お母さんのむずかしさ

へへ^^; 自分の病院をサボってしまいました。反省中です。

 

 

動物病院は必ず行くのに、自分の病院は面倒くさい。なんでだろ?

 

 

心にやましさ? を抱えた私は、せめて掃除でもしようと重い腰をあげました。毛だらけのリビングに掃除機をかけ終わったところ

konoyo (15)

 

 

 

お子たちは好きな場所でくつろいでいます。

 

 

少し前までここにべべも加わっていたんだと思うと、相変わらず胸が痛い。

konoyo (2)

 

 

 

お別れをする約24時間前のべべ公(2017.7.19朝)

konoyo (3)

 

 

 

お母さんとべったりくっついています。べべの熱がじわじわ伝わってくる距離

konoyo (4)

 

 

 

ほんとうに奇跡のような16年半をもらったんだとしみじみ感じています。

konoyo (17)

 

 

 

べべ公、ありがとう。宇宙でいちばん愛しています。

 

 

べべにとにかく手がかかっていたので、ナナは淋しかったかもしれません。

konoyo (16)

 

 

 

ナナだってお母さんと長く共に生きています。

 

 

だから私はナナにこっそり約束をしていたのです。

 

 

「いつかナナが先頭になる日が来たら、たくさん遊ぼう」と。

konoyo (8)

 

 

 

今そうなったんですが、遠くへのお出かけはできない状態になりました。

 

 

 

ナナに悪いことをした。お母さん失格です。

 

 

一生懸命しているのは「お世話」であって、レクリエーションは足りていない。

 

 

昔はナナがこんなに早く要介護になるとは考えていませんでした。

 

 

出かけようにも近所の散歩でさえいっぱいいっぱいの現実。

konoyo (6)

 

 

 

ナナの気分転換、ナナを喜ばせる方法、ナナの精神的な解放を模索しています。

konoyo (5)

 

 

 

そして犬組末娘のリル。ナナに比べ元気のリル。リルの一生も「ナナの付き添い」で終わらないようチチと話し合っていきたいです。11月にリルは14歳になります。特別にリルをどこかに連れて行こうかな?

 

 

リルがガンガン歩けるうちに!

konoyo (7)

 

 

 

多頭の環境はときに悩ましい。どこにウエイトを置くべきでしょう。だれにウエイトを置くべきでしょう。どう接すれば「均等」が実現するのでしょう。

 

 

ついつい病が重い子を優先してしまうけれど、それ以外の子に対する心配りも忘れてはいけないですよね。「お母さん」「保護者」はなかなかむずかしい。

 

 

それでも私は、自分のお子たちとの生活に満たされています。

konoyo (9)

 

 

 

みんな私にとって無二の存在。

konoyo (10)

 

 

 

うちのお子たちがいずれ天寿をまっとうしたら、そっからは私の余生。

konoyo (11)

 

 

 

全員の最後の日まで、私はお母さんを楽しみ、お母さんを苦しみ、お母さんとして責任を果たすことに全力を注いでいきたいです。

konoyo (14)

 

 

 

保護猫ポテチ。ポテチも近々赤い糸探しをはじめようね♪

konoyo (12)

 

 

 

ポテチができるようになったこと、いっぱいあるもんね。皆さまに自慢をしなくては。素敵な男の子が703号室にいますよーって!

konoyo (13)

 

 

 

「ハハひさしぶり わたしの近況も書きなさいよ」

konoyo (19)

 

 

 

はいはい。

 

 

卒業猫満天家でトライアル中の十香ちん。リビングフリーデビューを果たし、先住ボーイ満天を射止めようと必死の様子。

konoyo (1)

 

 

 

正直、ひとりっ子になれた満天にとって、十香ちんはまだ「異物」の域。

 

 

しかしやさしい家族に見守られ、十香ちんは最大限の勇気を振り絞っています。

konoyo (18)

 

 

 

ブログでは生意気なキャラ設定でしたが、実は十香は空気の読み方がじょうず。際立って聡明ゆえ、外で立派に子育てができたんですよね。

 

 

十香ちんは自分の子猫たちを見捨てませんでした。私が一家を保護したとき、もっとも痩せていたのは儚い子猫たちじゃなくて、強き母の十香ちんでした。

 

 

うちでもたまにさぶの機嫌が悪いと八つ当たりをくらっていた十香ちんですが、さぶに逆らわず、スッとかわす特技を披露していたのです。すごい子ですよ。

konoyo (22)

 

 

 

満天もまた、じっくり膝をつき合わせれば物分かりのいい男だと信じています。

 

 

満天家いわく「満天、意外と(器が)小さい」とのことですが(笑)、満天が幸せだからこそ。自分のテリトリーを真剣に守ろうとするのは、お家が快適な証拠ではないでしょうか?

