仄暗い巣穴を出てきみは、きみたちは

つい先日まで703号室内をドタバタ走りまわっていた保護猫満天、かえ、ソイル。それぞれが未来へと羽ばたきました。今、私はさびしいです。でもまあ、すべては自分が望んだこと。

 

 

彼らの明るい日々を想像しながら心の隙間を埋めることにします。

 

 

レギュラーメンバーをたいせつにしつつ。

 

 

まだトライアルなので、静かに見守っている最中ですが、かえは先住猫もも(海子)宅で「さくら」として新生活に溶け込む努力をしています。さくら・・・・・・春らしいあたたかい名前ですね。

 

 

本日はかえ改めさくらの写真を載せます。満天やソイルは一般募集(里親サイトへの掲載)をしたので、みいさんのいい写真がありましたが、かえ改めさくらは私がiPhoneで撮ったのばかり。

 

 

しかもいつもほかの猫とくっついていたので、「ピン」の写真も少ない。

 

 

これでは不公平。私の卒業生ファイルに入れる準備をしたいし、なにより、美猫モデルのさくら(かえ)に申し訳ない。そこで私はミラーレスカメラ片手に何十枚か撮ってみたのです。

 

 

とはいってもしょせん私は写真が下手です(笑)。レタッチもできません。

 

 

なのでちょっと大目に見てくださいね。

 

 

 

ビクッとしたお顔をしているのは私が首飾りをつけたから

noseta (2)

 

 

 

さくら(かえ)は怖がりさんです。

noseta (6)

 

 

 

しかし若い女性らしい好奇心も。大好きなオモチャを振ったらとたんにスイッチがかわりました。

noseta (4)

 

 

 

キラキラのおめめをしています。

noseta (3)

 

 

 

撮影が夜だったので全体的に暗いのが残念です。

noseta (5)

 

 

 

日中の703号室は太陽が燦々。その反動か、夜は灯りをおとすのが私の趣味。ある意味自然に近い気もします。仄暗い巣穴にみんなで潜っている感じ? これが好きなんです。

 

 

 

だからめいいっぱい明るくしたつもりでも、やっぱり限界が・・・・・・

noseta (14)

 

 

 

 

毎晩仄暗い巣穴でさくら(かえ)とソイルは私と遊んでくれました。満天がいた頃は満天も。

noseta (13)

 

 

 

 

むちっと詰まった体型がかわいいでしょ?

noseta

 

 

 

体重3.3キロ。小柄でまんまるなんです。

noseta (12)

 

 

 

ほんとうにやさしい子で、我が家のだれとも仲よくしてくれました。

noseta (7)

 

 

 

男子からも女子からも絶大にモテモテです。

noseta (11)

 

 

 

顔も性格もいいんだからあたりまえだよね。鳴き声がまたたまらんのですよ。

noseta (9)

 

 

 

サイレントミウ。声があまり出ないの。さくら(かえ)が鳴こうと口をあけるたび、私は萌えまくり

noseta (8)

 

 

 

動画に撮りそびれちゃったなあ。今度里親さんにお願いして撮っていただきたいなあ。

 

 

かえ時代はレギュラーメンバーのシニア組(ほほ、さぶ、あまぱん)に甘え、フェロモンをまき散らし、いろんな刺激を与え、生きる活力をわけてくれました。

 

 

満天に寄り添い、励ましてくれました。

 

 

ソイルの友となり、姉となり、母となり、いっしょうけんめい育ててくれました。

 

 

賢いし、尊いですね。

 

 

今度はこの子自身が幸せにならないといけないと思います。

noseta (10)

 

 

 

かえがさくらとして生きていけるのをほんのりと期待しつつ、また皆さまには後日近況をご報告させていただきますね。ああ、写真を並べたら会いたくなった。

 

 

満天もかえもソイルももううちにいないなんて。保護猫がひとりもステイしていないなんて。

 

 

なんか不思議な感じです。

 

 

来週からはマイママさんに預けている保護猫実葉の家族募集に力を入れていきます。

 

 

実葉と暮らしてみたい方はいませんか? 些細なお問い合わせも大歓迎です。

 

 

本音を書きますが、実葉の里親になる方は、すごいラッキーだと思います。実葉はもう、弱い存在ではありません。人に助けを求めていたあの頃の実葉とはちがいます。

 

 

こっちが助けてもらっていますよ。会うと私が元気になれるんだからありがたいですね。

 

そしてちなみに実葉も超元気です。

 

 

ではでは皆さま、楽しい週末をお過ごしくださいね。

 

 

下手な写真ですが、モデルさんがステキだから少しは目の保養になりました?

