慧眼の持ち主の方へ

皆さまこんばんは。私は本日、生まれてはじめて「ヘアオイル」なるものを買いました。

 

 

これまで、髪の毛にお金をかけるのが惜しくて惜しくて仕方なかったのです。

 

 

シャンプー&コンディショナーは、ドラッグストアでいちばん安いもの。美容院は15年ほど通っている自宅から徒歩0分のお店。値段も「え?」というほどリーズナブル。髪を洗ってもドライヤーをかけず、タオルドライであとは自然乾燥を待つ不精者スタイル^^;

 

 

しかし、加齢とともに、気になるところがチラホラと出てきたので、この度、自分の髪の毛に1,400円を投資したのです。商品を手に取って、さんざん悩んだものの、つけ心地と香りがよく、やっぱり買ってよかったと思いました。皆さまはどんなヘアケアをしていますか?

 

 

それから、美容にはコラーゲンもたいせつですよね。ということで、先日、母にコラーゲンがたっぷり入った牛肉麺をまかないに作ってもらいました。うるいの酢味噌を添えて♪

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あ、前置きが長くなりましたね。失礼しました。

 

 

今回はまず、保護猫まこちゃんの様子からいきます。

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朝、仕事へ行く前にまこちゃんのお部屋に寄って、あいさつするのが私の日課

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バタバタしているときは、声掛けのみですが、余裕がある日はちゅーるとなでなでをします。

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出しゃばりの保護犬笑平もついてきました。まこちゃんはじゃっかん引いています。

 

 

笑平は週に1度、病院で薬浴をしています。

 

 

昨日の朝、病院からお迎えが来て、そのまま半日預けました。

 

 

そして、仕事の合間に、さぶの目の通院を……

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眼球に傷がついてしまったので、新しい目薬2種類で治療していくことになりました。

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中島先生がていねいに診てくださいました。また来週も通います。

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おっ! 薬浴を終えた笑平を発見!

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私の姿を見た笑平は大興奮。笑平のリアクションは、正直うれしかったですね。

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診察室で合流

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その後も笑平は私から離れようとせず、私が一歩歩くたびに鼻鳴きで追いかけてきました。

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スタッフたちから「メチャクチャなつかれていますね」と声をかけられ、気をよくした私です。

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スタッフのかくちゃんに、笑平との写真を撮ってもらいました。

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笑平は、若くないし、皮膚が敏感で、片目が失明しています。譲渡のハードルが高いかもしれませんが、私はぜんぜん心配していないのです。だって本当にかわいいんだもん♡

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まこちゃん、笑平、こころ……うちにいる保護動物たちは、なんてまぶしいのでしょうか?

 

 

彼らの輝きは、慧眼の持ち主の前だと、さらに増すのだと思います。

 

 

どなたかまこちゃんにお問い合わせをくださる方はいませんか?

 

 

次回はまこちゃん特集をお送りしますね。

 

 

LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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満開の桜の下で

堪らず、キューピーコーワゴールドAを一錠ゴクリと飲みました。

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体力がもう少しほしいところです。

 

 

家族募集中の保護猫まこちゃんは現在、お話がありません。

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まこちゃんは、納得がいかない様子なので、近日中に、保護主は、アピールに力を入れようと鼻息を荒くしています。ほかの家族募集サイトへの掲載と、まこちゃん中心のブログを書きます。

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皆さま、まこちゃん特集をお楽しみに♡

 

 

さて、我が家の保護動物はまこちゃんだけではないのですよ。

 

 

皮膚病の保護犬笑平(10歳)は、週に一度、病院で薬浴をしています。

 

 

今朝も笑平を病院に預けたのですが、薄情な相棒の保護犬こころ(6歳)をご覧ください。

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「ひろびろ静かで、ぼくリラックス~♪」

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さびしがる素振りは一切なしで、こうしてくつろぎまくっていました^^;

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笑平とこころは、仲よしですが、お互いへの依存は強くないと思います。

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それにしても、こころは美形ですね。

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性格がいいし、手もかかりません。里親になる方は幸せですね。

 

 

笑平のほうが年上なのに、精神面が幼い感じがします。

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しつこく嗅ぐので、さぶからやんわりと、指導を受けてしまいました(笑)。

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そんなさぶは、昼すぎにすずらんに吐かれて背中がかわいそうなことに……

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そして夕方に、病院へも連行され、踏んだり蹴ったりの一日を送りました。

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しかも、またしばらくエリザベスカラー生活に……ごめんね。

 

 

仕事をがんばりつつも、最愛のさぶのケアを、怠らずにつづけていきたいです。

 

 

そうそう。仕事用のインスタアカウントへの投稿が、楽しくて仕方がないのですよ。

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もっと早くはじめればよかった!

