第三走者、そしてアンカーへ2

ココア&ミルク改めつむぎ&たび(ツムタビ)の卒業レポ第二弾です!

 

 

お届けはチチが運転。ツムタビの新居はチチの前の会社のそばなので土地勘があったようです。都心なのに私たちにしてはめずらしくぜんぜん迷わず、予定より30分も早く着いてしまいました^^; 用があったチチは私を送り届けると車でそのまま帰宅。

 

 

 

ツムタビはキャリーの中でおすまし顔。さて、お嬢さま方、あたらしいお家ですよ。

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広く明るく開放的で清潔。そしてオシャレ。私がなによりいいなあと思ったのは陽当たりのよさ。写真におさめきれませんでしたが、壁一面が窓! 窓が大きい!

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猫は日光浴が大好きなので心身ともに健康的な生活を送れます。

 

 

ふたりのおてんばぶりを心配し、「ソファをガリガリしちゃうかもしれませんよ?」と切り出してみたところ、ニコッとほほえんで「いいんですいいんです。古いものですし」とのお答え。

 

 

正直、大らかお人柄にホッとしました(笑)。

 

 

このたびの譲渡で私からのお願いは「ケージの用意」と「換気用の窓への脱走防止柵の設置(玄関は二重の扉があります)」ですが、短い期間内で完璧に仕上げてくださいました。

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ケージを設置した場所にもともとあった家具はほかのお部屋に移動されたとか。このコーナー、光が入るのでやたらポカポカとあたたかいのです。ベストスポットですね。

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背の高いケージ。4段分あるのでふたりでも悠々使えます。

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すぐ横の窓に脱走防止柵。この日里親さんは細く窓を開けていましたが外からちょうどいい風が入ってきて心地よかったです。消臭や換気が安全にできるのは理想的です。

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余談ですが内廊下も個人的には安心。まあうちを含め内廊下のお宅ってあんまないけど。万が一、二枚の扉を脱して部屋の外に出てもすぐ行方不明にならないし。うちは猫たちが玄関を出てしまったら危ないので、今後よりいっそう気をつけなくては。

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脱走のことばかり毎度しつこく書いているので皆さま辟易でしょうけど、脱走や迷子はただちに犬猫の命に関わります。正しい管理こそが最大の愛情だと私は信じています。

 

 

あともうひとついいなあと思ったのは二方向から完全に扉を閉められるキッチン。写真にうまく撮れませんでしたが、二枚の扉を閉めてしまえば猫たちはキッチンに侵入できません。

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ツムタビ姉妹は終盤、フリータイムになると703号室のキッチン部分でコチョコチョいたずらし、私をヒヤヒヤさせてばかりでした。火を使うところですし、食べものが置いてあるので毎度フリータイムの前に細かいチェックをしないといけなかったのです。ちなみに最近のもっぱらの悩みは、「保護猫満天がキッチンで食べものを物色しまくる」点。お料理が趣味という里親さんのライフスタイルからして、扉が閉められるのはうらやましいです。私は料理は趣味じゃないけど食べるのは趣味だからキッチンは独立型にするべきだったと今さら後悔。

 

 

 

ふふ。さっそく入室。固まるかと思いきや、ツムタビは警戒心より好奇心が強いらしい(笑)。

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実は家族募集していた際、つむぎ&たびの希望者さんの中には「ケージを用意したくない」と仰る方もいたのです。猫をケージに入れることに抵抗を感じるとのご意見でした。しかし子猫はケージがないと危険です。その部分で折り合いがつかず、ご縁に至りませんでした。

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いろんなグッズが無造作に置かれています。

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ケージ内につける爪とぎ! はじめて見た。

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食器、オモチャ・・・・・・アマゾンでぽちりまくったご様子

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きみたちそれ、楽しそうなベッドじゃん(笑)。

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放牧中。外の空気を吸うつむぎとガリガリサークルに入ったたび

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ボールで遊んだりかくれんぼしたり♪

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「わたちたち ここにずっと住んでいいの?」

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うん。

 

 

 

「つむぎも いっしょ?」

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うん^^

 

 

 

「はーい しつもんです 毎日いっぱいあそんでいいの?」

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うん。

 

