雪の妖精は歯も白く吐息はバラの香り

へへ。可憐でしょ? 日本の父の命日なのでお供え用のお花を買いました。

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ケイトウが秋らしいですよね。仏花よりイケてると思います。

 

 

 

うちの犬たちは今、被害者ヅラしながら私を恨めしそうに見ています。

 

えっと・・・・・・あなたたちを洗ったのはお母さんではありません。

 

 

平日仕事が忙しいチチは週末になると張りきって育児に参加しようとします。今日はべべ、ナナ、リルのシャンプーをしました。老犬だから極力洗うのを避けていたんですが、雨に打たれたり足の裏が土だらけになったりとだいぶ汚れてしまって・・・・・・仕方なくね^^;

 

 

慢性腎不全トリオの自宅補液もふたりだと早い。ナナ、あまぱん、さぶの3名があっという間に終わるので助かります。

 

 

今日はここ数日の我が家の様子をお送りします。

 

 

昨夜、カメラマンの太田康介さんとライターの3号さんが母の店に食べに来てくださいました。

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太田さんの顔(笑)。近々また空手仲間といっしょに来るんだそうです。

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3号さんと私は太田さんに遠慮しながら細々と食べました。太田さんは朝、昼、夕すべての食事を抜いて店にきます。いっぱい食べるために。だから私たちは太田さんが憐れでついゆずってしまうのです(爆)。3号さんはお気に入りの紹興酒をたくさん飲んでご満悦のようでした。

 

 

楽しいひとときをありがとうございました。

 

 

 

ふだんほとんど家にいる私。まったり中のお子たちをつい激写してしまいます。

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あまぱんはいつもだらしがありません。癒しの王子さまですね。

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チチだけが好きだと思われているリルですが私ともラブラブですよ。脇に顔をうずめてきます。

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ナナは大雨や雷の影響でお散歩へ行く時間が狂うのでかわいそうです。

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べべはあいかわらずお薬とシリンジごはんをがんばっています。

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海子は新居で元気にしています。卒業レポは週明けに必ず!

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家族募集用のかわいい写真をたくさん撮ってくれたみいさん、ありがとうね。

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週末はチチがいてパソコンに向かう時間が制限されます。あれこれ用事を言いつけられると集中力の弱い私は書きつづけることができません。卒業レポは何時間もかかってしまうので楽しみにしてくださっている皆さま、もう少しお待ちください。

 

 

その代わりうちの末娘リルのネタを~♪

 

 

昼間リルとお出かけしました。そういえば、リルだけをどこかに連れて行ったことはこれまでに数えるほどしかないなあ。リルはナナがいないとちょっと緊張しちゃうみたいです。

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30分のドライブで目的地に到着! リルここどこだろね?

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順番待ち中

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にっこり顔のさかえマカナちゃん。あなたもこのあと歯石取りするらしいじゃん?

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さかえ先生の紹介でリルも歯石取りをお願いすることになったのです。

 

 

ほんとうはべべとナナもやりたかったのですが、ふたりともヘビーな病気と闘っているため今回はリルだけを連れて行きました。

 

 

所要時間たったの15分!

 

無麻酔!

 

 

料金はあり得ない安さ。ここに書いていいのかな? 駐車場料金をあわせても5,100円って。

 

 

 

良心的すぎる。で、この仕上がりですよ?

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もうすぐ13歳になる犬の歯に見えないでしょ? 真っ白になりました! 息も無臭!

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先生に相談したら、べべとナナもできるそうなので次回は絶対連れて行こうと思います。

 

 

歯の健康はたいせつ。しかもリルはチュウ好きでお客さまの顔を舐めまくるので口の中がきれいな方がいいに決まってます。女子力の上がったリルに目尻を下げる親バカどもでした。

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先生による歯磨き指導

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「かわいい~」と自分の愛犬に連発している私の声が入っているのでお恥ずかしいですが、リルの勇姿を動画で撮ってみました。

 

 

 

自分たちにできることはなんでもしてあげたい。

 

 

そう思える対象がいてくれることに大きな幸せを感じるこの頃です。

 

 

ちなみに帰りはリルと近所を散歩しました。

 

 

せっかくのドライブなのに歯石取り→直帰じゃ不憫ですものね。

 

 

皆さまも素敵な週末をエンジョイしてください。

 

 

LOVE!

