ぼくたち わたしたちの週末(通院編)

べべがリビングの中央でふつうにおしっこしています。ついでにほほも家中どこにでもおしっこします(汗)。さっきはガチャガチャ音がするなあと思ったらべべが猫トイレをあさって猫の運子を食べようとしていました。急いで運子を片づけました。

 

 

ジャックラッセルテリアは活発な犬種。若いときから制御不能の一面があったべべですが、最近はちがう意味で完全に制御不能です(笑)。でもかわいい。超かわいい。

 

 

保護猫満天は私にこう言ってくれました。

 

 

 

「ハハ~ 頭痛いんでしょ? 疲れたときは仕事をあとまわしにしていいんですよ」

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保護猫花枝(かえ)は私にこう言ってくれました。

 

 

 

「ハハ 若くないんだから夜更かしは美容にわるいわよ」

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やさしい保護猫たちのアドバイスを受け、本日は在宅ワークをやめます。自分を律し追い込みをかけるのは明日以降にしようと思います。

 

 

さて、週末の通院の様子を♪

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急に首が傾斜したべべ、慢性腎不全ステージ3のナナ、あまぱん、さぶ。4頭を連れて大巻先生の病院へ行きました。みんな朝ごはん抜き。かわいそうですね。

 

 

 

トップバッターはあまぱん

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つづいてさぶ

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ナナも診察台にイヤイヤあがりました。

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笑顔に見えるかもしれませんが実はド緊張中のナナ

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がんばれ!

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看護士のオノさんとシニアのテンちゃん。テンちゃんは病院の看板猫。テンちゃんがまだ若い頃、何度かうちの卒業生たちに供血してもらいました。卒業生たちの恩猫です。

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オノさんは病院に勤める前から偶然にも私のブログを読んでいたそうです。行くたびにお子や保護猫たちに声をかけてくれます。703号室事情にくわしく、保護猫の名前もしっかりおぼえています。この日はカロリーエースをわけてくれました。ありがとう。

 

 

そうこうしているうちに、慢性腎不全トリオ(ナナ、あまぱん、さぶ)の診察結果が出ました。

 

 

なんと全員、「すえおき」です!!

 

 

慢性腎不全ステージ3のまんま。だれも数値が悪化していません。体重も減っていません。

 

 

前回の検査から約4か月経っていたのに、3頭ともですよ? 私はほんとうに驚きました。

 

 

神さまありがとう。自宅での皮下点滴とセミントラとミカルディスのおかげです。

 

 

なによりナナとあまぱんとさぶががんばったおかげです。

 

 

私もお母さんとして通信簿で「優」をつけてもらえたみたいにうれしかったです。

 

 

さぶは3年前に私が近所で保護した猫ですが、そのときすでに慢性腎不全ステージ3でした。つまり3年間ずっと数値をキープしているのです。うおおおおおおおーーーーー!!

 

 

保護当時、迷わず新薬のセミントラの投与を選択し、いち早く皮下点滴をはじめて正解でした。

 

 

これからも長く楽しく闘っていきます。

 

 

 

最後は問題のべべ公

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脳腫瘍か前庭疾患かはたまた甲状腺の病気なのか?

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ひとつずつ潰していくしかありません。この日は外注のホルモン検査を3項目依頼

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後日病院から連絡が来てホルモンの値は異常なしとのこと。突発性の前庭疾患か脳腫瘍かの判別は自宅で1週間(悪化するのか)様子を見て再度診察を受けることに。

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見える範囲で耳の中を見てもらったのですが、特になにも見つかりませんでした。

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なんだろうね。まあ、若くはないからいろいろあるよね。

 

 

この日の通院は覚悟していた額よりは安い金額ですが、庶民にはなかなか(笑)。

 

 

しかし心配はしないでください。

 

 

我が家の大黒柱チチがサラリーマンと副業の二足のわらじでがんばっています。正直チチがここまで家計のことを考えてくれていたのを知ったのはつい最近の話。お金の話をすると決まってケンカになっていましたし、カツカツの中、お互いに衝突したことも多かったです。

 

 

