精神的なふれ合いの旅へ

※ブログを連続更新しています。本日3回目の更新です。遡ってお読みください。

 

 

パソコンはあまり開かなくなりましたが、iPhone片手にSNSを徘徊する習慣が抜けません。情報をインプット、またはアウトプットする場としてとても便利ですし、皆さまのお考えや皆さまのお子たちや皆さまの暮らしぶりは魅力的です。だからうちのお子そっちのけで、つい読み耽ってしまう。

 

 

私に限ったことではないのですが、リアルな人間関係でもSNSの世界でも、悲しいことや傷つくこともありますよね。でも、それと同じかそれ以上に楽しいことや喜びも多い気がします。

 

 

社会そのものが不安なご時世、人と人の繋がりを感じられますしね。

 

 

しかし、いくら家にいるからといっても、自分の意識や目が常に外を向いていることを、うちのお子たちはどう思うのかを、この頃考える日が増えました。

 

 

うちのお子たちともっとお話をしたり、イチャイチャしたい。

 

 

たまには彼らの都合に合わせて彼らの言葉にじっくりとこの耳を傾けたい。

 

 

ふとそう感じて母と相談の上、本日はバイトを休み家でゴロゴロしています。

 

 

そして、たった数日でも、SNSを離れようと思い立ちました。

 

 

実は自分なりにSNSチェックの時間を前より大幅に減らしているのですが、長い人生の中で、一度は完全に見ない日が数日あってもいいかなと。数日間はお返事をしたり、皆さまにいいねなども押せませんが、出た出た、不義理なヤツだと笑っていただければ幸いです。

 

 

リルのお顔をずっと見ていたいのです。かわいくて仕方がないもので♡

 

 

ふふ。数日待たずにSNSチェックしたりして。まあそれはそれでいいのかな?

 

 

さて、リルや保護猫信くんのことがつづいたので、その他の703号室の面々(さぶ、みーちゃん、すずらん)にも登場してもらいましょう。おかげさまでみんな元気にしています。

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あの……すずらんちゃん、壁紙がボロボロです。あなたそろそろ爪切りね?

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リルのお世話と並行して、慢性腎不全組のさぶとみーちゃんのケアもしています。

 

 

昨日はemi-goの病院で薬と補液グッズを買ってきました。最低でも月に1度のペースでこれ位の量を買わせてもらっています。安くしてくれてありがとう。助かっています。

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チャポポやスタッフのみなさんにも新年のあいさつをしてきました。

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病院の保護猫コバルちゃん、さぶに似ているから気になる存在ですね。

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その前の日はスーパーで猫砂とパウチを買ってきました。

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安くてラッキー! 私は「お得」という言葉が大好きです。

 

 

銘柄はどれでもいいのですが、「50円」の中から選ぶのが重要なのです。

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今回はカルカンの18歳以上をメインにしました。腎臓病の子たちはシニアフードが体質に合うのです。すずらん用に若い子のもいくつかカゴに入れ、みんなの食べる顔を想像してニッコリ。

 

 

特に1日2パック平らげるみーちゃんは喜ぶだろうな^^

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「飢えたっ パウチくれーいぃぃ」

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はいよ♪ いっぱい食べてね!

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「まあおれも食べるかな?」

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「おれ 補液はいいからパウチちょうだい ササミ味ね」

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今宵もさぶの重みと圧とあたたかさを堪能しながらラブラブタイムをエンジョイします。

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皆さまにとっても素敵な時間が流れますように。

 

 

連続投稿失礼しました。

 

 

お子たちとの精神的なふれ合いの旅に行ってきます。数日後にまたお会いしましょう。

 

 

PS里親の皆さま、なにかありましたらラインかお電話ください。

 

 

Smile!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

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足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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2020年の703号室のスターたち☆

皆さま、あけましておめでとうございます。

 

 

昨年はお世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

毎年恒例となっていた「卒業生紹介」が遅くなりました。仕事とリルの介護と持病の頭痛でパソコンを開けずにいました。昨年はいいこともたくさんありましたが、悲しいことも多く、負の感情は自分の中に閉じ込め蓋をしてきた1年だったように感じます。本年は自分らしく、明るく楽しい1年にしたいです。コロナの影響でいろんな方が大変な思いをしている昨今、希望をいだく、というのはなかなかむずかしいかもしれませんが、皆さま、健康第一にがんばりましょう♪

