我が家がいちばん

明日いよいよみいさんが保護猫満天の写真を撮りに来てくれます。

 

 

とっとと台湾ネタを出し切ってしまい、703号室を満天一色にしないと。

 

 

ゴロゴロ甘えん坊の満天

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犬とも共存できます。

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自分よりKYがいなければ自分がいちばんKYですが、自分よりKYがいると場の空気を読もうとするのが満天のいいところ。こんな説明でアピールになるかどうかは自信ないけど。

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老犬ナナがときどき執拗に満天に絡みますが、満天はじょうずに避けています。

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スッといなくなる感じ(笑)。

 

 

 

さて、今日でいよいよTHE ENDでございます。台湾旅行記。興味のない方はスルーしてね。

 

 

 

最終日8時に起床。寝坊できて幸せでした。

 

 

朝食はいつも通りホテルのパックに組まれたバイキング・・・・・・を眺めるだけでした。

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色とりどりの食材を前に、とても切ない。

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でもだいじょうぶ。母と妹夫婦が私の分までしっかりと平らげてくれたので。

 

 

 

チェックアウトを前に荷物の整理と最終確認。デカいバッグ増えた^^;

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歩いて伯母の家へ。最後のあいさつをしに伺いました。

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新郎新婦はなんと式の翌日から出勤。モードを切り替え、バリバリ働いているんだとか。

 

 

すごいなあ。見習いたいけど私にはむずかしいですね。

 

 

伯母の家には式から引き上げた生花がたくさんありました。ひとつひとつが驚きの大きさです。

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伯母家を出た私たちは市場を求めて歩きました。母が店で使う食材を買って帰りたいそう。

 

 

フルーツ屋さん発見!

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朝ごはん専門店も見つけました。

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饅頭、チマキ、どれも惹かれる。

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しかし私は見るだけです。

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私はお腹を下しているものの、食欲がないわけではありません。すごい酷です。

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母のお目当ての市場が数軒休みだったので仕方なくスーパーへ

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おおおう。なつかしいものが仰山。私も買って帰ろ!

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途中、昔母と私が住んでいたマンションの前を通りました。

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ここ・・・・・・父と手を繋ぎながらよく通った公園だ!

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隣にいた母が私の耳元で囁きました。

 

 

「アンちゃんはえいちゃんとはちがう」

 

 

「ん?」

 

 

母が言いたいことは瞬時にわかったのですが、とぼけて聞き直します。

 

 

「アンちゃんはえいちゃんとはちがう」

 

 

もう一度同じ言葉が返ってきました。

 

 

「ここ(台湾)の血が、流れている。ママと同じ」

 

 

国籍は日本でも、私には日本の血が一滴も流れていないことを母は言いたかったのです。故郷を忘れてほしくないと。私はなぜか母に認められたような気持ちになりました。ホッとしました。実はずっとそうやって生きたかったのです。私は心から日本を愛しています。日本で生きられてうれしいし幸運です。日本人として物事を考えるのが好きです。日本語が好きです。親切な日本の方に支えられながら日々暮らしています。けれど私は、父を含めた自分のルーツを否定したくありません。もうオトナだから、根っこをも晒して陽に当てたい。

 

 

私はぶっきらぼうに頷き、妹夫婦の背中を追いました。

 

 

 

チェックアウト。次はいつ来れるかわかりませんが、今はとにかく、早く703号室に帰りたい。

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空港でチチへのおみやげと食料品を追加で買いました。これは本気でオススメですよ。

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ごはんとの相性よし、麵との相性よし、炒め物との相性よし、万能の一瓶です。帰宅後、チャーハンを作るのに使いました。おいしすぎて自分が作ったものとは思えませんでした。

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当然、チャーハンがつづきます(笑)。

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飛行機はみんなバラバラの席。空港で母と妹夫妻はランチを食べていましたが、私は数口もらうだけでほとんどガマン。トイレ地獄が怖くて機内食もパス。マスク姿で寝まくりました。

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台湾はごはんがおいしいのに、私は「おあずけ」が多かったなあ。残念です。

 

 

 

けれど、いろいろ買ったりいただいたりしたので、703号室内で台湾を楽しもうと思っています。

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家の中がメチャクチャになっているかとビビっていたのですが、意外ときれいでホッ!