 

「たびも いっしょ?」

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うん^^

 

 

いろんなことがうれしいんだけど、ふたりをいっしょに嫁がせることがいちばんうれしいな。

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里親さんからの近況メールにも書いてあったけど、つむぎとたびはとにかく仲がいいから、ふたりがこの先同じ環境で成長できるのは私としても最高の気分です。

 

 

「猫を家族として迎える」の結論に至るまで、里親さんは何度も何度も多々考えたはずです。これまでに交わしたお言葉の数々から、私はそう感じました。責任感の強い方が熟考を重ねた末、家族希望のメールをくださった重みを私は心の底から噛みしめ、感謝しています。

 

 

里親さんからは姉妹にかかった医療費のほかおいしい和菓子のおみやげをいただきました。どうもありがとうございました。

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以下が里親さんより届いた近況写真です。

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眠くなると自分たちからケージに戻り、ハンモックで寝るんだとか。かわいいいいいい!

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あなたたちそれさあ、使い方まちがってるよ?

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里親さんはインスタグラムをはじめました。インスタグラムにて姉妹の成長を綴っています。写真が素敵! 私もさっそく閲覧用のアカウントを取り日々ニマニマ眺めています。

 

ツムタビのアカウントは→ tsumutabi

 

まんまですね(笑)。

 

 

だれかにとっては不要だった子猫たち。ゴミのようにポイッと捨てられていました。

 

けれど、リレーを経て出会った終の棲家には、彼女たちを心待ちにしてくれた家族がいます。

 

不要じゃなくて、扶養。へへ、うまいことを言っちゃいましたか?

 

命なんだから「不要」よりも「扶養」が合うと思います。

 

 

毎日大運動会を開催しているつむぎとたび。のびのびと家猫街道を突き進んでください。

 

そのままそのまま!

 

 

たくさんの愛嬌をありがとう。幸せを願っています。

 

 

かつくん「x240.241つむぎ、たび、卒業おめでとう。ふたりなら大きくなっても素直で美しい姉妹に成長するんだろうね。じゃっかん出しゃばりのたび、一歩遅れるつむぎ。凸凹の感じがすごくいいと思います。シナ&モンのご家族、うめももさくらさん、お疲れさまでした。ハハ、次は満天の家族募集をがんばるそうです」

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ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

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第三走者、そしてアンカーへ1

皆さまこんばんは。今日から2回にわけ、保護子猫ココア&ミルクの卒業記事をUPします。

 

 

フェイスブックやツイッターではすでにお祝いのメッセージが来ていて、感無量の心情です。

 

 

いやねえ、実葉(+さくら)の保護や手術などと重なり実はちょっときつかったのです。ブログには書けない家庭のあれこれも同時期に起こり、精神的に参りそうでした。

 

 

だから今、喜びもひとしおです。

 

 

以後は里親さんがつけてくださったあたらしい名で紹介させてください。

 

 

ココア(キジトラ)→つむぎ

ミルク(キジ白)→たび

 

 

ふたり合わせて「ココミル」から「つむたび」に変わりました。

 

 

つむぎとたびは横浜市で保護されました。保護したのは703号室卒業生シナ&モンのご家族。シナ&モン家がリレーをスタートさせた「第一走者」。シナ&モンの里親さんからの連絡で私が家族募集を引き受けることになったのです。

 

 

※ 今回は事情があってのことで、ふだんは保護依頼をお受けしていません。私もいっぱいいっぱいですので、犬猫を直接保護した方の自己責任でお願いします。

 

 

シナ&モンの里親さんのメッセージに添えられていた写真

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この頃は猫というよりも「ねずみ」のサイズですね。

 

 

体調が不安定の月齢でしたので、保護猫のミルクボランティアもされているうめももさくらさんにお願いし、500gになるまで育ててもらう運びとなりました。うめももさくらさんが「第二走者」。

 

 

うめももさくらさんは厚い情を込め、ほんとうに丁寧に育ててくださいました。なんの見返りもないのに、いっしょうけんめいこの子たちを大きくしてくれたのです。無償の愛ってこういうことを指すのですよね。深謝の気持ちでいっぱいです。