 

 

 

LOVE!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


お母さんの日 ほか

じきに実葉がこのブログの主役になります(写真:マイ太郎さん)。皆さまよろしくお願いします。

rirurururu (16)

 

 

 

保護猫かえはトライアルの旅に出ました。トライアル前にかえのかわいい写真を撮ったので次回自慢しますね。かえのあたらしい名前もおいおい発表します♪

 

 

かえを送り届けたあと、運転しながらも私は眠くてたまりませんでした。意識が遠のくのを自覚したほどです。仕方なく車を路肩に停め15分熟睡。したら眠気が消え、疲れも半減~♪

 

 

比較的睡眠時間の短い私は、「眠る」ことのたいせつさを改めて噛みしめました。

 

 

元気になったところで一度帰宅し、お子たちの世話をサッと済ませスーパーへ

 

 

1日遅れだけど、妹婿タカにバレンタインのプレゼントを渡さねば! ワイン好きなタカとチーズやお菓子が好きな妹の喜ぶ顔を想像しながら選びました。

rirurururu (10)

 

 

 

妹からチチにドラムのカフスをもらったのです。チチ昔ドラムをやっていたので。

rirurururu (13)

 

 

 

私も10年ほど前にプードルのカフスをプレゼントしたことが

rirurururu (19)

 

 

 

つけるの恥ずかしがっていたけど何回か使ってくれた気がします^^;

 

 

もうサラリーマンじゃなくなる日が近いですが、シャレたカフスは思い出になりますものね。

 

 

私がタカに渡しに行ったのはちょうど夕飯時。妹夫婦がお腹をすかせているかと思い、妹家で簡単なごはんを作ることに。お肉は妹家にあった「いただきもの」。切ったお肉を妹お気に入りのアフリカ製のライオンのお皿(ほしい)に盛り、マスタードをかけメニューに加えてみました。

rirurururu (7)

 

 

 

妹の自撮り棒でパチ

rirurururu (17)

 

 

 

簡単なものばかりなのにタカ坊がやたら感激していたのがかわいそうだった。この家の夕飯はいつもほんとうにヒドいのです。サラダだけ、とか、納豆ごはんだけ、とかね。

rirurururu (4)

 

 

 

バレンタインといえば北京のまーさんにもセール品のシャツをプレゼント。超喜んでくれました。

rirurururu

 

 

 

なぜか母が履いているベージュのズボンも買わされた。もちろんセール品でございます。

rirurururu (24)

 

 

 

私も1枚買ったもんね。セール品(半額)のシースルーのシャツ。フリフリ感とネイビーと白が昭和っぽくて気に入りました。服はながーくながーく大事に着ているのでこれもそうします。

rirurururu (21)

 

 

 

MWさまからもバレンタインのプレゼントが。クオカード、お手紙、チョコ、ご支援などありがとうございます。emi-goに通院の話を聞いています。保護猫たちの不妊手術お疲れさまです。

rirurururu (2)

 

 

 

うちの家族はいい年してみんな甘えん坊。保護活動の用事がつづいて家族を放置するといじけます。自分でいうのもなんですけど特に母と妹は私への依存度がやや強く、ひさびさに電話をかけると「どなたさまですか?」と冷たくあしらわれることも。妹からはいやがらせラインがたまに届きます。面倒くさいなあと思うこともあるんですが、やっぱり家族だし、好きです。

 

 

数日後に帰ってくるチチにもちょこっとしたプレゼントを買いました。セール品の。

 

 

で、木曜の本日は「お母さんの日」と決めて、在宅ワークを放棄。パソコンを開かず、外出せず、掃除のあとは家でお子たちと話す、撫でる、遊ぶに徹しました。

 

 

