ほたるにくださった質問への(まじめな)回答

本日はいただいた質問にお答えしていきます。

 

 

まず質問をしてくださった方へ「ありがとう」を。ブログを書くとき、私はほたるの未来の家族が読むかもしれないことを意識しています。

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お寄せくださった質問は、きっと未来の家族も知りたいはず。

 

 

質問をしてくださった方は、それを重々承知でしてくださったのがわかります。微々たる活動をこのような形で応援していただき、本当にうれしいです。

 

 

ほたるとはじめて会ったとき、emi-goは(ほたるの家族が)「決まらないのでは?」と心配していました。全盲の猫さんを里子に出したことのある私は、自分の経験値から「そんなことはない」と否定。苦戦になるのはわかっていました。

 

 

でも、やる前からダメだと決めつけてしまうのはちがうと思うのです。

 

 

それではまるで、ほたるを欠陥品扱いです。

 

 

「だれももらうはずがない」

 

 

果たしてそうでしょうか? 私はそうは思いません。過去の譲渡を通じて、素敵な方をたくさん知っています。里親さんたちのおかげですね。

 

 

犬猫は生き物としての尊厳を持っています。ほたるは私がブログやツイッターにどう紹介しているのかを「見ています」。私のほたるへの接し方を「見ています」。私の言動を「見ながら」ほたるは成長していきます。

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私は身を引き締めてほたると向き合っています。彼女を卑屈にしないよう、自信を失わせぬよう、キラキラと輝いたまま、オトナになってほしいのです。ほたるは我が家の看板スター。私はほたるがかわいくて仕方ありません。

 

 

そして私の行動を通じて、ほたるのようなハンディキャップの子たちの譲渡が可能であることを私は多くの方に証明していきたいです。

 

 

質問は要点のみをUPしますね♪

 

(※原文はブログのコメント欄やツイッターのほうでご確認ください)

 

 

ほたるちゃんは703号室でだれがいちばん好きですか? ほほ兄ですか? ハハさんですか?

 

→ふふ^^ いちばんはほほだと思います。年中ほほにじゃれついています。ほほのまねもよくします。でも、2番は私かと♪ 夜は私にくっついて寝ます。

 

 

ほほのしっぽで遊ぶほたる

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最近の寝るときの定位置(幸せ~)

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足元にも来るよ!

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(ツイッターの)動画では見事に椅子の間やほかの子を避けながら駆けていますが、家具の位置替えやほたるのテンションがあがったときなどにゴツンとぶつかったりするか?

 

→これがですねえ……実はほとんどしないのです。どうなっているのでしょうか? うちは椅子の位置はしょっちゅう変わるのに不思議。1~2度キッチンの棚に頭をごちんしたのを目撃したことはありますが、その程度です。

 

 

ほたるの毛色について。真っ黒じゃなくてグレーの縞が入っているように見えますがどうですか? 白いパンツの部分ももっと見たい!

 

→軽いヘンタイですね。ご所望にお応えして……

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パンツ(三角)というよりはひし形かな? 毛色は今のところ縞々です。

 

 

ほたるは階段のある戸建てでも問題なく生活できるか? 脱走防止などはほかの子たちとちがう対策が必要か?

 

→ほたるはうちのリビング(フラットな空間)で生活中。戸建て生活は想像でしかないのですが、(断言気味で)イケます。ほたるの運動神経なら階段はすぐクリアでしょう。根拠もあります。階段ではないのですが、うちにも多少高低差のある家具が配置されています。ソファや棚など。ほたるはポンポンリズミカルに上がって降ります。もちろんだれも教えていません。

 

階段の上下運動に問題が生じるのは視覚的な障害の子ではなく、運動機能に障害がある子かな? と思いますので大丈夫。また、通常階段はコロコロ位置が変わるものではないので、一度おぼえたら楽勝でしょう。

 

脱走防止について「全盲」は関係ありません。703号室の里親さん方にお願いしているレベルでOK。すばしっこい子猫ゆえ注意は必要ですけどね。

 

 

ほたるちゃんはおしゃべりですか? 耳がとってもいいし賢いからお話上手だったりするのかな? と思いました。

 

→質問……笑。おしゃべりは基本要求のときだけです。「ごはんくれよ」とか「降ろして」とか。体が幾分大きくなってからは「降ろして」がなくなりました。自分で昇り降りする自信がついたんですね。「ごはんくれよ」の鳴き催促は先ほどツイッターに動画で載せたのでよかったらご覧ください。

