703卒業生カノン家へ 保護猫まゆぽんを訪ねて

皆さまこんにちは。一週間があっという間で驚きます。

 

 

先日私はひとりでドライブがてら9年前の卒業生カノン家へ遊びに行きました。

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卒業以来なので実に9年ぶり。カノンは現在11歳。まだまだ元気です。

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私のバッグにご執心のカノン。中央区の大きなマンションに住むお嬢さまです。

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人見知りをすることなく、終始顔を見せてくれていました。

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「見張っているのよ」

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ふふ。そっかお疲れさま^^

 

 

ほどなくするとカノン家の保護猫まゆぽん(男子)が現れました。

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「クンクン……」      「このバッグやたら臭いわね」

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まゆぽんは先住カノンともいっしょに暮らせます。抱っこもOK♪

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調子に乗って私もハグしてみました。

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まゆぽん好き好き~!

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ちょっと無理やりに見えなくもないKISSにも成功♡

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まゆぽんありがとう。

 

 

さて、カノンのママさんはまゆぽんの良縁を結ぶことに必死です。この日は私のアドバイスが聞きたいとのことでゆっくりお話をさせてもらいました。

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真面目な方です。今まで何匹かご自身で里子に出しているんですよ。まゆぽんは健康的な美男子。がんばれば必ず決まると思います。年齢も若いしね(1歳3か月)。もしまゆぽんが「気になる」という方がいましたらぜひお知らせください。あらゆる家族形態の方におススメできます。

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カノンママさん、ケーキとお茶をごちそうさまでした。

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おみやげのメロン、甘かったです。

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余談ですが、リビングのガラスケースに入っていたフランス人形たちが圧巻

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合計四体

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お値段を聞いて腰を抜かしそうになりました(笑)。

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正真正銘のお姫さまたちです。

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最後はこの方、フランス人形に負けない艶やかさが目を引きますね。

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ヒヒは「キャッツ」のオーディションを受ける予定だそうです(ウソ)。

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週末のお茶会、がんばろう。

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「ちらっ」

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ヒヒの写真はすべてみいさんの提供です。それでは皆さまよい週末を!

 

 

私は今から卒業犬黒田まるにごはんをプレゼントしてきます。

 

 

LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

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良縁会

うっ。バタバタしているうちに時間が経ってしまいました。

 

 

昨日のできごとになってしまったのですが、夢のような1日だったのです。

 

 

卒業生リリのお宅に、リリの父猫と思われるポテチの里親さんが集結

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ポテチの里親さんを誘ったのはリリママchikakoさん。chikakoさんは兼ねてよりポテチの行方を心配し、ほんとうにあたたかく見守ってくださっていました。

 

 

※娘猫のリリ家(chikako @pekoparis)と父猫のポテチ家(きーやん @potechii0212)はツイッターで勝手に(笑)繋がっています。

 

 

 

私は一足先に到着。生リリに会うのは譲渡以来。どのくらい成長したかな?

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chikakoさんのクシャッとした笑顔が好きです。ご主人の佇まいもいいね。

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chikakoさん夫妻の努力もむなしく、リリはソファ下にスッと消えていきました。

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人見知りのリリが隠れぬよう、隙間に敷物を詰めてくれたらしいです^^;

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「ダメだね」。床にへたり込みまたクシャッと笑うchikakoさん

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あの……

 

 

 

だいじょうぶ。私、いろんな形に対応可能の人間なんです。えっと、ほらね?

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「げー! なにしに来たんですか? 不遇だったころの話はすっぱり忘れたの」

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「けど、へんね? かすかに嗅ぎおぼえのある獣臭が……」

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リリ!!

 

 

 

かわいいまんま大きくなったね。お決まりの無理やりだっこ♪

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このあとお嬢は血相をかえ3Fへ避難。レオじいが接待役をつとめてくれました。

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レオくんありがとう。15歳には見えない若々しさです。

 

 

 

 

「クンクン……カバン……クサい」

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あ、ごめんそれ私の……まあ持ち物はひと通りなんかしらにおいがついてます。

 

 

 

先代ランボーくんとレオくん

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天国のランボーくんはchikakoさんの宝物です。息子そのもの。

 

 

 

レオくんももちろんかけがえのない存在。レオくん、性格はうちのさぶと瓜二つ!

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ポテチ家が着きました。やたら愛想のいいレオくん

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場の雰囲気を盛り上げるために空気をいっしょうけんめい読んでくれています。

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レオくんかっこいいし、オトナだし、紳士の三拍子ね。

 

 

 

おいしいお菓子を囲みながらみんなが談笑している間じゅう

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ずっと3Fの廊下に引きこもりっぱなしのリリ

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仕方なく、ひとり(あるいはふたり)ずつリリのもとへ静かにごあいさつに

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一同の総論としては「焦った顔も仕草も、ポテチ!!」

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リリ、ほんのりポテチをおぼえてる?