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うめももさくらさんと病院で待ち合わせ、いっしょに先生の診察を受けた日の写真

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スクスク育ったね。でもまだ300g。頼りないサイズです。

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そして、500gを超え、703号室へ。私がうめももさくらさんちにつむぎ&たびを迎えに行った日の記事はこちら。この日家でゴタゴタが起き、穏やかな気持ちにはなれなくて、行きは眉間に皺を寄せながら運転したのを覚えています。でも不思議と帰り道は自分の内側があたたかくなっているのを自覚しました。責任を持つ、は重いことですけど、反面、満たされるものですね。

 

 

私が「第三走者」。

 

 

アンカーにバトンを渡すまで走る役目です。

 

 

バトンを渡すアンカーを見つける役目でもあります。

 

 

つむぎ&たびの食の好みや量や適切な回数のコツをつかむまで、なかなか苦労しました。引き継ぎファイルとにらめっこしたり、試行錯誤を繰りかえす日々。卒パイ(離乳)が同じ月齢の子たちと比べると明らかに遅かったのもきつかったです。なにを出してもプイし、ふたりともほ乳瓶を手放しませんでした^^; あなたたちはお母さん猫のおっぱいが恋しかったのよね。

 

 

 

基礎的な医療ケアを終え、いよいよ家族募集のステージへ

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善い方の目に留まるよう、みいさんがやさしさを込め撮影してくれました。ありがとう。

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みいさんの撮る写真は、命がつまっている感じがしてとても好きです。

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被写体が自由で

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キラッと輝くのよね。

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美しい写真の数々の裏にはこんな場面が。いやーおてんばたちはじっとなんてしていませんからね。あやす役もカメラマンも若い子たちの動きに追いつこうと必死でした(爆)。

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みいさんが撮ってくれた中でいちばんのお気に入りがこれ↓

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かわいいでしょ? 私のiPhoneの待ち受け画面にしています。

 

 

家族募集を開始するとつむぎ&たびには多くのお問い合わせをいただきました。私は来たメッセージにはすべてお返事を書くよう心がけているのでこの時期はてんてこ舞いでした。

 

 

なにかがグーーーと溜まっていく気がするし、どんどん削られていく気もします。言葉では説明できない感覚です。うーん・・・・・・「消耗」が近いでしょうか? 得ようとしているのに先に失うって矛盾、かもしれませんけど。真剣に取り組んでいるものはなんでもむずかしく感じますね。

 

 

 

紆余曲折を経てついに迎えたお茶会!

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恒例の朝から大掃除。ふだんと少しちがっていたのはチチが手伝ってくれた点でしょうか?

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つむぎ&たびに会いに来てくださったのは、私と同年代の笑顔が似合う素敵な女性です。終始つむぎ&たびをにこやかに見つめ、いっしょに遊んでくださいました。

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ピンでの希望がつづく中、里親さんは「仲の良い姉妹が一緒の方が精神衛生上も良い考えました」と仰ってくれていたのです。だからこの日はふたりとも主役でした^^

 

 

里親さんはおひとり暮らしの女性ですが、お留守番時間は長くありません。数年前までは多忙の日々だったそうですが、働き方をご自身で決められるようになり在宅時間が増えたのです。実際、スケジュールを伺ってみると、つむぎ&たびを迎えるにあたり、かなりの日数のお休みを取ってくださっていました。猫との暮らしははじめてですが、大型犬、雑種犬と長年暮らしていた経験があります。医師という職業柄からか、なにごとにも慎重で細心です。ペット保険や動物病院も含め、すでにさまざまな項目をリサーチされており、安心してお任せできると思いました。

 

 

爽やかで自然体の里親さんのお人柄と、まっすぐに育ったおちびさんたちのふんわりとしたオーラが「合う!」と直感したのが私の印象でした。里親さんは落ち着いた大人ですが、つむぎ&たびと同じ目線で楽しげに遊んでくださった様子がほほえましいというか・・・・・・。

 

 

医療ケアの話になり、これまでの明細やファイルを見せると、里親さんはしみじみ仰いました。

 

 

「この子たちはこうしていろんな方(の手)を経ているのですよね。いいですね・・・・・・」

 

「そうですね」

 

 