 

あ、あとたまにですが、泣き虫おしゃべり男のあまぱんの声に反応し、いっちょ前にまねして鳴いたりはします。声はまだまだ子猫です。

 

 

参考程度にケアにかかるお金、安全対策、脱走防止、ほたるちゃんだからこそ気をつける点など

 

→質問が重複しているので、ここでは安全対策のみを。ほたるならではの安全対策として私がやっているのは、「テーブルに乗せない」です。理由はテーブルがほたるにとって高すぎるからです。

 

と、ここまで書いたのですが……たった今ですよ、たった今!!

 

テーブルより5㎝高いキッチンの背面棚にゴミ箱をつたってのぼっている姿を目撃。ブログを書いている手を止め、降ろそうと近づいたらひとり軽やかにポンと降りました。成長しとる!! ううすごい!! 神童か天才じゃないですか?

 

ということで、安全対策は特になし!

 

ほかの子猫同様、お留守番の間だけケージに入れるとかですかね? ちなみにケージは円形サークルを片づけ、猫用3段ケージを使用しています。

 

書きながら気づいたのですが、もしかすると私、皆さまと逆かもしれない。

 

ほたるが全盲だから少し心配だという声が一般的だと思いますが、白状しますと私、ほたるをケージに入れたのも2~3回のみ。

 

たしかにほたるに視力はない。だけどほたるに実際接してみればわかるのですが、頭の良さが半端じゃないので、私、ほたるを信頼しています。

 

ほかの子猫ならもっとまめにケージに入れていたかもしれません。自分が寝るときや目を離すときなども。しかし私はそれをほたるにしていないのです。

 

そう書くと私がほたるを過信ししすぎて事故が起きたら? と心配されるかもしれませんが、過信はしていません。ほたるを観察して接し方を考えています。

 

むろん、我が家に来たときはもっと慎重、厳重でしたが、一歩ずつ一歩ずつ、私たちは生活を擦り合わせてきました。ただ、安全対策はして損はないので、里親希望者さんと話し合っていきたいです。

 

 

ほたるちゃんが703号室に来てから自由に動き回るまでにどのくらいかかったのか? どのくらいであたらしい環境になれそうか?

 

→家族数、間取り、先住動物の有無などの物理的環境にもよりますし、人間の気持ち(心的要因)が作用することもあります。我が家の場合は1週間程度で慣れました。この点もむしろほかの子猫より早かったです。

 

視力に問題のない子猫は、高い場所から迷いなく飛び降ります。

 

ほたるはそうではありませんでした。ちょっとした場所から降りるのも、前足で一生懸命地面までの高さをはかろうとしていたのです。この子は明るいですが、突拍子のないことをしません。思慮深く、学習能力が高いのです。ほかの子猫の倍以上、いろいろ考えながら生きています。ほたるのチャレンジは、「いける!」とほたる自身が導き出した結論であり、たいがいが正しいです。

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あたらしい環境に慣れる目安は嫁入りするときの月齢にもよりますが、生後3か月程度の順応性の高い子猫時代なら、2週間もあれば充分でしょう。

 

 

ほたるちゃんのおめめ。眼球がないということですが、毎日のケアはどのくらい必要ですか? 目薬とかあるのでしょうか?
定期的な検診はどのくらいの頻度でしょうか? 一般的に若い猫は年1回ですが、眼球奇形にともなう特別な検査は必要ですか?
誰もが健康な里子をのぞみがちです。1度迎えたら1日でも長く、ともにすごしたいと願うのは自然だと思います。家族を失うことはとても悲しくストレスです。安全に過ごしてもらうにはどうすればよいのか、検査や毎日の目の手入れなど現在必要なケアや工夫も紹介してほしいです。

 

→目薬などほたるの目のケアはしていません。担当医中島先生に伺ったところ、目のケア及び定期検診は特に必要ないとのことでした。視力はありませんが、目ヤニが出たり、目に傷があり膿んでいるわけではありません。

 

一般的に保護猫の定期検査は年1程度をおススメしています。ほたるもそれでいいと思います。

 

だれもが家族と1日も長くいっしょに暮らしたいのは痛いほどわかります。そうですよね。ほたるは視力がないだけで健康状態は極めて良好です。人間の視覚障がい者の方と同じだと思います。

