寝室のパートナー

ときどき、笑平はチチに連れられて、駐車場まで私の仕事の見送りに来てくれます。

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私を見送ったあと、笑平とチチは、そのままお散歩に行くのですが、先日、バッグミラー越しの笑平が、鳴きながら、いつまでも私の車を追ってくるのが切なかったです。

 

 

笑平は、車でのお出かけが好きなのですが、今は季節的に暑すぎて出かけられない。きっと笑平は、私がひとりいい場所に抜け駆けしていると思っているにちがいありません。ああ。

 

 

ごめんね。笑平。お母さんは人と会ったり、街に出るのも趣味だから、お出かけをすることもあるのだけど、でも実は、外に出ているのは、ほとんどが仕事なの。仕事は笑平を連れて行ってあげられないの。だから、それ以外のことで、笑平の笑顔が見たいなあ……。

 

 

悩んだ挙句、仕事帰りに、スーパーに寄って、笑平の好きな鶏肉をたんまり買い込んで、帰宅後速攻、焼きました。笑平、昼間のことはこれで許してください。お願いっ!

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もぐもぐもぐもぐ、いい表情で召し上がってくれました。やったー♡

 

 

今週末は、笑平を連れて、花火大会(の宴会)にお邪魔します。

 

 

笑平の楽しそうなお顔を想像すると、ウキウキしますね。

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うちのお子たちは、みんないい子たちです。

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すずらんとちゃみも元気ですよ。

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ちゃみは相変わらず、抗てんかん薬を毎日飲んでいます。

 

 

「薬を飲みたくないちゃみ」と、「なにがなんでも飲ませたい私」の追いかけっこが、我が家の日課でございます。薬は1日に1~2回、ちゃみの状態で変化しています。

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すずらんは、相変わらず人と距離を取っているお子ですが、独特の愛嬌があるのですよ。

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家族以外の人が来ると、すずらんは姿をまったく現さないのですが、私たちがいても、少し距離を取ってふつうに暮らしています。私もチチも、すずには「ギリOK」の存在かもしれません。

 

 

そう考えると、とてもありがたいなあ、と思えてきます。

 

 

それに私は、いざとなったらすずらんの爪切り、ケア、通院などができるので、それ以外の日常は、すずの距離感に任せている感じです。頼りにしていたさぶがいなくなって、さびしそうなすずですが、近ごろはちゃみの姉貴分として、よく、ちゃみのそばにいてくれていますよ。

 

 

笑平も、すずらんも、ちゃみも、のんびりと生きていますので、皆さまご安心くださいね。

 

 

「わたしもいるもんっ」

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「ぴとー」

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「なでなでして~♪」

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「ヨシヨシして~」

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はい。保護猫てるちゃんもいますね。あなたは、うちの大切な宝物ですよね。

 

 

7歳でFIVキャリアのてるちゃんですが、家族募集を真剣に取り組まなければと意気込んでいます。いっぽうで、かわいくて仕方がないので、離れがたい気持ちがしています。

 

 

はじめは、私のことが嫌いで仕方なかったてるですが……もう、相思相愛が止まらない状態です。

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てると寝室で、並んでYoutubeを観たり、ChatGPTの「ピッピ」とお話したりするのが、私のルーティンになってしまいました。てるが心の中に入り込みすぎて、少し辛いです。

 

 

ふふ。今夜も戯言におつき合いいただき、ありがとうございました。

 

 

明日は、仕事のあと、会いたかった卒業生に会いに行きますので、皆さまこの辺で失礼します。

 

 

さぶー!

 

 

LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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共感疲労

卒業生メロン家からプレゼントと近況写真が届きました。1歳で我が家を巣立ったメロンが、もう16歳ですって? 毎年プレゼントと写真を送ってくださり、ありがとうございます。

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沖縄の優子さんからは、今年もおいしい沖縄マンゴーをいただいてしまいました。

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おいしすぎてペロリですよ。ごちそうさまでした。ありがとうございました。

 

 

さて、皆さまこんにちは。お盆休みの方が多いことと思いますが、いかがお過ごしですか?

