セスのご縁が決まりました

皆さま唐突ですが、このたび保護猫セス(黒)のご縁が決まりました!

 

 

 

ふふ^^ 早いでしょ?

 

 

サク坊の「人慣れ」にはもう少し時間が必要ですが、サク坊なりに日々軟化しています。

 

 

 

「人慣れ」はこんな感じからはじめました。THE! ねこじゃらしでちょんちょんタッチ!

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こういう話題も5月の「アンニイさんお話会」で情報交換していけたらいいですね。

 

 

書くより直接話す方がお互いにイメージが湧きますし。

 

 

 

さて、本題のセス王子お婿入り決定の件ですが、希望してくださったご家族は当初、実葉にみそめてくださっていたのです。お嬢さんのひと言がきっかけだったそうです。

 

 

いただいたメールの一部を抜粋しご紹介させてください。

 

 

最初は欲しい猫種があり、ブリーダーさんから購入しようと思っていました。娘も最初はその話に乗り気だったのですが、そのうち「ペットショップで買う人の6分の1の人が保護犬や猫を引き取ったら、保護犬や猫はいなくなるんだって。だから保護猫が飼いたい。実葉ちゃんが飼いたい。」と言って、ペットのおうちのサイトを見せてくれました。


夫も一緒に実葉ちゃんの境遇を読み、アンニイさんのブログもたくさん読ませていただき、私と同世代のアンニイさんの熱心な活動の様子に、本当に心が打たれました。実葉ちゃんの写真から、可愛さや健気さが伝わって来て、「猫が飼いたいと思うようになったことと、実葉ちゃんの記事をこの時期に目にしたことは、きっと何かのご縁なのでは」と思い、我が家に迎えられたら・・と心から願っています。

 

 

 

胸が打たれましたし、私はお嬢さんの意識の高さに「希望」を感じずにはいられませんでした。

 

 

日本の未来を担う若い方が深い思慮を持っていること、そしてそのお嬢さんを育てたご両親のお人柄も想像に容易かったです。

 

 

けれど、実葉はその後ほかのご家族とのご縁が決まり、私はダメもとで「セスに会ってみませんか?」と声をかけたのです。セスと実葉は毛色も年齢も性別も性格もちがう。

 

 

だけど私にとって、セスは実葉と並べても遜色のない愛おしい存在です。

 

 

 

数度の家族会議を経て、急きょセスのお茶会が実現

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セスはほかにもあたたかい家族希望をいただきました。なおっちさまありがとうございました。

 

 

 

「ハハ どなたかぼくをたずねてくるのですか?」

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そうよ。お茶会の主宰者はセス。オシャレしよ。サクもそばに付き添っていてね。

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「おやつがあれば まあ ぼくは そつなくできます」

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ご家族が持って来てくださったおいしいケーキをいただきながらお茶会は楽しくスタート!

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たくさんのおみやげもありがとうございました。私のイニシャル入りハンカチたいせつにします。

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以下はすべてお嬢さんが本格的なカメラ持参で撮ってくれた写真↓

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人見知りのセスは固まってしまいましたが、想像よりはだいぶ落ち着いていたように見えます。

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大きさはこんぐらい。オトナのような、子どものような、微妙なお年ごろです(笑)。

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ママさんに抱っこしてもらいました。

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フリータイムエンジョイ中。このあとご主人さまの手からおやつをもらいご満悦のセスです。

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ご家族はセスのみならず、ほかの子たちにも声をかけ写真を撮ってくださったり

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おやつを食べるサク。出てる舌がかわいいなあ♪

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私のお気に入りの1枚! あまぱんいい味出しています。

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ご家族の気持ちが第一なので、ラフに話し合い、セスがいいのか、猫と暮らすかどうかも含め結論をお持ち帰りいただきました。きっかけは実葉ですが、実葉は実葉、セスはセスとして熟考していただきたかったのです。実葉とちがって、セスは自分の表現方法がまだ下手ですし。

 

 

 

ほどなくして、ご家族から正式にセスを迎えたいとのご連絡が!