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カレーをたいらげた模様です。

 

 

 

ただいま!

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やっぱり我が家がいちばん

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まあ行く前からわかりきっていたことですけどね。

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皆さまおつき合いくださいましてありがとうございました。

 

 

 

LOVE!

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

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満天ちょこっと と 台湾旅行(婚約式へ)

保護猫満天はごはんの催促がハンパじゃありません。たくさんしゃべります。

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顔が大きくて、手足が太いです。デカめ男子は私の大好きなタイプ。健康のオーラが全身から溢れています。体調が安定しています。ほげっとしたお顔にくすぐられます。

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近々満天特集をブログで行います。家族を希望する方からのご連絡をお待ちしています。

 

 

 

さて、本日は台湾のド派手な「婚約式」について旅行写真を織り交ぜながら。

 

 

興味のない方はここでお別れしましょう。以後台湾親族関連の写真がずらーとつづきます。

 

 

2日目、6時過ぎに起床。隣の部屋の妹夫婦を起こし、みんなでバイキング朝ごはん

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朝ごはんは宿泊代金に含まれているから食べないと損。みんなでたくさんいただきました。

 

 

 

ホテルを出て、タクシーで伯母の家へ

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着くと部分ウイッグとつけまつ毛をした伯母が出迎えてくれました。

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おはよ。文範。いよいよですね。ヘアメイク中の新郎は照れ顔

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ジミ婚なんていうのもめずらしくない日本。台湾も年々そうなりつつあるそうです。

 

 

しかしお嫁さんのご両親は「台南」出身。日本でいえば名古屋のように盛大に結婚式を執り行う地域です。新郎家はお嫁さんのご両親の意に添い台南のしきたりを重んじることにしました。

 

 

いくつかの儀式は割愛。婚約式と結婚式(2回やるそう!)のみに絞りました。私からしてみれば「どこを省いたの?」ってほど充分なんですけど。

 

 

新郎のヘアメイクはあたりまえ、だそうです。まあ晴れの日ですものね。

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新郎に専属カメラマンさんがひとりつきます。新婦側には4人ついており、総勢5名のカメラマンさんが1日をかけ何万枚(!)もの写真を撮るのです。信じられないですよ。

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私たちも負けじとミラーレス一眼をフル活用。せっかくそれなりに着飾っているのでね!

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カメラマンさんが女性陣を撮ってくれました。姉妹と姉妹。お気に入りの1枚です。

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伯母と新郎のすすめで、私もちとだけブローしてもらうことに

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ぺちゃんこ頭がふんわりしたところで、記念撮影。新郎は真新しい正装に着替えていました。

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婚約式は新婦の家で行います。朝婚約式、夜結婚披露パーティってなんかすごいなあ。

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運転手つきのハイヤー3台をこの日のために用意した模様。ちなみに新郎家は車を持っていません。自転車だけ。こういうときは惜しまないタイプですがふだんの生活は質素で堅実です。

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先頭を走る新郎の車両からはときどき爆竹が投げ出され、結婚式を行うことを周囲に知らせていました。私が小さい頃の結婚式は町中が煙く感じられるほどの爆竹量でしたが、最近はスリム化している雰囲気です。道路がすいていたため、予定より早く着きそう。

 

 

路肩にしばし停車し、時間を潰します。

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新婦実家のマンション下に到着。すでに関係者でギュウギュウでした。

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新郎家から運んだ荷物を新婦家に置き

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長い待ち時間を経ていよいよ儀式がスタート

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新婦側から新郎側へのお茶菓子、おわんに入った汁物、フルーツを着席していただきます。

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大きな神棚。これを見て私は新婦のご実家の職業を当てました!

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ご両親はきっと商いをしているにちがいありません。伺ってみると正解とのこと。やったね!