たまにそうしないと自分をリセットできないし、お子たちとの生活を堪能できないし、なにより「比較的手のかからない子たち」に手がまわらなくなるのです。

 

 

手のかかる子たちは目につきます。通院、点滴、投薬、シリンジ給餌をしなければならないから。けれど気づくと最低限のことだけを淡々とこなしている日も多く、反省ばかり。

rirurururu (6)

 

 

 

うちは最近少しずついろいろなことが変化しています。

 

 

たとえば私が出かけるとき。一度認知症のナナが本気でべべの首を噛んでしまい、べべが危なかったので、べべはひとり寝室のお留守番となりました。

rirurururu (11)

 

 

 

保護猫たちがいるときは、必ずケージに入れてから家を出るようにしています。

 

 

そういう意味でも、私の目が外を向いていたり、私の外出がつづくと、お子たちは生活が制限され、ふびんなんですよね。

 

 

今朝、リルは朝ごはんを20分かけてようやく完食。カリカリがキライで困ります。

 

 

 

「犬の食うもんなんか!」

rirurururu (23)

 

 

 

よし。お母さんが冷蔵庫の残り物で末娘リルの好物を作りましょう!

rirurururu (3)

 

 

 

ニンジン、シャケ、大根、冷凍ごはん、お肉、亜麻仁油のおじや。ダシもしっかりとりましたよ。

rirurururu (8)

 

 

 

呼んでも降りてこないから仕方なくベッドで食べさせています。横着者でわがままです。

rirurururu (14)

 

 

 

3分で完食。食べてくれてうれしいなあ。

 

 

心に余裕を持つと日常のささやかなシーンがちゃんと中に入ってきて、刻まれるんですよね。

rirurururu (20)

 

 

 

末娘リルは13歳には見えないあどけなさです。ふふ。

rirurururu (22)

 

 

 

前に撮った写真ですが

rirurururu (12)

 

 

フワフワのリルと

rirurururu (9)

 

 

 

シャンプー後リビングに逃げたスカスカのリルをごらんください。

rirurururu (15)

 

 

 

ちがう犬みたい^^

 

 

最後に、どーでもいいことですけど、ここ数日の私の夜食や夕飯写真を!

 

 

正月2キロ太った私。1キロは戻ったのですが、あとの1キロがどうしてもむずかしい。

 

 

なのに夜食がやめられない。夜中は腹が減ってどうしようもないのです。

 

 

そこで考えたのがこのメニュー。もやしのナムルとパプリカ、きゅうり、にんじんのサラダ

rirurururu (25)

 

 

 

ごま油が入ってるけど、まあいいでしょう。これ食べてりゃ太らないでしょ?

 

 

で、今夜の夕飯はこちら

rirurururu (18)

 

 

 

またもやにんじんの量が異常ですね。いいのいいの。にんじんが好きなんですよ。炊飯器でシャケがゆを炊き、多く作りすぎたパプリカ入りのサラダ(これにもにんじんが)を平らげました。

 

 

私は昔から食べ合わせや量のバランスがおかしいとほうぼうで指摘されています。ツイッターにも書いたんですが、キムチとコンスープとアップルパイとか、紅茶を飲みながらお鍋とか。そうめんとグラタンとか。変だという自覚はあるのですが、食べたいものを食べるのがいちばんかなと思うのです。今ひとりの時間が長いから、やりたい放題ですよ。

 

 

へへ。毎日がとても楽しいです。

 

 

くだらない内容で失礼しました。

 

 

週末ゆっくりコメントのお返事を書きますね。

 

 

ではではまたお会いしましょう。

 

 

LOVE!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


2みなさん ぼくんちへようこそ(満天より)

さて、つづきです。皆さまお待たせしてごめんなさい。

 

 

皆さまもご存じのとおり、満天は卒業直前にいきなり胃腸炎になり通院しました。長らく飲ませていた抗生物質が原因です。お届けを延期しようかとも考えましたが、様子を見て大丈夫そうなら予定通り行くことに。ほんとうは午前中に満天の新居に着くはずでしたが、念のため午後にしてもらったので、ご主人さまにはまたも会えず。せっかく半休を取ってチチと私を待っていてくださったのに。近々ごあいさつに伺わせていただきます。

 

 

4カ月も我が家にいたのでお婿入り道具はひいきぎみに^^

gaoria (13)

 

 

 

703号室から車を走らせること1時間。満天着いたよ~!