うちの犬猫はオレが養う、もうみんな年だから医療費もかかるし食べたいものを食べさせたい。がまんさせたくない。これが近年のチチの口癖。そのため、サラリーマンの仕事と副業で息をつくヒマがないほど忙しそうです。私のほうがのんびりしている感じ。

 

 

一般的に見ればうちのお子たちは確実に「老化」しているのですが、ただ衰えるばかりでなく、日々いろんな意味で成長をのぞかせています。儚い反面、たくましく勇ましいです。

 

 

 

私たち人間も彼らのライフステージに合わせ、成長できるよう努力していかないと。

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眉間にシワが寄る日もあるんですが、目尻が垂れ下がるほど笑う日もあります。

 

 

すべて含めて犬猫と暮らす醍醐味ですね。家族がたいせつです。

 

 

闘病の記事ばかりがつづき、皆さまを暗い気持ちにさせご不快な思いをさせていないか心配ですが、常に自分が納得できる選択をし、豊かな人生を送れて私は幸せです。

 

 

次回は保護猫かえの未来について。また元気よくお会いしましょう^^

 

 

 

LOVE!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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ぼくたち わたしたちの週末(くつろぎ編)

さて週が開けました。我が家は母子家庭状態です。

 

 

そしてカオス。うーむ・・・・・・混沌・・・・・・というよりはむしろめちゃくちゃかも(汗)。

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べべの半介護がはじまりました。

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べべを転ばせたりぶつけたりしてはいけないそうです。寝室の大きなマットレスをリビングへ移動。ソイルのケージも持ってきました。9頭の犬猫たちとここで私、ワンルーム生活をします。遊びに来てくださるお客さま方、うちほんとうに見苦しいです。ごめんなさい。

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あんまりにも汚いからさっきちょっと掃除してみた^^;

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酔っぱらいとくつろぎ中

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さぶ、あったかそうだね。

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いつもみんなの面倒を見てくれてありがとう。さぶは末っ子なのに気をつかわせてごめんね。

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保護猫かえにも保母さんをおねがいしてみました。

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かえちゃん、ソイルと遊んであげてね。

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女の子同士、仲よくしてください。

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保護猫満天も元気です。保護猫ソイルの登場で満天はじゃっかん引き気味に。満天はがまん強い子ですが内心は戸惑っているし少しさびしいんじゃないかなと思うのです。満天が我が家を卒業するまでこれ以上犬猫の数を増やさないことを満天に約束しました。

 

 

満天は今回もみいさんの写真を載せます。

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あいかわらず食べるの大好き! おねだりしまくりの満天です。

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茶トラって光を浴びると全身がキラッと光るんですよね。

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ハンサムなのはもちろんのこと性格のよさも滲み出ています。柔らかい表情の満天かわいい。

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家族が決まる日まで満天の写真を放出しつづけますね。私もがんばって撮らないと!

 

 

 

ご心配をおかけしているべべですが、動きづらそうなものの苦しんでいるそぶりはありません。

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スヤスヤ眠っています。

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まだ自力で立ってごはんを食べています。

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遠方にべべの猫ちゅーるをうらやましそうに見つめるかえの姿発見

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よだれを流しそうな勢いのかえ。控えめにちょこんと佇んでいます。

 

 

たまらなく愛おしくなり、みんなにちゅーるをお配りしました。

 

 

じゃっかん甘いお母さんでじゃっかん甘い保護主かもしれません。

 

 

けど、いいのです。

 

 

みんな目の中に入れても痛くない存在ですもん。

 

 

次回は通院の様子をUPします~!

 

 

あまり辛気くさくならないよう気をつけますので懲りずに遊びにきてくださいね。

 

 

LOVE!

 

 

 

 

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譲渡活動と闘病と

卒業犬ラック家よりクリスマスカード(今ごろの紹介でごめんなさい)とお菓子や商品券のプレゼントが届きました。どうもありがとうございました。

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ふふ。お姉ちゃんとの近況写真も^^

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卒業した頃よりずっとかわいくなったね。ラックが幸せそうでなによりです。ラックの卒業記事とステキな家族紹介はこちらをクリックしてくださいね→「ラックとして2/幸せの703号室」

 

 

 

「ネコジルシ」と「いつでも里親募集中」に満天を掲載しました。お問い合わせ数=譲渡ではないことをご理解くださる思慮深い皆さま、あたたかい応援ありがとうございます。

 

 

 

はいっ! ではさっそく家族募集中の満天氏(推定2歳)の写真を!