 

 

十香と満天に任せておけば、いずれ道が開ける可能性は高いです。

 

 

ちなみに十香は(人間の)お兄さんに甘えるのが日課だそうで、お兄さんのマッサージを求め、猫なで声を発しています。やるな十香ちん!

 

 

左は満天坊。右の一回り小さいのが十香ちん。なかなかお似合いの背中です。

konoyo (21)

 

 

 

進展がありましたら今後もお知らせしますね。

 

 

慈愛のまなざしで応援してくださる皆さまに感謝して!

 

 

LOVE!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


点心デート

蝶々の姉妹「樹々(じゅじゅ)」のお見合いが流れてしまいました。

 

 

こんなにおっとりとかわいい子ですからきっとご縁に恵まれますよね?

aefe (2)

 

 

 

emi-goに申し訳ないことしちゃった。近日中に家族募集サイトへの掲載する予定です。随時樹々へのお問い合わせ大募集中!!

 

 

 

さて、今朝撮った我が家の面々をお送りします。

 

 

リビングの万年床でお母さんと眠るのは、ナナ、ほほ、あまぱん、さぶ。

 

 

おはよ。寝起きとともに排せつするナナ。ナナ、おしめを替えよう!

aefe (7)

 

 

 

寝ぼけたお顔が愛おしい。

aefe (3)

 

 

 

ほほはシャキッとお目覚め。お母さんより早起きでごはんを待っています。

aefe (8)

 

 

 

あまぱんはすでに定位置で「腹減り」をアピール。はいはいちょっと待ってね。

aefe (4)

 

 

 

「お? もう朝か……」

aefe (6)

 

 

 

「また一日がはじまるんだな」

aefe (5)

 

 

 

うっ。さぶ私のバッグの上載らないでよ。毛だらけになる(涙)。

 

 

 

リル、そろそろ起きてこっちへおいで!

aefe (10)

 

 

 

寝室組のリルはチチと仲よく寝坊しています。

aefe (11)

 

 

 

自然体すぎるだらしない写真でごめんなさい。

aefe (9)

 

 

 

保護部屋の保護猫ポテチは撮り忘れました。近日中にポテチ特集やりますから。

 

 

 

お世話をひと通り終えた私は、軽く身支度をしてデートに向かいました。

 

 

 

ずーっとしつこく電話攻撃をしてきた「相手」と2時間程度ブラブラする約束をしているのです。誘ったのは私。このお方の圧迫に負けてのことです。

aefe (12)

 

 

「你是誰生的? 你媽媽是誰?」 

 

※あんたはだれが産んだの? あんたのママはだれ?

 

 

事あるごとに私を捕まえようとする母親。2か月以上放置していたのですが、あまりにも悲しそうにするので、このたびランチにご招待

aefe (14)

 

 

母の好きなお店で点心を注文

aefe (15)

 

 

 

保湿クリームもプレゼントしたので、上機嫌だった模様

aefe (13)

 

 

 

母の店に食べに来てくれたコテツのママさん、母から受け取りました。

aefe (1)

 

 

ありがとうございました。つかわせていただきます。

 

 

トライアル中の保護猫十香ちんは現在がんばり中です。いずれちゃんとUPしますので気長にお待ちくださいね。遊びに来てくださりありがとうございました。

 

 

皆さまにとって、いい一日でありますように。

 

 

Smile!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


にっこり通院

皆さまこんにちは。昨日はうちのほほの東大病院通院の日でした。

 

 

東京大学農学部敷地フェチのMIHOさんと私。ほほには迷惑な話ですが、私たちは東大病院へ通うのをひそかに楽しみにしているのです。

 

 

