Run1 クロン

皆さまこんばんは。今日は半オフモードでした。家でボーと写真の整理をしていたらなんとなくはかどって。予定より少し早いですが、シャロンあらため「クロン」の卒業記事をUPします。

nare

 

里親さん(ご主人)が姓名判断までしてつけてくださった新しい名。黒猫の「クロ」にシャロンの「ロン」を残してくださったのです。いそうでいないいいお名前ですね。

fhav

 

まずはじめに、クロンの縁結びのきっかけとなったにゃん太さんに感謝です。

にゃん太さんは個人で活動している私にニャンニャンBOXを通じて支援してくださいました。そして我が家の保護猫たちの家族募集記事をご自身のブログやfecebookに転載してくださっています。物質的な支援はもちろんありがたいですが里親探しの可能性を広げる「転載」の応援も心に沁みます。

話せば長くなりますが、経緯をかいつまんでご説明すると

にゃん太さんがご自身のfacebookに「ビーナス」の家族募集の記事を転載

→記事を見たにゃん太さんのfacebook友だちが、黒猫と暮らすことを希望しているご友人にビーナスの記事を紹介

→紹介されたご友人がビーナスの記事を読み、保護主の私へ直接正式にお問い合わせ

→お話を重ねるうちに、猫の性格面などから、ビーナスよりもクロン(シャロン)の方が適しているのではないかと思いなおし、クロンをお願いする運びとなりました。

 

(手前:クロン 奥:ビーナス)

syaro1

 

読んでいるだけで混乱してきそうですか?(笑)

イレギュラーなこともありましたが、すばらしいご縁です。にゃん太さん、ありがとう!

そして一緒に走ってくれた、megさんにもありがとうを!

ao

 

megさんはクロンの命のリレーの第一走者です。近所に突如現れたクロンを保護し医療ケアを済ませてくれました。不妊手術を経てリリースするにはあまりにも若くか細いクロンに胸を痛め悩まれたと思います。我が家がクロンの家族探しに立候補したのは、ひとえに私がmegさんの「日頃の行動」を尊敬しているから。ゴージャスな外見とは裏腹の肝の据わった根性ある方です。

現にクロンの卒業の日は、ご夫婦で仕事を早々に切り上げおつきあいくださいました。

クロンに一目会いたいと。

当日の様子です↓

tomoa

 

クロンを車に載せた私は、都内でご主人をピックアップし、高速道路のサービスエリアでmegさんと合流。里親さんの快諾を得て3人でクロンの新居へ。

お届け後、待ち合わせたサービスエリアまで戻り軽く食事してからお別れしたのです。仕事が休みだった私とはちがい、おふたりは大変だったでしょう。でも、本当に楽しそうで^^

megさんラスクありがとうございました。

tomoa (2)

 

こうして“ひとつの譲渡”を整理してみると、命の重みを感じます。

まあ、感じ方は人それぞれ。結局自分次第なんですよね。

軽んじるも、重んじるも。

fafa (2)

 

話は少し戻るのですが、お見合いの日、実はクロンを置いて来ようと思ったのです。

猫と暮らす里親さんちはなんでも揃っているし、度重なる移動もかわいそうかなと。

お見合いの日の写真↓

IMG_9481IMG_9480

 

でも私は、唐突な自分の発案に自分の頭がついていけなかったのと(笑)、megさんはじめ皆さまにご報告したかったのと、脱走防止柵の完成を待ってからお届けしたかったので、迷った挙句、やっぱりいったん連れて帰ることに。

そのとき、里親さんとこんな会話を交わしました。

「日を改めてお届けいたします。それまでシャロンを大切にお預かりしますね」

「はい。よろしくお願いします」

 

“大切にお預かりします”

この言葉を発した瞬間……なぜか私はクロンの命の重みをひしひしと感じ、感じすぎて全身が汗ばみました。重かったクロンの命が、ますます重厚感を帯びた気がしたのです。

正直、少し怖くなりました。自分の言葉なのに。

もしかすると、ご縁が決まったからかもしれません。

お見合いの日を境に、我が家の保護猫から、里親家の大事なお嬢さまに変わるのですから。

いずれにせよ、重き命を抱く私は、背筋を正さなければなりません。

そんなわけで、お届けまでかなりの緊張感を持ちつづけました。

今は無事に済んでほっとしています。こうして皆さまに吉報をご報告できることがうれしいです。

fha

 

次回はクロンのご家族を紹介します。お楽しみに^^

(※クロンの写真はすべて猫撮る氏撮影)

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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ホームにただいま