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

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お母さんと小さいべべ

昨日べべは半日検査へ行ってきました。

 

夕方お迎えに行こうとしたら、検査を終えていないとのことで、一度家に戻り2時間待ってもう一度病院へ。バリウム検査の結果、胃の中に4cm大の腫瘍が見つかりました。大きさと状況から考えると良性とは思えず、胃がんでまちがいないだろうという診断。

 

 

べべはもともと大手術をしているので胃がほかの小型犬の半分の大きさしかありません。

 

その中に4cm大の腫瘍があるのですから、あの吐き気は合点がいきます。

 

通過障害は深刻ですが、まだかろうじて液体が胃から腸へと流れるスペースが残っているので、今後はよりスープ状に粉砕した食事を与えることにしました。

 

 

べべが吐く姿が辛くてごはんをあげるのが怖い。

 

けれど食べないと衰弱してしまう。

 

 

このまま腫瘍が巨大化していったら食欲はますます減少し、最後はとても苦しむであろうと予想されています。老齢だからあまりいじりたくないとはいえ、ただ手をこまねいてみているしかないのか、緩和の道は残っていないのか、非常に悩ましいです。べべの今後については自分の中で整理をつけその都度べべに合う選択肢をしていこうと思います。

 

 

お薬の種類が増えました。たくさんの薬を飲んで生命を維持しています。

 

 

いわゆる末期ガンの状態。

 

 

けれど当のべべはどこか涼しげで、前と変わらぬリアクションで生活しています。

 

 

あいかわらず家中私について回っています。ストーカーですよ。

 

 

予定をほとんどキャンセルし、引きこもり生活中のべべのお母さん。べべやお子たちとの暮らしをエンジョイしています。厳しい状況ですが、すばらしい日々を送らせてもらっています。

 

 

長らく参加させてもらっていた保護活動のランキングをいったん外しました。保護活動というより、最近は闘病記に偏っているので、関係する皆さまにご迷惑がかかるといけないと思ったのです。これまでポチッと応援してくださった方、ほんとうにありがとうございました。ここで言及することはありませんでしたが、ポチ数が多いと超うれしかったです^^ またいつか参加させてもらうかもしれませんのでそのときはよろしくお願いします。

 

 

犬の平均寿命からしたら、べべはそろそろいい頃かもしれません。私も20年30年生きてほしいとは考えていません。

 

 

しかし、べべは私の家族です。

 

 

家族の生活の質を模索していきたいです。

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余談ですが、大巻先生からべべの病院での態度の悪さを聞かされました。レントゲン時に暴れてなかなか撮らせないんだとか。べべは終始機嫌が悪いそうです。

 

 

「田辺さんの前だといい子なんですよね」

 

 

だって(笑)。べべの知らない一面がおかしくてちょっと笑っちゃった。

 

 

 

15年前の小べべとお母さん

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べべ嬢、お母さんに抱っこされるも、寝起きでふてくされています。

 

 

性格もよくないし、ひとりっ子気質だし、わがままのべべ。なのにいっぱいいっぱいおねがいを聞いてもらっちゃったな。

 

 

かわいくてかわいくて。

 

どうしましょうね。

 

 

夕方、べべ、ナナ、リルを連れて大きな公園へ行ってきます~!

 

 

皆さまもいい週末をお過ごしください!

 

 

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きみこそが

べべ以外の子たちがレパートリー豊富な食事をしている傍らで

 

べべはみんなをうらやましそうに眺め

 

ときには盗み食いをはたらきお母さんに叱られた上、下痢や嘔吐に苦しんでいたね。

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べべがもうどうにもならなくなったら、そんときは好きな物をなんでも食べさせてあげる。

 

今はまだだめ。

 

べべは胃が半分ないでしょう? 命を賭して何度も大手術したんでしょう?

