亡きまーもに誓ったこと

卒業生ビビが703号室を巣立ってから4年だそうです。卒業記事を読んでしんみり。最近のようなのにそんなに経つんですね。里親さんは毎年プレゼントとお手紙を送ってくださいます。

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ありがとうございます。フルーツが大好きなのでうれしい。そして恒例となったビビアルバムも……

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はじめての記念写真はビビももちろん写っています。美男美女のご一家♡

 

 

外を放浪していた猫たちが終の棲家を得て幸せに暮らす姿はたまらないですね。

 

 

保護譲渡活動の醍醐味だと思います。ちなみにビビは怒りんぼ娘だったんですよ。

 

 

「ふーん」

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「ぼくはまだ婿入りしていないのでよくわかりません」

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「ぼくもいつの日か家族を包む愛猫になれるでしょうか?」

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あたり前でしょ? そのためにハットリと私がここにいるんじゃないの?

 

 

バタバタしていていい写真が撮れていなくてごめんね。ちゃんと考えているから。

 

 

問題はすずらんです。正直な話、すずらんは近所にいたときのほうが堂々としていました。

 

 

ごきげん顔で無防備にあちこち飛びまわっているところを私が見つけたのです。

 

 

だから早くなれると踏んでいたのに、日に日に距離が空いていく。

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なれない猫はいないと信じています。すべては以心伝心だと。

 

 

しかし野良のときのほうが警戒心が薄いとなると、すずらんを不幸にしているようで落ち込みます。お気づきの方も多いでしょうけど、私は近年1匹もリリースしていません。昔はTNRをしていたのですが、まーもの死をきっかけにまーもに誓ってリリースはやめたのです。

 

 

どんなツワモノも私は放しません。それが正しいのはわからない。

 

 

けれど私は頑固なので、「正しかったことにするための努力」をつづけています。

 

 

実は意外とむずかしい。破ったほうが楽です。

 

 

でもまーもに誓ったんですよ。あの壮絶な最期に私は誓ったんです。

 

 

まーもを一度リリースしてしまったことを私がどれだけ後悔しているかはだれにもわからないでしょう。自分の中でまーもの存在がどれだけ大きいのか、ふだんは話さないから。

 

 

犬猫たちは言葉を喋るかわりに身体を張って教えてくれるときがあります。

 

 

命を賭した彼らの伝言に私はずっしりと重みを感じています。

 

 

やるんなら徹底的にやる。やらないならはじめから手を出さない。

 

 

これも私の曲げられないポリシーのひとつです。

 

 

犬猫たちから学んだことです。

 

 

こういう顔を見ても私には、ぜんぜん迷いはありません。

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ただすずらんと仲よくなりたいと強く願っています。どうしたらいいかな?

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すずらん、シャーの顔も好きだよ。素直な感情のあらわれだもんね。だけど私はすずらんを楽しませたい。安らぎを与えたい。怒らせる回数を減らしたい。

 

 

絶対に投げ出したりしない。すずらんは私のたいせつな子です。

 

 

ゆっくり時間をかけるしかないですよね。

 

 

0.1歩ずつだとしても、あきらめるわけにはいきません。

 

 

おやすみなさい♪

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Smile!

 

 

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期待も絶望もポイしました

先日、東大病院にてほほのCT検査を行いました。

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歩けなくなった理由がわかるかもしれない。

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だからほほ、がんばっておいで!

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午前中に菅原先生にほほを預け、MIHOさんと私は敷地内のレストランへ

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ボリュームたっぷりの豆腐ハンバーグ定食。680円とお得です。

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ランチを済ませブラブラしたあともだいぶ時間が余ってしまったので車内でひと休憩

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この日はとにかく待ち時間の長さに参りました。

 

 

すべての検査が終了し、名を呼ばれたのは約4時間後……

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検査時のほほの写真が見たいという私のリクエストに前田先生が応えてくれました(右)。東大はキャリーバッグに入れたままCT検査をするのです。

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タオルがビッシリ詰められているのはほほを動かさないためです。

 

 

通常、犬猫のCT検査は麻酔をかけますが、東大の機械は超性能がいいのでほかの病院よりスピーディに撮れます。おかげで3年前には肺の結節を患っているあまぱんも無麻酔でCT検査を受けられたのです。麻酔をかける負担もないし、変な話、麻酔代もかかりません。けれどどの子にもできるということではなく、「おとなしくしていられて、ほとんど動かない子」じゃないと厳しいのです。

 

 

半寝たきりのほほは無麻酔でいけると予想しお願いしました。

 

 

前田先生、いつも細やかな診察ありがとうございます。

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検査の結果を詳しく見せてもらいました。

 

 