長い一日でした。

シャロンをお届けに行ってきたのです。

わいわい騒いだあと、帰りはひとりきりの70kmドライブ。考えごとをしながらだとあっという間に着いてしまいます。高速道路もおおむね順調で帰りはほとんど渋滞なし。首都高に入り上野線が見えるあたりまで来ると気が緩みます。ああ、ホームに帰ってきたんだなあ、と。

「ただいま!」

シャロン以外にはお留守番をさせてしまいました。

みんなありがとうね。おりこうばかりだから助かってるよ。

週末はのんびり家族で過ごしたいです。

gajo

 

 

シャロンのお届け記事は2回に分けてお送りします。お届けは写真を膨大に撮るので整理に時間がかかるため数日間猶予をください。

シャロンは新しい名を得て、間違いなく幸せになります。

 

それから、ご心配いただいているべべの水下痢ですが、調子がよくなってきました。

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やっぱり猫砂を盗み食いしていたのが大元の原因だったのかも。

べべには届かないけど、ほほがギリギリ届く高さにトイレを設置しました。

新しいごはん(アミノペプチド フォーミュラ)はなんとなく食べてくれてます。ものすごく好きそうではないんですけど^^;

 

最後に、見知らぬ方から犬猫の保護依頼、ペットホテル的な一時預かり依頼が来ます。我が家の状況ではむずかしいです。どうかどうかお察しください。私は犬猫を保護し家族を見つける活動を個人で細々つづけていますが「便利屋」ではありません。

「外にかわいそうな猫がいるけど、うちの犬が神経質だから猫を保護できない。そちらでなんとかしてください」

などは理不尽です。とてもとても。

かわいそうな? 猫を見かけたのが私なら、私は人様にそんな風に投げつけたりしないでしょう。どうしても力が及ばず、誰かの協力を得たい場合でも、自分の品格に賭けて、私はまず自分にできることを全部します。

うちの子たちも実は繊細です。

べべもナナもリルもほほもあまたもさぶも。

私とともに走ってきてくれたうちの子たちはほとんど全員シニア期です。

保護動物の存在や鳴き声になにも感じない子はひとりもいません。

どの子とも相性が合うわけでもないのです。

他の子の存在が脅威となり、食欲が落ちたり、はげたり、ストレスが溜まったりもします。

隔離を怠るとケンカすることもあります。

そして私も皆さまと同じく、保護活動以前にただの親バカです。

できるだけ自分の子に負担をかけたくないです。

私たちはそれぞれが悩みや問題を抱えながら生きています。

お互い、心の礼節を重んじながら楽しくやっていきたいですね♪

生意気を申し上げました。

おやすみなさい。良い週末を!

※写真:みいさん

 

 

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四つのお皿

今日は自分の検査と診察でした。

いつもはひとりさびしい通院ですが、今回はうるさい人がお供してくれることになったのです。

うるさいなんて失礼ですね。いや実際本当によくしゃべるのです(笑)。

なんでも話せる姉のような妹のような存在、MIHOさん^^

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私の病気についてもぜんぶ知ってるし、703号室卒業猫クー太の里親でもあります。

ちなみに、クー太も黒猫です。

通院なのにどこか楽しい雰囲気でした。

paty

 

ふたりとも変な時間にお腹がすいて仕方ないので行きつけの韓国料理店へ寄ることに。韓国料理というと焼肉を連想される方がいますが、私たちが好きなのは韓国家庭料理!

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MIHOさんは生ビールを2杯も飲んでいましたが、運転手の私は1滴も飲めず。シッケやなつめ茶で乾杯しました。

ワイワイドライブのあと703号室に移動!

MIHOさんはもうすぐ巣立つシャロンと保護猫たちにプレゼントを持ってきてくれたのです。

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人間用の和菓子もありがとう♪

paty (8)

 

MIHOさんからのプレゼントを早速4つの小皿に分けました。

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クリーミーなスープの上にかつおバーがのった豪華なおやつ。ロイヤルカナンインドアキャットのカリカリも少しまぶして。みんな喜んでくれるかな?

 

宴の主役シャロン

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食いしん坊ごましお

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ブレブレ写真ですが、ビーナスもご満悦

paty (4)

 

一番喜んでいたのは、まんまるいせやんでした!

paty (6)

 

この食べ方(笑)。なんだろうね?

paty (5)

 

まあきみたちが束の間でも充足感を得られたなら本望です。

MIHOさんに「ごちそうさま」だね。

 

そしてリビングで他愛もないおしゃべりを。

途中、笑いすぎて喘息の薬を吸入するはめに(汗)。

MIHOさんが撮ってくれた日常の一枚↓

paty (10)

 

MIHOさん、ありがとう。またいつでも来てね。

さあ、シャロン嬢の嫁入りがカウントダウンの域に入りました。

麗しいシャロンよ!

