私が思うこと

愛犬愛猫が寿命を全うすると、その後襲ってくるのがペットロス。ちゃんと愛した分だけ、重くの しかかって来て、まるで鉛のようにあなたを押しつぶすかもしれません。最近は、それが原因でうつ病になることもあるそうで、そんな時あなたは、もう外へ出 たくない、思い出したくない、犬猫を見たくない、ましてはもう一度飼うだなんて考えられない。だって前の犬猫の存在は、あまりに大きくて、それを失ったあ なたは、計り知れない悲しみの中に取り残されたのだから……。

「こんな思いをするなら、もう2度と犬猫を飼うものか」
そう思うのは、当たり前。
深い悲しみの中のあなたは、必死に前を向いて生きているのですから。

でも、そんな方にこそ、私は犬猫を飼っていただきたいです。

犬や猫を真剣に愛し、看取った方にこそ、彼らともう一度暮らしてみませんか?とお勧めしたいのです。勿論、人の心に土足で入り込んで、無理強いするような事はしません。それぞれの考え方があって当然だと思います。

けれど、もし、一度犬猫を飼って、その生涯を立派に全うさせた方々が二度と飼わないと決めてしまったら、行くあてのない犬猫達が溢れてしまいます。最期は 悲しいことばかりだったと思います。でも、最期に至るまでの長い間、沢山の数え切れない思い出を愛犬愛猫が与えてくれたのは疑いようのない事実です。
犬や猫は、あなたを辛い目にばかり遭わせていましたか?
彼らと暮らした年月に、輝きはありませんでしたか?
その輝きが、例え涙で曇ってしまったとしても、彼らと暮らした日々は、嘘には出来ない。なかった事にも出来ない。

彼らが素敵な犬猫だったとしたら、それは飼い主のあなたが、素敵な方だからです。
彼らが幸せだったとしたら、それはあなたが与えていたから。
彼らのように、あなたを必要としているいのちは、沢山居ます。

それらのいのちも、幸せにしてみませんか?

私の里親さんの多くは、愛する犬猫を看取った方々です。
昨日紹介した、麦&まりんのママのあきさんも……。

あきさんは愛するフリエちゃんを失ってしまいました。
しばらくはブログもお休みし、その悲しみは計り知れないものでした。
まりんを届けた時お邪魔しましたが、綺麗に片付いたお部屋にはフリエちゃんの血痕が沢山ありました。

それはフリエちゃんが生きた証。
あきさんとご主人が、懸命に愛し、看取った証。
失礼かもしれませんが、それを見て、私は心が熱くなりました。
フリエちゃんが痛い思いをして血を流したことを喜んだわけではありません。
フリエちゃんは確かにここに居て、そして一生懸命いのちを全うしたんだと。
こんなにも、愛されながら……。

それは当たり前のことですが、それは同時に奇跡なのかもしれませんね。

犬猫を飼うと、旅行へ出かけるのが難しくなるでしょう。
寒い日や台風の日に散歩へ出かける苦労も絶えないでしょう。
家中が毛だらけで、掃除は面倒だし、給料前に病気されるとちょっと辛い。
けれど、彼らはそれ以上のものをあなたに与えてくれる。
他人には分からない大きなものを。

犬や猫を飼ったことがある方にも、ない方にも私は彼らと一緒に暮らすことをお勧めします。勿論、責任感があって愛情深い方のみの限定になりますが(笑)。

里親募集中のさくらちゃんと優人(お雛様状態にしてみました♪)


かつくんもさくらの撮影に大活躍(ナナはエキストラ?)


お礼にアップを撮ってあげました♪


べべはちょん切れてますね。


同じような色のさくらと生(セイ)


違う部屋にちょこんと伏せてる命(メイ)発見!