とはいっても、お子たちの医療費ケア用品代がじわじわとボディブローのごとくきいてきて、いつまでつづくんだろうと不安になったりも。チチがいろいろがんばってくれているので、まあまだ大丈夫ですけど。

 

 

 

まずは基礎的な診察

hohoni (5)

 

 

 

ほほ、がんばってください!

hohoni (3)

 

 

 

後ろ足の毛が抜けてしまったことを伝えました。

hohoni (4)

 

 

 

水頭症の治療のため、長期間ステロイドを服用しているほほ(10歳)。もとは黒猫だったのですが、ステロイドの影響で、被毛が茶色になっています。

 

 

けれどステロイドはほほの命綱。利尿剤と併用しています。腫れている歯茎は定期的にコンベニア(抗生物質)注射を打ちます。今のところはこの3点セット。

 

 

内臓の状態は血液検査でモニタリング。ほほは腎臓の強さに恵まれているのでステロイドの長期服用が可能。ゆえにほほなりのQOLを保てているのです。

 

 

ほほの「安定」がどの位つづくのかはわかりませんけど。

 

 

ほほを検査に預けたあと、MIHOさんと私は敷地内を散策します。小腹が減りサンドイッチを食べることに。おいしい上、ボリューム満点。そして安い!! たしか2つで250円だったかな? ありがたい価格設定ですね。

hohoni (12)

 

 

 

検査が終わりそうな時間に病院へ戻りました。前田先生登場♪

hohoni (1)

 

 

 

どうぞよろしくお願いします。

hohoni (13)

 

 

 

前田先生はほほを慈しんでくれています。先生の言動でよくわかります。

hohoni (2)

 

 

 

気になるところは画像を撮り、記録

hohoni (15)

 

 

 

おや? これは? どうやら前田先生の個人的な趣味のようです。

hohoni (14)

 

 

ほかの先生が見せてくださったのですが、前田先生の「お気に入りのほほさん」だそうです。かわいいねほほ(笑)。

hohoni (6)

 

 

 

東京大学でも水頭症で訪れるのは「犬」ばかりで、猫の水頭症はほとんど診たことがない模様。くわえてほほは重度なのでレアケースかもしれません。

 

 

しかし先生たちは物珍しさに着目しているのではなく、私の考えるほほの生活の質をいっしょに模索してくださっているのです。何度も会話をすれば、その方の方向性や思考がある程度見えてきます。

 

 

話をすればするほど、私は前田先生の獣医師としてのあたたかさ有能さに触れることができます。いい先生にめぐり会え、助けてもらっていることにほほともども感謝の気持ちでいっぱいです。

hohoni (10)

 

 

 

和気あいあい。笑顔の絶えないひと時

hohoni (9)

 

 

 

犬猫の闘病は金銭的にも時間的にも体力的にも割とヘビーです。気分の落ち込みも加わります。ですが私はホームドクターの大巻先生、東京大学の前田先生、保護猫たちがお世話になっているemi-goのご主人中島先生など、すばらしい方々のおかげで前へ進んでいます。私の家族たちは闘病中ですが、死に向かっているのではなく、明日に向かって生きています。そう思わせてくれる先生方です。

 

 

さて、ほほは薬も処方されすべてが終了。足の脱毛は様子を見ながら先生と相談していきます。通院前「キャリーやだ!!」の決死の抵抗をしたほほも、帰りは自らキャリーにさっさとおさまりました。おりこうです。ふふ。

 

 

 

敷地内の地域猫さんたち。不妊手術を終えていることは前田先生にも確認済み!

hohoni (7)

 

 

 

近寄っても逃げませんでした。

hohoni (11)

 

 

 

MIHOさん、いつもサンキュウ!

hohoni (8)

 

 
ちなみに医療費と駐車場代で約27,000円。次回は11月の終わりを予定しています。ああ、本日は自分の通院日でもあるのでそろそろ支度をしますね。

 

 

では皆さま、ごきげんよう♪

 

 

LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


私を照らす太陽 1 最後のまんま

「べべの心/幸せの703号室(7/18)」を書いた時点では、私はどこかあきらめがついていませんでした。ずっと病と闘ってきたのです。

 

 

今回もひょっとすると乗り越えられるかもしれない。

 