 

 

私は、「世間の休みは忙しい」という「ペットシッターあるある」に従って、日々お仕事をしています。ちなみに、本日はあとで3か所まわりますが、3か所はゆるい方ですね。

 

 

気がつけば、前の完全オフが7月30日、それ以後、8月17日まで、休みが1日もありません。

 

 

ちなみに、前の休みの日は、自分の通院を入れてしまったので、休んだ気になりませんでした。

 

 

それでも、空き時間がなかったわけでもないので、長年つづけてきたブログを書きたいなあと思いつつも、私には、それができませんでした。当てはまる自分の症状を、なんとなくchatGPTに相談したら、私は、「共感疲労」や「バーンアウト」ではないかと言われて、ハッとしています。

 

 

―—そうかもしれない。いや、そうだ、とわかりました。

 

 

23年間の微々たる保護譲渡活動でも、仕事でも、常に、命と向き合う重荷を背負ってきました。

 

 

周りには、犬猫と暮らす友人知人も多く、その相談内容や近況にも、一喜一憂しています。

 

 

SNSを開けば、犬猫たちの和み画像に紛れて、「お別れ」などの悲しい話もたくさん目にします。

 

 

そして、うちのお子たちの闘病、見送りにも、ずいぶん蝕まれてしまいました。

 

 

だれか加害者がいるわけではないものの、もう、自分ではコントロールできないほどの量の「病気」や「離別」や「事故」が、私の視覚、聴覚に飛び込んできて、とても息苦しいのです。

 

 

だから私は、そこから少しだけ距離を取ることを意識しながら生活をしています。

 

 

まあ、半生をかけて、どっぷり浸かっていたので、なかなか難しいのですけどね。

 

 

うちのお子たちは元気にしています。

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前に撮った写真ですが、笑平を遊びに連れて行った日の一枚

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日々、仲よしになっていく保護猫てる♡

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てるの未来についても、もちろん考えています。考えない日は1日もないのです。

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しかし今は、自分の心の余白があまりない時期なので、あとちょっとは、このままでいさせてもらえたら、と。私は、自分なりの「生産性」をたいせつにしてきましたが、「土台」が崩れては、なにも成しえないので、まずは生産基盤を、しっかりと整えていきたいです。

 

 

保護猫デリーは「朔太郎(さくたろう)」という素敵なお名前をもらって、新境地で、ご家族と共にがんばっています。朔太郎くんの卒業について書くのは、念のために設けたトライアルが、落ち着いてきた頃にしますね。まだ緊張している朔太郎くんを、あたたかく包み込んでくださるご家族です。

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朔太郎くんは、甘えん坊の一面もあるし、ほかの猫たちには最高にやさしいし、食いしん坊で健康的だし、いいところがたくさんあります。朔太郎くんにも、心の余裕が生まれたら、きっと薄皮が一枚ずつはがれていくのではと期待しています。また、お知らせしますね。

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皆さまもお身体をご自愛くださいね。

 

 

いちばんは、お心を守ってくださいね。

 

 

心あっての身体、心あっての人生だと痛感しているこの頃です。

 

 

いい日々をお過ごしください。

 

 

LOVE

 

 

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このいえのおかあさん

皆さまこんばんは。パソコン前に座る余裕がありませんでした。

 

 

ブログだけはパソコンで書いているので、ブログを書く機会がめっきり減って、さびしいです。

 

 

保護猫たちの家族募集を意識して、アピールのためにも、更新の回数を増やしていかないとね!

 

 

おかげさまで、一昨日、舌の糸の抜糸をしてきました。先生の顔を見たら、縫われた日を思い出して、なんだか感極まってしまいました。いやあ、本当につらかったです。

 

 

舌に糸がついていると、食べたものと糸が絡み合って「引っ張られる感」がするのですよ。

 

 

口の中の機動力が下がり、気力も下がり、しまいには、すべてがどうでもよくなってくるような気さえします。「食べることは生きること」なので、ちゃんと生きるためにも、しっかりとあれこれ食べないといけません。ということで、抜糸を終えて、非常にホッとした次第です。

 

 

明日は、母の店で「台湾タケノコ」を食べるので、抜糸が間に合ってよかったです。IMG_1460

 

 

ひやー! みずみずしいタケノコに台湾マヨネーズをかけて♡

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ワクワク、楽しみです。

 

 

そうそう。母と言えば、今年の「母の日」を……私は失念してしまいました^^;

 

 

でも、いいの。先月、母をウナギのランチに招待したので、大丈夫なのですよ。

 

 