IMG_2848

 

 

 

ここが満天の新境地です。

IMG_2859

 

 

 

ケージはお兄さんとお姉さんのお年玉を足して、家族みんなから満天へのプレゼント♪

IMG_2866

 

 

 

満天が緊張しないよう、シーツをかぶせてもらいました。

gaoria (16)

 

 

 

 

先代猫ルランくんのお下がりのキャットタワー

gaoria (24)

 

 

 

爪とぎゾーンにルランくんの足跡が。ここでバリバリやっていたんだろうなあ。

gaoria (14)

 

 

 

手作りの猫トンネルも!

IMG_2863

 

 

 

広々として清潔なお家です。

gaoria (23)

 

 

 

写真には写っていませんが、受験を控えたお姉さんの勉強机もありました。お兄さんがお姉さんに勉強を教えているそうです。いいな。でも満天がいたら勉強どころじゃなくなりそう(笑)。

 

 

壁には家族の写真がたくさん。真ん中がお姉さんだ。かわいい!

IMG_2854

 

 

 

お兄さんは野球少年だったのですね。若かりし日のお母さんもいます。

IMG_2853

 

 

 

そして、ルランくん。ルランくんはご家族の胸の中で永遠に生きていると思います。

IMG_2870

 

 

 

今回満天を迎えるにあたり、つけてくださった換気用掃き出し窓の脱走防止柵

IMG_2856

 

 

 

天井からしっかりとつっぱっていました。安全な環境は保護主としてありがたい限りです。

 

 

 

満天のいるリビングには重厚なドアがあるので玄関への飛び出しはできないですが、玄関にはルランくんのときから設置されていたゲート(1m超)もありました。3重という意味です。

 

 

猫はジャンプ力があるので、せっかくのゲートにもう少し高さがあった方がいい気もしますけど、感心したのはゲートを設置した場所。扉のすぐそばについているのがわかりますか? 扉と柵の間に隙間がほとんどありません。だから人間の帰宅時に猫がゲートの向こう側で待ち伏せをするという状況が考えられないのです。

IMG_2879

 

 

 

もちろん、満天の生活ぶりを見て追加でいろいろ手を施してくださるご家族ですので安心です。

 

 

 

おいしいロイヤルミルクティ、ごちそうさまでした。心も体もポカポカです。

IMG_2868

 

 

 

お兄さんが満天をこねこね

IMG_2847

 

 

 

お姉さんが満天をこねこね

IMG_2852

 

 

 

少し緊張しているかな?

gaoria (5)

 

 

 

ケージから飛び出す満天をみんながあたたかく見守ってくれています。

IMG_2876

 

 

 

この家族なにもかもが「あうんの呼吸」なのです。

 

 

たとえば私がお婿入り道具のベッドをお母さんに渡すと、お姉さんがどこからかハサミを持ってきてタグを切ったり、お母さんと私の(譲渡誓約書に関する)会話を聞いていたお兄さんが、お母さんからの目の合図でスッとハンコを持ってきたり。お父さんとお母さんは私とほぼ同じ年齢ですが、どうやったらこんな子どもに育つのか正直不思議でたまりませんでした。

 

 

家族みんながお互いを認め、助け合い支え合って生きているんですね。

 

 

 

満天、よかったねえ。幸せになれるよね!

IMG_2875

 

 

 

記念写真。ちゃっかり私も輪に入れてもらいました。

IMG_2871

 

 

 

おみやげありがとうございました。最後の通院だけは私がお伝えしていなかったのですが、それ以外の満天の医療費を全額お預かりしました。次の保護猫に充てさせていただきます。

IMG_2882

 

 

 

以下が満天家から届いた満天の近況画像↓

IMG_0202

 

 

 

だんだん慣れてきたね~!

IMG_0201

 

 

 

にょきっ

IMG_0198

 

 

 

ぬいぐるみたちに紛れてかくれんぼ

IMG_0197

 

 

 

おねだり(相手はお母さんかな?)