 

 

14頭のスターが703号室を巣立ちました。

 

 

がっつりうちにステイした子もいるし、私が譲渡だけを担当した子もいます。

 

 

決して自慢できる数ではないですが、個人の持てる力を発揮してきました。私は「譲渡の質」にもこだわっているつもりですので、働きながら、お子たちのお世話をしつつ、にしては、それなりかな、と自分を認めてあげたいです。それぞれの卒業記事とリンクをさせたかったのですが、時間が足りません。よかったらブログ内の検索エンジンなどで調べてみてくださいね。

 

 

1、1月4日譲渡、メル子改めルナ

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近所の公園で保護した美しい女の子。現在はひとりっ子のお嬢さまとして、家族とベッタリの日々を送っています。ルナの近況は、里親さんのインスタで拝見しています。

 

 

2、1月12日譲渡、ふうちゃん改め風雅

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天国へ旅立った友人のかわりに私が譲渡を担当。もふもふ譲渡祭にてご縁を得ました。風雅が外猫の頃から私は風雅をよく知っています。今は新居で元気よく暮らしています。

 

 

3、2月16日譲渡、まう

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他県より保護。仔犬でありながら、不憫になるほどの警戒心の強さ。卒業後「まうロス」に苦しんだほど惚れ込んだ犬でした。バベシアと闘いながらまうのペースで生きています。

 

 

4、2月23日譲渡、白まんじゅう改めアスター

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家の近くで保護。オッドアイのハンサムボーイ。繊細な性格ゆえ、馴れるまでに時間がかかりましたが、人を少しずつ信じるようになりました。里親さんと仲よく暮らしています。

 

 

5、3月8日譲渡、ミケ玉改めはな

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同区内(大師前どうぶつ病院)よりリリース直前にスカウト。甘えじょうずのキュートなはなにあまぱんもさぶもメロメロだったな。広くて猫仕様の素敵なお城に嫁いでいます。

 

 

6、4月20日譲渡、たわし

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同区内(大師前どうぶつ病院)よりリリース直前にスカウト。儚げな印象のたわし。フワフワの毛を撫でるのが気持ちよくて大好きでした。たわしの近況は里親さんのTwitterで見ています。

 

 

7、5月18日譲渡、ココ玉改めまるここ

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同区内(大師前どうぶつ病院)よりスカウト。おしゃべりでおもしろいまるここは、だいりんくん(私保護:マイ太郎さん譲渡)と共にご家族のアイドルになっています。

 

 

8、6月譲渡、てりたま(私:保護、かおりん:譲渡責任者)

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都心の駅前のマックの前で素手で保護したてりたまちゃん。自分の2020年の思い出ベスト10に入っています(笑)。結局そのまま、預かりのフラゴビさんの愛娘になりました。

 

 

9、8月9日譲渡、琴里改めラナ

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とろろさんが保護し、私が譲渡を担当。グレーと白のめずらしい毛色のお姫さまは現在、私の家の近くで暮らしています。先日病院でひさびさに会えてうれしかったな。

 

 

10、8月11日譲渡、ミミ玉

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同区内(大師前どうぶつ病院)よりスカウト。まるくてたぬきみたいなフォルムのミミ玉。里親さんはシャイなミミ玉に根気よく接しています。うちの近くに嫁に行きました。

 

 

11、9月20日譲渡、ジャック改め空(くう)

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亡くなった飼い主さんの横で健気に生き延びた空。無事に保護できるまで生きた心地がしませんでした。新居での空は、卒業生ひのとの距離をだんだん縮めています。

 

 

12、11月1日譲渡、つる

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他県より保護。「仔犬らしさ」の王道を突き進んでいたつるに翻弄されながらも、充実の毎日を送らせてもらいました。先輩犬は14年以上前の卒業生ゆず。安心の譲渡です。

 

 

13、10月15日譲渡、明→虹

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都内より保護。わんぱくでやさしくてかまってちゃんの虹。来たばかりの頃は食欲不振や体調不良を起こし、心配が尽きませんでした。里親さんに寵愛されながら成長しています。

 

 