簡単に説明すると、ほほの水頭症はかなり重度です。そして新たに脊髄にも水が多量に溜まっている(脊髄空洞症)ことが判明したのです。脳と脊髄の両方に溜まった水のせいで、ほほは歩行が困難になったと考えられます。ステロイドや利尿剤の量を増やしても改善されなかったので正直なす術はありません。でも調べてよかったです。

 

 

ほほの状態を正しく知ることが重要ですから。

 

 

前田先生にリハビリの方法を聞きました。お母さんの気持ちは、希望を完全に捨てずに、いい意味で諦めよう、という複雑なもの。説明が下手でごめんなさい。

 

 

「こうなるはず」をポイしたんです。

 

 

お母さんは「こうすればほほは歩けるようになる(期待)」「ほほはもう二度と歩けない(絶望)」も両方捨てちゃったんです。すると不思議と楽になりました。

 

 

ほほに必要な治療はつづけていきます。しかし結果が伴わないとしても構いません。

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一生懸命やりつづけながらもほほの丸ごとを受け入れる。それしかないと思います。

 

 

ほほに限っては脱走の心配がないのでお母さんが抱っこして駐車場まで歩きました。

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ほほ、お疲れさま! 秋の風はいいよね♡

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ちなみに参考に載せておきますが、血液検査、基礎的な検査、診察、無麻酔CT、薬代、駐車場代を合わせて私が支払ったのは73,000円程度。麻酔代がなかったのがありがたい。

 

 

高いのか安いのかもはやわからないですけど^^;

 

 

MIHOさんがほほとお母さんを動画に載ってくれたのでぜひご覧くださいね。

 

 

 

愛する家族に感謝♡ うちのお子たちは生きているだけでえらい!

 

 

次はひさびさにリルの検診でも行こうかな? だってリルもおばあちゃんだもんね。

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皆さまこれからもほほに会いに703号室に来てくださいね。お待ちしています。

 

 

LOVE!

 

 

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クセになる男

皆さまこんばんは。寝違え痛がまだ辛いです^^;

 

 

ほほのことは次回書かせてくださいね。とってもがんばっていますよ。

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それから忘れちゃいけないのがまあるくん

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近日中にまあるの卒業記事をUPします。お楽しみに♪

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さて、MIHOさんが撮ってくれたダラダラ写真。私はなにをしているでしょうか?

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ふふ(*’ω’*) 正解はさぶくんへの皮下点滴でした。

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こんな感じでさぶはゆるゆると闘病をつづけています。脱力感がだいじですね!

 

 

iPhoneの中にblogで紹介しそびれた懐かしい写真がいっぱい入っています。

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さぶは最初から私のことを愛してくれていました。

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ラテン系の男性のような熱烈な愛情表現に私はメロメロ♡

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本気で天使かもしれないと思うことがあります。

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辛い日も楽しい日もさぶは私にピトっと寄り添って延々とKISSしてくれます。

 

 

ザラザラしたさぶの舌でしつこいチュウをされてアレルギーを起こしたことも(汗)。

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とてつもなく大切な存在。東洋の奇跡のごとく輝く紳士です。

 

 

キリっと色男な表情がさぶのベーシックですが、ときどき甘えん坊の顔も……

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あま兄にベタベタのさぶ。お互いにふわふわやわらかいから気持ちよさそう♪

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トイレはヘリに器用に乗るスタイル

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足を汚したくないんだそうです。

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超、クセになる男ですよ。猫ですが頼りがいもあります。

 

 

外でいやなことがあると、私はいそいそ帰宅します。

 

 

さぶにチクって慰めてもらうのです。さぶは私のまるごとを擁いて包んでくれる。

 

 

私に元気が戻るまで横にいてくれる。

 

 

この瞬間もキーボードを叩く私の膝にはさぶが乗っています。幸せだなあ♡

 

 

賑やかだった時代の一枚。センターはべべ公。ナナと運動神経がよかったほほの姿も……

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あ、たった今、別室で保護猫ハットリが保護猫すずらんをいじめて泣かせてしまいました。

 

 

すずらんの泣き声を聞いたさぶが私の膝から飛び降りてダッシュで保護部屋に向かっていくという……703号室の風紀委員長としても大活躍!