こちらは胃炎がよくなって里親募集を開始したレイン


ほらほらちゃんと前を向きなさい。


食べる→寝る→食べるを繰り返しています(笑)。


「ぼくも写りたい!」とおねだりするので優人も。


明日は、新しい犬の里親募集も開始する予定(詳しくは明日以降!)
まめ以来3年ぶりの柴犬です。

恵まれない犬猫を703からもらってくださるのもいいし、他の団体や個人、あるいはセンターなどから譲渡されるのもいいでしょう。703の審査は厳しいで すが(笑)、旅行の時は、無期限に預かる特典つきです♪ ここから巣立つ子には、私とチチの愛情をいっぱい背負わせていますから、少し重い感じがするかも しれませんが……。

雑誌WanDay(1月29日発売)の里親特集で、703号室が紹介されることになりました。
半端に歳をとった顔がバッチリ写ってるし、本名も出ちゃってるし(笑)ここで紹介するのが恥ずかしいのですが、とってもいい特集で、他の団体の方々も多数 出る予定です。犬を飼いたい方は是非、ご覧ください。各団体のこだわりや、譲渡までの手続きが分かると思います。卒業生、そら(ACO)やとわも私と一緒 に写ってます^^
それから、卒業生アニー&里親さん加藤さんのページもあります!
加藤さんは、愛する犬を癌で失って、アニーと出会いました。そのことも書いてありますので、よろしかったらご覧ください!

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

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最後の犬

昨日、火曜は待ちに待った日。
家の事をさっさか済ますと、ユキちゃん(保護活動友達)を迎えに行きました。
夕方から、ユキちゃんに付き合ってもらって羽田空港へ向かいます。
昨日は、「財布忘れ」をしなかったので(笑)、免許もちゃんと持っていました。羽田空港の貨物ビルは、分かりづらい場所にあるので、ユキちゃんのナビがどうしても必要。沢山の犬猫を抱えている彼女を引っ張りまわすのは申し訳ないのですが……。

空港へ向かった目的はこちら(婿入り道具を携えてやってきました)


迷いながらも何とか到着し、リュウタ君を迎えることが出来ました。里親さんとは、空港第一ターミナルで合流し、貨物ビルまで一緒に車で向かいました。思ったより小さいリュウタに一同「可愛い!!」の声を漏らし、早速出して抱っこ。


空港の周りを散歩中


リュウタ君は、沖縄の犬です。多頭飼育が崩壊した現場にWishの有志メンバーが入り、80頭の犬を救済しました。数頭は残念ながら亡くなってしまいましたが、それでも、殆どの犬達が今、新しい生活を始め、イキイキとした犬らしさを取り戻しています。

最後のお届けがリュウタ君。

沖縄では、東京都の里親希望の方とやり取りするのが難しい。メールや電話が中心になってしまいます。そこで私が依頼を受け、東京都在住の里親さんと直接お 会いしてやり取りを開始したのは、10月の終わりでした。依頼を受けるまで、恥ずかしながら80頭プロジェクトをあまり良く知りませんでしたが、Wish のHPを拝見し、私で良ければ是非少しでも役に立ちたいと思いました。里親審査と言っても、私の場合は世間話が中心です(笑)。でも、ただあてもなくお話 をするわけではありません。

私が重要視するのは、信憑性・人間性・将来性。
里親さんは、女性お二人ですから、いわゆる普通の家族とは違います。
けれど、この上なく信用に値するお人柄に、心を奪われました。
しかも飼い猫の風ちゃん鈴ちゃんがとても愛らしく、愛情を存分に受けて生きているのは明白でした。長年に渡って愛してきた猫ちゃんの最期を看取り、風ちゃん・鈴ちゃん(姉妹猫)を家族として迎え入れ、大切に育てています。

一番の決め手は、リュウタ君は、足に障害があるのですが、お二人がそれに深く言及しなかったことです。障害を持っている犬に、同情するのは当たり前。けれど過度にそれをせず、淡々とリュウタ君の将来についてお二人で話し合った事を私に説明してくださいました。