 

また、医療費ですが、ほたるだから特別にかかるお金は思いつきません。不妊手術の相談の際や、年に一度程度の検査やワクチンの際に目をついでに診せてもいいかな? 程度ですので、病院によっては数百円、あるいは千円程度プラスになるかどうかでしょうか? 視力のある子でも時おり、風邪などで目に炎症が起きて治療することが考えられますが、ほたるもあくまでもその範疇です。

 

家族になってくださる方には中島先生からわかりやすく説明してもらいますね。

 

 

 

長くなりましたが以上です。皆さまどうもありがとうございました。

 

 

ほたるが好きなので、手放すのは淋しい。けれど我が家はお金と手がかかるご老体が多数いて、私はレギュラーメンバーに力を注ぎたいのです。

 

 

ほたるに触れ、ほたるを観察し、ほたるを正しくお伝えすること、ほたるを譲渡すること、丁寧で誠実な譲渡をすること、これが私のほたるへの愛情の形です。

 

 

どなたか私の手からバトンを受け取ってくださいませんか?

 

 

振り返ったとき、ほたるを迎えてよかったと、ほたるの家族は必ず言います。

 

 

おまけ画像ですが、トイレもあたり前にできます!

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ほたるは家族募集中です。

 

 

LOVE

 

 

 

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末娘リルの誕生日パーティ 14歳おめでとう!

ブログを連続投稿中。一つ下の記事の主役は保護猫ほたるですので、よかったらそちらもお読みください。ペコリ。

 

 

703号室の末娘犬リルが14歳になりました❤

 

 

子だくさんで保護動物もいるのでリルの誕生日は手抜きをしてきた気がします。

 

 

うちはべべの誕生日、ナナの誕生日に全員を主役にしてみんなまとめてお祝いをすることが多かったのです。けれど気がつけばリルも14歳。

 

 

決して若いとは言えません。まだリルの体が自由に動くうちに、楽しい思いをひとつでも増やしていきたい! お母さんはプランを練りました。

 

 

 【プレゼント】

 

チチからリルへプレゼントが贈られました♪

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アレルギー対策の良質なドライフード。食の細いリルはうれしくないかも。でも、体に合う食事をして長く生きてほしいのが親心。

 

 

カメラを構えると、どこからかほたる嬢がやってきます。写りたいみたい^^;

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【お出かけ】

 

気分は「旅行」ですが、実際は車で20分程度の公園へ。ごめんね。ナナをお留守番させているから、遠くへは行けないの。家を出る直前までナナも連れて行くか悩みましたが、ナナがいるとナナのペースになってしまうので、ナナが寝ている隙にリルだけこっそりぬけがけ。胸がチクッとしますね。

 

 

まずドッグランへ

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リル、自由に好きなところ行ってごらん!

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ドッグランにはたくさんのお友だちがいました。リルもごあいさつできましたよ。親ばかのお母さんは、リルをすっごくお利口だと思います。

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私のブログを読んでくださっているというシェパードの「花音ちゃん」ファミリーと偶然お会いしました。こんな格好ですが、花音ちゃんとの2ショット!

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花音ちゃんはめちゃくちゃかわいい性格で、ボールを追う姿にべべを思い出しました。ほかにも若い子がたくさんいたので、エネルギーをもらいました。

 

 

花音ちゃんファミリーの皆さま、またお会いしたら遊んでくださいね。

 

 

つづいて広い公園へ移動

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時間をかけ園内をぐるりと一周

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リル、空気がいいね!

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リルとお母さん

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う、ちょっと重い……

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大好きなチチと。チチとリルのデートに私がくっついて来ただけという空気感

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いや本当ですよ。ほとんど私ひとりで歩いていましたから(笑)。

 

 

リルの笑顔が愛おしい。爽やかな秋風が心地いいお散歩でした。

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【買い出し】

 

リルを703号室に送り届けたあと、その足でいちばん近いデパ地下へ。この日は総菜でいいとチチに言われていたので楽できます。好きなものをランダムに選んだあと、ケーキ屋さんをまわってお母さんの食べたいケーキをチョイス!

 

 

気になったのはこちら

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実際買ったのはこれ。プレートにリルへのラブレターを添えて

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【パーティ】

 

ピンクの首飾りをつけたお姫さま。いつに増して美しいです。

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今夜はリルがメイン。だけど全員で楽しみます。

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点滴組は点滴をお休みしてリラックスモードで参加

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ほたるも加わってにぎやかだね

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ほほ、なにが食べたい?