 

 

うちにいた昨年の夏、リリは自分のケージをすり抜けてポテチに甘えに行ったよね? ポテチのお腹でポテチと同じポーズをしながらこちらを見上げたリリ。私はたびたびそのシーンを思い出します。あのとき引き離しちゃって悪かったね。

 

 

私も父親似だと親戚に言われるからリリがポテチにそっくりでうれしい。

 

 

 

ポテチのミニチュアみたいだよ? ポテチは元気だから安心してね。

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私の父もどこかでポテチみたいに幸せに生きているといいな。

 

 

プレゼント交換♪ 私は和菓子をおみやげに持って行きました。上段はポテチ家より。下段はリリ家より。ありがとうございました。にゃーん麺ってなんだろ?

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そしてセルフタイマーで記念撮影をパチッ

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リリは出演拒否だそうです。主役なのに……。

 

 

 

帰る間際、図々しいだけが取り柄の私は、chikakoさんに演奏をおねだり

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レッスン室に新たに1台増えていたので、音聴いてみたいなあ? てな具合に

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この素晴らしすぎるピアノからどんな音が飛び出すのでしょう? ぜいたく~!

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気さくで飾らないchikakoさんですが、実は華やかな経歴の女性

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道化師の朝の歌のほか数曲弾いてくださいました。信じられない難曲です。レベルが高すぎて息をのみましたよ。※動画の撮影は私がしています。

 

 

 

ね? 指の速度とかビビるでしょ?

 

 

ギャップ萌え~~~♥

 

 

女性陣で記念写真

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企画してくださったリリ家の皆さま、フレンドリーに参加してくれたポテチ家の皆さま、両家の皆皆さまのおかげで保護主は至福の午後でした。

 

 

ふふ。猫を保護するのも悪くないでしょ?

 

 

 

リリもポテチも灰色の姿で近所のゴミ置き場付近をうろつき、私に強引にスカウトされたスターですよ? 猫の運命はこのように変えることができるのです。

 

 

 

LOVE!

 

 

 

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あなたが存在しています

おととい、ナナ、さぶ、あまぱんに使う点滴の針を買いにemi-goの病院

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中島先生こんばんは~!

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病院の看護師さんに「お疲れですね……フラフラしていますよ?」と言われ「はい」と答えた直後、emi-goから小さな封筒を手渡されました。

 

 

「はい! 田辺さんにプレゼント! 癒されてください(にこ)」

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うわ……超うれしい。ちょっと落ち着いたら遠慮なく使わせてもらうね。

 

 

マッサージ券ありがとう。emi-goこそ必要なものなのに悪いね。

 

 

昨日は大巻先生の病院へ。診てもらったのは14歳の女子猫タマちゃん。私の姑の3匹の愛猫のうちのひとりです。

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タマちゃんと姑の出会いは、14年前。

 

 

ある個人の活動家が道端でひとり里親会を開いていたところを通りかかった姑。

 

 

突然、「保護猫いかがですか?」と声をかけられたそうです。

 

その方があまりにも真剣かつ困っている雰囲気だったので、すすめられるままタマちゃんを迎え入れた姑。もちろん、お父さんも賛成で仲よく暮らしています。姑んちにはジュンちゃんサンちゃんもいます。ジュンちゃんはペットショップ出身。サンちゃんは姑自身が保護した末娘。

 

 

姑は軽く数えても30匹以上の外猫たちをたったひとりでTNRしてきました。もちろんすべて年金のポケットマネーです。病院へ運ぶのもひとり。リリースも餌やりもひとり。私がプレゼントした捕獲箱は常に庭先に置いてあります。

 

 

嫁の私に泣き言を漏らしたことは一度もありません。頼みごともしません。

 

 

その姑が、私に「助けて!!」と電話してきたのです。

 

 

「しこりのあるタマちゃんを2軒の病院へ連れて行った。だけどお金の話ばかりを繰り返す獣医師がいまいち信用できない。その病院にタマちゃんの命を預けるのが怖い。だからアンニイさん、どうしたらいいの?」

 

 

「私を頼ってくれて光栄です。もし必要なら私の信頼している先生を紹介します。ですが、それを望むか望まないかはお母さんが決めてください」

 

 

「アンニイさん、私行きたいわ。タマちゃんと行く」

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で、諸検査を終え、タマちゃんは5㎝の大きなガンを切除する手術に向かうことに。細胞レベルでの転移は術後、抗がん剤を使用するかもしれません。決断したのは姑。私は聞かれたこと以外はアドバイスをしません。

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デッカいガンがタマちゃんのQOLを下げ、食欲不振に陥っています。ガンはどんどん勢力を増すので、次の月曜早速手術します。

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大巻先生を信じます。どうかどうか。

 

 

帰りの車内で姑は下を向きながらボソボソつぶやいていました。早く私に相談すべきだったと。タマちゃんのガンが大きくなったのは自分のせいだと。タマちゃんを苦しめたくないと。でも、私はそうは思いません。

 

 

タマちゃんは素晴らしい家族に恵まれ、珠のように育てられています。

 

 

そうですよね?