私も答えながら改めてそう思いました。関わってくださった方はただただありがたいです。

 

 

夜、届いたメッセージの締めくくりはこのように書かれていました。

 

 

「私も今日お会いでき、とてもうれしかったです! 様々な不安も田辺さんとだったら乗り越えられそうだと確信しました。ぜひ2人のお母さんになりたいと思います。よろしくお願い致します^ ^」

 

 

2人のお母さん

 

 

シンプルな一語が胸にスッと染み込む。

 

 

つむぎ&たびに家族ができる、そう考えただけで私は目尻が下がりました。

 

 

眉間に皺を寄せながら迎えに行った日のこと、ふたりが思ったように食べてくれず連れて行った病院の帰り車の中でメソメソ泣いたこと、漠然と自信を失いかけたこと、削られていくような感覚でため息をついたこと・・・・・・それらがみんな帳消しになった瞬間でした。

 

 

 

つむぎありがとう。

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たびありがとう。

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つむぎもたびもいい子でいるんだよ。

 

 

でもいい子のきみたちも、あまりいい子じゃなかったきみたちも、どっちも好きだよ。

 

 

甘えたい盛りなのに、いっぱいがまんさせてごめんね。みんなと共存してくれて助かったよ。

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嫁入り支度をしたついでに

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小さなお嫁さんたちに花嫁シュシュをつけ写真を撮っていたら

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どういうわけかまたウルっときました。

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最近メンタルが弱いかもです(笑)。

 

 

 

巣立ちの朝。前日チチが洗車をしてきてくれたのであたらしい気持ちで出発です!

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バトンを握りしめ走った1か月が長かったような、短かったような。

 

 

応援してくださった皆さま、どうもありがとうございました。

 

 

つむぎ&たびの新居と近況写真は次回へとつづきます。

 

 

LOVE&LOVE

 

 

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きみが歩いた

保護猫ココア&ミルクのミルクボランティアをしてくださったうめももさくらさんちにあった巨大サークル。フェイスブックに写真を載せたところ、yukoさんが送ってくださいました。

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やっぱりデカい(笑)。でもこの大きさが子猫たちの自由空間になるんですからいいですよね。

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どこに置こうか悩む。とりあえずこんな感じにしてみました。

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小さい子たちを保護部屋に置いておくのが不憫でした。最近の私は家の中にいても忙しく、保護部屋へ顔を出す時間が限られてしまいます。リビングでみんないっしょにいれば必然と目に入りお世話しやすいです。体調の変化にも気づきやすいしね。

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保育園完成。いごこちはどうですか?

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「まあまあです」      「なかなかです」

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明日はみいさんの撮影会。がんばろうね。卒パイ(離乳)ができつつあるので来週あたりに家族募集を考えています。その際には応援してくださるとほんとうに助かります。

 

 

ところでビッグサークルをプレゼントしてくださったyukoさんは私が講師をつとめている「フォスターアカデミー」のベーシックプログラムを受講してくださった方。こちらの記事に載っています。

 

 

ご自身も子育て中の母、そして歯科医として忙しくお仕事をしながらも犬猫たちの保護譲渡活動に関心を寄せ、家族会議の末、大きな雑種の保護犬を「家族」として迎え入れました。

 

 

すばらしいですね。ところで11月、12月のフォスターアカデミー(保護犬猫たちの一時預かり)ベーシックプログラムにいつもながら私が講師としてお話をさせていただくことに。だいぶ準備を放棄してますので参加者の皆さまとぶっつけ本番で魂の交流をはかろうと目論んでいます^^;

 

 

さて、ビッグサークルに話が戻りますが、yukoさんからブラウンが届きましたが、ピンクもあるらしいのです。で、ピンクは私から保護猫実葉にプレゼントとして買いました。

 

 

前足の大手術を乗りこえた実葉。しばらく「平面生活」をしなくてはならず、3段ケージをつかえません。このフラットサークルならのんびり過ごせると考え苦手なネットの買い物に挑戦!

 

 

先ほどお店から購入手続き完了のメールをもらい、胸を撫でおろした次第です。脱アナログ!

 

 

22日に実葉を預かってくださるフォスターさまのお宅に届きます。あのフォスターさまなら実葉は姫待遇が約束されます。フォスターさまのことは改めてご紹介します!