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新郎の友人。弁護士仲間だそうです。腰の低い紳士でした。

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美しい新婦登場。手に持っているのは「あたらしい家族になる客人(私たち)」へ振る舞うお茶

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私たちは出されたお茶を飲み干し、空いた茶碗に「紅包」(お金の入った紙袋)を突っ込んで新婦に返します。その際にひと言ずつ新婦に言葉をプレゼントするのです。

 

 

この儀式は通常伯父、伯母、祖父母などの目上の方がやるのですが、なぜか私まで頭数に入れられてしまいました。みんな私を見て、「アンニイお姉さんはちっとも老けない、いつ会っても若いまま」と言ってくれたのに・・・・・・正直複雑な心境です。でもいいや。めでたいから。

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私は茶碗を回収しに来た新婦に「幸福美満」の一語をプレゼント。

 

 

新婦は「謝謝」と頭を下げました。

 

 

それにしてもカメラマンさんの数が・・・・・・日本じゃ考えられないですよね。

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つづいて、新郎家が新婦家に結納金を渡す儀式。目玉が飛び出す額でした。

 

 

新婦側は満面の笑みで受け取ります。

 

 

そして受け取った直後に、お母さまが北京語でこう話しはじめました。

 

 

「私たちは今、あたたかい心を受け取りました。けれど私たちはこのお金をお返しいたします。このお金を娘夫婦の未来の発展のためにつかっていただくのが私たち夫婦の考えです。私たちはお気持ちだけをちょうだいします。ありがとう」

 

 

実際は受け取る方もいるのですが、新婦のご実家の選択は「受け取らない」でした。

 

 

受け取っても受け取らなくてもどっちでもいいんですけど、ひと言ひと言を噛みしめるように発した新婦のお母さまのお人柄に私は心が釘付けになりました。

 

 

右のおふたりが新婦のご両親です。笑顔がステキですね。

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最後の儀式は新婦に「純金をつける」です。新郎の母、新婦の母が、ネックレス、ブレス、ピアスをつけていき、仕上げに新郎が新婦に金の指輪をはめるのです。ゴージャスな風習ですね。

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ピアスがうまくはめられない新婦。すぐさま新郎がiPhoneを鏡にし、差し出しました。新郎は昔からどこへ出かけてもドアを開けてくれるし、重い荷物も率先して持ってくれます。レディーファーストやエスコートが自然と身についたジェントルマンです。

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金をまとい花嫁はいちだんと華やかに。以前私は検事と書いたのですがまちがいです。新婦は裁判官をしており、新郎も新婦も法廷では「別人になる」と伯母が話していました。

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オンとオフを器用に使いこなせるのっていいですね。それにしてもあなたたちいちゃつきすぎ!

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カメラマンさんがやたら「キス」させるので、見ているこちらは顔から火を噴き出しそう。親の前で堂々とキスをするなんて日本ではあまり考えられませんね。結婚するまでは異性間の交渉を控えさせるのが親の役目ですが、結婚後は親も含めタガがはずれる模様です。

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ふたりのキスシーンを見ていた新婦のお母さまがカメラマンさんに笑いかけました。

 

 

「いいなあ。私も夫とあんなキスをしたい。私たちのキスも写真に撮ってもらえるかしら?」

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ほんとうにかわいい方です。そしてご両親はキスシーンをバッチリ撮ってもらっていましたよ。素晴らしい婚家に恵まれ、王文範は幸せな男だと思います。

 

 

終盤、新婦の愛犬2頭が登場。新婦は保護老猫も飼っていますが会えませんでした。

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ちょい重めの愛想のいい犬たちに場が一気に和みます。

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私もチチのご両親をたいせつにしないと。

 

 

すべての儀式が滞りなく進み、正午前には新婦の家を出ました。

 

 

帰る際に何度も注意されたのは「グッドバイ」「バイバイ」「再見(さようなら)」などの別れの言葉をぜったいに口に出してはいけないこと。失言しては困るので、私たちは会釈だけしました。

 

 

夜のウエディングパーティまであと5時間あります。

 

 

疲れきった私は、いっしょに行動したがる伯母を振り切り、ひとりホテルに戻って昼寝しました。

 

 

母、妹夫妻は時間を惜しんで寝ません。

 

 

普段着に着替え、漢方の買いつけに行ってしまいました。パワフルですね。

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カメラの中に入っていた画像。たくさん入手したみたいです。店で料理に使うのでしょうか?