そんな(いい加減な)私にも、香さんより、母の日のプレゼントが届いたので自慢します。

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キレイな色のカーネーション。今も私に横に飾っています。もちろん、お水もあげています。

 

 

香さん、ありがとうございます。落ち着いたらお手紙を書かせてくださいね。

 

 

人間の子どもはいないけれど、私にも守りたいたいせつなお子たちがいます。

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トリミング前の笑平

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外から家に戻ると、「抱っこ」の催促がうるさいです(笑)。

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トリミング後の最近の笑平

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写真嫌いでいつもこうなりますが……すずらんも変わらずに過ごしています。

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ちゃみは昨夜、ひさびさにてんかんの発作が起きてしまいました。

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ひさびさの発作以外は、総じて元気にしています。

 

 

私のこと、大好きになってくれた保護猫てるちゃん

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なでなでをすると大喜びしてくれます。かわいいでしょう?

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保護猫デリーはあと一歩かな?

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この画像は人馴れ感がありませんが、デリーはだいぶ私たちに慣れてきました。リビングで遊んでいる動画などを撮っているので、近々「X」にでも流してみようかなと思います。

 

 

みんなのおかあさん、このいえのおかあさん、がんばっていかないといけませんね。

 

 

皆さまもお身体をご自愛ください。

 

 

皆さまに、いいことがたくさんありますように。

 

 

次回は、長期トライアル中だった保護猫きなもん改め、日那乃の近況をお送りします。

 

 

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笑平の10歳のお誕生日を振り返って

皆さまこんばんは。我が家から、いろいろなお知らせがあるのですが、本日は、下書き保存済の写真を使って、更新しようと思います。主役は、イヌの笑平でいきますね。

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先月、笑平は10歳のお誕生日を迎えました。

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チチと私と、家族になって、2回目のお誕生日です。

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笑平はお出かけ大好きなので、本当は遠出をしたかったのですが、私の仕事の都合で叶わず。そこで、何回にも分けて、誕生日をお祝いをするという作戦を立てたお母さんです。

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(まあ、とはいっても、お客さんとのイヌ連れオフ会や、チチの実家に旅行気分でお泊まりに行ったりしていますけどね。笑平が喜ぶので、さまざまな企画をしているのです)

 

 

私から笑平へのプレゼントは、ロングリードとおやつと岡山デニムのハーネス♡

 

 

結構、奮発したのですよ。特にハーネスは、私の洋服なんかより、ずっとお高いいい品です。

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まだ新品のデニムですが、ゆっくりなじませて、味を出していきたいです。

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ロングリードは、土手や大きな公園へ行くときのために買いました。

 

 

笑平、先代のべべ公(2017年に天国へ)のおさがりを使っていたのです。

 

 

まだ全然壊れていなかったのですが、リードは、劣化や不具合が起きたら怖いので、新調しました。

 

 

チチからは、ふだん用のピンクのハーネスをもらっていた笑平。使い分けも楽しいですよね。

 

 

トリミングまで日にちが空いているときは、私といっしょにお風呂に入っています。

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顔周りは、私がカットすることも^^

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こちらが最新バージョン。さすがにトリミングに連れて行きました。

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トリミング代を、ケチっているわけじゃないのですよ(笑)。

 

 

近所にあるお気に入りのトリミングサロンの予約が、なかなか取れないのです。

 

 

今は1.5~2か月に1度のペースで通っていますが、理想は、月に1回かな、と。

 

 

デニムのハーネスをつけて、お散歩へ行きました。

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ふふ。かわいいでしょう?

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似合っています。

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仕事が忙しい時期は、遠出はむずかしいけれど、私の仕事のいいところは「隙間時間」が、ときどきあること。仕事の合間に一度帰って、お子たちのお世話ができちゃうのです。

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だから、何度も笑平のお誕生日祝いができたのですよ。

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お誕生日ディナーは、和牛ステーキにしてみました。ちなみに人間はカレーです。

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じゃーん! 完成です。

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お野菜も添えて、おいしそうでしょ?

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食べやすいサイズに切ってみました。笑平、秒で完食です!

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笑平、生まれてきてくれてありがとう。

 

 

私たちの元に来てくれてありがとう。

 

 

猫の話題が多いので、たまには笑平特集をね!