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ねえねえ満天さあ、せっかく目の色が特徴的に美しいのにさあ、なんでショボい顔すんの?

 

 

 

「朝早いからですよ ハハ ねこは夜行性って知らないんですか? ぼく午前中はねむくてねむくて やたら起こさないでくださいよ 魂をとばしているのです」

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あ、そう。

 

 

ちゅーるあげようと思ったんだけど、眠いなら邪魔しちゃったわね。

 

 

 

「え 食べますっ!!」

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笑。この一連、ぜんぶほんとうです。ちゅーる見せたら目を輝かせましたから。

 

 

 

省エネ中の満天氏。私がしつこく呼ぶと隠れてしまいます。

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ツイッターに満天の悶絶動画を投稿しています。私のアカウントは「@703_anny」。フォローしてくださらなくても見れるので満天を検討してくださっている方はぜひ見てください。

 

 

私の呼びかけにお返事したり、犬のべべにスリスリしています。明るくおもしろい猫です。

 

 

 

ブログのほうでも近日中に満天動画を載せますね。満天の声、かわいいでしょ?

 

 

 

「ハハ~ まんてんって だあれ? ああ 前の住民さんね」

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そうですよ。かえちゃんに追い出された「前の住民さん」です。

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かえは自分用のケージを捨て、満天のケージに引っ越しました。もう自分ちには帰らないそうです。かえちゃん? いいんでしょうか?

 

 

 

「ハハ こっちのほうが築浅で面積がひろいの あとそなえつけのベッドもまあまあ気に入ってる わたちがいたところより 日あたりいいし 住みごこちサイコ~」

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だそうです(汗)。満天はかえにケージを譲り、かえがいたケージを使うことになりました。

 

 

満天が先輩なのにちょっとかわいそう。

 

 

かえちゃんはやりたい放題だなあ。

 

 

見てください。まだあるのです。皆さまにご報告しなくては。

 

 

私は今、在宅ワークをしています。深夜、足りない頭をひねっていると・・・・・・

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ひどい強奪シーンを目撃してしまいました。

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「おい 黒いの それよこせ わたちたべるから あなたは 見ていなさい」

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ほほの皿に顔をつっこむと無言で食べ出したのです。呆気にとられるほほ。か、かえちゃん?

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ほほいいの? ぜーんぶかえに取られちゃったじゃん?

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やれやれ。うちの男子たちはひ弱だなあ。

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かわいい子が得をするのは猫の世界でも同じです。

 

 

でも誤解しないでくださいね。かえは基本的にはおっとりと控えめなタイプですよ♪

 

 

ただうちの男の子たちが小悪魔かえ嬢に甘すぎるのです。

 

 

 

703号室は保護猫満天と花枝(かえ)の(マッチングする)譲渡を夢見ています。

 

 

私なりに彼らの魅力をアピールしているつもりですが足りないかもしれません。図々しいながらも、私から皆さまにお願いがあります。私が「裸の王様」だと保護猫たちの良縁が遠のきます。

 

 

私に欠けている部分、下手なところ、勘ちがいなどがあったらどうか指摘してもらえませんか?

 

 

「もっとこうすると満天の魅力が伝わる」

 

「満天のこれを知りたい」

 

「満天のここが好き」

 

 

なんでも構いません。自分が保護主としてちゃんとできているのか不安なので、叱咤激励などをいただければうれしいです。皆さまのお知恵を拝借し、満天の卒業をめざします!

 

 

 

最後に少しうちのネタを♪

 

 

主婦にとって家族の健康維持はもっともたいせつなこと。昨日私はチチの処方箋を手にチチの薬を取ってきました。チチは出稼ぎ中ゆえ、私がかわりに行ったのです。

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チチの薬を取ったあと、今度は車でべべ、さぶ、あまぱんの薬を取りに大巻先生の病院へ

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薬の調合に時間がかかるため、あらかじめ電話で頼んでおくようにしています。胃がんのべべ、慢性腎不全のさぶとあまぱんの2週間分の薬。合計金額がにゃんにゃんにゃんにゃん!

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この他、水頭症のほほの薬、慢性腎不全のナナの薬、さぶ、あまぱん、ナナの皮下点滴セットを入れると一ヶ月の薬代だけで約7~8万円。あくまでも薬だけです。診察代、検査代、療法食代、サプリ代、備品、通院にかかる交通費は別ですから。

 

 

ちなみにチチの薬代は一ヶ月3,000円程度。私の薬代は5,000円程度。住宅ローンを払い、社会人としての生活を維持しながら犬猫たちと暮らすのって意外とたいへんなんですよね。うちは持病のある子たちが多いので普通のご家庭よりだいぶ高いのもあるかもしれません。

 

 

だけどぜんぜん惜しくありません。家族につかうお金ですもの。それに私は超絶幸せです。

 

 

これから犬猫と暮らそうと思っている方にアドバイスをさしあげるなら、医療行為をどこまで積極的にやるかは別としても「ペット保険への加入の検討」「客観的に自身のキャパシティを知る」の2つは重要ではないでしょうか?

 

 

私の場合「キャパシティ」を大きく3つに分類しています。

 

 

①環境的キャパシティ(家の広さと頭数が見合っているか)

 

②経済的キャパシティ(収入に見合う頭数か)

 

③時間的キャパシティ(一頭に一日どの程度の時間を費やせるのか)

 

 

①~③に基づくと、うちはじゃっかんキャパオーバーですね。譲渡活動もしていますし。もっと真剣に突きつめればよかったとも思いますが、べべ、ナナ、リル、ほほ、あまた、さぶのレギュラーメンバーを家族として迎えたことに私は一寸の後悔もありません。ただ、以後は安易に数を増やすのはやめようと心に誓っています。先住たちのQOLためにも。

 

 

まあ不足分は私の在宅ワークと愛できっちりと埋め合わせしますのでご心配なく♪

 

 

 

そんなことより胃がんと闘病中のこのお方がなんともうすぐ16歳になるのです!

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べべが16歳になれるなんて、何度考えても奇跡のようで。元気に過ごしていますよ。

 

 

体が縮んで小さなおばあちゃんになりましたが、よく笑っています。

 

 

 

さあべべ、卒業生はなちゃんちにお返事のお手紙を出しに行くからつき合ってくれる?

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闘病をがんばる皆さまのお子と皆さまに平穏な時間が流れますように。

 

 

そして終の棲家を得られる犬猫たちが増えますように。

 

 

LOVE!

 

 

 

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2016年を振り返って

皆さまこんばんは。2016年もたいへんお世話になりました。いろいろありがとうございました。

 

 

今年中にあともう一回くらい更新できるかもしれませんが、年の瀬に近づけば近づくほどバタバタと忙しなくなるので本日は全員登場で皆さまにごあいさつさせていただきます♪

 

 

2016年はレギュラーメンバーの闘病に喘いだ一年でした。

 

 

信じられない額の医療費がかかりました。ペット保険に入らなかったことをこれほど後悔したことはありません。お金だけでなく、時間も手もかかりました。フルタイムではないものの、それなりにがんばってきた仕事も辞めました。譲渡活動のペースも落ちました(自分比)。

 

 

「老い」、「病」・・・・・・これらは犬猫を家族に迎え入れた瞬間から相当の覚悟を持ち突きつめて考えてきたつもりです。しかし見積もりが甘かったというべきか、とにかく私が想像してきた以上の壮絶さでホトホト参りました。

 

 

私は保護主として絶えず里親希望者さんと向き合い、それぞれのキャパシティについて話し合わなければならない立場であり、おこがましいながらも里親希望者さんにとって、一種の模範でいなければと自負しています。常に重責とプレッシャーを感じています。

 

 

そのため、実際は仮に100苦しくても、100苦しいとは口にできず、30、40のところで愚痴をこぼしたり居直ってみたり。ほんとうは不安で、ほんとうは苦しかったです。

 

 

かかる医療費よりも正直「手間」がしんどかった。

 

 

私は頭痛持ちですが、一度頭が痛み出すとどうにもならないのです。横になりたいときに限って横になれず、お子たちの世話や投薬や排泄の失敗の片づけに追われ、限界を思い知ったときもありました。チチの出張がつづいているゆえ、我が家は母子家庭状態。天災や有事の際、あるいは複数のお子がいきなり倒れた場合・・・・・・いわゆる「いざ」のときをどう乗りきればいいのかもわかりませんでした。明らかにキャパオーバーだと自覚しています。

 

 

犬猫たちの年齢が接近しているのもひとつの原因ですよね。

 

 

みんな一気に年を取るんだもん(苦笑)。

 

 

けれど「一頭だったらしてやれたことを六頭だからしてやれない」ではお子たちに面目が立ちません。私の意思で数を増やしてきたのですから、彼らががまんするのは筋ちがいです。

 

 

だから踏んばらなければ、と肩に力を込めてきました。

 

 

 

さて、どうでしょう?

 

 

2016年も残すところあと2日半。この分ですと99.999%の確率で揃って年を越せます。

 

 

全員で年を越せるのです。

 

 

万感胸に迫って書いている今、私は鳥肌が立っています。鼻の奥もつんとしています。目頭が熱いです。まさかこのメンバーで年を越せるとは夢にも思いませんでした。特にべべ。夏、東大病院で胃がんの手術を迷い、結果選択しなかった私は、その時点でべべの余命は長くて2か月程度だろうと見ていました。先生たちにもそう言われました。あれから半年経っています。

 

 

私の苦悩と葛藤をぎゅっと詰めこんだ記事です↓

 

「もっとも耐えがたい後悔/幸せの703号室」

 

 

べべは来月16歳になります。

 

 

獣医学が進歩し、犬猫たちが高齢、長寿化している昨今、決して「16歳」はめずらしくありません。でもべべは6歳の終わりに胃がんの大手術をし、以後数度ほかの部位のがんの手術をしています。闘病の長さが健やかだった頃をはるかに上回っていることを鑑みるとやはり私はべべのお母さんとしてべべが誇らしく、誉めて誉めて誉めてやりたい気持ちでいっぱいになります。ナナも、ほほも、あまたも、さぶも。そして健康でいてくれたリルももちろん。

 

 

703号室のレギュラーメンバーたちは2016年を逃げ切りました。

 

 

次の年が我が家にとってどんな一年になるのかは予想もつかないですが、私はまず2016年を家族で超越できそうなことに心の底から安堵しています。

 

 

素直にうれしい^^

 

 

 

べべ公、16歳まであと一ヶ月! 無事誕生日を迎えたいね。盛大にお祝いさせてください。

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ナナ。ナナは点滴とお薬をがんばろうね。ぼけてもかわいいお母さんの子。たいせつです。

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リル健康でいてくれてありがと。13歳シニア期だからごはんをしっかり食べて栄養つけないと。

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ほほもべべ同様お見事でした。可能が不可能になってもまた可能に戻す、ほほの力あっぱれ!

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全顎抜歯のあと、総じて調子があがったあまぱん。さまざまな治療を乗りこえました。

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涼しい顔で飄々と点滴を受ける。薬を飲む。どこまでもイケメンのさぶ。ウットリします。

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家族を募集する「保護組」も忘れないでやってくださいね。

 

 

 

ひょうきんで明るい満天(♂2~3歳)

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逆境を乗り越え、辛い手術から甦った実葉(♀3歳?)

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人を虜にし下僕にする方法を知り尽くしている花枝(♀1~2歳)

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人慣れをがんばっているおちびさん(名前考えないと)(♀生後3か月)

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保護組は「幸せな卒業」をめざし、レギュラーメンバーは「生きる」を新年の目標に掲げ、ドタバタと暮れていきます。皆さまも有意義な年末、年始をお迎えください。

 

 

 

703号室より多謝と多愛を込めて

 

 

 

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Ten years later

私たちはレイ(左の黒い犬)の家のそばの大きな公園で待ち合わせました。

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全員が揃ったところで、てくてく歩き出す。

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10人11頭の行列は周囲の視線を独占。

 

 

犬たちはお構いなしでどんどん先に進みます。

 

 

 

スタート地点のまりん

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今のまりん

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スタート地点のマリア

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今のマリア

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まりんとマリアは同じ家にいます。

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まりん&マリア家の同居犬麦&メイプルも参加してくれました。

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スタート地点のかなた

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今のかなた

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かなた家には元保護犬のちゅらもいます。

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企画や幹事を担ってくれたかなたのご家族、お疲れさまでした。

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スタート地点のレイ

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今のレイ

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今回全員でレイのお家におじゃましました。お世話になり、ありがとうございました。

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※ちゃっかり愛車に乗り家族写真に写っているべべは703号室のお子です。公園内でレイの里親さんがべべのカートをずっと押してくれたのです。やさあしくやさあしくに声をかけながら。

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うれしいねえ、べべ!

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スタート地点のはな

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今のはな

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家族を代表しお母さんとお姉さんがはなを連れてきました。

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五頭の古巣703号室からはべべ

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ナナ

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リル

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チチ、ハハを添えて

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私たちはそれぞれに話す相手をかえ、かわるがわる近況を交わし合いました。

 

 

 

銀杏のじゅうたんを踏みしめ、広場をめざします。

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10年の時空を超え、姉弟たちが笑顔で並んでいます(並ばされています)。

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このメンバーでの集合写真はなかなかむずかしい。11頭が思うようにこっちを向きません。けれどちゃんといるんですよ。ぜひ数えてみてください。

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しばらく園内を散策したのち、一同はレイのお宅へ伺うことに。

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レイ家はすっかりクリスマスムードでした。素敵です。

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立ち話

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レイのお母さんがみなさんにお茶とお菓子を用意してくださいました。

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女子会

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みなさんからいただいたおみやげ。レイ家からは大きなプレートまで。ありがとうございました。

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犬たちはレイ家の広く美しい裏庭に放牧され、イクメンたちが面倒を見ています(笑)。

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このときいちばんうるさかったのは、手前にいる(茶色の)はなでした。

 

 

はなはお母さんとお姉さんを呼んでいるのです。

 

 

片時も離れたくなくて。

 

 

あたたかいおぜんざいを食べ終えたお姉さんは、すぐにお庭に飛び出してきました。

 

 

はなが待っているから。

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ほんの数分なのに、まるで長く会っていなかったかのような再会ぶりに私は唖然。

 

 

 

はなとお姉さんはほんとうにラブラブなんですね。はな、よかったね。

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はなの譲渡のとき小学生だったお姉さんと弟さんも、もう大学生か・・・・・・。

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弟さんは地方の大学へ進学し、お父さんはあいかわらずはなを溺愛している模様です。

 

 

「いけないことだとわかっているんですけど、うちは同じ布団で(はなと)寝ています」

 

 

申し訳なさそうに仰るお母さん。

 

 

「いえ。犬のトレーニング上、いけないことかもしれないですけど、うちもそうしていますから」

 

 

私も小声でゴニョゴニョと伝えました。

 

 

10年前、私ははなのお姉さんに「はなちゃん日誌」をつけてくださいとお願いしました。はなを家族として迎えるまでの準備期間にいろんなことを書いてほしいと。

 

 

小学生のお姉さんや弟さんはあたらしい家族(はな)を待ちわびている様子でした。

 

 

お届けの日を指折り数え、ウキウキと喜んでいました。

 

 

だからこそ私は、初心を忘れず、いつまでもはなをたいせつにしてほしかったのです。

 

 

驚くほど美しく成長し、すっかり大人になったお姉さん。

 

 

けれどはなに対する気持ちはなにもかもあの日のままです。

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いや・・・・・・もっと膨らんでいる気がします。

 

 

はなと重ねた歳月の分も厚くのっていますから。

 

 

 

10年前、無我夢中で保護し育てた子犬たちが、家族とともに元気に生きている。

 

 

 

家族も熟し、犬たちも熟し、縁を繋いだ703号室の私どもも熟し、その間に各々が数え切れないほど泣き、笑い・・・・・・しかし再びこうして束の間の時間を共有できたことに心から深謝します。

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Many thanks!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

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