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漢方薬局の帰り道にまたソウルフードを3人で食べたんですって。

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あっぱれの元気と食欲です。

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私はその頃、703号室で昼寝をしている夢を見ていました。

 

 

台北のホテルで昼寝しながら、703号室の昼寝の夢を見るなんて、なんだか不思議です。

 

 

つづく

 

 

 

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満天の通院 と 台湾旅行(到着~1日目を終えて)

皆さまこんばんは。本日は保護猫満天の通院でした。

 

 

保護から2か月経ちウイルスチェックを再度行ったのです。1回目は陰性でしたが、当時満天の顔にはケンカ傷があったためもう一度やることに。結果、このたびもマイナス。これで信憑性がかなり高くなったと思います。満天お疲れさま。

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まだ若い満天。体重は思ったより軽く5.2キロでした。健康状態はとてもいいので近日中に家族募集をはじめます。実は次の子も来ることになっているので、円滑にやらないとね。

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検温の際、お尻に体温計を入れられた満天は、絶妙のタイミングでふかーいため息をつき、診察室に笑いをもたらせてくれました。明るくひょうきんな満天、大好き♪

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保護したときはこんな柔軟な猫だとは知らず、大騒ぎしたなあ。皆さま覚えていますか?

 

 

満天との出会いの一連はこちらを→ 「負の循環をきみと切る」

 

 

人慣れするのに半年は必要だと覚悟を決めていた私はボーナスをもらったような心境です。

 

 

満天ありがとう。

 

 

 

さて、ここからは台湾ネタ。興味のない方はここでお別れしましょう!

 

 

 

ホテルにチェックイン

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13F建てのコンパクトなホテル。まだ新しく、清潔で、シックな雰囲気

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いろんな心遣いがちりばめられていて、センスのよさも感じました。

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ふざけすぎですね。すみません^^; 妹夫婦は隣の部屋で、私は母と同室でした。

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母と寝るのはこの日以来。今回はずいぶん待遇がちがいます。

 

 

前回がひどかっただけともいう。でも前回はべべ公がいたから、床が硬くても幸せでした。

 

 

 

ぐうだらな私はしばし昼寝をしたい欲望に駆られましたが、伯母からのしつこい電話攻撃と、仕切り屋の妹による圧迫で仕方なく伯母の家をめざしました。徒歩10分ですけど。

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台北は新旧混在の奇抜な街です。溶け合いひとつになろうとしないところがおもしろい。

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エレベーターを降りるとすでに伯母が玄関に。70歳をすぎているようには見えないでしょ? 教師をしていた伯母と歯科医の伯父が出会い結ばれ、従妹と従弟が生まれました。伯母は私の名づけ親でもあります。ほんとうによくかわいがってくれました。特別な人です。

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築年数のかなり古いマンションですが、伯母は家の隅々まで丁寧に磨いています。

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こういうところを私もまねたいのです。

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日本の風習に慣れている私は何度も靴を脱ごうとしてとめられました。だって土足って・・・・・・

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ミニサイズのタカ坊もはしゃいでいます。この人は妹婿というより私の弟ですね。

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新郎王文範。司法試験に挫折しかけて気晴らしに日本に遊びに来た際には私とチチがディズニーシーに連れて行ったことも。心の優しいイケメンです。

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食卓に写っている紅い物体は、明日の朝の儀式で新婦のお宅に持っていくもの。実際はこの数倍用意されています。名古屋の結婚式に負けない派手さではないでしょうか?

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ここでアマー(祖母)登場!