 

 

さっそくフォローしてくださった皆さま、どうもありがとうございます。

 

 

心を込めてお世話をして、いい写真が撮れるようがんばります。

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やさしい皆さまに私からもプレゼントを!

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満開の桜の下を、ウロウロうろついている歩いているだけで、胸がいっぱいになってしょうがないです。別れと出会いの季節を、皆さまはどんなお気持ちで過ごしていますか?

 

 

私は保護猫まこちゃんの、笑顔の卒業をめざしています。

 

 

LOVE

 

 

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3まこちゃんの未来

以前、卒業猫まるここ家よりいただいたお気に入りの小皿♡ ふふ。だれかに似ていませんか?

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ちょっとちがうかな? でも、使うたびにまこちゃんのお顔を想像します。

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blogでの、「まこちゃんアピールの3部作」のラストに、なにを書こうかと、今、考えています。

 

 

すでにお伝えしているとおり、正直な話、まこちゃんはまだ「道半ば」です。

 

 

さわれますが、自分から膝に飛んでくることはありません。

 

 

しかし、我が家の環境だと、これが限界なのかもしれません。

 

 

6畳弱の保護部屋を、在宅ワークのチチとまこちゃんがシェアする。

 

 

まこちゃんは、チチが少し怖いようなので、日中はおとなしくじっとしている。

 

 

夜、チチが仕事を終えてリビングに移動するのと同時に、外での仕事を終えた私が帰宅。まこちゃんと私の夜遊びタイム。まこちゃんはようやくほんのりリラックスの表情を浮かべる。

 

 

ブラッシングすれば身体をすり寄せてくれるし、おやつに目を輝かせてくれる。

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まこちゃんは、自分が「まこちゃん」であることを知っています。

 

 

だから「まこちゃん♪」とやさしく高い声で呼びかけると、必ずお耳をピクンと動かすのです。

 

 

私の言語を、一生けんめいに理解しようとしてくれるまこちゃん。まこちゃんがなんとなく安心してくれたところで、なでなでをし、「まこちゃんはえらいね、すごいねえ、かわいいねえ、大好きだよ」のポジティブな言葉を、部屋中にふわっと漂わせるように語りかけています。

 

 

昔とちがって、私が家にいられる時間はぐんと減りました。

 

 

家にいても、ほかのお子たちのお世話があります。

 

 

だから「保護猫まこちゃん」にかけられる時間は、1日30分から、長くて1時間程度です。

 

 

それじゃあ、どうしても足りない気がして、焦燥感に駆られてしまいます。

 

 

まこちゃんは、家族に愛されるべき存在でいてほしいです。

 

 

静かな猫さんですが、家族の中心にいてほしいです。

 

 

けれど、私がイメージしているのは、大家族ではありません。

 

 

地に足の着いた、慈悲深い里親さんが、ひとり、ふたり、いてくださればありがたいです。

 

 

そして、もし、まこちゃんが使っているうちの保護部屋が空いて、外にいる猫さんたちを1匹でも招き入れることができたら、いい循環が生まれるし、有意義だと思うのです。

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「もっと仲よくなろうね」と「まこちゃんを丸ごとが好き」の両輪のお心で、まこちゃんを迎え入れてくださる方はいませんか? まこちゃんに魅力を感じてくださる方はいませんか?

 

 

中年になって、世の中には、いろんな価値観、いろんな美しさがあるのだと気づきました。

 

 

まこちゃんを完ぺきに馴らすことができずに苦しんでいるとき、ふと、「本当に、このままではダメなのかな?」と考えたのです。この先、努力はもちろんつづけていくとしても、「ああ、もしかしたら、完成の手前の状態に心惹かれる方がいてくれるのかもしれない」と、そんな希望を胸に抱いて、私は、ありのままをお伝えすることに決めました。私の性格上、勇気のいることですが(笑)。

 

 

まこちゃんと暮らしてみたい方からのお問い合わせをお待ちしています。

 

 

703号室には、10歳を超えた保護犬笑平と

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6歳くらいの保護犬こころが控えています。

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笑平とこころのおかげで、家がにぎやかになりました。

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笑平とこころにとっての良縁も探求していきますので、応援していただければうれしいです。

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どんなライフステージにいても、どんな過去を背負っていても、どんな性格の子も、どんな病歴の子も、ハンデといわれるものが、あろうがなかろうが、男の子も女の子も、老いも若きも、大も小も、幸せになるべき子が、幸せになれるチャンスにあふれた社会になりますように。