同情よりもまず、可愛いと思ってくださったこと。
お二人にとって、リュウタ君は可哀想な犬である前に、可愛い犬であったこと。
それが最も私の心に残りました。

「私の保護犬なら、間違いなくお二人に託します」と電話でWishの海ママさんにご報告すると「良かった。私もお電話で素晴しいお人柄だと確信していましたよ」と。

昨日のお渡しの運びとなりました。

さて、空港から新居に着いたリュウタ君ですが……。


固まっていました(笑)。


リュウタ君はすっごく可愛い男の子です^^ 沖縄からオシャレしてきました!
新しい首輪、リード、おやつ、それから婿入りのハウス?を持参していました。


新しいお宅は、3階建ての超オシャレな新築戸建て。お部屋が幾つもあってびっくりしました。引っ越したばかりですが、きちんと片付いていて、住み着きたい気持ちでした(笑)。リュウタ君専用ルームまで完備され(!)羨ましい限り……。イイナ。

もっと羨ましいのがこちら


2mもあるオシャレで機能的な犬猫用の飛びだし防止柵
(欲しい方には情報を提供します 笑)


ユキちゃんに撮ってもらいました♪


リュウタ君、ずっと幸せにね^^

里親さんのわらびさんとひよこ豆さん、愛猫風・鈴ちゃんのブログがありますので、リュウタ君ファンの方はこちらを。

里親さんのひよこ豆さんは703の卒業生、愛者君のファンで、前から703を見てくださっていたそうで、嬉しい限りです。近くなのでまた図々しくお邪魔しちゃうつもりです!

沖縄で、80頭の犬達の為に尽力された関係者の方々、支援された方々、恵まれなかった犬達の里親さんになっていただいた方々には敬服するばかりです。最後の犬、リュウタ君が無事に着いたことをご報告させていただけることをとても嬉しく思います。ありがとうございました。

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里親会報告と新たな募集

今日は相変わらず風邪でしたが、ユキちゃんと一緒に里親会で良縁をGETした子猫をお届けしました。お届け先は、我が家から里親会に出した4団子の中のグリ家。はなちゃんという猫です。幸せな様子とグリの最近の写真は今度紹介します。さて、10月に行った里親会ですが、無事終わりつつあります。幸せ報告も沢山頂いているので、4団子に続いて、チビ4団子の近況をUPします。

ユキちゃんのお宅で保護されていた頃の4匹。


仲良く一緒にお昼寝していました。


一番最初に、お届けしたのはⅩ49ひなちゃん♀(10月22日お届け)


里親さんは、優しそうな女性Sさんとそのご両親です。お見合いの日に「トラフェチなんです」と言っていたのが印象的でした(笑)。ご家族揃ってメロメロだ そうで、先日、ユキちゃんにひなちゃんの行動説明付きのアルバムを送っていただきました♪ 私のPCにも可愛い写真を送っていただいてその溺愛ぶりが良く 分かります。ひなちゃん、幸せになれて良かったね^^ ずっと健やかで居てね~。

続いては、舌をちょいと出したⅩ50れお君♂(10月26日お届け)


れお君は珍しい黒トラちゃん。里親会でSさんが気に入り、写真を撮って帰り、お父様お母様に見せたところ、是非欲しいとのお返事を頂きました! 新しいお 家は、埼玉県。お届けの時からお母様はれお君にメロメロで「可愛い」と連発してくれました♪ あまり更新していないそうですが(笑)、Sさんのブログにも少し登場します。ずっと愛されて長生きしてね~。

最後は、兄弟2匹で里子に出たⅩ51クロ君♂とⅩ52シマ君♂(11月22日お届け)


新しいお家はオシャレな街、自由が丘。パパママ&お姉ちゃんと一緒に暮らすことになりました。里親さんのMさんは、当初より2匹仲のいい兄弟を!と希望さ れていましたので2匹揃ってよいご縁に恵まれました。お届けが少し遅くなりましたが、よく食べて、元気いっぱいで仲良く暮らしているそうです♪ いつまで も仲良く、そして幸せで居てね!

これで紹介済みは8団子!あと7匹の子猫も続々と幸せになっていますので、近日中に紹介したいと思います! 里親様の皆様には良いご縁をただただ感謝して います。そしていつまでも猫の居る素敵な暮らしをエンジョイしていただきたいと思います♪ 私も猫と暮らしていますが、やっぱりとっても幸せですから!