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足腰が弱り、認知症がはじまっているアマーは、昔とちがって日本に来れません。私はアマーに会いたくて仕方なかったです。あんなに若々しかったのに、白髪頭でひとまわり縮んでいる姿を見て、自分の不孝さを恥じました。

 

 

アマーは私を見るなり、私に抱きつき、そのまま泣き崩れてしまいました。

 

 

「アンニイちゃんが来た。奇跡が起きた。あああアンニイアンニイ・・・・・・」

 

 

私が台湾にいた頃、アマーが母親代わりになって育ててくれた時期があるのです。私に日本語を教えてくれたのもアマーでした。今の自分がいるのはすべてアマーのおかげです。

 

 

体の不自由な伯父にもあいさつ。考えてみると台湾は近い国なのに私は不義理をしすぎました。たいせつにしてくれた人たちの不幸に寄り添うことができていませんでした。反省です。

 

 

伯母の家を出たあと、伯母が近所のホテルのバイキング飲茶をごちそうしてくれました。

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そして一行は新郎の新居へ

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すごいなあ。立地に恵まれている上、703号室の倍以上の面積。ぜいたくですね。

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しかし本人とお嫁さんが一生懸命勉強をがんばり、仕事をし、努力の結晶として買った家です。

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うらやましいですが当然妬む気持ちは微塵もありません。すごいっ。キッチンでパチッ!

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お風呂場もやたら広かった。

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伯母いわく、寝室がいちばんステキだそうですが、見せてもらえませんでした。

 

 

台湾には結婚するまで「寝室をほかの人には見せない」のしきたりが実在します。

 

 

新郎の家からホテルに戻った私たちは、パジャマで夜市に出ることに。元気でしょ?

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バス待ち

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乗った!

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ワクワク

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着いた!

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母は美容室に「洗頭髪(シャンプー)」へ。私と妹夫妻は合流した伯母の招待で極楽マッサージ(90分)を堪能。あとで値段を聞いてびっくり。安すぎる。

 

 

 

そして食べる!

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衛生面を気にする旅行客もいるそうですが、私たちはぜんぜん~♪

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どれもこれもおいしいです。

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許容量を超える食べ方をしました。

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これ小さいときによく母や親族にねだった私の大好物のおやつ(ツアンイエンカウ)。最近は作れる方がめっきり減り、貴重な食べ物に。ピーナッツ味をひとつ買って、ほうばる。台湾で過ごしたさまざまな思い出が蘇ってきます。父親の顔が浮かんできます。いい味~!

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これは朝ごはんの定番ですね。

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フルーツも仰山

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ホテルで食べる分を買いました。台湾の人はとにかくフルーツをよく好むのです。

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もう食べるのに夢中でカメラを気にする余裕もありません。

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正直、高級レストランはもっぱら興味がないです。私は路上でいただく食事がたまらないっ!

 

 

 

満腹になったあとは自転車の伯母と別れ、ホテルまで徒歩で帰ることにしました。

 

 

少し運動しておかないと、ドレスが入らない可能性があるもんで。

 

 

ドレスといえば、母は3着持ってきており、私の分のハンガーが足りません。

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気合いはいってるな^^

 

 

この時点で深夜12時を過ぎていました。WiFiに繋いで「チチの綴る703号室」を読む。

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たいへん。明日は6時には起きないといけません。睡眠薬も安定剤も飲まずに、夢の中へ!

 

 

 

長く濃い1日でした。妹の足はパンパンだった模様です。おやすみなさい。

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つづく

 

 

 

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予習、ほか

「この写真何点だ?」

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ツイッターやフェイスブックでも同じフレーズを目にした方々、ウンザリさせてごめんなさい。

 

でも、写真教室の参加……本当に必要か自分でもわからなくなってきたのです(遠い目)。

 

写真家の太田康介さんからは「120点」と言っていただいてしまいました。恐縮です。ウソのつけない太田さんですから本心でしょう。うーん……ポスターとかにしちゃうかな?