 

 

なお、実葉の家族募集は私が行い、譲渡に関する一切の責任は私が負います。

 

 

そうそう。めいちゃんとちび太くんのママさんから猫グッズ、お菓子、お手紙、ご支援が。どうもありがとうございました。ベッドやちゅーるは実葉に持たせますね。きっと生まれてはじめてのぬくぬくベッドとちゅーるなんだろうなあ。喜ぶにちがいありません。

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昨夜私は実葉のお見舞いへ行きました。

 

 

実葉はいつもの場所で食事の最中でした。

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「あら タナベさん こんばんは わたし お腹がすいてるの 先に食べちゃうね」

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はいよ。どうぞごゆっくり。待合室にいるからね。

 

 

ひとしきり撫でたあと、私は先生と退院日の具体的な相談をすることに。

 

 

しばしiPhoneをいじっていると、名を呼ばれ診察室へ。

 

 

診察室内のドア付近で私を出迎えてくれたのはなんと食事を終えた実葉でした。

 

 

なつっこく私の足元に体をこすりつける。

 

 

え? なんか実葉楽しそう。

 

 

実葉の回復ぶりににこにこ顔の先生。私もにっこり。

 

 

すると先生が「カラー外してみましょうか」と言いながら実葉のカラーを外したのです。

 

 

この動画を見てください。私は自我の底からわき起こる感動を抑えられませんでした。

 

 

 

解き放たれた実葉はエネルギーの塊そのものでした。

 

 

生きる力そのものでした。

 

 

実葉には命が詰まっていて、それが溢れんばかりなのです。

 

 

今にも弾け出てきそう。躍っているようにも見えます。

 

 

実葉は恨んでもいないし、挫けてもいません。

 

 

ただふつうに悠々と歩いていました。

 

 

あああああ。実葉が歩いてる。

 

 

私はもう胸がいっぱいで、頭が真っ白になりました。

 

 

実葉、先生にスリスリ。先生も実葉の顔を「かいかい」。

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先生このたびはありがとうございました。

 

 

 

この世には悪意と善意、無関心と関心が混在しています。

 

 

ときにどす黒い物に心身を侵され、絶望の淵に立たされることもありますが、実葉の姿が私を清らかな方、美しい方、「前」へ導いてくれる気がしました。小さな体なのに、すごいことです。

 

 

私の取り柄もまた、心の丈夫さ、(なんだかんだ言って)精神の強さだと自負しているので、実葉を見習い、より明るく軽やかに日々を過ごしていきたいです。

 

 

保護譲渡活動にはいろんなアプローチの仕方がありますが「現場に添う」のが私には向いている気がします。個人の私は微力ですが、私は微力を恥じていません。だれもが微力なのです。しかし無力ではありません。出会った犬猫たちのご縁とQOLを探求していくのが私の役目だと信じています。犬猫たちの息づかいが聞こえる場所に、私はこれからもいたいです。

 

 

退院日の様子もお楽しみに!

 

 

LOVE!

 

 

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2 のんき 卒業式とその後

ジョイあらため「のんき」の卒業式の様子をお送りします。

 

 

里親さん宅と703号室はご近所さんといっても過言ではない近さ。のんちゃんの性格を考えると、なにかあったときに即座に駆けつけられるのが私にとって魅力のひとつでした(笑)。

 

里親さんと私は同じ歳、同じ血液型、過去の経歴も似ています。自分とは真逆のタイプも好きですが共通項があると妙にホッとしますよね。中でも私がいちばん「ここだ!」と直感したのは、里親さんの「根気強さ」。はじめから里親さんはのんちゃんを自分の枠にはめませんでした。

 

 

「のんちゃんのペースを見守る」

 

 

終始一貫そう言いつづけてくださった里親さん。のんちゃんにもっとも必要なのは、時間と根気です。里親さんの言葉を聞き、私は心底良縁を感じました。

 

 

拙い経験談ゆえお聞き捨ていただきたいのですが、うさぎと暮らしていた里親さんの多くが忍耐強い傾向にあります。うさぎはワイルドな一面と繊細さを併せ持つ生き物だそうですから、愛育する上で適切なケアやある程度の妥協(笑)を要するのではないかと想像しています。