これからのステージは今までのどのステージよりもあたたかくぬくもりに満ちているはずです。

その中であなたはあなたの一生をエンジョイしてください。

paty (12)

(写真:猫撮る氏

 

シャロン、どうもありがとう。

無事にお届けが終わりましたら、卒業レポをがんばります。数日かかるかもしれませんが楽しみにお待ちください。

 

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心を開く

「おれが 好きか?」

abu

 

 

「あんたなんか 別に?」

jao

 

 

「そうか……」

abu (2)

 

すみません超手抜きで^^;

今日はのんびり過ごすって決めていたので更新はやめようと思ったのですが、今、ビーナスの写真を整理していたらひとりしみじみしちゃって。少し放出してみたくなったのです。

家に馴染もうと努力していた頃のビーナス。たぶんブログ未掲載の写真です。

IMG_7524

 

全身警戒モード。今とは別猫のよう。

IMG_7525

 

まだシャイさが完全に抜け切れていないビーナスですが、ずいぶん進歩したと思いませんか?

大好きだよ。

大大大好き。

すごいねビーナス。「心を開く」って、一番立派な行為だよ。

 

 

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愛には愛を

703号室は艶女子のお嫁入りを前にウキウキモードです。

これでやっとせまい保護部屋で過ごすビーナスとシャロンを窮屈な暮らしから解放してやれる。10頭の我が家では慢性的に人間の手が足りず彼女たちにさびしい思いをさせてきました。お届けまで健康管理だけは気を抜かずにしっかりやっていきたいです。

私は少しずつ準備をはじめています。

心ばかりの嫁入り道具。医療関係、誓約書などの書類。そしてお手紙。

個人とはいえ、いいえ個人だからこそ、譲渡にはいくつかのお約束をお守りいただく形を取っています。里親詐欺、無責任な飼育放棄などを防ぐ意を込めて。

その内容を私は誓約書の8項目および ※注) (→それらを総括する項目)に記載しています。猫と暮らす上で常識的なことばかりですが、口頭ではなく書面にしたためています。たとえ親しい友人へ犬猫を譲渡することになっても、私はこの手続きを省きません。

でも、堅苦しい書類での約束よりも、私は人と人の心の繋がりを重んじたいです。

誓約書の発行人欄にサインするときより、里親になってくださる方へ感謝のお手紙を書いているときのほうが私は落ち着きます。本当に伝えたいことを自由に伝えられるから。

嫁入り道具のひとつとしてねこひげスタンドをプレゼントすることに!

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ビーナスとシャロンを彷彿させる黒猫たち。ビーナスとシャロンの卒業を夢見て買ったもの。

かわいいでしょう?

ビーナスとシャロン、若い黒猫女子同士、お揃い感がありますよね。

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(左:シャロン 右:ビーナス)

 

ともに横浜のmegさん家出身の彼女たちですが、好みや性格はぜんぜんちがいます。

ビーナスにはビーナスらしく生きてほしい。

はじめは人づき合いも下手で、大勢の猫を前にすると棚の下に隠れてしまう繊細なビーナスには静かで穏やかな環境が合うと思うのです。ビーナスだけが主役になれる場所でなら、ビーナスは赤子のごとく甘えられるようになります。時間はかかるかもしれないけれど、時間がかかることを理解してくださるご家族の元でならきっと幸せになれるでしょう。

一方、シャロンは甘え上手のおてんば娘。

今は保護猫ごましおとの追いかけっこを日課にしています。

シャロンには明るく賑やかな家庭が向くでしょう。

ただ、神出鬼没な一面があり、突然エアコンの上や洗濯機の下に隠れてしまうので安全面には充分配慮してもらう必要があります。家の中で行方不明になる分には笑い話で済みますがふとした隙に外へ出てしまったら夜闇に溶け込んでしまうから。

ツーショット写真をUPするとこのふたりが仲良しに見えるかもしれませんが、性格の相違などからか実際はそうでもないです。だから私はセットでのご縁を期待していませんでした。

「適材適所」

やっぱりこれに尽きると思います。

ご両家からはお迎えの準備の件でよくメールをいただきます。

ビーナスのご家族からは玄関に設置する柵の高さや幅の件でご連絡をいただき、シャロンのご家族からはすでに完成した完璧すぎる脱走防止柵の写真つき報告メールが……。

拝読していると体の芯からあたたまります。

ありがとうございます。

この気持ちをなににたとえましょう。

目には目を、歯には歯を

愛には愛を、猫には愛を!

 

本日のありがとう♪

ピチコさまよりダンボール2箱分の猫砂と腎臓フードが届きました。

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毎度たくさんの物資のプレゼントをありがとうございます。

 

 

 

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