 

そう信じていました。

 

 

一方で輸血を終えたべべは、いっときクルクル徘徊するようになったのですが、力強く動くといった風ではなく、持てる余力を注いでいるようにも見えたのです。認めたくはなかったけれど、べべの限界が近いとも感じていました。

 

 

けれど必要以上に嘆き悲しまなかったのは、べべがいてくれたから。

 

 

べべは生きている。生きている。今、生きている。

 

 

7月18日(8:43) お尻がおしっこで汚れています。

manma (3)

 

 

 

7月18日(9:02) まんまをすこーし食べてくれたね。

manma (4)

 

 

 

7月18日(9:02) ねんねする?

manma (5)

 

 

 

7月18日(9:13分) お母さんもべべの隣いい?

manma (6)

 

 

 

べべはときどき身の置き所を探すようにウロウロしたね。体調がすぐれず、気持ち悪いのかもしれない。けれどスヤスヤ眠っている顔は安らいでいたと思う。

 

 

7月18日(15:10) おはよべべ。おなか減った?

manma (7)

 

 

 

7月18日(15:13) あんまりにもかわいいからつい撫でてしまう。

manma (8)

 

 

 

7月18日(15:19) べべ公最後のまんまをじょうずに食べました。

 

 

 

えらかったね。このときはこれが最後になるってわからなかったけれど、お母さん、しっかり記録しておいてよかった。べべ、好きだよ。

 

 

 

振り返れば、べべは子犬の頃から食欲が旺盛で、胃がんを患った6歳以降も相変わらずなんでも食べたがった。闘病による食事制限は不憫だったけど、銘柄を問わず口にしてくれたべべのおかげでお母さんは楽をさせてもらえた。

 

 

それでも、ラストの1年はシリンジ食が中心になったよね。べべは文句も言わず、ペロペロゴクゴク飲んでくれた。ありがとう。感謝しています。

 

 

べべは立派なオトナですが、シリンジを吸う姿がお母さんの胸をくすぐった。お母さんは赤ちゃんを育てている錯覚がうれしかった。

 

 

「まんま」や「あんよ」や「チー」や「ねんね」はほかの人に聞かれたくない秘密の言葉だったね。

 

 

 

7月18日(17:59) 赤ちゃん扱いしてごめんね。

manma (9)

 

 

 

7月18日(20:55) べっとりラブラブ

manma (10)

 

 

 

7月18日(21:02) あ、お父さんがべべの顔を見に来た!

manma (12)

 

 

 

7月18日(21:02) お父さん家にいる時間が伸びたからべべいいね。

manma (11)

 

 

 

日付が変わりました。

 

 

 

7月19日(0:18) 大好物のバニラアイスを口元へ運んでも舐めません。

manma (13)

 

 

 

7月19日(0:22) 呼吸は穏やかです。

manma (14)

 

 

 

7月19日(0:23) べべ、みんないるよ♪

manma (2)

 

 

 

7月19日(0:46) べべ、朝が来たらなにをしようか? ずっといっしょだよ。

manma (1)

 

 

 

16年半私の横にいたべべを、私は世界のだれより理解しています。

 

 

私にとってのべべは、私の太陽そのものです。

 

 

刻一刻と、お別れが迫ってきていました。

 

 

ですがべべの醸し出すゆったりとした雰囲気に、私は救われていたのです。

 

 

エネルギーを徐々に低下させるのが、べべ流の「旅支度」。

 

 

私を置いていくべべが、べべとして準備してくれた贈り物だったと思っています。べべと私は、言い表せられないほど繋がっているんです。ほんとうです。

 

 

 

数年前のべべ

manma (20)

 

 

 

なんかしまい忘れていますよ?

manma (15)

 

 

 

7年位前の写真かな?

manma (17)

 

 

 

「お仕事の邪魔」がべべのお仕事

manma (18)

 

 

 

ふふ。こりゃお父さんもたまらんね。

manma (19)

 

 

 

この写真まだしっぽが全部ある! べべとナナがにっこり笑顔

manma (16)

 

 

 

お母さんの人生をかき乱したべべ公の面影をお母さんはつい探してしまいます。

 

 

 

家のあちこちに……

 

 

 