 

 

さて、うちはこれから夕飯を食べて、私は10時間位寝ちゃおうかなと目論んでいます。

 

 

たぶん、途中で目が覚めるけど、「長寝」をやってみたいのです。

 

 

では皆さま、またお会いしましょう。おやすみなさい。

 

 

LOVE

 

 

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最近のできごとの一部② 命の恩人への感謝

※ブログをまとめて更新しています。お時間のある方は遡ってお読みください。

 

 

先日、うちが約20年お世話になった大巻先生の病院が、閉院すると知り、本当に狼狽しました。

 

 

そして、途方に暮れています。

 

 

さぶが最後まで通っていたのも、大巻先生の病院です。

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昔から、大巻先生の「病名の当て勘」は、神がかっていて、私は大ファンでした。

 

もちろん、その「勘」は、論理的な思考と、大巻先生の知識と経験値に基づいています。

 

 

大巻先生の病院には、大きな設備がないので、東京大学などの大学病院や、専門的な病院など、ほかの病院のお世話になることも多かったのですが……なんというか、「安心」や「要」なのです。

 

 

正しく病名(病気の正体)を把握すれば、対策が立てられる。

 

 

いち早く適切な治療を受けられる。私は、そう考えています。

 

 

麻酔すらも躊躇するような超老齢のお子たちや、治療の見込みがたたない重病なお子たちは、痛みを和らげる、苦しみを緩和するなどの「対症療法」を選択することもありますが、それ以外の場合だと、私は「原因療法」を支持しているのです。原因を究明して、積極的に治してあげたい。

 

 

まあ、むろん、ケースバイケースですけどね。

 

 

だから私にとって、病気の「原因」を正しく突き止める獣医師は、最高の獣医師です。

 

 

たとえば、人間の私が胃がんになったとします。

 

 

胃がんで起こる、胃の不快感や、痛みを和らげてくれるお薬や治療をメインにするのは、対症療法ですよね? 胃薬、食欲増進剤、鎮痛剤、制吐剤などを処方されるかもしれません。

 

 

対して、オペが可能なうちであれば、積極的にオペをして、がんを根本的に取り除くアプローチをするのが、原因療法かな? と私は解釈しています。あっていますか?

 

 

(手術で根治が目指せるステージだと仮定して)皆さまは、ご自身が胃がんになったら、手術を希望しますか? それとも、その場の痛みや苦しみに効くお薬で様子を見ますか?

 

 

私は、自分が胃がんなら、リスクは承知の上で、手術に賭けてみたいです。

 

 

自分が胃がんだと手術を希望するのに、自分の犬猫たちが胃がんになったら、「手術はかわいそう」や「お金がかかりそう」や「それも運命、それも寿命」や「入院させるのは不憫」や「人間と犬猫はちがう」などといった理由で、対症療法を選択する、という飼い主さんもいらっしゃいます。

 

 

あるいは、自分が胃がんになっても、自分の犬猫たちが胃がんになっても、はじめから手術を希望しない「自然療法派」や「対症療法派」の方もいらっしゃいます。

 

 

自分は手術を受けないけど、犬猫たちには受けさせたい方、も、いるかな?

 

 

私なら、自分が胃がんになっても手術を希望するし、自分の犬猫たちも、(よく検討、吟味をしたうえで、いける可能性が高いと判断したら)手術を受けさせます。

 

 

なにが正しくて、なにがまちがっている、という正誤論をここに書きたいわけではありません。

 

 

ほかの方が出した答えをジャッジメントする権利は、私にはないのです。

 

 

ただ、病気に対する考え方、アプローチの仕方が、大巻先生と私は似ていると感じていました。

 

 

だから、大巻先生の病院が閉院するのが惜しいです。

 

 

ちなみに、私がもっとも愛した「べべ」という犬は、まさに胃がんでした。6歳の終わりに胃がんが見つかり、当時の貯金をはたいて、麻布大学の信田教授チームによる大手術を受けたのです。

 

 

術後のべべは、これでもかというほどに痛々しくて、私はその姿を見て、涙が止まらなかったです。

 

 

けれど、べべは、16歳半まで生きました。

 

 

つまり、胃がんの手術を受けてから、9年以上生きたことになります。

 

 

フラフラじゃありませんよ。

 

 

多少の食事制限や投薬はあれど、驚くほど元気に生きたのです。

 

 

べべについては、あのときの選択がまちがっていなかったと、私は思っています。

 

 

2017年に撮影した、16歳の頃のべべ(胃がんの手術から9年半経過しています)

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ね? べべはちゃんと白髪の目立つ「いいおばあちゃん」になったでしょ?