さて、ここで里親募集のヨーキーを紹介しようと思います。


先日、保護活動をしているKさんからの依頼で、ヨークシャーテリアの女の子の里親さんを探すことになりました。今703はACOやとわが居るため、ココア ちゃん(ヨーキー)を保護できません。ココアは病院で暮らしています。この子は、5歳くらいですが、その生涯の殆どの時間、虐待され続けていました。体重 2.8㌔ですが、年中、ボコボコに殴られ、飼い主にバイクで引きずられ、手や足からは膿や血がいつも大量に噴出していました。その為、足が少し変形してい ます。

これが立った状態


前々からこの話を知っていたので、正直生きているのが不思議な位です。後ろ足が不自然に曲がっているのが分かると思います。歩行や生活には全く支障ありま せんが、少し歩き方がヨタヨタしているように見えるかもしれません。見ていられないと近所の方が、20名くらい集まって警察署や保健所へ何度も訴えたので すが、「虐待の定義は難しい」といつも却下。以前にもこの男性は別のヨーキーを2頭飼い、1頭は無残に死に、もう1頭は見ていられない近所の男性が盗んで Kさんが里子に出しました。病院へ連れて行ったら足の指が全て複雑骨折していたそうです。今はとても幸せに暮らしていますが。

今回も2頭。ココアの他に、男性宅には今ももう1頭別のヨーキーが居ます。ココアが自宅から逃げ出したのを近隣の方が見つけ、保護し、Kさんに相談しまし た。我が家の愛しい子達同様、いい里親さんを探したいと思っています。写真撮影の時、落ち着きがなかったのでうまく撮れませんでしたが、明るく可愛いミニ ミニのココアちゃんです。現在、昔から事情を知っている動物病院で、かくまわれています。良い方からのご連絡をお待ちしています。

☆☆☆おまけ☆☆☆

今日のACO


かつくんとうとうと……


寝ちゃいそう……


手が可愛い。顔も可愛い。いつ見てもメチャクチャ可愛い……。

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みらいのはなし

昨日はチチが投稿してくれたので、私は文句つけるだけでよくて楽でした(笑)。寝込んでいられ ない私は、風邪などひいていられません。風邪のチチと違う部屋で寝ていましたが、うつっちゃいました(泣)。チチは私にうつして気分良く出稼ぎへ! 4頭の犬、1匹の猫を残して……。

抽選もスムーズに終わり、多数の参加者様の中から、公平に7名の方に決めさせていただきました。次はもっと簡単な問題にしようと思っていますので、また機 会があったらお願いします♪ 今日早速2つ送りました。明日もいくつか送ります。クリスマス前にこの企画が終了して本当に良かったと思います♪ ありがと うございました♪

さて、11月の末頃、私のPCに届いたメールを紹介します↓


こんにちは。
先日はブログに載せて頂いて、ありがとうございます!
あの写真はお気に入りなので、たくさんの人に見てもらえてうれしいです♪

みーちゃんは元気にしています。
おなかが空くと、子猫のような小さな可愛い声で「にゃにゃっ」と鳴きます。
「ごはんだよ~」の声で、誰よりも早くごはんの場所にダッシュです。
3頭で仲良く寝ている写真が撮れたので送ります。
我が家もベッドは猫に占領されちゃってます(汗)

さて、今日の本題ですが…
みーちゃんをうちの子として譲り受けたいと思います。
彼とも相談し、2週間ほど前には2人の間で心を決めていました。
でも少し迷いがあって、メールをするのが遅くなってしまいました。
みーちゃんは甘えんぼな猫です。みーちゃんだけを可愛がってくれる、
先住猫のいないおうちのほうが幸せなのかもしれない。
でもそれは私の決めることではないですね。
判断はハハ様に委ねたいと思います。
もっと幸せになれる所があるのなら、悲しいけどそのほうがいい。
みーちゃんがより幸せになれるように、というのが一番の願いです。

みーちゃんはティコやあいりと喧嘩もなく仲良くしていますし、とてもいい子です。
このまま3頭でも無理なく飼うことができると思います。
2ヶ月預かってみて、ティコあいりに劣らないほど愛しい子になりました。
生涯大切にしたいと思っています。