IMG_0203

 

 

 

ちゅーるをゲット

IMG_0200

 

 

 
今日はブログのつづきを楽しみにしている満天の様子が送られてきました(笑)。

FullSizeRender

 

 

 

動画もいっぱい送ってくれています。いくつか載せているのでツイッターをご覧の方は知ってますよね。未公開ですがお父さんと満天の会話も笑えました。

 

 

 

数々の動画の中で、このラブラブぶりが特に印象的だったので貼りつけておきます。

 

 

 

お兄さんは満天を置いてバイトへ行くのがイヤだと言っているようです(爆)。

 

 

元捨て猫満天は家族に出会い、超溺愛されまくっています。

 

 

ルランくんはむろん、共感をもたらせてくれたかつくんにも感謝、ですね。

 

 

 

かつくん「x243満天おめでとう。出会いのきっかけを与えてくれたのはルラン兄だったけど、満天のありのままを受け止めてくれる家族だから、満天のぜんぶをさらけ出していいんだよ。

満天のお母さんはお茶会の日、満天に遠慮し、満天のいる前でルラン兄の話をするのを控えていたんだって。さっきハハにメールで教えてくれたんだよね。メール読んでハハが言ってた。

【そういえば合点がいったわ、お茶会の日私がルランくんの写真を見たいと言ったら、お母さんはじゃっかん戸惑った顔をしたから、なんでかな? と思ってたの。そういうことだったのか】

ぼくはそれを聞いて、お母さんのお人柄の深さを改めて感じた。満天を個として扱ってくれて、思慮深いステキなお母さんだね。もう一度、満天、おめでとう!」

1-3483

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


1 いまぼく あったかいきもち(満天より)

これから必死に書きます。

 

 

頭の中を整理してみましたが、これ以上省けないところまで来ているので、長くなります。皆さまはお疲れになるかもしれませんが、よかったらぜひ最後まで読んでください。

 

 

 

【満天という猫】

 

これまではっきり言及したことはなかったのですが、満天は「捨て猫」にちがいありません。ともに生活をしていると、満天が生粋の野良猫だったようには思えないのです。

gaoria (4)

 

 

 

人にベタベタするタイプではないのですが、ときどき、満天の中に「人と暮らしてきた歴史」を垣間見ることが。無理やり抱いても怒らないし、おねだりもじょうず。家のいちばんくつろげる場所を占拠するのがうまいのも満天でした。

gaoria (11)

 

 

 

鳴き声はドナルドダックに似ています(たぶん)。

gaoria (19)

 

 

 

703号室は多頭です。

 

 

ゆえに満天はほかの子たちと写っている写真が多かった気がします。

IMG_0089

 

 

 

満天は空気を読むことに長けています。

IMG_0035

 

 

 

空気を読むのに、満天はナチュラルで

IMG_0076

 

 

 

おもしろいキャラクターです。

IMG_0046

 

 

 

私を和ませてくれました。

IMG_0065

 

 

 

アピールフォトを撮るために、満天に首飾りをつけた日も、満天は両手を使い何度も器用に首飾りを外しました。その様子がまるで人間のようで、クスッと笑ったのを思い出します。

IMG_0044

 

 

 

あたりまえですが、満天はぬいぐるみではありません。強い意思を持って生きています。

gaoria (26)

 

 

 

私は満天のそこが好きです。

 

 

けれど、満天は場の雰囲気に合わせ、ある程度折り合いをつけることができます。

FullSizeRender

 

 

 

最初キライだった子猫ソイルを受け入れました。

gr (19)

 

 

 

私がつぎつぎにあたらしい子を連れて帰るもんだから

gr (30)

 

 

 

仲よくするしかなかったのよね。

IMG_2837

 

 

 

満天、ごめんね。

gr (6)

 

 

 

ソイルを受け入れすぎてくれた満天

gr (16)

 

 

 

カップルのごとくラブラブだったかえがぽつんとひとりぼっちに(笑)

gr

 

 

 

モテる男は辛いねえ^^

IMG_2828

 

 

 

ソイルを抱き枕にする満天の足がたまらない。

IMG_2831

 

 

 

満天は食いしん坊でもありました。さぶ兄のごはんを狙っています。

gaoria

 