 

 

 

シャイだったセスをいっぱい誉めてくれました。うれしかったなあ。こうして、セスは去勢手術後に703号室を巣立つことが決定。きょうだいのサクにも必ず幸せになってもらいます。

 

 

 

改めて、実葉やセスにお問い合わせをくださった皆さまに感謝を添えさせてください。

 

 

素敵な方ばかりで、参りました。ほんとうに参りました(苦笑)。

 

 

ご厚情やご善意に報いるため、私は私のフィールドで、私の立場で、私の方法で、ラストスパートをがんばります。ありがとうございました。

 

 

 

PS プレゼントなどが届いていますが、今度自慢させてくださいね。次回は長期トライアルを終えたさくら(かえ)の卒業記事をUPします。

 

 

 

でっかい

 

 

 

LOVE

 

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

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足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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サク、セスをならそう! と 毅然たる愛

外は雨が降っています。寒いです。

 

 

ひさびさに予定がない私は(チチを荷物持ちにして)ドラッグストアに行くつもりでしたが、近所にドラッグストアがないため(車もないため)断念。

 

 

お天気だったら犬たちの長い散歩もできたのに残念です。

 

 

うちはふだん私ひとりなので犬猫たちと触れ合う時間が足りず、自己嫌悪に陥ることしばしば。

 

 

特に過渡期の保護猫サクとセスに申し訳ない気持ちになります。

 

 

 

あまぱんがやさしいのであまぱんに子育てをお願いすることも

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あまぱん、いつもありがとう。

 

 

これからはもっとサクとセスに向き合う時間を作ります。サク、セス、よろしくね。

 

 

そんな我が家にとって、お客さまの存在はありがたい。

 

 

 

卒業猫クー太の里親MIHOさんが木曜遊びに来てくれました。おやつやおもちゃを持って

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みいさんもゆず七味と十穀米の素をおみやげに遅れて参加。ふたりともありがとう。

 

 

 

おもてなし下手ですが、私はマイママさんを見習いランチを作ることに

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ポテトサラダはしょっぱかったかも。毎度同じにんじんの炒め物^^; 油はコレステロールゼロのを使っています。ちなみにマヨネーズも卵不使用のもの。卵好きには辛い感じ。

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ナスを炒めようとしています。

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お行儀のわるさはご容赦ください。

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へへ。「マイママさんを見習い」とか言えない手抜きさ(汗)。トマトは切っただけだし・・・・・・

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キンパはMIHOさんが買ってきてくれたもの。ごちそうさま!

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炭酸水でいただきます。

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簡単で質素なものばかりなのにMIHOさんもみいさんもおいしそうに食べてくれて感謝。たいせつな方を亡くされ気落ちしているMIHOさんに私からささやかなプレゼント(ワイングラス)を渡しました。お米を送ってくれたお礼でもありますけど。気に入ってくれてよかったです♪

 

 

みいさんもMIHOさんもサクとセスを撮ってくれたのですが、みいさんのは今度自慢します。

 

 

 

MIHOさんがiPhoneで撮ったサクとセス

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ド緊張のサクは怯えさせないよう1枚だけ

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なれている方のセスが中心です。ふふ。2頭身?

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ほほとのセスの黒黒コンビ。ほほは長期ステロイドを投与している副作用で毛色が変わってしまいました。最近は黒猫じゃなくて、茶色猫になっています。

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「ハハ~ ぼくにもごはんください」

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走りまわっていたセスを捕まえ撮ってもらった1枚

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「かくれんぼ中ですので ぼくに話しかけないでください」

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MIHOさんコレクションをお送りしました~! ペコリ

 

 

 

余談ですが、「デザート」のことまで頭がまわっていなかった私。食後無性に甘いものが食べたくなり、お客さんを家に置いてひとりスーパーへ。こんなにいっぱいの「お宝」をGET!!