 

 

うちの保護猫ポテチと

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十香ちんにもいいご縁を探したいです。

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ブログにはあまり登場していませんが、彼らは私のポジティブな部分になってくれています。すぐにでも募集を開始したい。彼らはもう人馴れしています。だけど私の気力が追いつかず、まだできません。私の場合、一般募集に多大なエネルギーがかかるからです。

 

 

もし、ポテチか十香のどちらかが気になる方がいたら、ご連絡いただければほんとうにありがたいです。十分にブログで紹介していないのに図々しいお願いですが、万が一、手を挙げるか迷っている方がいたらどうぞ挙げてください。

 

 

最近、私に残されている力は、バンビちゃんを中心に注いでいます。

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1日中こんな調子で目が離せない……

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おしっこはどこででもします。運子も。ぜんぜん構いません。

 

 

 

うまく立てず、悔しくて泣きます。吠えます。ぜんぜん構いません。

 

 

ごはんは強制給餌になりました。薬も点滴もやります。ぜんぜん構いません。

 

 

あまりにも臭いのでシャンプーの刑になりました。

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ナナより元気なリルはお父さんやお母さんと個別の散歩を楽しんでいます。

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私たちは家族です。健やかなるときも病めるときも、一心同体です。

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譲り合い、支え合い、お互いを理解する努力をつづけ、お互いを諦めないことをつづけ、抱き合って生きていきます。

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ナナ、あなたがお母さんを必要として力強く泣いているまさにその瞬間、お母さんもナナを必要とし、ナナの役に立ちたくて喜んで駆け寄ります。

 

 

お母さんにも物理的な限界はある。しかしお母さんのナナへの思いは限りなく広がりながら、常にナナへと向かっています。家族へと向かっています。

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こうして穏やかに眠ってくれるようになるまで、この日は闘いでした。

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だけどあなたが存在する。これ以上の幸福があるでしょうか?

 

 

 

 

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さようなら、キット

今朝、入院中の病院内でキットは逝きました。

 

前回キットについて書いたばかりなのに、残念です。

亡くなる前夜までごはんを完食していたキット。とてもえらいですね。

最後の最後まで辛そうな様子を見せず、オトナらしく静かにがんばってくれました。

 

先ほど、私はキットの保護主宅から戻りました。

キットの入院費、治療費、葬儀にかかるお金などを早く保護主さんにお渡ししたかったし、なによりもキットの顔を見て頭を撫でたかったです。花屋が閉まっていたのでスーパーで買ったピンクのトルコキキョウを持って行きました。

保護主さんから最近のキットの写真を預かってきたのですが、疲れてしまったのと勇気が出ないのとでまだカメラの中を見ていません。TNRの最終報告もいたしますがもう少しだけ時間がかかりそうです。

 

亡骸の状態は極めてよく、やつれた感がなくずっしり重く筋肉質の体です。

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苦しいときに苦しいといえたら

淋しいときに淋しいといえたら

この子はもっと早くに人間の目に留まっていたのでしょうか?

 

あんな姿になるまでひとり耐え抜いて本当にかわいそうでした。

でも、キットの清らかな魂は深く安らかな眠りにつける場所まで昇天すると思います。

 

 

保護主さんはいいました。

 

「次は、はじめから幸せな猫として生まれてくるんだよ」

私は保護動物たちの前世や来世……生まれかわりを信じるかわりに、「現世でどう生かすか」を掘り下げてきました。だから生まれ変わりを強く意識したことはないのですが、もしもあるなら、もしもあるならば、保護主さんと同じ意見です。

 

次は、はじめから幸せな猫として生まれてきてほしい。

あらゆる祝福を受けながら。

 

キットは命の終盤、多くの方に気にかけていただき支えていただきました。

僭越ですが、ネット環境にない保護主さんにかわって御礼申し上げます。

どうもありがとうございました。

 

 

キットともども感謝の気持ちでいっぱいです。

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さようなら、キット

 

合掌

 

 

 

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ぼくは ぜんぶ食べました

皆さまこんばんは。

バービー改めそよの卒業にたくさんのお祝いメッセージありがとうございました。里親さんともども感謝の気持ちでいっぱいです。

 

次はこの方の家族を探します。

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萌乃さん、そろそろ出番ですわよ!