 

 

そしてほんとうは孤高で怖がりな猫でもあるのです。

 

 

認知症の犬のナナが吠えながら猫たちを追いまわすから、満天はナナから遠く離れたスペースにいました。満天はナナが囓ってボロボロにしたガリガリサークル(爪とぎ兼ベッド)がお気に入り。1日のほとんどをガリガリサークル内で過ごしていたのです。

 

 

 

そこへKYのほほが近づくと、コアゾーンをめぐり満天がほほを追い払います。

gaoria (2)

 

 

 

ほほは満天に怒られると、リビングのあちこちにマーキングをして自己主張に精を出しました。

 

 

ほほのマーキングがひどくなったのは、私が満天を保護したから。

 

 

私は満天にもほほにも、申し訳ない気持ちでした。

 

 

満天はうちでみんなと共存しましたが、もともと好んでここに来たわけではありません。

 

 

近所で私に拉致され別の選択肢がなかっただけなのです。

 

 

聡明な猫なので、満天なりに溶け合う努力をしてくれていたのでしょう。

 

 

そんな満天に転機が訪れました。

 

 

なかなかご縁に恵まれなかった満天に、声がかかったのです。

 

 

 

 

【ルランくん】

 

ルランくんは1歳10カ月でこの世を去りました。703号室のかつと同じ病魔と闘い抜いて・・・・・・

IMG_0199

 

 

若くして亡くなったルランくんは、けれど孤独ではありませんでした。ルランくんには最後まで包み込んでくれた家族がいたのです。ルランくんの家族にとって、ルランくんは宝物でした。

 

 

「子どもたちが成長し、命に責任を持てるようになったら、念願の猫との暮らしを実現させよう」

 

 

ルランくんのお母さんはすぐに猫を迎えませんでした。家族のライフステージに合わせ、機が熟すのをじっと待っていたのです。ルランくんは家族にとって、待ちに待った存在でした。

 

 

ルランくんは愛をまといながら生きました。

gaoria (8)

 

 

 

家族のアイドルそのもの

gaoria (25)

 

 

 

病気が発覚してからは、家族が一丸となって、ルランくんのケアに全力を注ぎました。

gaoria (17)

 

 

 

お父さんはがんばって医療費を稼ぐ係。お母さんは通院係。食事や投薬はお母さんやお兄さんが担当し、お姉さんもルランくんを撫で、励ますのが日課でした。

 

 

しかし、ルランくんの病気は、現在の獣医学ではどうにもならないのです。

 

 

私もかつを失ったとき、ルランくんとかつのこの病気を心の底から恨みました。なにもかもをなげうってでも助けたかった。かつは私の家族だから。できることはなんでもしたつもりです。

 

 

なのにかつは日に日に弱っていくばかりで・・・・・・

 

 

ルランくんの家族の経験を聞き、私はありありと10年前を思い出しました。

 

 

かつの不在が自分にとって、どれほど悲しかったか。

 

 

連日、かつの面影を求め、かつに似た毛色の保護猫の写真を探しては眺めていたっけ。

 

 

かつの死から5カ月後、縁あって私は、かつと同じ黒白模様の「あまた」に出会いました。

 

※そのときの心情を綴った記事はこちらです。

 

 

ルランくんのお母さんもまた、当時の私と同じ行動(里親サイトを見てはため息)をくり返し、ふと現れた満天の姿を目に留めてくれたのです。いろんな迷いや不安を抱えながらも。

 

「ルランくんと満天」

 

「かつとあまた」

 

 

満天への問い合わせメールを開いたとき私はお母さんの心情が痛いほど伝わってきました。

 

 

そしてご縁を感じたのです。深いヤツを。

 

 

 

 【文通】

 

保護動物のご縁結びのやり方は人それぞれ。私にも当然独自のノウハウがあります。

 

 

お母さんとのメールを通じ、私たちはお互いをより、知りました。

 

 

知れば知るほど思ったのです。

 

 

「この方を逃してたまるか」

 

 

と。

 

 

あ、言っちゃった(笑)。

 

 

でもいいことばかりを書くわけにはいきません。どの個体にも多少の短所があるのです。

 

 