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翌日東京へ戻ったチチも食べたので、4人分で合計431円。MIHOさんとみいさんに呆れられるかとビクビクだったのですが、ふたりとも喜んでくれました。「えらい! お得!」って。

 

 

 

なんでも器に盛れば美しく変身するのです。

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MIHOさんに言われてショックだったのは「べべちゃん痩せたね」のひと言。私は毎日べべ公を見てるから視覚が麻痺していたかもしれません。言われてみるとたしかに痩せた気がします。

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たいせつにしないとなあ・・・・・・

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MIHOさんみいさん、いい写真をありがとう。またみんなを撫でに来てね。

 

 

 

「タナベさん あの話 しないのですか?」

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しますします。

 

 

 

実葉はあと1週間ほどでマイママさんちを巣立ちます。

 

 

約半年間、実葉を娘のようにかわいがったマイママさん。実の母のようにマイママさんにベッタリの実葉。幸せになるための卒業であることはまちがいないのですが、はじめは実葉、きっと戸惑うでしょうね。けれど聡明な実葉なら新居でものびのびと生きていけると信じています。

 

マイママさんがお茶会の日に希望者さん(里親さん)に話していた言葉をご紹介します。

 

「実葉ちゃんはとにかくかわいいんです。がんばっていろんなことを乗りこえてきて・・・・・・実葉ちゃんはすばらしい子。神さま(おてんとさまという意味)はちゃんと見ていてくださっているもの。でもだからこそ、私はいっしょには暮らせないわ(←ここまでは穏やかな笑顔)

私はひとり暮らしですし、この年齢(70代半ば)でしょ? まだ若い先の長い実葉ちゃんを引き取るのは・・・・・・逆に無責任です(←毅然とした口調に)

実葉ちゃんなら幸せになれると思うわ♪(←涙ぐみながらやさしくほほえんで)」

 

 

話を聞きながら、その言葉と言葉の行間に背筋がピンと張りました。

 

 

愛の表現方法は人それぞれですが、マイママさんの言いたいことが、私はほんとうによくわかったのです。マイママさんは目に見えている「今の」実葉のみならず、まだ出会ってもいない「未来の」実葉までもを胸の中に入れ、かわいがってくださっている、と。

 

 

 

深謝

 

 

 

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愛の所業「卒業前検診」

皆さまこんにちは。ネタは溜まる一方です。ブログ更新が追いつかない^^;

 

 

3月中には必ず「さくら(かえ)」の未来記事をお送りします。まとまった時間が必要な作業ですのでもう少しお待ちください。里親さんとはよく電話でお話ししています。

 

 

 

さて、本日はお輿入れの決まった保護猫実葉の卒業前検診。マイママさんが近所の病院へ連れて行ってくださったのです。スクリーニング(血液)検査、エコー検査を依頼!

 

 

 

食いしん坊姫は検査前の絶食の試練に耐えたそうです(笑)。

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キャリーと洗濯ネットのダブルで、実葉の移動に細心の注意を払ってくださったマイママさん。

 

 

 

だれになんと言われようと、私は「正しい管理こそが最大の愛情」だと思います。私にとっての善き里親さんは著名人でもお金持ちでも飼育歴の長い方でもなく、目に見える安全対策を厭わずに「事故防止に配慮してくださる方」

 

 

決してむずかしいことではありません。

 

 

今回の通院でいえば、移動の際はキャリーの前に、猫を洗濯ネットに入れる。これだけでずいぶんちがいます。お金がかかるわけでも手間ひまがかかるわけでもありませんよね。

 

 

 

エコー検査の結果は3軒目の病院でも「腎臓がひとつしか見当たらない」とのこと。

 

 

血液検査の結果は懸念していた腎臓の数値は極めて良好でしたが、白血球が下がっていました。心配だったので、外出先からemi-goのご主人中島先生に電話。見解を伺いました。

 

 

FIV発症を起因とする怖いものならまず今の食欲はないだろうとのお考えを聞き、納得。

 

 

 

里親さんにも電話で説明し、以後定期的なモニタリングをお願いしました。

 

 

「もちろんです」

 

 

心強いお返事にホッと胸を撫で下ろす。ありがとうございました。

 

 

マイママさんも通院お疲れさまです。

 

 

 

「タナベさん 悪趣味ですよね 嫁入り前のわたしのあちこちを調べるなんて」

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「おかげで今朝は ごはんを抜かれたの 15gも食べ損ねたのですよ!」

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ごめんね。やさしいマイママさんはきっと次多めにくれると思う。

 

 

 

卒業前検診、これまで意味を説明したことがなかったかもしれないけど、聞いてくれる?