14、12月27日譲渡(トライアル)、牛丸

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近所で保護。昨年の最後に新しいお宅に滑り込んだ牛丸。牛丸は1日1日を里親さんと共にがんばっています。いいご報告ができるよう祈りつつ、見守っていく所存です。

 

 

以上、簡単ではありますが、皆さまに幸せのご報告をさせていただきました。

 

 

いつもあたたかい眼差しで応援してくださりありがとうございます。

 

 

本年はどのような出会いがあるかまだ想像もつきませんが、「ゼロより1」のスタンスで、力まず、コツコツ自分のペースでつづけていけたらと考えています。

 

 

LOVE

 

 

 

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働く目的

今日はめずらしく1日休みです。そして予定はなにも入れていません。

 

 

あとでお気に入りのイギリスの連続ドラマをゆったりと観賞します♡

 

 

卒業生まるここ家よりうれしいプレゼントが届きました。わー! あまぱんだ!

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アフロは取り外せるのです。今、カバンにつけて持ち歩いていますよ。まるここ姫とだいりんくん(私保護→マイ太郎さん家卒業)のオシャレなカードも入っていました。

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まるここ、だいりん家のみなさん、どうもありがとうございました。

 

 

さて、私には大切な扶養家族がいます。昨夜撮った補液中のさぶ

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リビングの大きなトイレがお気に入りのみーちゃん

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17歳のリルと推定20歳以上のみーちゃん

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彼らを養うために働いています。もちろん、犬猫たちのお世話が好きなので、シッターというお仕事を自分の意志でやっています。でも目的がないわけじゃない。少しでも貯金し(あまり貯まらないけど・苦笑)、いつかお子たちにさらなる医療が必要となったときに、選択の範囲を広げたいのです。

 

 

シッターのお仕事だけではまだ食べていけないので、母の店のバイトとの両輪でドタバタ生きています。けれど、おかげさまで依頼も少しずつ増え、それなりに忙しい1年でした。

 

 

「家族のいる犬猫たち」とたくさん出会いました。感謝ですね。

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思いっきり警戒されることもしばしばですが^^;

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愛されている犬猫たちを(一定の距離から)眺めるのも至福です。

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このご時世ですので、ブログでご紹介できるお子たちが限られてきます。ご家族が「OK」をしてくださった方のみUPさせてもらっています。ちなみに年末年始お世話させていただくのは、とってもキレイなシニアの新規のお子。こちらで自慢することができず残念ですが、ウキウキ楽しみです。

 

 

「先月来たときのぼくたちの写真を忘れていませんか?」

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ふふ。コテツくんとコユキちゃん。夜と朝の2回お世話させてもらったのよね。

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コユキちゃんが前より姿を見せてくれるようになりました。

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いつも獣臭を漂わせてごめんね。

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被災地出身のコテツくん

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ちゅーるですっかり仲よしです。

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この顔ツボです。ご家族に送ったら「変顔ですね」だって。爆笑しましたよ。

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私の足に手を乗せてペロペロ。おいしい?

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遊びの誘いに乗ってくれるコテツくん。つき合いのいい男の子です。

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お仕事のご依頼をくださった方に改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 

 

近い将来、だれもが自由に旅行やお出かけができるようになればいいですね。

 

 

そうしたら私も星先生(シッターの免許を取るときにお世話になった大好きな先生)にシッティングをお願いし、親戚や友人の多い台湾へ母とひさびさに行きたいです。

 

 

本日もお読みくださりありがとうございました。皆さまお体をだいじにしてくださいね。

 

 

LOVE

 

 

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陽だまりを愛する女の子

卒業生すもも家よりキュートな猫パンが届きました。猫がトンネルやベッドに使えるダンボールもついていました。かわいくてにんまり。どうもありがとうございました。

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すもも姫まんまるでかわいいよのう♡

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ほかにもプレゼントが届いていますが、またの機会に自慢させてくださいね。

 

 

さて、保護猫牛丸がトライアルに行きました。

 

 

自分で送り出しておきながら、牛丸が家にいないのが不思議です。

 

 

牛丸の幸せを願っています。がんばれうっしー!

 

 

さて、25日のクリスマスはうちのリルの検診でした。

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助手席で抱っこ。腫瘍が目立つでしょう?