 

 

んもうっ、いなきゃ困る。

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家族として恋人として私たちはラブラブ暮らしています。

 

 

冬にはさらに団子度が増していくでしょう。

 

 

とりとめのない自慢話を失礼しました。皆さまよい夜をお過ごしください。

 

 

KISS

 

 

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カメレオンちゃんへ お母さんの決意文

※ブログ連続更新中。遡ってお読みください。

 

 

今日のほほは東大病院の通院をがんばりました。

 

 

CT検査やもろもろに4時間以上かかってしまってほほもお母さんもMIHOさんもヘトヘト。ほほの通院の様子はまた改めてUPします。ほほLOVEの方に向けきちんとご報告したいです。

 

 

ほほは二度と歩けないでしょう。

 

 

ほほの身になるとただただ不憫ででうまい言葉が出てきません。

 

 

でもほほにも楽しみがあることを皆さまに見ていただきたくてみいさんに撮ってもらった写真を先に載せようと思いました。親バカですがなかなかかわいいですよ。

 

 

先日、保護猫ハットリのベストショットを狙ってMIHOさんがちゅーるで釣ってくれました。ハットリの後ろでほほがうらやましそうにしていたんだそうです。

 

 

ハットリが食べ終わったあとはいよいよほほの番

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これからほほは顔全体でちゅーるのおいしさを表現していきます。

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ほほ、いいねえ♡

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カメレオンのように舌を伸ばしてちゅーるを堪能するほほ

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舌が喜んでいるでしょ? ほほは感情が顔に出るからわかりやすいですよ。

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ほほはちゅーるが大好きだね^^

 

 

私はいろんな子を見送ってきました。自分の子も重篤な病気の保護動物たちも。

 

 

その中で私が意識して決して簡単には口にしない一語があります。

 

 

「看取り」

 

 

「看取る」「看取った」といった動詞はいいのですが、「看取り」という形式名詞に違和感をおぼえるのです。自分の中のニュアンスの問題なので説明がむずかしいのですが、どなたか理解してくれる方はいらっしゃるでしょうか?

 

 

「看取り」というワードの免罪符力が苦手です。

 

 

私はどの子のときも精いっぱい向き合ってきました。

 

 

生命力を信じ可能性を模索してきました。

 

 

私のスタンスだからこそ実際に助かった子もいると自負しています。

 

 

結果「看取った」としても、あらかじめ「この子はすぐに死ぬ子」だと予想をするのを避けてきました。大学病院での高度医療も含め、できることをすべてやったあとにはじめて終焉を受け入れるようにしています。

 

 

ほほは余命宣告をされたわけではありませんが、ほぼ寝たきりともなれば明るい未来は予想しにくい状況です。これ以上の治療法もなく手詰まりです。

 

 

けれど私はほほへの愛をこの場に誓い、私にできるあらゆることをほほに注いでいきたいです。私が悲しんで肩を落とすのはほほにとって迷惑かもしれません。

 

 

ほほはこの瞬間も自分のハードを駆使しています。

 

 

強い子だなあとしみじみ。

 

 

水頭症で脳がほとんどないほほですが、おバカじゃありません。賢いですよ。

 

 

ほほが安心して身を寄せてくれるお母さんでありたいです。

 

 

ほほのお母さんになれて幸せだからほほを幸せにしたい。

 

 

PS みいさんほほの写真ありがとう!

 

 

これからも保護動物の宣伝の合間にドンドンほほを出しますので皆さまごひいきに♪

 

 

Smile!

 

 

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木々を育て、森を夢見る

リビングにいるとたびたびボールを転がしながら走るハットリを見かけます。

 

 

お友だちも増えました。友好的でだれからも好かれるタイプです。

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ハットリくん、きみはすっかり明るい猫になりましたね。

 

 

もうとっくに吹っ切れていますが、それでも私はときどき悩んでしまうのです。

 

 

自分の行動の意義を私は見失いそうになるときがあります。

 

 

マクロ的な視点でとらえれば私のやっていることなどは、一粒の砂、あるいは一滴の雫にすぎないでしょう。「は? なにそれ? たったのそれだけ?」と笑われてしまうほど小さなアクションです。

 

 

けれどミクロまで寄っていくと、そこに大きな価値があり、意義を感じます。

 

 

あなたのことを言っているんですよ。

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ハットリのQOLと未来が私の腕に委ねられています。

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ほかの人にとっては取るに足らないできごとであっても、私にはちがいます。

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木の集合体が森であり、木なくして森はあり得ません。

 

 

その心意気で、私は私のスタイルでスターたちと向き合っていきたいです。

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私のモットーは丁寧な保護と譲渡。ハットリの細胞のひとつひとつまでたいせつにしていきたいです。近々ハットリの家族を募集しますので応援よろしくお願いします。

 

 

愛と愛は呼応し、愛が愛を産み、愛は愛と連鎖するんですね。

 

 

これからも703号室より立派な木々を育てていきます。

 

 

一頭一頭に心血を注いでいきたいです。

 

 

私の手掛けたスターたちにはみんなニコニコ笑っていてほしいです。

 

 

LOVE

 

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