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ご縁が決まったのにまた病院?

 

 

きっとうちの卒業生たちは呆れていたにちがいないですね。

 

 

私はこう考えています。

 

 

①卒業直後の移動はあぶない

 

→卒業間もなくはできるだけ移動を控え、「新居になれる」のを専念してもらいたいです。引っ越した直後にあちこち移動が重なると、犬猫たちはますますパニックに陥ってしまう。お互いの信頼関係が薄いまますぐに病院へ連れて行くと脱走にも繋がりやすいです。

 

 

②イヤなことは古巣で済ませてあげたい(笑)

 

→本来喜ばしい「卒業」ですが、やっぱりどうしたって犬猫たちには負荷がかかります。住み慣れた場所を巣立ち、はじめからがんばらなければならないのです。だからイヤなことは古巣で終わらせるのがいちばんです。

 

 

③私が保護動物の状態を「正しく知ること」で里親さんに「適切なアドバイス」ができる

 

→幸せな旅立ちであっても、先述のとおり、保護動物たちはストレスと闘いながら新生活をスタートします。この時期は里親さん側もいろいろと不安です。

 

「ごはんを食べません」

 

「排泄しません」

 

そんな相談が里親さんから寄せられた場合、私は「移動のストレスによるもの」なのか、はたまた「病気のサイン(症状)」なのかを判別しなくてはならないのです。

 

 

「食べないのはどうせ移動のストレスに決まっている」と思う方もいるでしょう。

 

実際大方の保護動物は移動のストレスで、一過性の食欲不振になります。

 

 

しかし私は獣医師ではないので、断言はできません。また、私は断言をしない主義です。

 

 

本当にそうか? そうと言い切れるのか? 常に自分の目を見開いていたいです。

 

 

これは暇人ならではの行動にすぎませんが、以上の理由から私はなるべく保護動物たちを「卒業前検診」に連れて行きます。なおこの際の医療費は原則里親さんに求めていません。

 

 

 

「なるほど~ ハハはネチネチとこまかいのですねえ ぼくそれだけはよくわかりました」

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「あ でもぼくのときは卒業前検診はパスでいいですから ぼくは新居でもごはんをしっかり食べますし 食べた分を きちっと放出します ハハのご心配にはおよびません」

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ふふ。セスは卒業前検診をやるかはわからないけど、じきに去勢手術を控えているでしょ? そのときに血液検査して内臓の状態を調べてみようね^^

 

 

 

「え・・・・・・」

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セス、これはねえ、きみたちに誤解されやすく、非常に伝わりにくいところなんだけど、私なりの愛の所業なんですよ。わかってくれ、とは言わないけど(苦笑)。

 

 

 

最後の写真はみいさんが昨日撮ってくれました♪

 

 

 

すごいいい写真がたくさんあるんですが、おいおい自慢させていただきます。

 

 

 

※ にゃっ展お話会、参加者募集です~! 

うっ・・・・・・ぜんぜん宣伝できていない。出るからには皆さまに参加してほしいので、次から宣伝がんばります。今回書いたような内容もちょこっと話せたらいいな。

 

 

 

LOVE!