 

 

皆さま、お読みいただきありがとうございました。

 

 

LOVE

 

 

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2まこちゃんの現在

前回のブログのつづきです。

 

 

703号室は保護猫まこ推しですので、こちら(1まこちゃんの過去)を先にお読みくださいね。

 

 

さて、我が家にお招きしてから9か月。まこちゃんはだいぶ人との生活に馴れました。

 

 

【名前】

母猫ゆえ、外猫時代は「ママちゃん」と呼ばれていましたが、仮名を「まこちゃん」に改名。ママちゃんは、天国の娘猫さんから見たときの「親族呼称」なので、違和感があったのです。まこちゃんを独立したひとりとして接したい。その上で、まこちゃんに耳なじみのある名前がいいなあ、と。

 

 

ピッタリでしょ?

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お世話をするときは、「まこちゃん」「まこ」「まこさま」などと話しかけています。

 

 

【暮らし方・生活ゾーン】

まこちゃんは、日中、6畳弱の保護部屋の中で、静かに過ごしています。

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大きな物音を立てたり、走り回ったり、いたずらをすることは皆無です。

 

 

在宅のお仕事をしている方なら、まこちゃんはポジティブな存在になるのではないでしょうか?

 

 

実際、うちではチチがまこちゃんとルームシェアをしながら働いています。

 

 

つまり、まこちゃんの保護部屋は、チチの仕事部屋でもあるのです(笑)。

 

 

まこちゃんは、一切、チチの邪魔をしません。

 

 

しかし、まこちゃんは、チチよりも明らかに私が好きなので、苦手な大柄のうるさい男性といっしょに生活をすることになって、かわいそうだなあと思うことがあるのです。

 

 

正直な話、まこちゃんはたぶん、男性よりも女性が好きです。

 

 

男性全員がイヤなのではなく、「声が大きい、低い」「仕草、動作が大きい」「強引」「動きが速い」「ドタバタ生活音を立てる」など、まこちゃんの脅威となるタイプが少し怖いようなのです。

 

 

これは私もまこちゃんに完全に共感しますね^^;

 

 

ちなみに外でまこちゃんの面倒を長年見ていたのは、中年の女性でした。

 

 

だから、物静かなご主人のいるお宅か、おひとり暮らしの女性なら、おとなしいまこちゃんは安心できるのかな、と勝手に想像しています。そして、どこに行ったらいいか、わからないほどの広すぎるおうちよりも、こじんまりサイズのおうちなら、なおいいなあ、と♡

 

 

ちなみにほかの猫や、猫に無関心な犬とは共存できるので、先住さんがいるお宅でも大丈夫です。

 

 

今いる703号室が、まさにそうですものね。

 

 

【推定年齢と健康状態と体重】

まこちゃんは、3.3キロの小柄女子。推定4歳位で、健康状態は特に問題なし!

 

病院で検診を受けていますので、家族になってくださる方には、検査結果を一式お渡しします。

 

病院でのお墨つきですよ!

 

ふふ。寄り目のかわいいまこちゃん♪

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【食事、好物、排泄】

ごはんはロイヤルカナンインドアキャット(ドライフード)を食べています。

 

そのほかに、ちゅーるを1日1~2本! まこちゃんはちゅーるに目がありません。

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ちゅーる系おやつのおかげで、まこちゃんと仲よしになったと言っても過言ではないです。

 

オシッコは1日2回~3回。うんちは1日1回とてもいい形のうんちです。

 

 

まこちゃんはグルーミングをよくするし、ブラッシングも気持ちよさそうにさせてくれます。

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キレイ好きなんですよね。

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お気に入りの場所はコロコロ変わりますが、昨夜はケージの上にいました。

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まこちゃん、かわいいねえ……

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「パチパチ撮らないでっ」

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はいはい。

 

 

このあと、ちゅーる&なでなでで、楽しい夜遊びをしましたとさ。

 

 

どんな犬猫にも、だれにも負けない魅力があります。

 

 

これからもまこちゃんのよさをお伝えできるよう、がんばります。

 

 

どなたか、まこちゃんを保護部屋から連れ出してください。それが私たちの願いです。

 

 

保護犬こころと笑平もあわせてよろしくお願いしますね。

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こころと笑平のご紹介は、また改めて!