では、お返事お待ちしています^^

みーちゃんは、皆様ご存知の通り、土手で生きていた片足の先端がない猫のことですが、既にあいりという猫の里親さんになってくれたあいりママさんの お宅で預かってもらっていました。預かりたいと申し入れてくれて、10月のはじめ頃、雨の中保護して深夜お届けしました。土手で生きていたので、人馴れし てるとはいえ、どういう行動に出るか、少し不安でしたが、あいりパパさん・ママさんにお願いして「家庭猫」として一緒に暮らしてもらっていました。そし て、12月頃迎えに行くと約束していたのです。

すぐに迎えに行かなかった理由は、私の里親探しの作戦上からです。
すぐに迎えに行っても、我が家ではエイズのかつくんが居るため、みーちゃんは主にケージ暮らし。子猫と違ってすぐに里親さんが見つかるとは思えません。 じっくりやるためには、一旦預かっていただいて、冬の到来を待つ。冬になれば、猫の繁殖期が徐々に終わります。すると、子猫の数が激減し、里親サイトに載 る頭数もぐーんと減る。その時に猫を飼いたいと思った方は、成猫に目を向けることになります。子猫は倍率が高く、そして頭数が少ない……。なら成猫で考え てみるか、ということになるのです。これは毎年繰り返しやっている私の経験で、ハンデがある成猫のみーちゃんは冬を待つことが必要でした。

12月に入ったらすぐにお迎えの準備をする予定でした。
なのに、その前にこんなに素敵なメールを頂いてしまって、メールを読みながら感涙しました。その後に頂いたメールでみーちゃんの正式名が決まり「みらい」という素晴しいお名前を頂いたことを知りました。


みーちゃんは、先住猫のティコ君、そして703の卒業猫あいりちゃん、優しくて責任感の強いパパママとの温かい暮らしを手に入れることが出来ました。


この活動を始める前は、酷い話に耳をふさぎ、目を背け、酷い人間だらけの日本がとても嫌でした。みんな地獄に堕ちればいいんだわ……。私の心は尖った刃物 のように攻撃的で、自分ばかりが善人と思ったりしました(笑)。実際、まだまだ「アレレ?」という人間は多いです。けれど今は、善い人間も沢山居ることを 知っています。そして、悪党を責めることより、善い方々と共に歩み、教えられ、楽しく保護活動していける事を嬉しく思います。


ハンデがあるみーちゃんを迎え入れることを決めてくださったお二人には、心より感謝します。3匹の猫がパパママの為にいつまでも健やかに生きててくれるこ とを願っています。本当にありがとうございました♪ それから、みーちゃんのことが心配と、色々な方よりメールを頂きました。事情があって飼えないけれ ど、幸せを祈りますという内容のものが多かったので、みーちゃんが幸せに暮らしていることをこの場でご報告させていただきます。ありがとうございました。

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ただのはなし

今から犬猫を飼う方に是非読んで欲しい。清潔なペットショップの話。

いつも登場する保護活動仲間のユキちゃんの妹のみなちゃんは、有名なペットショップに勤めた過去を持っています。人生の汚点だそうで、その理由を私とチチ に少し前に話してくれました。動物が好きな人が働ける場所ではない……。当時まだ20代前半だったみなちゃんにはとても衝撃的な仕事内容でした。

子犬子猫は全て商品。店員の殆どは彼らに愛着心がありません。
その店の店長は動物が嫌い。家でも1頭も飼っていません。
商品である育ち盛り彼らの食事は、ぎりぎり生きられる程度のごくわずかなフード。
自宅に帰って子犬のフードの適正量を本で調べて、みなちゃんは大変驚いたそうです。「あれっぽっちかよ……」そう思ったそうです。でも、小ささがウリの日本では、お腹いっぱい食べさせて大きくすることが出来ません。

犬猫はお金さえあれば誰にでも買えます。
中学生同士が集めたお金で買い、隠れ陣地で飼うという話もありました。
みなちゃんは、買わないほうがいいと勧めるそうですが、お金を出されたら終わり。
「お買い上げ、ありがとうございます」です。何十もの犬が怪しそうな人間の元へ旅立つのを、ただ術もなく見送ってきたそうです。