 

 

 

 

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春はそこに、の巻

うう。日々の更新がまったく追いつきません^^;

 

 

実葉のことも書きたいのですが、次回にします。

 

 

メールが滞っています。ごめんなさい。緊急の方は携帯にお電話ください。

 

 

今回は近況にいくつかのお題をつけて♪

 

 

 

【保護猫さくら(かえ)トライアル順調の巻】

 

 

 

さくらが先住もも姉(ももも703号室卒業生)のごきげん取りにいそしんだ結果

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一定距離以上近づくと怒っていた先住ももが・・・・・・

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さくらを受け入れるようになりました。女子猫同士って意外とむずかしいのにすごい!

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ももの信頼を勝ち得たのはひとえにさくらのひたむきさ、無害さ、やさしさの賜物だと思います。

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ツイッターにあげた動画にはさくらがももをいっしょうけんめいグルーミングする姿が映っていましたね。もももさくらも外で出産経験のある苦労猫。ひとりっ子わがまま姫になったももも、性格のいいさくらも、どこかの時点で折り合いをつけ、理解し合ったのでしょう。

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え? まだトライアル? さくらが703号室に帰ってくる可能性あるの? と驚いている皆さま! ちがいます(笑)。でもちゃんと書きたいのでちょっとお時間をください。

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ももは703号室時代「海子」という名。私とは強烈な出会い方でした。私は偶然にも海子の保護前に海子が産んだ猫たちを何頭も保護し里子に出していたのです。縁の深い子です。さくらはご存じ「かえ(花枝)」。ふたりに興味がある方は、ブログ上部の検索バーにキーワードを入力しお読みください。関連記事が多すぎてリンクを貼ることができないのです。泣。

 

 

ご主人が誤ってさくらの食器を割ってしまったらしく、同じのをさがしていたら春バージョンの「さくら柄」を発見し、即買ったんだとか。かわいい食器がさくらに似合っています。

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もももさくらも愛おしいなあ♪ さくら、さくらの粘り勝ちだね。その調子その調子!

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【ぼくたち男子コンビもなかよしです、の巻】

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はい。知ってます。703号室のあまぱんとさぶは・・・・・・

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連れションをする間柄です(爆)。

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【べべ公の近況の巻】

 

 

 

まもなく16歳と2カ月を迎えるうちの長女べべ公。体調は万全とは言えません。けど、それなりに、べべなりに、がんばって生きています。毎日が奇跡です。ありがたいことです。

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数日前、嘔吐がひどかったので断食、断水させ、脱水を防ぐため皮下点滴をしました。

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貧血だと点滴はまずい。迷ったのですが、おそらくべべは重度の貧血ではなさそうと踏んで1本(60ml)だけ入れることに。そうしたら翌日、体調が戻ってきたのです。

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うれしかったなあ。今宵も私のそばで寝息を立てています。

 

 

 

【人の健康の巻】

 

 

自己管理不足のツケがたたり、私は今、週に2度ほど通院をしています。結石やらコレステロールの問題やら持病の肝臓やら婦人系の病気やら・・・・・・。背中の痛み以外はとくだん自覚症状がなく、体はピンピンしています。残念ながら皆さまの同情には値しません^^;

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私もすっかり中年。改善できる部分はしたい。

 

 

ということで、通院や投薬以外に「食事」に気をつけることにしたのです。

 

 

昔から甘いものはそんなに食べませんし、お肉よりは野菜や魚介が好きなのですが、「卵料理」に目がないのも事実でした。卵は1日何個でも食べられます。

 

 

しかしそれじゃイカン!!

 

 

命が惜しい。できることなら長生きしたい。

 

 

で最近、こんな感じの食事を摂っています。おかゆ炊いてすすってます。

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この日のメインはイチゴ

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サンマは積極的に食べています。DHAだいじ! 1尾焼きますが食べきれずに半分を次の日にまわしてしまうことも。(おからはマイママさん、ワカメはにゃん太さん&マイママさんより)

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夜食用にワカメとネギのサラダを作ってみました。海草類は大好物♪

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外食の際もメニューを慎重に選ぶことに

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個人で細々とですが、私は保護譲渡活動をしています。キャンセルできない約束が多いです。チチの不在時はお子たちのお世話を投げ出せません。家事も常に溜まっています。在宅の仕事もしています。だからぜったいに病気で倒れるわけにはいかないのです。

