セミオーダー

703号室では、保護猫きゅうちゃんの家族を募集しています。

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きゅうちゃんに関する内容は後半に載せます。そして、日々のブログの更新に、きゅうちゃんが登場しているので、ご検討くださる方は、よかったら遡ってお読みくださいね。

 

 

仕事前に、練馬区の「わかいき動物眼科」で、さぶの目薬をもらってきました。

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さぶの体調を考えて、今回は人間だけで行ったのです。

 

 

「おつかれ」

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うん。ひきつづき目薬をがんばろうね。注文していた鉄剤サプリが届いたから、これも飲もう!

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慢性腎不全の影響で、さぶはじんわりと貧血が進んでいます。

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さぶについては、何ごとも先手先手のつもりで、取り組んでいきたいのです。

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私はいつまで、さぶと生きられるのでしょうか?

 

 

さぶに残された時間は、あとどれ位でしょうか?

 

 

ときどき、とてつもないほど厚く黒い雲に、心が支配されてしまいます。

 

 

そんなとき私は、「できること」に目を向けるように意識しているのです。

 

 

さぶのためなのか、自分のためなのかはわかりません。

 

 

でも、私たちはひとつだから、どちらのためであってもいいのかもしれません。

 

 

私たちのために、さぶは生きてくれているし、私たちのために、私は環境を整えています。

 

 

愛するって、エネルギーが要りますね。宇宙でいちばん、さぶがだいじです。

 

 

さて、本日我が家に卒業猫「うに」家よりプレゼントとお手紙が届きました。

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うにの近況写真つき♪ うれしいです。どうもありがとうございます。

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うには、大昔に私が大きな公園で保護した成猫さん。もう、14歳になりました。

 

 

ステキなご家族に恵まれて、幸せに暮らしています。

 

 

「いいなぁ……」

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きゅうちゃんも良縁があるといいね。

 

 

きゅうちゃんのことで、皆さまにお伝えしたいことがあります。

 

 

きゅうちゃんの性格ですが、知らない方がいきなり手を出しても、だれかれ構わず、ベタベタに甘えるタイプではありません。外で独りぼっちで苦労してきたきゅうちゃんのDNAには、必要分の「警戒心」が植えつけられています。それは、一生けんめいに生きてきたきゅうちゃんなりの処世術です。

 

 

まずは、そこをご理解いただきたいのです。

 

 

では、家庭内ノラ猫さんのように、人とまったくコミュニケーションが取れないのかというと、決してそうではない、というのも、皆さまにちゃんとお伝えしたいです。

 

 

きゅうちゃんは、生後2~3か月の頃に、私&まなちゃんに保護されました。

 

 

よって、外猫としての経験値は多くはないのです。

 

 

外で出産した経験のある女の子は、一般的に人馴れのハードルがじゃっかん高いと言われていますが、きゅうちゃんは、外で交尾をしたこともなければ、出産をしたこともありません。

 

 

怖がりだけど、順応性もある。

 

 

うまく言えませんが、きゅうちゃんは両方の素質を持った少女です。

 

 

里親さんになってくださる方には、ぜひお願いがあります。

 

 

きゅうちゃんを、少し長い目で見ていただきたいのです。

 

 

新しく迎える猫さんが、自分を信じて、初日から身を預けてくれたらうれしいですよね。

 

 

けれど、きゅうちゃんは、ちょっぴり後ずさりをするキャラクターです。

 

 

でも私は、たいせつにたいせつに、育ててきました。

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私はきゅうちゃんをふつうに撫でられるし、きゅうちゃんも喉を鳴らしてくれたりします。

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正しい表現ではないと思いますが、きゅうちゃんとの関係は「既製品」ではなく、「オーダーメイド」の雰囲気がします。あ、とはいっても、ご安心ください。うちでの基礎があるので、フルオーダーではなく、セミオーダー程度のレベルです(笑)。私は、きゅうちゃんの明るいお顔を拝みたいから、自分から笑顔で接するようにしています。「以心伝心」は、人と犬猫にも通ずる言葉ですよね。

 

 

きゅうちゃんを招き入れてくださるご家族に、どうかきゅうちゃんが出会えますように。

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LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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人生の幸

皆さまこんにちは。本日のブログの主役はうちのさぶです。

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さぶは3週間位前から体調を崩していました。

 

 

これを書いている今も、投薬中かつ、週に1度の通院をしています。貧血や血尿の症状が発端で病院へ行ったのですが、それに加え、左目が突如、ぶどう膜炎になってしまったのです。(結膜炎ではなく)ぶどう膜炎という診断が、私を右往左往させました。精神的にかなりキツかったです。

 

 

ぶどう膜炎だけでなく、元気半減、食欲衰退(1週間で200g減)、グロブリン(体の中で感染を起こすと上がる数値)が高めで、院外に出したコロナの抗体検査(人間のコロナとは無関係。FIPを判別するための検査)は「3200」という微妙な数値で戻ってきました。私は勝手に心配でたまらなくなり、FIPのドライタイプだったらどうしようと、生きた心地のしない日々を送っていたのです。

 

 

私は2007年の夏に大切な家族のかつくんを3歳3か月で失いました。

 

 

FIPのウエットタイプでした。

 

 

貯金を切り崩し、病院をまわり、さんざん手を尽くしたつもりですが、当時はまだFIPに有効な薬がなく、かつくんは最後は肺水腫になって苦しみながらこの世を去ったのです。

 

 

あのときの悲しみとやり場のなさを、私は一瞬たりとも忘れたことがありません。

 

 

かつくんは、日光浴が好きで、おひさまの似合う男の子でした。

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もともとFIVキャリアですが、大きな病気はしませんでした。珠のように大事に育てていたのです。そのかつくんが、原因不明の熱を出したのを皮切りに、どんどん悪くなり、些細な異変に気づいてからわずか2か月で亡くなったのですから、この病気の恐ろしさを感じずにはいられません。

 

 

かつくんを看取るために、約15年前にレンタルした酸素室

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自宅に酸素室を設置するのは、この時代には珍しかったと思います。若かりし日のナナを添えて

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最近になってようやくかつくんの闘病の写真が見れるようになりましたが、長い間、自分の奥底に、かつくんとの思い出のほとんどを封印していた気がします。かつくん、ごめんね。

 

 

私からかつくんを奪った病魔に、今度はさぶを持っていかれるかもしれない。

 

 

リルがいなくなったばかりなのに……。

 

 

そう想像しただけで、たまらない気持ちになりました。1日に何度も心臓がぎゅうと握りつぶされていく感じ。どこにいても、なにをしていても、さぶが気がかり……。

 

 

しかし、私は決意をしていました。近年はいい薬が出ています。昔とはちがう。いざとなったら、さぶを診ている大巻先生や、FIPの治療にすばらしい結果を出している中島先生の力や、お世話になっている東大の前田先生の知恵を借りつつ、速やかに全力で闘う、と。

 

 

さぶのケアをつづける合間にあちこちに連絡をし、高価な薬の支払いを想定して、休まずに仕事へ行きました。私がさぶのためにできるのは、そういうことです。

 

 

とにかくFIPの診断だけでも排除したいと、1日5回、さぶに2種類の目薬をさし、3種類の飲み薬とシリンジごはんや皮下補液をしまくりました。できることがあるのがうれしいです。イヤなことばかりをする私に、さぶはよくつき合ってくれました。逃げずにそばにいてくれました。

 

 

カラーもがんばっています。

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えらいなあ♡

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貧血もあるので、オシッコの量や色をチェック

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※お目汚しを失礼します。

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ありゃりゃ?

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まあ、惜しいね^^;

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しんどくても、さぶはいつも凛として、不安がる私を懐いてくれるような存在です。

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そして、迎えた週末のもろもろの検査の結果、さぶの調子が少しずつ上を向いていることがわかりました。熱はナシ(38度)、減っていた体重が50グラム増えています。

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左目を染色しているところ

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さぶ、じっとしていてかっこいいよ!