 

うらやましいのはわかるけれど、がまんしてね。

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ほぼ毎日言い聞かせてきた約束どおり、近頃は毒以外なんでも食べさせることにしました。

 

ときが迫って来たのです。いよいよ、どうにもならなくなったから。

 

なのにべべはあまり食べようとしません。

 

 

よだれを流しながらほしがっていたお肉もヨーグルトもチーズも。

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「食べることは生きること」

 

 

そう言いつづけてきた私にとって、この現実こそたとえようのない悲しみです。

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べべが宇宙上でもっとも好きです。

 

こうなってしまったからべべが惜しくて言っているのではありません。

 

べべが家族になってくれてから1日として欠かさず思いつづけてきたことです。

 

 

 

べべと私がまだお互いに若かった頃、私はそれまでの生活を捨て離婚を決意しました。

 

離婚前は物質的に恵まれていたけれど、べべ以外はぜんぶ要らなかった。

 

べべだけいてくれたら充分でした。

 

 

いわゆるバツ1だった私を支えてくれたのは、べべの存在。

 

私は会社のデスクにべべの写真を飾り、定時が近づくと胸が躍りました。

 

 

ワンルームでクマのぬいぐるみといっしょに私を待ってくれているべべを想像するだけで全身に痛みを感じました。べべに会えない時間は私にとって拷問に近かった気がします。

 

 

べべに出会ってから人生のなにもかもが変わりました。

 

 

実は、私のような人間にも命を慈しむ心がじゃっかん芽生えたのがいちばんの驚きです。

 

 

べべにぞっこんなのに、べべがいたからこそほかの犬猫たちに目が向くようになったなんて、矛盾する話だと思われるかもしれませんが、うまい説明文が浮かびません。

 

 

矛盾の中でべべにさびしさを植えつけたのも事実です。

 

 

でもそれが私の本心です。

 

 

 

昨日、クリーニング屋につき合ってもらいました。

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耳が遠くなってきたから、お母さんの声、届くかな?

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もし耳で聞こえないなら、心で聞いてほしいんだけど、べべいつもありがとうね。

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クリーニング屋の前が子どものたまり場化し、べべの愛車を駐車できませんでした。

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仕方なく端に入れてもらうことに。

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べべは「かわいい」と言ってほしいのに、だれも近づいてくれませんでした。ちょっとガッカリ。

 

 

私は店の外でべべと洗い上がったワイシャツ類を待つことに。

 

 

 

さあ、帰ろ。重いからべべの車に載せてもらうね。

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公園への寄り道。草や土を踏んでごらん。

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いろんなにおいをかいでごらん。

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べべも連れて入れるお店でべべの食べれそうなものをいくつか揃えて帰宅。

 

 

冷蔵庫や食品庫はべべの「食べれそうなもの」であふれかえっています。

 

 

べべが食べれなかったらムダを出さないようチチやほかのお子たちに与えています。

 

 

 

家に戻ったあと、鯛の入ったおじやを作ってみました。

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ほんの数ヶ月前なら目の色を変え喜んでくれたでしょう。

 

 

けれどどこか自信がもてず、ミキサーで潰してみました。

 

 

 

これならどうかな? 一口だけでも、お願いべべ・・・・・・

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お・・・・・・お皿舐めはじめた。興味があるようです。

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ドキドキしながら見守ること3分。ゆっくりとですがべべ完食!!

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べべすごいねえ。やるよね。

 

 

 

ちなみに食にうるさいリルはプイ^^;

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リルが手をつけなかった分はタッパに戻して保存。もったいないもん。

 

 

 

最近のべべの変化にチチも苦しんでいます。今夜はべべを風に当たらせようという話になり、近所のスーパーまで行ってきました。

 

 

私が買い物をしている間、チチはべべを愛車から降ろし、少し歩かせてくれたようです。

 

 

ちなみに買ったのはこちら

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消費が半端ない猫砂2袋。べべの飲めそうな犬用牛乳(結局飲んでくれなかった)。もも肉。

 

 

 

スーパーから出てきた私を、べべはよく見えない目で捉え、うれしそうにしっぽを振りました。

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私はこれから起こることに耐えられないかもしれません。

 

 

べべが私の太陽です。

 

 

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二度目の後悔

明日からしばらく仕事がおやすみです。

 

やっとお子たちと向き合う時間が少し増える。やることが山積しているので「のんびり」とはいきませんが、リルの検診がまだなのも気がかりだしナナもなるべく点滴に連れて行きたい。

 

今月は動物病院に何度もお世話になると思います。

 

 

北海道の小宮さん見てますか? チチに大量のビールありがとうございました。お手紙も拝見しました。小宮さんにあれこれ教わって今の自分がいます。小宮さんは私の活動を信じ任せてくださいました。若輩者だった私の意見を尊重し、丁寧に接してくださいました。はじめてお会いしてからもう15年経ちますね。ひさびさに小宮さんの笑顔が見たいです。

