、楽しみな予定を入れています。

 

 

そして3月は、自分なりに、お仕事をがんばりつつも、のんびりと過ごすつもりです。

 

 

さて、ピチコさんよりうれしいプレゼントをいただきました。ありがとうございました。

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猫のおやつも

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猫砂も、別便で届きました。

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ゴディバのチョコも入っていましたが、もう、全部胃の中におさめています(笑)。

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ピチコさま、ごちそうさまでした。

 

 

「ぼくからも ごちそうさまでしたっ」

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わかりづらい写真ですが、保護猫ちゃみの奥に、保護猫きなこも写っています。

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フリーのきなこは、リビングによく顔を出すようになったのですよ。

 

 

703号室には、保護猫トリオのぱっくん(黒白)、ちゃみ(茶白)、きなこ(キジトラ)がいます。

 

 

皆さま、お見知りおきくださいね。

 

 

そうそう。ご心配をいただいているうちのさぶの近況ですが……

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退院時は、大きなエリザベスカラーと、鼻カテーテル、ドレーン手術の糸がついた状態でした。

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さぶは生活しづらかったと思うけれど、その頃は、この形がベストだったのです。

 

 

でも、ドレーン手術の糸を抜糸したタイミングで、鼻カテーテルを抜いてもらって、カラーも取ってしまったのです。鼻カテーテルは便利だけど、一生ものではないですものね。

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いろいろ取れて、晴れ晴れしたね♡

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「まあね」

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温活中のさぶ。すずらんはしっぽだけの登場です。

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入院前4.5キロあったさぶの体重は、3.8キロにまで減ってしまいました。

 

 

そもそも数年前は、6キロ近くあったので、昔と比べると、約半分になってしまったのです。

 

 

さぶ、痩せたなあ……

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食べさせるのがどんどんむずかしくなっています。

 

 

一度に食べられる量もだいぶ減りました。

 

 

ときどき、さぶがペラペラになって、しまいには消えてしまう気がして、恐ろしくなります。

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なんとか生命維持量を食べてもらえるよう、工夫をしなくてはいけませんね。

 

 

「超過密スケジュール」から、「まあまあ忙しい」になってきて、心に余裕が出てきた私

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気休めなことを、つい、ね!

 

 

お目汚しを失礼いたしました。

 

 

皆さま、寒さ対策をして、乾燥にもお気をつけくださいね。

 

 

いつも寄り添ってくださってありがとうございます。

 

 

LOVE

 

 

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ぱっくんとの回想 ③真菌との闘い

皆さまこんにちは。さぶが派手に朝ごはん(50ml)を吐き出してしまいました。

 

 

常備薬のセレニア(制吐剤)と胃薬を投与したあと、再度20ml入れて仕事へ。帰宅後、皮下補液180mlとごはん25mlを鼻カテーテルに流していますが、今は落ち着いています。

 

 

ケアがむずかしいですね。でも、たいせつなので、さぶの「身体の声」に耳を傾けています。

 

 

さて、保護猫ぱっくんの第三章!

 

 

他県の保健所出身のぱっくんは、なかなかご縁が決まらず、我が家での保護を決意しました。

 

 

ぱっくんは、引き出しを担当したAiちゃんちを経由して、東京へやってきたのですが……

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着いて早々、洗面所に設置した小さなケージでの隔離生活がはじまったのです。

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ぱっくんは真菌(カビ)でした。命に関わる病気ではないのですが、感染力は侮れません。

 

 

当時703号室には、さぶ、すずらん、笑平、保護猫きなこ、ちゃみ、嫁入り間近のきゅうちゃんがいたのです。しかも、きゅうちゃんが嫁ぐ先には、同居予定のろくちゃん(ほかの保護主さんの保護猫)が加わる予定です。私自身も、犬猫に関わる業種なので、なにがなんでも、感染を出すわけにはいきませんでした。だから、睡眠時間を削って「家事」をしまくるしかなかったのです。