 

 

自分の自己管理の先に、家族の幸せがあると信じています。皆さまもそうですよ。

 

 

お互い健康でいましょうね。

 

 

 

【梅の花の巻】

 

 

この前私は用事のついでにパワースポットへ行き、実葉の良縁祈願、サク&セスの良縁祈願、うちのお子たちの長寿祈願、卒業生と里親さん方の健康祈願をしてきました。

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本堂横を散策。春を見つけひとり心が躍る。色鮮やかで美しい一本です。

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【辻が花の巻】

 

 

花で繋げて・・・・・・久保田一竹の辻が花。来月これを着る機会に恵まれウキウキしています。

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見れば見るほどウットリ。これは母の唯一のお宝。借りるのは2度目。前着たとき私は30代でした。あれから11年経ちしっかりと加齢し(?)当時より着こなせるかもとうぬぼれています。

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ていねいに物事を考え、ていねいに行動をするよう心がけると日常が楽しくなりますね。気分が落ち込む日があってもすぐ再び浮上できるのは、お子たちと善き皆さまのおかげです。

 

 

謝謝!

 

 

LOVE!

 

 

 

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同じ空の下をテクテク歩くきみへ

昨夜はあたらしい保護猫2匹を迎えにemi-goの病院へ行きました。

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保護した経緯はまだブログでお話ししていませんでしたね。おいおいきちんと整理します。

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さあ、行こう。emi-goと中島先生お世話になりました。ありがとうございました。

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2匹のことは改めてきちんと紹介させてください。

 

 

 

最近はあちこち(自分の)病院へ通っています。ふう。私もすっかり中古だなあ。これからも通院が必要ですが、気力だけは人一倍ですのでご心配には及びません。

 

 

 

夜はこんなに美しい天使がそばにいてくれるんですもん。

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私の席はちゃんと空けてくれています。ナナ、ありがとうね。

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あまぱんの点滴を見守ってくれています。

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自分の点滴は暴れて抵抗するんですが、他者のときは落ち着いた表情(笑)。

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この前ナナとの思い出を書きましたよね。

 

 

「こんにちはナナちゃん/幸せの703号室」

 

 

 

その際サッと流したのですが、今夜はナナのきょうだいたちの名を書かせてください。

 

 

ナナ

私の愛犬。1歳8カ月で保護。土手を出て我が家へ

 

タカコ

2歳未満で土手で餓死。亡くなる前4頭の子犬を出産。タカコの子は2頭が死に、2頭が生存。うちの1頭が我が家のリルで、もう1頭のゆずは里親さん宅で幸せに暮らしています。

 

アオヤマ

2歳未満で土手で焼死

 

ジョウユウ

2歳未満で土手で焼死

 

リュウ

6歳で土手より保護し里子へ。里親さんとは年賀状のやり取りをしています。元気です。

 

コロン

6歳9カ月で土手より保護。コロンJに改名。ご存じのとおり里親さんに溺愛されています

 

そして最後はゴクドウ

7歳で土手より保護。ゴクウに改名。15歳のゴクウは里親さん宅で暮らしています。

 

 

ここまで書いて、精神的に限界。この11頭は私にとってかけがえのない存在です。

 

 

私ができたこと、できなかったことを、ぜんぶお伝えするのはむずかしい。

 

 

15年前、非力だった私は、べべの散歩時に行った土手で20頭以上の犬たちと出会いました。

 

猫もいっぱいいました。飼えなくなるとみんなが土手に捨てていってしまうのです。

 

犬たちは方々に散っており、たとえばA地点に1頭、A地点から1キロ離れたB地点に5頭、B地点から2キロ離れたC地点に6頭、といった具合でホームレスたちの番犬にされていました。

 

犬たちの状態は決してよくありませんでした。

 