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かつおバーにするか?

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じゃーん! お惣菜を並べただけという……鍋から解放されてウキウキします。

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保護猫ポテチには新鮮ないわしのお刺身をふんだんにふるまいました。

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夢中で食べています。

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ポテチうまいかい?

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あっという間に平らげてしまいました。空のお皿を舐め舐め

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リルごはん

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むね肉のスライスを湯がいてニンジンを❤型にチョキチョキ。まるいボールはドライフードをコーヒーミルにかけ、ヨーグルト、犬用牛乳と混ぜて練ったもの。

 

 

ニンジンも残さず食べてくれました。えらい子です。

 

 

ケーキのクリームとタルトはリルとナナにも少しおすそ分け

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ピンクのおリボンでおしゃれして

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リル、愛しているよ。後まわしにしてきてごめんね。

 

 

14歳のお誕生日会、どうだった?

 

 

毎日100%はむずかしいけれど、メリハリをつけながら共存していこうね。

 

 

そばにいてくれてありがとう。

 

 

 

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わたしは ほたる

「みなさん こんばんは わたしは ほたる」

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「わたしは5きょうだいで生まれてきました わたしがいちばん体大きいよ

わたしのきょうだいたちは みんなあたらしいお家で幸せに暮らしています

源ちゃんはたれ目がとくちょう 蝶々はだれもがうらやむビジュアル お珠ちゃんもキュート♪ つぎの卒業生記事の主役になる 樹々も あでやかな長い毛が目を引きます みんなとてもきれい わたしのじまんのきょうだいたち」

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「病院にいたころ きょうだいたちはひとつのケージにいました わたしはその斜め上の小さなケージにいました きょうだいの気配や 鳴き声は聞こえていたの みんな仲よくあそんで わたしすこしうらやましかった」

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「たまにいっしょにあそばせてもらっても どうしたらいいか きょうだいたちとうまくつき合えない みんなをかじって 追いまわして わたし からまわりばかりです  ほんとうはわたしも お友だちがほしかったのに」

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「わたしは 未来の家族と会うために 703号室にきました

ここにはわたしと 肩をならべてくれる お友だちがいます」

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「10歳のほほ兄は わたしと同じ黒ねこ 個性的なおかおをしているそうです どんなおかおをしているかは見えないけど お腹が出ていて立派なの ほほ兄のとなりにいると あったかいです」

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「みなさん わたしとほほ兄の動画はみましたか? ハハがツイッターで流しています わたしがはしゃいでいる姿 萌えるでしょ?」

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「ほほ兄はトロいから ごはんを食べるのがおそいのです」

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「ほほ兄 食べないならそれください!」

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「この家には 小姑みたいなおばさん犬が ふたりいます」

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「あ いけない ヒソヒソお話していたのに 聞こえちゃったみたい リルさんは わたしの次に耳がいいのです 悪口はほどほどにしないとね」

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「わたしのお部屋の中 源ちゃんちにもらったぬいぐるみたちがいて 満天さん&十香さんちにもらった毛布があるの わたしの憧れの “703号室卒業生”」

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「仮住まいですけど まあまあ快適です 明日わたしはハハとみいさんちに行きます  みいさんのお誕生日会に参加するの みいさん写真を撮ってくれるみたい わたし モデルさんみたいに キラキラ写るかな? たのしみです」

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うっとうしい雨ですが選挙へ行きました。夜は選挙特番を観ようかななんて思っています。ひさしぶりのTV鑑賞。皆さまもよい休日をお過ごしください。

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ほたるより皆さまにLOVE!

 

 

 

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ほたるスマイル

関東は冷たい雨が降りましたね。

 

 

私は仕事の打ち合わせの帰りにフラッと行きつけの台湾料理屋へ

 

 

メニューを凝視しながら悩む悩む……

 

 

いや別に「なにを食べようか」と胸を躍らせていたわけではないのです。

 

 

むしろ逆。正直ぜんぶ食べ飽きてしまいました。

 

 

10分かけ選んだのがオエツェン(牡蠣の卵とじ)

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お味はまあまあ「まるっ」。

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ここ最近気候が不安定ですね。昨日は着る服をまちがえて心療内科へ向かう途中寒さに震えました。天気予報を見ない原始的な人間ゆえ自業自得とも言えます。

 

 

病院の待ち時間は本を読みながらやり過ごしています。

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病気と闘う子どもたちの書いた詩集が心に迫りました。

 

 

さて、703号室内は平和です。ナナの病状も大きな変化なし!