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ついこの前まではある一定の大きさを保っていたのですが、このところ、みるみる巨大化していったのです。以前、何度か良性と診断されたのですが、さすがに心配になり、血液検査を兼ね、長年リルがお世話になっている大巻先生の病院へ……

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先生いわく、もともと良性であったとしても、途中で悪性になることもあるそうです。そして、切除の手術をしないのであれば、細かい検査をすることに意味があるのかわからないとのこと。

 

 

先生の意見に私たちも同感です。リルの17歳という年齢を考えれば、手術がベストだとは思いません。ならば腫瘍の一部を切り取って外注検査に出す理由もないと考えました。それより、腫瘍に保護用のテーピングをすべきかを話し合いました。「やれそうならやる」という結論になりました。17tuin (8)

 

 

リル、ちょっとの間辛抱ね!

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悲しい現実ですが、リルは老いに従い、日に日に寝たきりの状態に近づいています。排泄時に陰部が汚れるので、先生と相談してお尻周りの毛を短くしてもらいました。

 

 

寒いだろうけれど、さっぱりさせたほうが衛生的です。清潔第一!

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じっとしていてえらいねえ♪

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診察室には1名しか入れないので、チチは窓からリルの様子を覗いています。

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待合室で待っていると、血液検査の結果が出ました。

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赤血球が少ないじゃっかん貧血ぎみ肝臓の数値が基準よりほんのり高い、などマイナス面もありましたが、基本的には年齢の割にとてもいいと褒められたのです。懸念だった腎臓の数値も改善され、標準値におさまっていたという。チチと私にとって、最高のクリスマスプレゼントです。

 

 

リルの生命力に先生が驚いていたよ。リル、ありがとう^^

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お礼にリルと病院のそばをテクテク歩きました。

 

 

リルの踏みしめる一歩一歩が、貴重で感慨深く、誇らしいです。

 

 

肝臓にはウルソを処方してもらい、貧血への対処として鉄分のサプリをネットで買いました。

 

 

腫瘍の手術はしないけれど、医療行為をしないわけではなく、リルの身体に負担なくできることは積極的に選択していきます。なにを選んでなにを選ばないのかを真剣に悩んでいきたいです。

 

 

QOLの維持には、その年齢にあった治療やケアをすることが大切ですものね。

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リルお疲れさま。ごはんの回数も1日4回に増やそうね。

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平和的な寝顔

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猫たち同様、リルも陽だまりを愛する女の子です。

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あとどれだけいっしょにいれるかな?

 

 

欲張りはいけないけれど、できることなら、一分一秒でも永くそばにいてほしいです。

 

 

LOVE

 

 

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猫は室内でこそ自由に生きられる

猫は、室内でこそ自由に生きられる

 

 

室内なのに、自由?

 

 

自由は外にあるのでは?

 

 

一見矛盾するように思われるかもしれませんが、これが私が18年半の微々たる保護譲渡活動を経て得た答えです。私は永遠にこの考えを手放すつもりはありません。

 

 

最近、SNSで「(首都圏にて)一定数の猫を外に残しておきたい派」の書き込みを目にしました。

 

 

私の解釈だと、その方々は「外猫に不妊手術をし、ロードキル(交通事故死)や虐待について対策をした上で、猫を自然の環境に置くのも理想のひとつ」と述べています。

 

 

ところで、住宅地が密集する首都圏に於いて、自然とはどこでしょう?

 

 

市営公園のことでしょうか? 広い空地のことでしょうか?

 

 

自然とはつまり「どこ」なのか、私にはわかりませんでした。

 

 

次に、自然には野生動物が生息するのが一般的ですが、そもそも猫は「野生動物」ではありません。

 

 

では、野生動物でもない猫たちが、なんの理由で「自然」にいるべきなのでしょうか?

 

 

そして、個人的にいちばん引っかかったのは、ロードキルや虐待についての対策を施した上で、猫を外に置いて見守っていこう、という意見でしたが、具体的にはどう対策するのでしょう?

 

 

首都圏は人口が密集しています。

 

 

当然、交通量も人口に比例します。車の往来の多い首都圏にて、どのようにロードキル対策を取るのでしょう? ドライバーに速度制限をかけるのか? 車両の立ち入り禁止区間を設けるのか?(自然保護区の設立をめざす?) はたまた猫たちに根気よく信号機の意味を教えるのか?