健康診断はおろか、フィラリア予防、狂犬病注射も受けておらず、残飯をもらって命を繋いでいるだけ。引き取られる先が穏やかで面倒見のいいホームレスならそれなりにマシな生活を送れるものの、暴力的で面倒を見ない人間に引き取られるとほんとうに悲惨です。

 

当時はホームレスというより暴力団関係の人間たちが一定数土手で暮らしていたのです。

 

 

(リュウを除く)ナナたち6頭は運悪く、ひどく犬を殴る人間たちの番犬となってしまいました。

 

 

皆さまの想像しがたいような隔絶された非合法の世界で犬たちは育ちました。

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これは15年前に私がインスタントカメラで隠し撮りをしたナナたちの写真ですが、この写真の子犬たちは写真の翌月あたりから徐々に理不尽極まりない扱いを受けはじめ、半数がバタバタと死んでいったのです。生きられたのに、ちがう家でなら生きられたのに!!

 

 

15年経った今でもこの犬たちのことになると私は感情が抑えられず、爆発しそうになります。

 

 

ごめんなさい。

 

 

私は「保護」を目的としていたのですが、男たちが怖くてできませんでした。

 

 

仮に1頭盗むのに成功したところで、すぐに私の仕業だとバレて男たちに警戒され、以後ほかの犬たちに会わせてもらえなくなるのがオチです。

 

だからバカみたいに、ただ焼酎や犬のフードを手に土手に通うしか能がありませんでした。

 

土手に通うために私は前夫と離婚。

 

ヘラヘラ笑いながら土手にいる男たちに媚を売ったことも一度や二度ではありません。

 

土手の男たちからたまに浴びせられる卑猥な言葉が大嫌いで聞くたびに吐き気がしました。

 

 

しかし通わないと犬たちが気になって私は仕事もなにもかも手につかないのです。

 

 

そうして虎視眈々と保護する機会を狙いながら、7年の歳月をかけて、私は最後の1頭、ゴクウを土手から出しました。私の人生がかかっていたと思います。

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土手を出る間近のゴクウ。この時期のゴクウはいいホームレスさんに巡り会えて屋根のある小屋を作ってもらい、栄養状態、衛生状態も悪くありませんでした。ゴクウを連れて帰りたいとの私の訴えに対し、最終的に首を縦に振ってくれたホームレスさんには感謝しています。

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ナナに遅れること5年4カ月、ついに土手を出たナナのきょうだいゴクウは、703号室で私の保護犬として生き直すことになりました。左がゴクウで右がナナ。7歳の頃です。

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なんの手もかけられずに土手に繋がれていただけだったのに、ゴクウは家庭犬として完璧に振る舞って見せました。どこに出しても恥ずかしくないほどの立派な紳士です。

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けれどときどき、背中を触ろうとすると反射的に私を噛もうとしたのです。

 

 

昔のブログにそのことを書いてあるのですが、残念なことに添付していた写真はぜんぶ消えてしまいました。文章だけでもよければ→「普通の背中/幸せの703号室

 

 

いっしょにドライブにも行ったし

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病院でもおりこうだったよね。

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ドッグランデビューも果たしました。ゴクウを抱っこしているのが私でナナとリルも近くにいます。

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里親さんちへのお届けの日。淋しかったなあ。

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新居にて

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ゴクウ用のおもちゃ

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すでに7歳のオトナだったけど、終の棲家で子犬のようにはしゃいだゴクウ

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そのゴクウが15歳をむかえ、木々の香りを確かめながら歩いています。

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首にしっかりと迷子札をつけて、自分の道を、里親さんとともに

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ナナ同様、足腰は悪くなってきたものの、1日に4回のお散歩へ出かけ、健康診断ではなんの問題も見つからなかったそうです。ゴクウやるね。すごいねえ。

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家族に囲まれて暮らすために、お前さんは生まれてきたんだと思う。

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ちょっと遅くなったけど、15歳の誕生日おめでとう。

 

 

近々ナナを連れて会いに行くからね。

 

 

あああああああああああ、LOVE!

 

 

 

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