完全に心を開いたわけじゃないけど、触ればゴロゴロ喉を鳴らすし健康体のかわいい女の子です。これまでバービー改めそよの影に隠れてきましたが、次は保護猫萌乃にスポットライトを浴びせたいです。皆さまどうぞよろしくお願いします。

 

さて、昨日はキットの病院へ行ってきました。

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キットの保護主さんと仕事を調整しながらつきあってくれたマイ太郎さんと私の3人です。

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マイ太郎さん、キットに会いに来てくれてありがとうございました^^

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保護主さんに物資を用意したのですが、食べ物を一切受けつけないと聞いていたのでなにを持っていったらいいのか……とりあえず使えそうなものを少し持っていくことにしました。

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もう、食べてくれるならなんでもいいです。

腎臓フードにこだわっていてもキット自身が食べたいと思わなきゃ意味ないですから。

 

キットは最近腎臓食を食べなくなったので主治医の先生のアドバイスで食べそうなものはなんでも食べさせるようにしていました。

その矢先、とうとう先週突如激しい嘔吐と血便が。

保護主さんはキットを病院に運びそのまま緊急入院になったのです。

 

「末期の慢性腎不全による尿毒症」

 

主治医の先生はキットの数値を「ステージ5以上(つまり末期中の末期)」と評しています。

 

でもすごい目ヂカで私たちを迎えてくれました。

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キットの残った左目は驚くほど力強く輝いていました。

うまく言えませんが、「死んで楽になりたい」目ではありませんでした。

むしろ私には生命の塊に見えたのです。

私の願望を差し引いたとしても、本当にそうです。

 

甘えん坊になった彼ですが、慣れない病院内では威嚇する元気も出てきました。

「シャー!」

静脈点滴で体がだいぶ体が楽になったんでしょう。

 

「だいじょうぶよ。えらいいい子いい子」

保護主さんとマイ太郎さんがタオルごしにやさしく撫でました。

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私はキットにできることをなんでもやらせてもらう所存ですが、「できること」自体があまり残っていません。誤解してほしくないのは、私はもう積極的な治療をめざしてはいないのです。

彼は現在の動物医学では治癒しません。

CREAもBUNも振り切っており、もはや測定不能状態です。

私がやるべきこと、やらせていただきたいことは、彼の緩和ケアの方です。

彼のQOLを尊重し、QOL向上に全意識を置きたいのです。

 

本来なら慣れない病院もストレスかもしれません。しかし保護主宅で血便を垂れ流し、ゲーゲー吐きながらのた打ち回るのも彼にとってはかなりのダメージです。

一長一短ではありますが、保護主さん、主治医の先生と話し合い決めていこうと思います。

 

先生とじっくり話をしました。

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検査の結果次第にはなりますが、体調を見ながら近日中に一度退院させます。住み慣れた家に戻して様子を見て、再度悪化したらまた病院へ運ぶ。その方向性で考えています。

 

キットは高度医療も可能な都内の総合病院に入院中です。そこにはキットの保護主さんの愛猫たぬちゃんもいました。昨日の朝、乳がんの手術を受けたそうです。がんばったね。

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キットの保護主さんの愛猫クーくんも病院にいました。クーちゃんもまた具合が悪いのです。

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重い病気を持つキット、たぬちゃん、クーちゃんの他にも多くの猫と暮らしている保護主さん。ヘルパーの仕事の傍らTNRにも力を注ぎました。

 

「田辺さん……イタリアンは好きですか? 小さいけど、おいしいイタリアンの店があるの。ピザもモチモチで……いつか一緒に行きませんか? 私が招待します」

「ええ? イタリアンは大好きです! いつかぜひ」

 

病院の外でポツリポツリと会話を交わしながら保護主さんはおそらく私に遠慮がある、と思いました。だからこそ今回私が直接先生と今後の方針を話し合えてよかったです。

 

保護主さんに比べたら、私はなにもやっていないに等しいですが、私はキットの一ファンとして彼の穏やかな余生を強く願っています。それが1ヶ月なのか1日なのかはわかりませんが、彼が今を生きていることだけは、しっかりと胸に刻みたいです。

 

最後になりましたが、うれしいご報告が!

私たちが病院に着いたとき、キットの食器は空になっていました。

病院でケアされた元祖食いしん坊は、出されたご飯を完食です。

 

食べることは生きること!

 

LOVE!

 

 

 

 

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