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お子らのお世話に手がかかるので、夕飯の献立を考えるのが億劫です(という言い訳)。先日いいことを思いつき、精神的にだいぶ救われました。もううちは春まで「鍋」でいいや。キッチンのガスコンロで煮込んじゃえばさらに楽!

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毎晩鍋です。文句は言わせません。栄養バランスを考えてのことですから。

 

 

変わっているかもしれませんが、私は食べることへの執着が薄いです。どちらかというと飢えに強いタイプ。満腹より飢えているくらいのほうが体の調子がいいのです。かれこれ25年間以上ほぼ1日に1食しか食べていません。

 

 

鍋なら1食でバランスのいい食事を摂れますね。最高!

 

 

 

「えー? 不思議~! 生きる楽しみ半減じゃないですか!」

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「ぼくなんか隙あらば食べたいですけどね」

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そうだね。ポテチは食欲の塊みたいな男だからね。日に日にまんまるに^^;

 

 

「あの」

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「わたしは食べるのも好きですが……」

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「あそぶのはもっと好きです」

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ほたるはすごい勢いで飛びまわっています。

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犬も怖がらないし、高い場所にもジャンプしてのぼります。

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なんなんですかね? 拍子抜けですよ。

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特別なケアなどいっさい要りません。

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はじめは落下したら危ないと心配のまなざしを向けていたのですが、落下しません。どこかから降りるときは手を使って距離をはかってから飛ぶのです。

 

 

大胆に見えて実は慎重でとても聡明です。

 

 

「ほたる かわいいでち」

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うん。ほほが面倒を見てくれてるね。やさしくしてくれてありがとう。

 

 

保護されてからずっとemi-goの病院の小さなケージの中にいました。たまにフリーの時間があったようですが、忙しいemi-goには限界があったと思います。

 

 

手前味噌ですが、我が家のレギュラーメンバーがほたるにあたたかく接してくれるので、ほたるは恐れるものなしで快活に生きています。

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ほたるの笑っているような顔を眺めていると、私は幸せな気持ちになります。

 

 

じっとしていないから捕まえて写真を撮りました。

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うまく言えないけれど、命っていいですね。

 

 

無限の可能性を感じるのです。

 

 

LOVE

 

 

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田辺家のルール

※ブログ連続更新中!

 

 

「ぼくは一発OK! むしろ議論にすらなりませんでした」

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「ぼくは保護猫ポテチ ハハが外からぼくを703号室に連れてきました スターにするため ぼくを近所でスカウトしたんだそうです」

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「ぼくをスカウトしたとき 台湾から戻ったばかりのハハはドタバタで べべちゃんの体調も悪化の一方だったけど ぼくは田辺家のルールに則り なんの問題もなく あたり前にきました」

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「わたしは保護猫ほたる わたしはチチの反対に遭い わたしが703号室に来るまで チチとハハの間でバトルがあったらしいです」

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「わたしは卒業生十香 わたしとわたしの産んだ子猫3匹が703号室にきたとき べべちゃんはもう 弱々しい状態でした でも わたしも子猫たちも チチは即受け入れました 田辺家のルールは 不思議ね」

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そうね。ポテチと十香と子猫たちはよくて、ほたるはしぶったチチ、理解に苦しむでしょう?

 

 

けれどいちおう理由があるのです。

 

 

(チチの決めた私に対する)田辺家のルールを皆さまに少しご紹介します。

 

①保護動物の世話をきちんとする

②保護動物が来ても、家事や炊事やレギュラーメンバーのケアに手を抜かない

③「保護動物がいるから○○できない」の言い訳をしない

④(原則的には)自分(私)が見つけた子を保護する

⑤ほかの方に頼まれた子、ほかの方が保護した子は基本的にはダメ

 

 

⑤はきびしいですね。ご存知のとおりたびたび破っています(苦笑)。

 

 

チチいわく、ほかの方が保護した子たちはその方自身が責任を負い、私はアドバイスや部分的な手伝いにまわるべきとのこと。過去にいろいろな摩擦を目の当たりにしてきたチチからの忠告ともいえる「ルール」がこの家には存在します。