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やった! ぶどう膜炎が改善されています。

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血液検査の結果、貧血も徐々に回復

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カテーテルでの尿検査

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まだ若干血尿は出ていますが、だいぶマシになりました。

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大巻先生ありがとうございました。

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今週末また通院しますが、私も心にほんのりと余裕が出てきたので、ご報告をさせていただきました。皆さま、我がことのように心を寄せてくださり、さぶ共々、深謝しています。

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犬猫と暮らすのは、癒されるばかりではありませんよね。

 

 

……どころか、正直、好きすぎてかき乱されることが多いです。

 

 

けれど、こんなに強く惹かれ、ここまで向き合える相手に恵まれたのは、私の人生の幸です。

 

 

皆さまが慈しむ肉球家族の、末永い健康と笑顔を祈って

 

 

LOVE

 

 

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さぶのそばにいたい

昨夜の地震の影響で、うちのマンションのエレベーターと最寄駅からの電車が止まり、車の渋滞がひどいです。震度5強の揺れを私は浴室で感じていたのですが、ちょうど髪を洗っていたのでどうすることもできず、そのままシャワーを浴びつづけました。いろんな方から安否確認のご連絡をいただき、ありがとうございます。ご心配をおかけしました。

 

 

夜、いつもならさぶが我先にと私といっしょに寝室に入るのに、呼んでも来ないことから異変を感じました。抱っこで部屋へ連れて行ったのですが、明らかに元気がありません。

 

 

呼吸もほかの子たちに比べ、(視覚的には倍ぐらい)はやい気がしました。

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見たことのないポーズを取っています。この体勢が楽なのかな?

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でも逆をいえば、楽な体勢を見つけなければならないほど具合が悪いのですよね。

 

 

なんで急変したのか? その前の夜までは私とベタベタしていたし、昨日の昼は補液もシリンジごはんもふつうに終えています。思い当たるところをしいて挙げれば、うんちに少し血が混ざっていたのと、トイレにだれのものかわからない濃い茶色のオシッコがあったこと。

 

 

さぶはひどい便秘なので息みすぎるとごく稀に数滴血が混ざるときがあります。

 

 

最近、一時期軟便だったので、常備薬のデルクリアを飲ませていました。

 

 

……とにかく、(私が気づかなかっただけかもしれませんが)大きな変化はなかったのです。

 

 

焦った私は、朝一で診てくれそうな(お世話になっている)大巻先生の病院へ

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地震の影響による渋滞が恨めしかったです。

 

 

血液スクリーニング検査(SDMA含む)、尿検査、エコー検査、レントゲン検査、院内でできるすべての検査を受けました。体温は平熱で、体重は4.4キロ。ほぼ横ばいです。

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頭がじゃっかん混乱しているので、思い出せる部分を「覚書」として簡単に書いておきます。

 

●貧血の状態(再生型ゆえ、新たに血は作られている)

 

●血尿が出ている

 

●血液検査の数値上は問題ないが、片側の腎臓に影? 腫瘍? おでき? の(病変)があり、もう片側の腎臓は形がデコボコといびつ(これは前からいわれています)

 

●膀胱に炎症? 影? 腫瘍? おでき? のようなものがある。

 

●呼吸がはやいのは、貧血が原因だと思われる。

 

●血尿が出たくらいでここまで貧血が進むのか?(先生の独り言)

 

 

順序としては、抗生物質と止血剤の投与を1週間

 

 

改善が見られないようなら踏み込んだ検査を、という流れになりました。

 

 

腎臓が悪いので補液とシリンジごはんは継続の方向で大丈夫だそうです。

 

 

不安で胸が苦しいです。

 

 

リル、信くんやみーちゃん、ここには書けない難問も抱えています。

 

 

さぶは私の元気の源♡

 

 

そばにいたいのですが、お客さまとの大切な約束もあるし、そもそも仕事がないと私は家族を養えないので、仕事以外の時間はなるべくさぶにつき添っていきます。これからは、ブログの更新速度が遅くなってしまいますが、楽しみにしてくださっている方(いるかな?)、ごめんなさい。

 

 

多頭だと排泄などの管理ができないので、ケージに入ってもらっています。

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私がいる間はフリーで様子を見たりして……

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さぶにできることを全部惜しまずにしたい。します。

 

 

そのためにも仕事をがんばり、仕事以外の時間は1分でも長くそばにいたいです。

 

 

想像するだけで怖い病名は心の中にしまっておきますね。

 

 

皆さまお読みくださりありがとうございました。

 

 

Smile!

 

 

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