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先日豆さまより美しいお花が届きました。豆さまありがとうございました。写真だと小さく見えるかもしれませんがすごいボリュームのお花たち。ひまわりはラウンドブーケにし、あつこさんにもらったルクレーゼの大きな水差しに。

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17年間愛用しているフランス製の四月の花器なまけものに残りのお花を挿しました♪

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うっとりする余裕がありませんでしたが、明日から堪能させていただきます。

 

 

犬猫ネタに入る前に、「台湾タケノコを食べる会」の写真をちょろっと放出^^

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直木賞作家森絵都さん、APF通信代表山路徹さん、カメラマン太田康介さん、女性セブン友美乃さん、妹夫妻がメンバーです。言い出しっぺは太田さんか山路さん(笑)。前々からのお誘いを受けノコノコ参加しましたが、仕事だった私はいったん帰宅しお子たちのお世話を2時間程度してから車で店へ。そのせいで一滴も飲めませんでした。残念です。

 

 

約1時間半の遅刻^^; 皆さま申し訳ありませんでした。

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私は女子高生のときの愚行を皆さまに暴露。約25年前ですから時効です。

 

 

そういえば森さんとも9年のおつき合い。穏やかで凛とした森さんの性格がとても好きです。

 

 

私がいない間、家に戻ったチチが4度目のナナの散歩へ行ってくれました。べべを愛車に乗せ、リルも引き連れて。協力がありがたい。

 

 

よし。チチが飲み会の日も気持ちよく飲めるよう心を配るぞ!

 

 

 

保護猫デカ円も毎日おりこうにお留守番してくれましたよ。

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最近(チチの前限定で)お腹出してゴロンと寝ています。まんまるのお腹かわいいね。

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保護できてほんとうによかった。デカ円ありがとう。

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縁あって出会った子たちは例外なく愛おしいです。そのすべてのルーツはこのお方

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ナナ、ほほと並ぶ目下の心配の種べべ公(15歳)。ここへ来て食欲がさらに落ち、嘔吐が顕著に。ツイッターにあげたのですが血の混ざった吐瀉物が散乱している日も。

 

 

本来はもう老齢ですしQOLの観点からべべの食べたいものを与えたいのですが、7歳のときにした胃がんの手術の影響で胃の幽門部がないべべはじゅうぶんに食べ物を消化することができません。くわえてIBDとひどいアレルギーと多発性腺腫を患っているため、決まった食事以外を摂ると体が悲鳴をあげ、すぐに嘔吐と下痢を繰り返します。

 

 

 

ねえべべ、お母さんはどうしたらいいのかな?

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みいさんが前に撮ってくれた写真。「田辺べべちゃんは長生きべべちゃん~♪」と笑いながら呼ぶとべべは手を挙げ「はーい」します。貪欲な私が一方的におぼえさせたコマンド。

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最近はあまりやらないけど「長生きしてほしい」の期待を込め、べべに約束の握手を求めていました。べべは私の声がけに応じ、必ず挙手で返事をくれました。

 

 

ごめんねべべ。重かったかもしれない。

 

 

ほかの犬猫たちよりいろんな意味で手がかかるべべですが、幼い頃もすさまじかったです。昔もお話ししたことあるかもしれませんが、私ね、べべを購入したペットショップに返しに行った過去があるのです。最低でしょう?

 

 

犬と暮らすと決めてから半年以上の時間をかけ環境を整えたつもりだったのに、いざ迎えてみたら手に負えない元気さと破壊力に狼狽。乳歯でマンションの床に穴を開けた子犬でした。

 

 

思い悩んで短大時代の友人に相談の電話をかけてみたところ「返しちゃえば?」のひと言。

 

 

犬猫を愛する皆さまには信じがたい言動かもしれませんが、友人の言葉に救われたのも事実でした。犬と暮らしたかった自分を激しく後悔し、べべを助手席に乗せショップへ。

 

 

運命のいたずらか、勢いよく飛び込んだショップはその日、定休日でした。

 

 

仕方なくべべ入りのキャリーをまた車に積んで横浜の自宅に向かう途中、信号待ちをしていた私は何気なくべべの顔をのぞいてみたのです。

 

 