 

 

暇人勤勉家の私は写真教室の予習をしようと、ミラーレス片手にお子たちを撮ってみました。

 

 

「いやっ はずかしっ」

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おおお……あまぱんが凛々しい(涙)。

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床に転がっていたほほ

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ジト目のストーカーべべ。べべちゃん白髪が増えましたね。

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お昼寝がしたいナナ

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ナナちゃんちょっとは協力してよ……美しいモデルさーん!

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一時期流行った魚眼レンズで撮る犬の「鼻デカ」風にトライ!

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鼻はデカイけど鼻にピントが合いすぎて「鼻だけ」になっちゃった^^;

 

 

「しょうがないよ。お母さん魚眼レンズ持ってないもんね」

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あああ。愛おしいリル……そのとおりだねえ……。

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お子たちがヤバかわすぎるせいで鼻息が荒くなりました。うちのお子最高!

 

 

カメラを構えて「物撮り」にも挑戦しました。静物は静物のおもしろさがありますね。

 

 

静物部門のベストショットはこちら

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きょっぴいさんad缶ありがとうございました♪ ad缶は常備しているので助かります。

 

 

ピチコさま前回の載せもれです。さぶ用の腎臓フードも送ってくださりありがとうございました。

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太田さんがさぶにスナイパー衣装を送ってくださった際におまけ? で入っていたカレールー! おいしそう^^ 遠慮なくいただきます。

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そしてなぜかこんなものも撮ってみました。

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10年は愛用している「お散歩ウエストポーチ」。たしか大昔PEPPYで見つけて買ったんだっけな。多頭で散歩へ行く私は両手に荷物を持つのが不安なのです。

機能的で丈夫。そして汚れに強い。

犬と暮らしていらっしゃる方におススメしたいグッズですが、もう売ってないのかな?

 

 

そそ!

 

カメラいじりのあと、おつかいで外に出たついでに母の店へ寄って台湾タケノコの食べ納めをしてきました。来年まで食べれないからね。

 

先日食べに来てくださった直木賞作家の森絵都さん希望の牧場の著者でもあります。

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森さんは元祖タケノコ族。台湾タケノコの魅力にいち早く気づいてくださった方です(笑)。

森さんとお話すると時間があっという間に過ぎていきます。とは言ってもいつも7割以上私が一方的に話しているだけですけど。森さん、妹と私におみやげありがとうございました。母はとらやの何かをもらって喜んでいました。

 

 

毎春NHKホールで行われる展示でお世話になっているNPO PM和田さん&白塚さんもご親族とタケノコを食べにきてくださいました。

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その日のことを和田さんがご自身のブログで紹介してくださっています。和田さん、クルミのお菓子のおみやげありがとうございました。止まらないー!

 

ほかにも目黒から素敵な酒豪の女性お越しくださったり、お忍びで卒業猫福多朗の里親さんが来てくださったり。皆さまありがとうございます。台湾タケノコと台湾マヨネーズにかわって皆さまにお礼を申し上げます(爆)。

 

私も台湾タケノコのようにみずみずしく生きていく所存です(突っ込みは不要です)。

 

 

皆さま、明日も明後日もにっこりお過ごしください。

 

 

 

Smile!

 

 

 

 

 

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しじみと萌乃と日台友好大使

「キラッ!」

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はあ。かわいい……足短い。目の色とシュシュの色がおそろい……。

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(しじみの写真はみいさん

 

しじみ嬢へのお祝いコメントありがとうございました。今里親さんはお嫁入りの準備をしてくださっています。私が特にお願いしたのは「安全面」ですが、里親さんは私たち以上に細やかな方なので万全の体制でお迎えくださると思います。ご期待ください! 詳しくはまた^^

 

 

「しじみさんのこと わたち 別に うらやましくなんか ないもん」

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「みんな見てるか? 萌乃は おれと あまにい の 大切な妹だよ。

年頃だから だれか嫁にもらってくれないか?」

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「萌乃は あかるくて おれたちねこには 甘えじょうずで 人間にもまあまあやさしいよ。

おれね 萌乃には おれんちより 数のすくない家で のんびり生きてほしい」

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「な」          「さぶにいありがと」

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「みいさん いつうちにきますか? わたちも モデルさんみたいにシュシュつけて撮ってね」

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「萌乃 萌乃が嫁ぐ日まで あまにいと おれが 守るな」

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「あまにい と さぶにいへ いつもペロペロしてくれてありがと。枕になってくれて ありがと。 遊んでくれるから わたち ケージから出るの たのしい」

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萌乃はずっと「家族」を待っています。健康状態も気立てもいい女の子です。

近日中にいつ里の再掲載をしますのでどうぞよろしくお願いします。

 

話は変わって先日太田康介氏が母の店に来店した日のことを!