子犬たちが病気に罹って死ぬと、その扱いは極めて簡単。
生ゴミです。生ゴミの袋にぽいっと入れる。それでおしまい。火葬なんて夢のまた夢。
それでもまだマシなのかも知れません。散々粘っても売れない子は、健康体であっても集団処分。みなちゃんはそれが嫌で、内緒で引き取って仲間に預けたり、飼えそうな家庭を探したりしていたそうですが、数は知れています。殆どは病院で死刑だったそうです。

生まされたから生まれてきた。
売れないから死刑。
病気でもないのに、一生懸命大きく育ったのに……。
死ななければならなかった理由は、「売れ残り、成長してしまったから」つまりはそういうことです。
老犬の飼い主は、飼い犬の体重がわずかに増えただけでも喜びます。
でもペットショップではそれは死刑に値します。
誰も、その状況に異論はなかったようです。
もう、集団ヒステリー状態で、その様子を淡々と見ていたとか。

みなちゃんが軽く精神を病んだのは、ハムスターについてある事件がきっかけでした。
小さいケージの中、仲間も居なくて一生懸命生きているから、つい応援したくなって声をかけていましたが、病気になってしまったそう。そしたら一人の優しそ うな店員がそのハムスターを持って、「病気だね」と言ったそうで「ええ、ちょっと元気がないの。病院へ運ぶ?」と聞いたら「じゃあ、エキゾチックアニマル病院で解剖してもらいましょう」と笑いながらエキゾチックアニマルの檻の中にそのハムスターを生きたまま入れたそうです。
みなちゃんは、カッと目を見開いて、わけが分からなくなって苦しみもがく血だらけのハムスターを眺め、店を辞めました。そのハムスターの表情を思い出すたびに、ギューと胸が苦しくなるそうです。これが、みなちゃんがまだ話せると暴露してくれたスイートな内容。

交尾させられ、お腹に宿って生まれ出た。
ペットショップのショーケースで甘えることも出来なくてただ泣いた。

柴犬 ○年○月○日生まれ オス 父親チャンピョン犬
ビーグル犬 ○年○月○日生まれ メス SALE中

甘えたくて泣いて、お腹がすいてまた泣いた。
繁殖用として絶えず無償で働く母犬に甘えることは許されなかった。
一人ぼっちのショーケース。無機質な空間。
来る人に指を指され、選ばれ、そしてキャンセルされたりした。
病気に罹り、いのちを失った。
病院へ連れて行ってくれる人は居なかった。
「死んだだけ」なので、ティッシュや、汚れたペットシーツや、お昼ご飯の残りやメモ用紙などと一緒に生ゴミとして、捨てられた。
生ゴミなので、生まれてきたことを覚えている人は居ない。
名前もない。

だって、たかがいのちでしょ?

では、もしあなたが運悪く、こういう子犬として生まれてしまったら、どうしましょう? あなたの生きたい生き方が、ここで実現しそうですか?

いい方に買われる保障はありません。
それでも売れれば、あなたは卒業するでしょう。
703の卒業とは違います。
けれど卒業するでしょう。
だってあなたの意思などは、全く契約内容に載っていないのだから。
夢や希望を沢山持って巣立ちますか?
それとも不安や絶望の中巣立ちますか?

とわは、夢と希望を沢山持って2004年12月にペットショップを巣立ちました。
そして2年後、703に持ってきてくれたお土産は、「不安」ただこれ一つです。
私は彼から何を学び、何を代弁し、何を与えるのか考えました。
彼の眼差しから、私は優しい気持ちを学びました。
口の利けない彼の淋しさを代弁していこうと決めました。
そしてひたすら愛を与え続けることを選びました。


何処でも手に入れられなかった、とわの切ない夢を、私が全部与えます。私の全てをかけて、それを与えます。まずは生きなおして欲しい。私の腕の中で。

いらっしゃい。とわくん。あなたを待っていましたよ。


みなちゃんに甘えるとわ♪

抽選結果、出ました♪
ラッキーな7名は、次回発表します。
最近、書きたいことがありすぎ?で、なかなか更新が追いつきません。関係者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ボチボチ更新頑張るので(笑)、よろしくお願いします。

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