かすかな寝息を立て、穏やかに眠る子犬。私の視線に気がつくとあどけない表情を浮かべながら首を持ち上げ、傾げました。その瞬間、私は二度目の後悔をしました。

 

 

そして二度目の後悔こそが、本物だとわかったのです。

 

 

車を路肩に駐め、べべをキャリーから出し抱きしめました。べべに対する真心の抱擁はそれがはじめてだったと思います。抱擁の際に乳歯で腕を100回ほど甘噛みされまくりミミズ腫れに。

 

 

子犬べべ公は人の都合でこの世に生まれてきたんです。

 

 

唯一の頼りのお母さん犬と仲よしきょうだいたちと離されてわたしのもとへやってきました。

 

 

私が望んでべべを買ったからです。

 

 

なのに私は、どうしてこんなに罪深い行動をしようとしたのでしょう。

 

 

あの瞬間から私は、べべのお母さんになれた気がします。

 

 

私は誓ってこれからの生涯犬猫を買いません。家族は買わなくても出会えます。

 

 

けれど、べべ公の存在を否定したくありません。

 

 

海より深く空より高くべべ公が好きです。手をかけることができて幸せです。

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べべとの生活を通じ、改めて思いました。犬と暮らしてよかった、と。

 

 

LOVE!

 

 

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おつり

ナナは人間でいうと72歳

 

では最年長のおちびさんはいくつなんだろう?

 

 

調べて仰天……あなた76歳かよ?

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先日ジャックラッセルテリアのレスキュー団体ジャックの里の代表との会話を思い出しました。

 

 

代表「うちには14歳のがいるんですよ」

 

私「うちの子は数日前に15歳になりました(みいさんが撮ってくれた写真を見せながら)」

 

代表「おおー! すごい! 1年負けた(笑)」

 

私「へへ♪」

 

 

自分のお子の長生き自慢がこれだけうれしいことに改めて気づき

 

私はべべに何度も心で感謝しました。そしてすぐに会いたくなりました。

 

 

べべが生きているのは第一に彼女自身の生命力の強さの賜物でしょうけれど、実は私との組み合わせがよかったのかななんてうぬぼれてもいます。もちろん、長生きだけが幸せじゃないことも身をもって知っているつもりですが、べべが15年間私のそばにいてくれている事実は単純に喜びたいです。べべは半生以上辛い闘病がつづいているので、なおさら。

 

べべの胃がんを発見してから私はべべの体に起きる異変をあらかじめ予想し先回りの対処をしてきました。食事から通院のタイミングまでべべに合いそうなものはなんでもやりました。

 

べべの体についてはだれよりもくわしいし真剣に向き合ってきたつもりです。

 

ともに闘ってきたからこそべべと私はほんとうに相性がいいんです。

 

 

けれど、永続するものなどひとつもないこともわかっています。

 

 

生きていればだれだって老いをまとって死に近づく。自然の摂理にはどうしたって抗えません。

 

 

腰が曲がり散歩を嫌がるようになったべべは確実にラストステージに向かって歩いています。

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赤いワンピースも以前着たときとはちがう服のようにブカブカになってしまいました。

 

 

ですが私は昔ほどべべの老いも病も悲観していません。

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「おつり」

 

 

愛猫かつが亡くなる前、診察に訪れたある赤ひげ風の獣医さんに言われた言葉です。

 

 

「13歳以上はみーんなおつり。おつりだからラッキーだと思って接するように!」

 

 

診てもらった患者のかつは13歳に10年も届かず、3歳の若さでこの世を去りました。

 

よって当然その先生の言葉になにも感じないまま、ひとまずはいちおう頭の中に保存していたのですが、近ごろになってよくふと思い出すのです。

 

 

命の長短を「おつり」にたとえたことを「軽い」と不愉快に思うこともできたかも。

 

 

しかし私はその軽さのおかげで肩の力を抜くことができているのかなと自己分析しています。

 

 

さらにはそれがべべに波及し、いい循環を績みだしているのではないでしょうか?

 

 

いずれにせよあの先生の比喩は私にはまちがっていませんでした。

 

べべが生きていることは私にとってすごくラッキーなのだから。

 

 

べべちゃん、いつもわがままを聞いてあげているでしょう?

 

 

お返しにお母さんにおつりをたくさんくださいよ。

 

 

それにしてもあなたも食べ方が汚いのね。

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育ての親の顔が見てみたい(笑)。

 

 

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