 

 

その方々の仰る、ロードキル対策を具体的に知りたいです。

 

 

虐待防止対策についても同様の疑問があります。

 

 

当該猫の地域の方々が、交代で24時間パトロールをするのですか?

 

 

猫の数をどう把握し、だれがどこをどのようにパトロールしますか?

 

 

万が一虐待が見つかった場合の罰則の強化を現実的にどのレベルまでやりますか?

 

 

動愛法をあと何回改正すれば、虐待は「ゼロ」になりますか?

 

 

また、猫たちにある程度の飲み水やごはんが約束されるとしても、寒さや暑さや病気やケガや寄生虫はどうしましょう? だれが責任者になるのですか? ひとまず病院へ連れて行くとして、資金は地元の猫好きによるカンパですか? だれが猫を丸抱えするのですか? 丸抱えは重要です。

 

 

丸ごとを抱えて責任を取るのは大切です。そこには庇護の実体があるから。

 

 

私は決して、2020年の現時点で、地域猫活動(TNR)をしている方を否定しません。

 

 

外にいる猫を全員は連れて帰れないゆえに、泣く泣く地域猫活動を選択している方を知っているのです。大方、積極的にそうしているわけではなく、完全な消去法ですよね。

 

 

しかし、それがベストかと言われると、ちがうと思います。

 

 

私は猫が外にいるのが「ベスト」だとは思いません。人間を癒すためのほのぼの系の景色として、猫を一定数外に置いておくのが「ベスト」だとは思いません。

 

 

私自身も14年ほど前までは地元でTNRをしたことがあります。(私がリリースした猫たちは、ほぼ1年以内に事故死や病死をしました。毒を食べて死んだ猫もいます。うちの近所は猫が生きづらい地域なので地域差があるのは承知していますが……)

 

 

それに私は、日々必ず車を運転するドライバーなので、外猫が飛び出してくると肝が冷えます。轢いてしまいそうで怖いです。猫を愛するドライバーさんは私と同じ心境ですよね?

 

 

加えて、多様性を受け入れる私たちは、虐待魔や猫をいじめる人間は断じて許すことができなくても、どうしても猫が苦手、という方の気持ちは想像してもいい気がします。むろん、そういう方にとっても、猫は目に触れない「室内」にいたほうがいいですものね。

 

 

さあ、「猫は室内でこそ自由に生きられる」のフレーズに戻りますが、ここで私が述べている自由は、間仕切りのある世界かどうかではなく、動物としてのQOLの話です。

 

 

動物福祉の理念である「動物の5つの自由」を猫たちに担保できるのは、室内での適正飼育のみでしかありえないのです。では、5つの自由とはなんでしょうか?

 

①飢えや渇きからの自由

②不快からの自由

③痛み、外傷や病気からの自由

④本来の行動をする自由

⑤恐怖や苦痛からの自由

 

 

私は、外で眼光鋭く虚勢を張る猫たちと幾度となく出会いました。

 

 

我が家のさぶがいい例で、外にいた頃(7年前)は、本当に2メートル以内には近づけない存在だったのです。完全な人間不信で、少しの音でも逃げ惑う、目が合っただけで速攻どこかに身を隠してしまう、さぶはそんな猫でした。保護したとき、ノミやダニが被毛に数えきれないほどいて、すでに腎臓病に侵され、水ばかり飲んでいました。けれど、今さぶは自分の意志で私の膝に飛び乗っています。

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みーちゃんも日に日に明るくなっています。

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若返っています。

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ベッドの中でいびきをかいています。体重が増えました。

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保護猫牛丸は足のケガが治り、毎日おやつやおしゃべりに夢中です。

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外にいた頃とはちがう生き物みたいです。

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猫たちは、言葉で私に伝えることをしません。

 

 

でも私は、確かに彼らの声を聞いています。

 

 

人はそれぞれできることやキャパがちがいます。

 

 

誤解してほしくないのは、私はどなたかが一生けん命に取り組んだ一頭のTNRや、地域猫活動や、ほかの活動方法を非難したくてこれを書いているわけではありません。

 

 

ただ、猫は自然(外)にいるほうが幸せだ! とは思わないというだけです。

 

 

ご理解いただけると信じています。

 

 

猫にとっても犬にとっても人にとっても暮らしやすい社会になりますように。

 

 

お読みくださりありがとうございました。

 

 

LOVE

 

 

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