会社で仕事をしていた私に突如太田さんからラインでSOSが。

なんでも、台湾の政府関係の方々が来日しているので、まずはおーあみ避難所にご案内し、夜母の店へごはんを食べに来るとのお話でした。

 

で、本当に来た(笑)。

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言葉の壁がキツかったようで若干憔悴していた太田さんがお気の毒でした。

太田さんからバトンタッチされた私は、故郷台湾の方々との談笑を楽しませていただきました。いい機会を得られて幸せです。

彼らは太田さんの大ファンで太田さんが台湾へ行った際にいろいろお世話をしたそうです。

太田さんの著書「しろさびとまっちゃん」の台湾版を心から願っていました。

そして4基稼働中の台湾原発に危機を感じ、福島の原発事故に強い関心をお持ちでした。

太田さんを放置でいろんな話をしすぎてすべてを思い出せませんが、台湾の犬猫レスキュー事情などをいくつか箇条書きにします。

 

●台湾では政府が野良犬野良猫にTNRを施していますが、全野良犬猫を仮に「100」とすると不妊手術できた数は国全体で「5」にも満たない印象。特に犬は手つかず感が。

→太田さんからの質問「さまざまな観点から猫よりもまずは犬に力を入れるべきじゃないか?」

→台湾の方々「仰るとおりだが、犬は凶暴な個体も多く手出しがむずかしい」

うーん。公の機関をもってしてもむずかしいのか。どこにも矛盾はあるみたいですね。

 

●台湾では「餌やり」の位置づけを公の方々があまり嫌っていない印象

不妊手術を行わない「餌やり行為」への視線が日本に比べやわらかい。政府が餌やりをバックアップ・互いに協力し不妊手術を行うこともある。

 

●台湾にはアニマルポリスのようなものがあり? 動物虐待等を通報、またはネットにあげると次の日には犯人の面が割れて厳しい社会的制裁を受けることが多い。

話を総合すると、警察が動くのではなく政府の専用窓口が対応するらしい。

 

●台湾は2年後に行政による犬猫の殺処分を全面的に禁止される法案が成立した。

しかし「数のコントロール」などの課題はほぼ手つかず。殺処分を免れ溢れでるであろう犬猫たちの処遇は未解決。懸念事項とされる。

 

●台湾にも動物愛護団体がある。団体同士の意見の相違や衝突がある。

 

●台湾と日本の動物医療費の比較(だいたい同じ)

 

●台湾で里子が見つからない場合、国外へ里子に出すことがある(空輸・貨物扱い)

→アメリカなどの里親がたくさんいる。台湾の犬が人気だとか。

 

ほかにもいろいろ情報交換をしました。思い出したら追記します。

台湾の犬猫レスキューは日本並みに課題仰山で荒削り感や矛盾を抱えている気がしますが、私がうらやましかったのは政府関連の方々の心の厚さと勉強熱心さです。犬猫たちの処遇に胸を痛め、人間として責任を取り、行動を惜しまずになさっているところ。そして皆さまの明るく朗らかなお人柄!

 

素敵でした。台湾の方から熱烈に愛され支持されている草食動物さんは……

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草を満腹食べご満悦の様子^^

「あっちに行ったときにお世話になった」からと、義理堅くゲストを新宿のホテルまで送迎しみんなに夕飯をごちそうしていた太田さん。お疲れさまでした。

日台の友好大使ですね。

 

世界上全是朋友!

 

 

LOVE!

 

 

 

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