 

 

ぱっくんを引き受けたことは、一度も後悔していません。保健所にいた頃は、真菌の症状が出ていなかったし、職員さんたちは、心を込めてお世話をしてくださったことでしょう。

 

 

けれど、ふつうの2LDKのマンションに住む私にとって、ぱっくんの隔離は至難の極みでした。

 

 

正直な話、消毒、通院、投薬などで、想定外にお金がかかりました。

 

 

すべて自己責任ですが、運転しているときに、ふと涙が勝手に出てくるようになり、私のメンタルは、1か月半以上、緊張の連続で、ボロボロの状態がつづいていたのです。

 

 

「ハハ~ だいじょうぶ?」

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大丈夫じゃない、かな^^;

 

 

なにより、私がいちばん苦しかったのは、遊びたい、甘えたい盛りのぱっくんを、ただひたすらに、窓もない洗面所に閉じ込めてしまったこと。ぱっくんの青春を台無しにしての闘病だったのです。

 

 

振り返れば、保健所でも、ぱっくんは常にひとりぼっちでケージの中にいて……この子のありあまるエネルギーは、向かう場所が見当たらず、不健全に抑え込まれていた気がします。

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ぱっくんを撫でたら、シャワーを浴びてから、丸ごと着替える。

 

 

ぱっくんを洗面所内でフリーにしたら、壁や床……ぱっくんが触れたものはすべて消毒する。

 

 

そして、塩素につけおきした大量の洗濯物を、洗う、干す、洗う、干す、洗う、干す、洗う。

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いつもはだらっとしているチチも、真菌の件だけは本気で協力的でした。

 

 

ふふ。ぱっくんだけが使う猫じゃらしを買いに行った際の一枚

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私は、人間も含めてだれひとり、感染を出さないと心に強く決めていたのです。

 

 

大活躍したのは、キッチンハイター、ヒビテン、パルジェット、バイオウィルと、レインコート

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※真菌は、空気感染しません。

 

 

男性、女性兼用のサイズを買いました。これでチチも私も着られます。

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防護服越しではあるものの、ぱっくんを抱っこできるのがすごくうれしかったです。

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2日に1回は、洗面所から出して、4畳ほどのホールで遊ばせました。

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遊び終わったら当然、なにもかもを、徹底的に消毒、です。

 

 

「どうしてみんなと会えないの?」

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「ハハ~ ぼくたいくつです」

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(もっとも距離を取らせた)きゅうちゃんや、ちゃみとは同じ位の月齢だから、できるなら、遊ばせたい。みんなが追いかけっこしている姿を見たい。楽しいし、かわいいだろうね。

 

 

「たべるのも ひとりです」

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ぱっくん、ごめんね。

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日向ぼっこもしたいよね。させてあげたい。日光浴は気持ちがいいんだよね。

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でも、必ず治すから、急がば回れの精神で、ぱっくん、私を信じてがまんしてください。

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「ハハ~ “この先”はあるの?」

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ある。私がぱっくんに、この先を見せてあげる。約束する。

 

 

いろいろな意味でキツすぎた約1か月半の隔離生活を乗り越えて、ぱっくんは、現在、家じゅうのあちこちを、ぴょんぴょん跳ねています。のびのびとくつろぐぱっくんは、いいお顔をしています。

 

 

きゅうちゃんはその間に卒業したのですが、ちゃみとは元気に絡み合っています。

 

 

もちろん、だれも感染していません。

 

 

ここには書き尽くせない苦労や疲労をようやくまたいで、私は、やりきって、胸がいっぱいです。

 

 

少し前の自分に、このブログを読ませてあげたいです。

 

 

がんばれ、もう少しだよ、と。

 

 

ヘトヘトに参っていたとき、お友だちのまなちゃんが台湾の豆花を差し入れてくれたのを思い出します。ほんのり甘くて、子ども時代から大好きな豆花。あの味はミラクルでした。ありがとう♡

 

 

「命」や「責任」の下敷きになって潰れてしまわないよう、ふうと深呼吸を、ね!