 

 

しかし私は臨機応変に対応したいのです。

 

 

たしかに昔、裕福で時間のある方から一方的に保護動物を押しつけられ、そういう方々が旅行や趣味に興じている合間に私が汗だくでその方の保護した犬猫たちのケアや譲渡をしたことがあります。一連で忙しくなり家のことを疎かにし、ストレスの果てに不満や悔しさを口にした記憶も。

 

 

だからチチは、私が自分で見つけた犬猫たちを直で保護するのが、自分たちの納得できる形に近いと言うのです。それに、だれにも目をかけてもらえていない犬猫たちのほうがその子たちにとっても私たちにとっても、状況が切迫しています。そういう子たちの声なら喜んで聞こう、と。

 

 

ほたるは保護した方や病院が関わっています。「なら来る必要はない。里親探しなら、きょうだい同様、病院に置きながらがんばれば?」の一点張り。

 

 

いやいや。わかってます。そりゃそれがいちばんですけど……。

 

 

けどさ、募集するにあたって、手元にいたほうが円滑じゃない?

 

 

チチは「家族募集」についてよく知らないのです。まるで私が魔法をパッとかけてご縁を結んでいる風に映っているのでしょう。ハンデのある子もない子も、老猫も若猫も、私は簡単だとは考えていません。子猫は決まりやすい、とも思わないです。実際、どの子も苦労してきました。苦労の種類こそまちまちですが、ラフな気持ちでゴールを切ったことなど一度もありません。

 

 

中でもほかのきょうだいに比べ、ほたるは現実的にむずかしい。誤解のないよう捕捉しますが、ご縁が決まらないと嘆いているのではなく、ハードルの高さを実感するという意味です。

 

 

だからほたるの姿をなるべくたくさん放出したい。

 

 

そのためにほたるが私の横にいてくれるのは理想です。

 

 

話し合いを重ね、最後は拗ねていじけて口を利かない戦術を貫きました!

 

 

結果、私の勝利♪

 

 

ふふ。まあ負ける気がしなかった戦ですが、どうせ首を縦に振るならはじめからニコニコ賛成してくれたらいいのに、面倒くさい(笑)。

 

 

結局、来る直前になったら「何時にくるの?」「まだ来ないの?」とかほたるを気にしまくっていたチチ。来たら来たで円形サークル内に入り浸りです。

 

 

「おかしいね」

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「はあライバル出現か……」

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本妻ちゃんは悩みが尽きないようです。

 

 

「ほたるは おともだち でち」

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うん。ほほも遊び相手になってくれているよね。ありがとう。

 

 

ルールとかうるさいチチですが、子煩悩なのはたしか。本日は保護猫ポテチとほほにごはんが届きました。チチが買ったらしい。明日はナナのごはんが届く模様です。チチ、みんなのごはんをよろしくお願いしますねー!

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ごはんといえば、703号室は「ロイヤルカナン」が多いです。

 

 

里親さんたちへのお嫁入り道具などもロイヤルカナンを持って行ってます。もっと良質なのもあるのですが、療法食も私はヒルズよりロイヤルカナン派なので、日常的なフードもついロイヤルカナンを選びがちに。うちの子たちの嗜好には合うようです。巣立った先で各々が信じる食事を与えていただければいいので、里親さん方には「良質なもの」以外の提案はしていません。

 

 

ちなみにべべは6歳までナチュラルハーベストを食べていたのですが、多発性の腫瘍体質のべべには合いませんでした。ヤラーなども長く試したのですが、最終的に合ったのは「ロイヤルカナン低分子プロテイン」だったので(8年以上食べました)なんとなくロイヤルカナンを選んでいます。

 

 

たまにフードについてのご質問を受けるので書いてみたのですが、ロイヤルカナンも賛否両論ですし、ぜったいにおススメというわけではありません。

 

 

愛するお子たちがおいしく食べてくれればいいですよね。

 

 

では次回は十香の卒業記事をUPします。

 

 

来週は昨夜卒業ホヤホヤのじゅじゅ改め麦の卒業記事を。

 

 

卒業記事が終わりましたら、ポテチかほたるの家族募集を開始します。

 

 

ポテチとほたるが気になる方は早めに教えてくださいね。

 

 

田辺家のルールとフードの話を読んでくださりありがとうございました。

 

 

ルールは破るためにある! へへウソです。

 

 

LOVE

 

 

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