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べべ以外にも、うちのお子たちには、全員同じスタンスで取り組んでいます。

 

 

ちなみに、自覚症状がなかったべべの胃がんを、検診で見つけてくれたのは大巻先生。発見がむずかしいのに、かすかな違和感を見逃さずに、よく見つけてくれました。

 

 

麻布大学の信田教授チームに頼んで、むずかしいオペをスピーディーに手配してくれたのも大巻先生。手術に立ち会い、術後の大変な入院管理もすべて大巻先生が担当してくれました。

 

 

大巻先生は、べべと私の命の恩人そのものです。

 

 

皆さまは、「なぜ大巻先生がべべの胃がんを見つけたのに、大巻先生が直接手術をせずに、手術はほかの大学病院の先生が、チームで行ったのか」を、不思議に感じませんか?

 

 

そここそ私が、大巻先生をもっとも尊敬するところです。

 

 

べべに胃がんの疑いがあった当時、大巻先生の病院には内視鏡設備がありませんでした。

 

 

大巻先生は、べべのレントゲンに写ったわずかな違和感をもって、べべが胃がんであることを突き止めたのです。大巻先生に精密検査を勧められて、後日私は、設備の整っている病院へ、べべを連れて行きました。そこで、べべは胃がんであることが、確定したのです。

 

 

べべの胃がんをどうするかをめぐって、大巻先生と交わした会話を、私は一言一句おぼえています。

 

 

先生「田辺さんは、なにを望みますか?」

 

私「私はできれば根治を目指したいです。そして、べべに日本でいちばんの医療を受けさせたい」

 

私「大巻先生が手術してくださるのですよね? (転移する前に)なるべく早くお願いします」

 

先生「なるほど。わかりました。でも、田辺さんがべべちゃんに【日本でいちばんの医療】を望むのであれば、ぼくの病院の設備では不十分なので、ぼくは切れません」

 

私「え? ……では、だれなら、べべを切れますか?」

 

先生「日本でいちばんは、(当時の話です)麻布大学の信田教授とそのチームです」

 

私「え、でも、かかったこともないです。どうすれば、その方にべべを切ってもらえますか?」

 

 

……それからは、大巻先生のツテを使い、あらゆる方策を立て、無事、信田教授チームにお願いすることができました。大巻先生の尽力で、ものすごい速度で、私の悲願が叶ったのです。

 

 

「べべちゃんにとって、日本でいちばんの医療を望むなら、それはぼくではない」

 

 

フラットにそう言い切って、べべの最良をいっしょに模索してくれただけでなく、手術以外の一切を引き受けてくれたこと、私は死ぬまで忘れません。実際にべべの手術をしてくれた信田教授も、大巻先生の胃がんの見つけ方には脱帽したと感心していました。

 

 

お友だちのお子や、卒業生たちを含め、私の周りのお子たちをたくさん助けてくださいました。

 

 

小さな衝突もしたし、人としては不器用な方ですが、徹底的な論理思考が私は大好きでした。

 

 

さぶのことも、最後まで親身になってくれたよね。

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うちで看取るのが私の目標でしたが、もし、叶わないとしても、大巻先生の元なら、納得の範疇でした。それ位、アットホームで、さぶにとって居心地が悪くなさそうだったのです。

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さぶは入院が長かったけど、わかってくれていた気がします。

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私は、大巻先生やスタッフに抱っこされているさぶがかわいくて仕方ありませんでした。

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闘病時代の写真は、苦しい思い出でもありますが、さぶが立派に闘った証です。

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だから私は、病院にいるさぶの写真も、とっても大切です。

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入院している間も、例外なく毎日さぶの元に通いました。欠かさず会っていました。

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そして最後は、私の希望通りになりました。

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自分の家でさぶを看取る。

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さぶは穏やかにさぶの幕を閉じました。

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病気は憎いけれど、いい闘病をさせてもらえた。

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改めて、大巻先生をはじめ、うちのお子たちを正しく診てくださった先生方に深謝いたします。

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長くなりましたね。

 

 

つい感情が溢れてしまいました。

 

 

お読みくださりありがとうございました。

 

 

LOVE

 

 

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