 

 

里親さん宅の廊下に飾られていたうさぎのオブジェが萌える。

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雰囲気のいいランプを発見しパチッと♪

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先代うさぎさん、たいせつにされていたのがよくわかります。

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ドアの先がのんちゃんの生活スペース

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お、チチもいますね。風邪気味でしたが運転手としてついてきてくれました。

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チチはずうずうしくくつろいだのち、先に帰宅。体調を治さないと仕事に支障が出ますから。

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いろいろとごちそうさまでした。チチがいっぱい食べてごめんなさい。

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脱走防止柵は手で揺らし強度を見せてもらっています。ガッチリ完璧~!

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のんちゃんはときおりキッチンで食べものを漁り、いたずらをしますが、里親さん宅のキッチンは独立型なので安心できます。いざとなったら閉めてしまえばいいしね。

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キッチンの横がのんちゃんのお部屋

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のんちゃんの既存の生活スタイルを重視するため、ケージは必須でお願いしました。

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ケージに慣れるのんちゃん部屋に慣れるリビングゾーンに慣れる家全体に慣れる、のステップを数ヶ月かけてこなしていく予定です。

 

 

まずはケージ暮らしがんばれ!

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「ハハ~ ぼく緊張しています」

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まあ、そりゃそうだよ。初日だからしょうがない。でもしょせん食いしん坊で遊び好きだから心に余裕が生まれたらのんちゃんらしさが出せると信じてる。すこーしずつ、すこーしずつね!

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のんちゃんほら見てみ?

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のんちゃんグッズがたくさんよ?

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お下がりや共有物じゃないよ。ぜーんぶのんちゃんの。いいねえ。さぶ兄が知ったらうらやましがるよ。爪とぎもあたらしい~! うちのボロボロでごめん。これ使い心地いいんだろうね。

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「ぼく専用?」

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そう。のんちゃんの。

 

 

きみ爪切りが至難だから、爪とぎを使って自分でちゃんと磨くんだよ? わかった?

 

 

 

里親さんとの記念写真(チチ撮影ありがとう)

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のんちゃんの医療費の一部とお米とプレゼントをありがとうございました。

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箱を開けると

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白とブラウンのフワフワのパーカーが入っていました。

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家でのんびりするときに着てくださいって。もったいないなあ。でも遠慮なく着ます。

 

 

笑顔の卒業式でしたが、不安がなかったわけではありません。

 

 

私が帰ったあと、のんちゃんと里親さんはどのように距離を縮めていくのかと考えただけで、すぐに駆けつけたい気持ちでした(爆)。

 

 

けれど・・・・・・ぜんぜんだいじょうぶだったみたいです。

 

 

1か月は触れないのかもしれないとお伝えしていましたが、里親さん5日目くらいからふつうに撫でているし、のんちゃんはケージを出てのんちゃん部屋フリーの生活に。すごいんですけど。

 

 

シャイな男の子だったのに、のんちゃん成長したなあ。

 

 

そして急がずあたたかく見守ってくれている里親さんのおかげでもあると思います。

 

 

 

カメラを向けると硬い表情になるらしいのですが、里親さんから近況写真が届きました。

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きょうだいの龍キャッチに遅れること半年。このたびようやくのんちゃんも終の棲家へGOです。

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のんちゃんの里親さんよりブログにコメントが届いています。応援、リツイートしてくださった皆さま、どうもありがとうございました。重ね重ねお礼を申し上げます。LOVE!

 

 

 

かつくん「x238のんきおめでとう。怖がりののんき。けれど明るくひょうきんで素直なのんき。おしゃべりなのんき。安全な空間で幸せを満喫してね。穏やかに、楽しく。

ちなみにさぶは新入り満天とのんきをまちがえたりしなかったです。

ケージ越しに満天と鼻キッスしたさぶは、次の瞬間満天に向かって“シャー!!”

さぶの威嚇、ほとんど見たことないから驚きました。さぶと満天は仲よくなれるのでしょうか?」

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おれんち 晴れ

ピチコさんより大量のプレゼント物資が届きました。チチのビールまですみません^^;

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ピチコさま、シーバもありがとうございます。

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豆さま、サラサラ食べれるお茶漬けありがとうございました。今夜いただきますね!