LOVE!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


いざの際

「この家ですごすのも あと数日ね 一家ですっかりお世話になっちゃって」

neko (3)

 

 

 

いえいえ、十香ちん。とかちんのおかげで毎日が楽しくて仕方がなかった。

 

 

ありがとうね。美しい女の子。

 

 

トライアルが実りあるものになることを祈っています。

 

 

保護譲渡活動をはじめとき、私は今より15歳半若くて、ほとんどの場合、里親になってくださる方々より保護主の私のほうが年下だったんです。

 

 

当時は対等にお話しできるだけの貫禄がほしかった。

 

 

青臭いと思われたくなくて。

 

 

一歩ずつ歩いているうちに、いつの間にか私は40代のオトナになり、まあ中身はさほど変わらなくても、外見と実年齢だけは「熟れたボディ」に。

 

 

近頃は里親希望者さんの多くが私より若い年齢で、ふと気づくと、昔手に入れたかった「貫禄」を知らず知らずのうちに醸し出す瞬間があります。

 

 

そうすると今度は、初々しさに欠け図々しいだけの保護主にならぬよう、気を配りながら場を盛り上げてみたりするのです。なんとなく40代は「中間管理職」のようなむずかしい世代ですよね。

 

 

でも、自分より若い方々が自分の微々たる活動に共感してくれるのは、ほんとうにうれしいです。未来を担う存在は百万力で希望の星です。

 

 

保護譲渡活動は年功序列の世界ではないので、私は年齢や経験を問わず、お心のある方、行動力のある方を尊敬し、学ばせてもらっています。

 

 

私の考える行動力とは、絶えず犬猫を保護するのではなく、自分の思考と情熱と理性を持ち、できることを然るべきときに迷わず実行すること。

 

 

無理に行動しつづけるのではなく、いざの際にするという意思を持っている方。

 

 

べべが亡くなる前(7月14日)に、私に届いたメールをご紹介させてください。

 

 

Yさんより↓↓↓

18歳のときに里親になるということを知り、その当時このブログを読み漁りました。
我が家に里子を迎えて幸せな日々を過ごし、お迎えしてから10年が経った昨年、我が子は亡くなりました。
里親になったときにアンニィさんのブログを見て決意したことがあります。大人になって自分の生活を手に入れたら、一時預かりさんになるということです。
いまだ可愛くてたまらない我が子のおかげか、10年経ってもその思いは変わらずに私の心にあります。
今年結婚予定で夫婦共働きのため、里親を待つ子たちの力になれるのはまだまだ先ですが・・・またアンニィさんのブログを読みはじめ、今の時点でも力になれることを少しずつやっていこうと思いました。
本当はサクに心を奪われる何かがあって、家に迎えたいのが本心ですが。お留守番が多い我が家ではサクが寂しいだろうと堪えています。
どうかサクに良縁がありますように。
そしてべべちゃん。昔見ていたときから変わらずとても可愛いです。むしろ今のべべちゃんは美しささえ感じます。
どうかべべちゃんが幸せな明日を迎えられるように心からお祈りしています。

 

 

18歳の頃、私のブログを読み漁ってくださったYさんは10年を経て私にメッセージを寄せてくださいました。30歳までには自分の夢(不遇な犬猫の一時預かり家庭になること)を実現させようと動いているそうです。

 

 

すばらしいですね。

 

 

すぐにメールを皆さまに自慢したかったのですが、この数日後にべべが亡くなり、かなり経ってしまいました。たまに「変わらないよう努力をする」むずかしさに苛まれます。人は変わってしまうし、私ももちろん例外ではありません。

 

 

しかし、肉づきが変化しても骨格、本筋だけは維持していきたいです。

 

 

「なるほどな」

neko (2)

 

 

 

あのさあさぶ、話を真剣に聞いてくれるのはいいんだけど、ごはんの支度をするときはちょっと端へ移動してくれるかな? これから夕飯だから……

neko (1)

 

 

 

食卓の真ん中に陣取るさぶ。ふわふわと舞うさぶ毛をよけながら、人間は邪魔にならない場所でそっと食べています。

 

 

 

「おれ どく気ないんだよね 並べるならそっちへ……」

neko (4)

 

 

 

うっ……

 

 

LOVE

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク