保護猫ジョイ坊、トライアル中のこま吉について、遊びに来てくれたしじみの里親りょうちゃんのこと、あまぱんの入院と退院、保護猫海子の近況など書きたいことがたくさんです。
メールも溜まりまくり。ごめんなさい。体調が復活したら徐々に取り組みます。
今朝も絶不調で職場へ。そうそう! 後任の方、保護子猫のきょうだいを飼いたくて探しているんですって。やさしそうな方なのできっといいご縁があると思います。私のほうにもご紹介できる話があるのでなにかあったらぜひお声をかけてくださいと宣伝しておきました。
まずは新しい保護猫の話をさせてください。
床に伏せっていた昨晩、海子の餌やり女性から何度も着信があり、折り返してみると保護したい「アメショー」が現れた、と。
話せば長くなるのですが、実は「死のアパート」には3匹の成猫がよく来ていたそうです。
1匹目は海子
2匹目はアメショー
3匹目は茶白
ところが最近、アメショーと茶白の姿を見かけなくなったそう。海子の保護で2日に渡り私もちょくちょく現場へ行きましたが会えませんでした。従って私が連れ帰ったのは海子だけでした。
しかし気になる。
ということで、餌やりの女性にキャリーバッグ2つを預けていたのです。
もしまた現れたらその2匹も保護してもらうという約束で。
だから私は餌やりの男性や女性に嫌われたくなくて(笑)、海子を勝手に保護した件をなんとか穏便に済ませようと考えていました。
よりによってこんな具合の悪い日に「アメショー」が現れたのか。はあ・・・・・・。
でもすべては縁ですからね。縁をたいせつにしたいですね。
女性によると、物怖じせずなつっこいアメショーは海子よりさらに住民らに嫌われていて、過去にはゴミ置き場にいたアメショーにゴミ袋をたたきつけた人や、ペット不可なのになぜか犬を飼っている人がいてその人が飼い犬にアメショーを追わせて楽しんでいたということがあり、アメショーをかばいきれず心が痛かったとのこと。
現場に着いた私は、女性とアメショーを見つけました。
「え、アメショーじゃないじゃん」
まあぜんぜんいいんですけど。
女性が部屋へ私の預けたキャリーバッグを取りに行っているあいだ、私がアメショーを安全な場所へ誘導し、そこで撫でてごきげんをとる役を引き受けました。
初対面の私のスキンシップに気をよくしてくれたアメショーは、道路の真ん中まで転がりお腹を出す始末。ゴロゴロゴロゴロ喉を鳴らしまくっていました。
暗い中だったけど、「ほんとうに汚れているなあ」と思いました。顔も手足も真っ黒です。
なのにとんでもない甘ったれで、なんかいろいろ不釣り合いで、涙が出ました。
キャリー片手に戻った女性を遠くに見つけたアメショーは、私の手を払いのけ女性めがけて走っていきました。その背中にますます目頭が熱くなりました。
猫はわかっているんです。
お世話してくれた人、心配してくれた人を猫は識別している。私たちを見抜いている。
アメショーがこれまでどんな気持ちで世間の冷たさや陰湿な意地悪に耐えてきたのかを考えたらいたたまれなくなりました。そして私はアメショーの味方でいようと決めたのです。
キャリーへはふたりで慎重に入れ、私が抱えて家に帰りました。
アメショー入りのキャリーは意外と重い。この重みを背負う気力がほしい。
一瞬だけ、アメショー入りのキャリーごとこのまま地下に沈めたら楽になるのかもしれないなどと弱気な思考が脳裏をかすめましたが、やっぱり私はアメショーを抱えて歩きつづけました。
一晩寝かせて本日仕事帰りに病院へ。去勢手術や医療ケアをお願いしました。
アメショーはまだ1歳程度の男の子で、ウイルス検査はFIVキャリア。
耳をケガしています。若いのに犬歯もバッキリ折れています。
けれど心は折れていません。ものすごくまっすぐです。
「ハハ くさいことをいうんですね」
こんな緊張顔しか撮れませんでしたが、実物はめちゃくちゃハンサムですよ。
アメショー感はほぼナシですが^^;
私は適材適所という言葉をよくつかっています。
アメショーはあの場には似合わない。だからピッタリの場所へ案内したいのです。
私には大金も広大な敷地もありませんが、私は自分の心に従って行動できる恵まれた人間です。
「ぼく 生まれてきてよかった」
アメショーがそう思ってくれるよう、彼といっしょに終の棲家を探していきます。
アメショーの名は「サラダ」にします。
以後、サラダをお見知りおきください。
にっこり♪
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、
⇒足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!