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ほかにも里親さんが手作りお菓子を送ってくださり、満腹状態の人と犬と猫です(笑)。

 

確実に太りますね。まあもうお嫁に行かないからいいんですけど。

 

 

 

私はふと玄関ポーチの清掃に目ざめてしまい、2日連続で水を撒きまくりです。

 

 

ブラシでゴシゴシ汚れをこすり、ドカーンと流すをひたすらくりかえしています。ホースが届かないのでバケツに汲んだ水を使用。原始的ですね。どうにかならないかな?

 

 

熱病にうなされたように玄関ポーチの汚れと対峙する自分がじゃっかんキモい。

 

 

皆さま、いったい私はどうしたというのでしょう? 自分のことがときどき理解できないのです。

 

 

 

「ハハ~ お医者さまに相談ですね おだいじに」

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笑。ジョイおまい、うるさいよ。

 

 

 

「なあなあ 大丈夫か?」

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一種のマイブームだと思う。なんかわからないけどしばらくつづく気がする。バケツ持って腰を痛めないよう気をつけないとね。実はこうしている間も水を撒きたくて仕方がないの。

 

 

 

「極端な性格してるよな」

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よく言われるし、自覚もしてる。

 

 

それよりさぶ、さぶに改めてお礼を言いたいんだけど。

 

 

間もなくジョイが巣立つね。私は胸がいっぱいでうまく言葉にできない。

 

 

繊細なジョイがどんなにいっしょうけんめいここで暮らしてくれたか。ほんとうにすばらしい子。

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新境地に見送る喜びと、さびしさと、心配とで、夜眠れない日もある。

 

 

さぶたちがあまりにもジョイの面倒を親身に見てくれたから、なおさらね。

 

 

伝えなければならない不安は、すべて里親さんに伝えたし、里親さんは何度も頷いてくれた。

 

 

ジョイには欠点がひとつもない。ただ、臆病で慎重すぎるだけ。だからお互いに信頼し合えるまでに時間がかかるかもしれない。でも、「家族」ってそもそも面倒くさい存在でしょう? 便利なだけじゃないからこそぶつかり合った分、絆が深まるんじゃないかな。

 

 

 

「たまにはいいことも言えるんだな」

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ジョイの里親さんへ

 

どうぞジョイを長い目で見てやってください。薄皮を剥がすようにジョイに接してください。ジョイの中には濃厚な愛嬌がつまっています。そこに到達するまで延々と皮をむいてみてください。中身は私が確認済みです。ぜったいあります!

 

 

 

そしてさぶへ

 

若造の体力は相当のもの。相手をするのは楽しい反面、たいへんだったよね。闘病中でありながらエネルギッシュなジョイと向き合い、甘えん坊を懐き、立派な青年に育ててくれてありがとう。私たちは二人三脚でジョイに接してきたよね。さぶだけでなく、ほほ、あまぱん、べべ、ナナ、リル、みーんなで力を合わせながら。

 

 

 

「たいへんもなにも 家族が群れるのは当然だろ」

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さぶのそういうカラッとしたところ、だーい好き。

 

 

 

あと数日あるけど、とりあえずはお疲れさまでした。

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ジョイが我が家にいる間、ジョイは私たちのたいせつな家族です。

 

 

さぶたちが一方的にジョイに与えたのではなく、ジョイも多々さぶたちに与えてくれました。

 

 

私たちはWinwinの関係です^^

 

 

最近は微々たる活動ですらままならないほどレギュラーメンバーに手がかかるようになりましたが、私は客観的です。なにができてなにができないのか、自分とお子たちのキャパを知っています。たとえ牛歩でも、私はご縁を繋ぐ役割がしたいです。欲ばりかもしれないですけど。

 

 

 

「よきばり でちね」

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「そうだな 外はジメジメしてるけど おれんち なんだかんだ 晴れだしね」

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うん。

 

 

家の中には太陽がいっぱいだもん。いつもあったかい。

 

 

 

「KISS!」

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ふふ♪

 

 

KISS!

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

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