満天の場合は、媚びない強い自立心や、私の趣味で受けさせたSDML検査の数値が基準値より1だけ高かったこと、猫風邪の影響で目が腫れ、咳をしたことなどが家族募集に際してのウイークポイント。満天は総じて健康体でまちがいないのですが、私はなるべく私の知りうる限りの情報を希望者さんに伝えたいのです。

 

「こんなはずじゃなかった」

 

「それ、聞いてない」

 

伝達不足が誤解を生むこともあり得ます。いい譲渡が目的なら、希望者さんに誠実さを求めるなら、自分が先にそこを見せなければ円滑な人間関係は芽生えません。

 

 

私のほうにもお聞きしたいことが山ほどあります。特に脱走防止に関しては、703号室の里親さん方ならおわかりでしょうが、かなり細かく詰めます。そうすると、お互いへのメールが重苦しくなり、頭を使わないと読み書きできないようになり、どうしても事務的になってしまいます。

 

 

そこで私は満天にお願いし(笑)、彼にちがう角度からお母さんにメールを送ってもらいました。

 

 

満天が703号室の生活で感じたことや、満天の好物、苦手なもの。

 

 

ソイルが満天のお母さんにメールを送ったこともあります。

 

 

一発目を送ったときは頭がおかしいと思われるかとビクビクだった満天(と私)ですが、お母さんからにこやかな返事が。満天をいっぱい誉めてくれました。会える日を指折り数えてくれました。お母さんだけでなく、お姉さんも満天のメールを楽しみにしていたそうです。ふふ。

 

 

年に一度くらいしか私の布団に入らないほほを

gaoria (9)

 

 

 

気まぐれでふと潜ってきたほほを

gaoria (27)

 

 

 

満天がじっと見つめています。

gaoria (18)

 

 

 

そして直後にほほのまねをしました。満天が布団に潜ってきたのはこのときだけです。

gaoria (10)

 

 

 

満天は布団に潜ったあと、すかさずお母さんに報告しました。

 

 

一歩ずつ一歩ずつ距離が近づいて

 

 

とうとう晴れのお茶会を迎えたのです。運命のように。

 

 

 

【お茶会】

 

お母さん、お兄さん、お姉さんがソイルへの猫缶のおみやげとお菓子を持ってきてくれました。

IMG_9809

 

 

 

礼儀正しいお兄さんは、開口一番、「つまらないものですが、よかったらこれ、どうぞ」と手渡してくれたのです。ああ美形の一家。外見は今どきの大学生ですが、中身に芯があります。

 

 

お母さんもお姉さんも想像通り、いえ、想像以上のおだやかさ、あたたかさでした。

 

 

仕事の都合で来れなかったお父さん(お父さんとはビデオレターを拝見し、後日ごあいさつに伺う約束を交わしています)にかわって3人で満天に会いに来てくれました。

gaoria (21)

 

 

 

満天は愛想のいい猫ではありませんが、お茶会の間中、根気よく向き合ってくれています。

gaoria (3)

 

 

 

べべ、ソイル、かえのこともかわいがってもらいました。

gaoria (12)

 

 

 

満天はおやつをもらってまんざらでもなかった様子。

 

 

先代猫ルランくんの話を伺いました。

 

 

話をすればするほど、家族の仲のよさ、いい意味の密着度、相手への関心の大きさを感じました。思春期のお兄さんとお姉さんが両親と行動をともにしているのも正直驚きです。

 

 

仕事の都合で来れなかったお父さんの話になると、お母さんは言いました。

 

 

「主人は・・・・・・愉快な人なんです」

 

 

お兄さんがフォローをするようにつけ加えました。

 

 

「大学に行かせてもらえて、(お父さんに)とても感謝しています」

 

 

なんていうか、オトナの口調をまねた言葉ではなく、ほんとうに自然にスッと出た本心のように感じたのです。家族全員が全員への感謝を持ちながら生きているファミリーです。

 

 

ここに満天を加えたい。私も自然にそう思いました。

 

 

楽しくて実りあるお茶会でした。

 

 

お茶会のあと、お父さんを含めた家族会議の結果、満場一致で満天を迎えるくれることに決まりました。満天に伝えると、満天は喜び勇んで、またすぐに家族にメールを送ったのです。