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1まこちゃんの過去

保護猫まこちゃんが、703号室にきて、9か月が過ぎようとしています。

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まず私は、まこちゃんに、謝らないといけません。

 

 

まこちゃんの後輩たちが、次々と良縁を得て我が家を巣立つ中、まこちゃんをポツンと保護部屋に置き去りにしてしまったことを、です。まこちゃんにはわるいことをしました。

 

 

ごめんね。

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まこちゃんは、荒川区の公園の出身です。

 

 

外猫として、不妊手術を受ける前に、黒猫の女の子を産んでいました。

 

 

だからまこちゃんには、「お母さん」の経験があるのです。

 

 

お母さんの経験があるどころか、お世話をしていた方の話によると、まこちゃんは娘の黒猫さんを寵愛していたそうで、いつもふたりで肩を寄せ合って生きていたそうです。

 

 

私が直接見たわけではないのですが、一生けんめいにまこちゃんをお世話をしていた方の話は、信ぴょう性が高く、母として娘をかわいがるまこちゃんを、私は容易に想像できます。

 

 

娘の黒猫さんは、かつて体調を崩して、大師前どうぶつ病院に入院をしたこともあるのです。

 

 

外猫だけれども、放っておけずに、お世話をしていた方が病院に運んだとのこと。

 

 

病院の先生やスタッフたちが、そのことを覚えていて、私に話してくれました。

 

 

しかしその後、入院からどの位経ったのかは不明ですが、娘の黒猫さんは、公園付近の道路脇で、車に轢かれて亡くなったのです。まこちゃんは、近くで一部始終を静かに見ていたと聞きました。

 

 

なんでもかんでも、犬猫を擬人化するのはまちがっているかもしれません。

 

 

だから、まこちゃんが、交通事故で娘を失った人間のお母さんのように、深く悲しみ、取り乱したと考えるのは、いささか強引でしょう。実際は、まこちゃんのみが知るところです。

 

 

けれど、私は、まこちゃんがノーダメージだったとは思いません。

 

 

心を許した娘と、セットで暮らしていたわけですから、娘の不在に戸惑ったはずです。

 

 

お世話をしていた方は、日に日に車の交通量が増していく環境で、次はまこちゃんが轢かれる気がして、「保護をしたい」と、病院に相談。その方は、自分で飼うことも、里親を見つけることもむずかしいということで、病院からの打診を受け、まこちゃんはうちに来ることになったのです。

 

 

これまで私は、いきさつを、ちゃんと書いたことがなかったですね。

 

 

一時期ステイしていた大師前どうぶつ病院でも、来たばかりの頃の我が家でも、繊細なまこちゃんは完全に「ハンスト」を起こし、ごはんを一切食べませんでした。病院からうちに移動する際には、キャリーに入れる前に、脱水防止の皮下補液をしたほどです。

 

 

まこちゃんはただ、石のようにじっと固まるだけで、感情を表に出そうとはしませんでした。

 

 

まこちゃんがごはんを一口食べてくれた日の安堵と感動を、私は忘れません。

 

 

そのまこちゃんが、今、こうして、リラックスの一面をのぞかせています。

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私はこれを、「成長」、あるいは「和解」と呼びたいのですが、いかがでしょうか?

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はじめから馴れている犬猫はかわいいです。

 

 

22年かけて、400頭以上の犬猫たちを保護譲渡してきた私でも、向こうから来てくれるタイプの犬猫には、格別に胸がきゅんとします。これは……あえて言葉で説明するなら、好かれると、こちらも「好き」を返したくなるのが、生き物の習性なのではないか、と考えています。

 

 

キャパの問題で、保護犬こころだけを連れて帰ろうかな? と一瞬悩んでいたときに

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保護犬笑平が、「ぼくもぼくも!」と甘えてくれた姿を見て、私は自分が恥ずかしくなりました。

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素直でやさしい笑平を、703号室にお招きできて本当によかったです。微塵の後悔もありません。

 

 

いっぽうで、不器用なまこちゃんが少しずつ開いてくれた心もまた、私にとっては、尊く、ありがたいことだと感じています。まこちゃんは、膝に飛んでくるタイプではありません。

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ですが、もう充分に、人と生きていけるレベルの立派な家猫さんです。

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ふつうに触れるし、小さな毛布を被せてキャリーに入れれば、病院にも連れて行けます。

 

 

ウソはつけません。

 

 

正直な話、もっと馴れている猫さんは、ごまんといます。

 

 

その上で、まこちゃんの勇姿が、美しさが、どなたかの目に留まりますように。

 

 

お読みくださりありがとうございました。

 

 

次回は、まこちゃんの好物や生活ぶりについて掘り下げていきますね。

 

 

LOVE

 

 

 

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