 

 

ふう。

 

 

皆さまお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

ぱっくんの2か月ストーリーは、次回で完結です。

 

 

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ちゃみのカラダのこと

皆さまこんにちは。私はまたひとつ、歳を取ってしまいました。

 

 

加齢との闘いも切実ですね。

 

 

そんな私にとって、さぶが生きていてくれていることが、なによりのプレゼントです。

 

 

仕事で、とてもむずかしい案件を抱えたままですので、常にいっぱいいっぱいで、ブログにまで手が届かない日々ですが、今日は保護猫ちゃみのことを書かせてくださいね。

 

 

11月の中頃にお客さんちで出会ったちゃみ^^;

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「ねずみとり」のネバネバが全身についてしまい、落とすのがかなり大変でした。

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ちゃみも、洗われるのをがんばったね!

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ちなみに今は、キラッキラの女の子に変身しています。

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うちに来てしばらく経って、ちゃみは意識喪失を伴う「発作」が起きるようになりました。

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なんの前触れもなく、いきなり「けいれん」を起こしてしまうのです。

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発作は連日つづき、その際は必ず、失禁もセットでした。

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心配で、病院へもちょくちょく通っていました。

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咳も気になるので、一時は、抗てんかん薬、気管支拡張剤、抗生物質を飲ませていたのです。

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咳の方は、薬を飲み切って、様子見中です。

 

 

前よりはよくなっている気がしますが、まだたまに、コホッとやっています。

 

 

発作の方は、以前UPしたとおり、1月12日に東大病院でMRI検査をしました。

 

 

MRIだけでなく、いろんな検査も行いました。

 

 

血液検査→問題なし

 

 

神経学的検査→大きな異常なし。年齢の割にはなんとなく沈鬱な感じ

 

 

眼科検査→眼底検査、異常なし(この時点で、FIP、トキソプラズマの可能性が低くなった)

 

 

MRI検査の直前の時点で、疑われていた病名としては、①突発性てんかん、②先天的な奇形(水頭症など)、③その他(腫瘍、脳炎、脳出血、脳梗塞)のいずれかでしたが、脳に異常が見られなかったことから、診断結果は①の突発性てんかんとなったのです。まさに、完璧な消去法ですね。

 

 

ちゃみの突発性てんかんには、フェノバール(フェノバルビタール)という薬が効いているので、フェノバールを投与しつつ、つき合っていくことになりそうです。一度、半分に減薬してみたのですが、発作が起きてしまったので、最近は、1日1錠(朝夕2分の1ずつ)を飲ませています。

 

 

ちゃみは、病気ゆえか、もともとの性格か、おっとりとしています。

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診察もラクラク

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どこに行っても、かわいいと言われます。

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ちまっとね♡

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抱っこも無抵抗♪

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甘えん坊で、やさしくて、ごはんが大好きなちゃみ

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のんびり屋さんですが、遊ぶのだってじょうずですよ。

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ほらね?

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次の目標はちゃみの不妊手術ですが……その前にさぶの退院、ですね。

 

 

※ちゃみのMRI検査の費用は、ちゃみを保護した方が負担してくれました。まだ若く、未来有望のちゃみに、大きな検査を受けさせることができて、よかったと思っています。

 

 

皆さま、お読みいただきありがとうございました。

 

 

ちゃみも大変だったのですが、実は、ちゃみ以上に大変だったのは、保護猫ぱっくんです。

 

 

「ぱっくんバージョン」も近日中にお送りしますね。

 

 

ちゃみは病気と闘っているものの、変な話、病名は、私たちが、いちばん望んだものだったので、素直に喜びたいです。皆さま、お読みいただきありがとうございました。

 

 

では、さぶのお見舞いに行ってきます。

 

 

LOVE

 

 

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