皆さまこんばんは。ひさびさの更新となってしまいました。
今日、仕事先でふと、「愛情」について考えたのです。
なぜでしょうね? 寒くなって、人(犬猫)肌が恋しい時期だからかもしれません。
私は、愛には二種類あると考えています。
感情的な愛と、理性的な愛。
例を挙げるなら……
猫十匹と暮らしている人が、ある日、外で不憫な捨て猫に出会い、悩んだ挙句に、手を差し伸べることにしたとします。感情的な愛で、捨て猫に接するなら、「ああ、なんてかわいそうなの! 私がずっと一緒にいてあげよう」となるのに対して、理性的な愛は、もっと思慮深いイメージです。
「うちの十匹の先住猫にとって、自分の選択で、新しい猫を迎え入れるのはベストなのか? 新しい猫にとって、うちで十一匹目の猫として暮らしていくのがベストなのか?」
「一頭一頭の命の重み」を、ちゃんと肩に乗せて生きていきたいと私は改めて感じました。
だから適切な譲渡は、私にとって、理性的な愛の極致です。
もちろん、それぞれキャパシティーが異なるので、一概にはいえない部分もありますけど。
さて、前置きが長くなりましたが、主役ちゃんに登場してもらいましょう!
1か月のトライアル期間を経て、保護猫ひなが正式譲渡になりました。
麗しいひな姫
本当におめでとう!
譲渡主として関わった私も、すごく幸せです。
ひなは、春頃に、私の(保護猫2匹の)里親さんの目に留まり、おうちに連れて帰ってもらったラッキーな女の子です。保護後、関係機関(警察、保健所)への連絡はすべて済んでいます。
身体にいろんなものをくっつけて、外で困っていたひな
保護した瞬間、いえ、保護する前から、私は里親さんにひなの話を聞いていたので、保護譲渡に関するノウハウや、アドバイスを重ねて、応援していました。そして、里親さんが不在の際は、ペットシッターとして、何度もひなや先住猫さんたちのお世話をさせてもらっていたのです。
ふふ。ひなの情報はね、筒抜けだし、すべて共有していたのよ♡
ステキな方に、見つけてもらえたよね!
ひとりでよくがんばりました。
花丸大賞ものだと思います。
恵まれた住環境で家猫修行を積んでいたひなですが、先住猫(元私の保護猫)たちとの折り合いがつきません。特にひなは、さくらちゃんという猫が苦手のようでした。
私がいるときは、近くにいたこともあったのですが、先住猫のさくらちゃんがひなに遠慮していました。さくらちゃんは、繊細なので、食欲などにも関わってしまいます。
ほかにも、里親さんにさまざまな事情があって、話し合いの結果、(皆さまご存じのとおり)ひなは703号室に移動してきたのです。この夏の思い出は? と聞かれたら、私は「ひなと過ごしたこと」と答えます。その位、ひなを引き継ぐ前に葛藤し、覚悟を持った濃厚な毎日でした。
ひな、騒々しい家でごめんね。
我が家は頭数が多いのよ^^;
でも、みんなと溶け合ってくれてありがとう♪
「仲よし」とまではいかないけれど、隔離をせずとも同じ空間にはいれたよね!
ひなの精神的な成長が、まぶしかったよ。
たくさん甘えてくれて、笑わせてくれてありがとう。
703号室に2週間しかいなかったのが信じられないほど、ひなは存在感抜群でした。
トントン拍子に良縁を掴んで、あれよという間に巣立った黒猫ひな。
けれど私たちの記憶には、かわいい姿のひなが、しっかりと残っています。
次回は、ひなの譲渡後の様子をお送りしますね。先住猫のチャコくんも登場します。
皆さま、お読みいただきありがとうございました。
つづく
LOVE
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、
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