 

 

「お父さんお母さんお兄ちゃんお姉ちゃんへ

ぼく きょうもおくすり飲めました

ちっとも苦くありませんでした

ぼくの保護者になってくれてありがと

ぼくいまいるお家でこの黒いの(ほほ)がいちばんにがてです

大きなナナというおばあちゃん犬もときどきぼくを追いまわします

ぼくは運動神経がいいのでサクッと交わします

ぼくはタフなほうです

外に比べたらこの家はぬるま湯

でもぼくはここにいながら

いつかぼくにもほんとうの家族ができるのをほんのり夢見てきました

いまぼく

あったかいきもち

そしてエヘンて顔をしています

満天より」

 

 

捨て猫満天は、野良猫としていっしょうけんめい生き延びました。

 

 

私の保護猫になり、紆余曲折を経て、家猫、愛猫への昇格を果たしたのです。

 

 

家族は満天の顔の傷も気に入ってくれています。

 

 

満天の甘えない一面も、大きな体も、満天の丸ごとを受け入れてくれました。

 

 

ルランくんと似たところも。ルランくんと似ていないところも。

 

 

次回は満天の新居へご案内します。

 

 

長い文章、お読みくださってありがとうございます。

 

 

LOVE!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


ソイルの家族が決まりました

皆さまこんばんは。保護猫ソイルのご縁が決まりました。

soiru (7)

 

 

 

 

皆さまの応援のおかげで最終的には25件のお問い合わせをいただきました。ステキな方ばかりでマジメな話、先週はずっとピリピリモードでした。不遇な犬猫は少ない方がいいに決まっていますが、今回ばかりはソイルがあと数匹いてくれたらどんなによかったかと思ったほどです。

 

 

日々やり取りを重ね、最終的に二家族になったところで胃の痛みがピークに達しました。

 

 

うれしい悲鳴といえばそれまでなのですが、私はうれしくなかったです。お断りしたくなくて。

 

 

ソイルに目を留めてくださった善き方々が良縁に恵まれますことを切に祈っております。

 

 

リツイートしてくださった方、応援メッセージを寄せてくださった方、ありがとうございました。

 

 

 

本日お茶会の合間に撮った写真

soiru (8)

 

 

 

おやつをもらったり、遊んでもらったり、撫でてもらったり

soiru (10)

 

 

 

はじめちょっと緊張したソイルですが、終盤はどんどん自分らしさを出すことができるように^^

soiru (11)

 

 

 

ご家族は、さっそくソイルをお迎えする準備に入っています。

soiru (9)

 

 

 

 

くわしくは卒業レポートでご紹介しますが、とっても理知的でやさしいご夫婦です。

 

 

前から猫と暮らしたかったけれど、まずは住環境を整えるのが先だと考え、長年がまんしてきたそうです。2年前、ペット可能住宅にお引っ越ししたあと、今度はお仕事が落ち着くのを待って、このたびようやく里親になることを決意。真摯なお人柄ですね。猫をたかがペットではなく、家族として考えてくださっているのを感じました。ここは私が信頼を寄せるポイントです(笑)。

 

 

 

ソイル、よかったね。おめでとう♪

soiru

 

 

 

明日はこのアザラシを

soiru (2)

 

 

 

 

いや、人魚姫を

soiru (3)

 

 

 

いや、保護猫かえを連れて検診に行ってきます。

soiru (5)

 

 

 

「え~ 聞いてませんっ!」

soiru (6)

 

 

 

今、言いました!

 

 

 

「はあ・・・・・・」

soiru (4)

 

 

 

牛歩ですが、少しずつ前に進んでいます。

 

 

実葉まで含めた保護猫全員をお嫁に出すのが私の夢です。

 

 

うちの保護猫たちが善き方といい出会いを果たし、いやいや引き取ってもらうのではなく、待ち望まれた存在として我が家を巣立っていくのが私の希望です。決して譲れない願いです。

 

 

全員を送り出したあと、べべたちとしばらくのんびり過ごします。

 

 

それまではがんばるぞおおおお!!

 

 

応援してくださる皆さまに愛と感謝を込めて、LOVE!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク